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元スレ黒子「上条黒子ですの」
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9時ぐらいからまた書き始めます。
頑張って終わらせられるようにしたいと思います
頑張って終わらせられるようにしたいと思います
「上条さんにも、我慢の限界というものがあるんですよ」
そう言って、当麻は黒子を布団に押し倒した。
「へっ? ちょちょっと……アナタ何を……!」
「ダメだぜ、白井……俺たちは婚約者ってことになったんだから……」
当麻は黒子を思いきり抱きしめる。その男らしい力強さと鼻腔をくすぐる汗の匂いが黒子の奥を震わせた。
「わ、わたくしはそんなつもりじゃ……」
「ない訳じゃないだろ? インデックスを風呂に寝かせて、俺をベッドに戻したのは、俺と寝たかったんだろ?」
「何をバカなことを……ひんっ!」
「ほら、黒子のここはもうすごいじゃないか……」
「ち、違いますの……そんな……だ、ダメですの!! わたくしにはお姉さまというものが……」
「そんなの……女同士じゃどうしようもできないんだぜ……そらっ」
「あ、あぁぁ~! ですのぉ~!」
嬌声が部屋に響いていく……
「でぇすのぉぉぉぉぉぉぉぉぉと!!」
当麻の顎に掌底を当ててふっ飛ばしたところで、黒子は自分の身体が軽くて汗だらけなのを知った。
「はぁ、はぁ……ゆ、夢……ですの……?」
半開きにしていた寝袋から上半身を起こして黒子は自分が浴室の前にいることを確認する。
「……わ、わたくしというものが……」
ふらふらと起き上がって部屋へ行って見ると、ベッドにはしっかりと上条当麻が気持ちよさそうに眠っていた。
「うわぁぁぁ……不幸だぁぁぁぁぁ……」
「夢の中でも不幸にみまわれてますのね……」
あんな不愉快な夢を見たせいだろうか、頭が重い。
冷蔵庫に用意してあるジュースを飲んで覚醒させる。
「……妙ですの」
ぽつりと呟いて黒子は浴室へ向かった。
扉を開けるとインデックスが呻いている。
「うぅ~ん、うぅ~ん……生のお米は食べられないんだよぉ……」
「…………」
寝言に耳を傾けてから、黒子は何の気なしに自分の腹をさすってゾッとした。
「ま、まさか!」
自分の経験では有り得ないほどの空腹感に、黒子は浴室を駆け出し、寝袋の近くに置いていた自分の鞄から携帯電話を取り出して開いた。
「じゅ、11時7分……?」
火曜日の、である──
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