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    元スレ上条「…ディアボロ?」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 未完 + - アカギ + - インフィニット・ストラトス + - エヴァ + - ジョジョ + - ディアボロ + - ポケモン + - 上条 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    >>49
    じょうじょうだからジョジョって呼んでやるぜッ!

    52 = 49 :

    >>51
    はあ…どうもありがとうございます

    53 = 42 :

    >>48を言われて>>51を見るまで意味を理解できなかった俺マジ低脳

    54 :

    歴代ボスの中で一番酷い目にあったボスはボスだよね

    56 :

    キンクリ有りで頼むよ

    57 :

    死に続けてる世界は現実世界とは別世界なんだよな
    死ぬごとに違う場所に移動してるし

    58 :

    ディアボロの能力が曖昧過ぎて訳わかめ
    時飛ばし
    1.他人を無意識状態にする?
    2.他人は無意識状態でも運命に沿って動く?
    3.ディアボロは無意識状態で動く他人の動きを事前に知る事が出来る?
    1.2.は確定だろうけど最後の3.は予知っぽいけど漫画的表現?
    時止めでディオが投げたナイフが都合良く承太郎の目の前で止まるようなもの?

    59 = 57 :

    >>58
    エピタフで未来を予知し
    キンクリで消したい未来を消去する

    単純に考えるとこんな感じ

    60 = 2 :

    自分以外意識が無くなる

    61 = 58 :

    調べたら分かったすまん
    エピタフで数十秒先を予知して
    クリムゾンで十数秒間他人を無意識にして
    都合の悪い数秒間を消し飛ばす
    敵には触れられないが自由に動きまわれる
    体から離れた自分の血液は目潰しにつかえる

    62 :

    やっぱ他の部のラスボスに比べてディアボロって行いとその報いが一致してないよな
    今時自分の子供を殺す親なんて腐るほどいるだろ
    ディアボロカワイソス

    63 = 12 :

    本日11時から再開します。
    書きためて無いので、ペースはゆっくり目で

    64 = 12 :

    ディアボロ「さて……」

    青空を眺める事も、もう存分に堪能できたのか、
    ディアボロはベランダから上条の部屋に戻った。

    ディアボロ「確認しておかねばなるまい…」

    若干、顔を蒼褪めさせながら、ディアボロはギュッと両手を握りしめて、
    心を澄み渡らせ、深く強く念じる。その名を。自身の『半身』の名前を。

    ディアボロ「(ひょっとすると失われているかもしれぬ…)」
    ディアボロ「(そう考えると、結果を見るのは恐ろしいが…)」
    ディアボロ「確かめぬ訳にはいくまいッ…!」

    一旦両目を暫時閉じたディアボロは、カッと双眸を見開いて、
    その名を呼ぶ。自身の『半身』の名前を。

    ディアボロ「『 キ ン グ ・ ク リ ム ゾ ン 』!!」

    67 = 32 :

    おお

    68 = 12 :

    その呼びに応えて、『ソレ』は姿を現世に顕現させる。
    赤い体躯に、白く浮き出た格子文様。
    腹部、肩先、拳、爪先は白い装甲で覆われ、
    同色の仮面を被った様な異様な風貌をしている。
    眼はギョロリとして小さく丸く、ねじれた唇を持ち、
    そして額には『第二の顔』を備えている。
    奇怪なる人型の怪物が、その幽かなる姿を顕わした。

    これが…これがッ!
    『キング・クリムゾン』だッ!
    かつてディアボロをパッショーネのボスたらしめていた、帝王の力。
    彼の半身にして、彼の精神の顕現。
    『幽か』にして『波打ち』、『傍らに立ち』、大いなる運命に『立ち向かう者』。
    即ち『スタンド』ッ!

    その能力は正に帝王の能力。
    『未来を視て』、自分の行く末を阻む運命を『消し飛ばす』力。
    それは正に無敵の能力であり、事実、あの『鎮魂歌』に相対するまで、
    如何なる敵をも討ち破って来た力であった。
    しかし…

    69 = 44 :

    あぉ?

    70 = 12 :

    ディアボロ「…クッ…何という事だ…」

    ディアボロは思わず呻いた。
    連鎖する死の運命の中で、失われたかと思われる彼のスタンドは、
    確かに未だ彼の傍らにあった。あったのだが…

    ディアボロ「何と…何と弱弱しい姿だ…」

    その姿かたちこそ変わらないものの、
    その身に纏った風格とも、凄味とも呼べるオーラが、
    かつてとは比べ物にならない程弱くなっているのを、
    ディアボロは確かに感じていた。

    当然の結果であった。
    スタンドとは、スタンド使い自身の精神に由来する力であり、
    故に、精神強い者はスタンドも強く、弱い者のスタンドは弱い。
    精神の弱い者に強力なスタンドが宿る場合も無いわけではないが、
    殆どの場合、そんなスタンド能力者は、自身の分不相応に強すぎるスタンドに振り回されて破滅する運命を辿るのだ。

    ディアボロに襲いかかった『鎮魂歌』の『死の連鎖』は、
    彼の精神をズタズタのボロ雑巾の様にした。
    かつては正に慎重で臆病ではあっても、その根底に『覇王』の意志を備えた彼の精神には、もはや昔日の力強さは宿っていないのだ。
    だとすれば、ディアボロの精神の顕現たるスタンドの力も弱まるのは必定であった。

    71 = 20 :

    >>43
    よく考えたら、歩く教会着てれば落下ダメージくらい余裕でさばけるよな

    72 :

    ああ、コピーロボットの人が凄みなくなって等身縮んだみたいにボスも小柄になってんのか

    73 = 12 :

    ディアボロ「もしや…『キング・クリムゾン』!時間を消し飛ばす!」

    瞬間、世界の色が変わる。
    色彩が反転したモノクローム状となり、そのただ中にあって唯一、色を備えているのは、
    ただディアボロとその半身たる『キング・クリムゾン』のみ。

    これが『キング・クリムゾン』の第一の力、『時を吹き飛ばす能力』。
    ディアボロを中心とした半径100メートルの世界からあらゆる『過程』は消え失せ、
    最後にはただ『結果』だけが残る。失われた『過程』を認識できるのは、ディアボロただ一人。
    全盛期には、十数秒の時を消し飛ばせたものだったが…

    ディアボロ「くっ…『五秒』だと…!たったの『五秒』だと、このディアボロが、消し飛ばせる限界が!?」
    ディアボロ「も、もう一度だ!『キング・クリムゾン』!」

    しかし、何度試みても、『消し飛ばせる』のは『五秒』が限界。
    しかもそれだけでは無い…

    ディアボロ「ううっ…『頭痛』もする…は、『吐き気』もだ…」
    ディアボロ「馬鹿な…このディアボロが…この程度の事で…『消耗』している…だと…」

    74 :

    半身といえばドッピオが消えてるのにボスは気づいてるのかな

    75 = 12 :

    スタンドとは精神に由来する力。
    故に、過度な使用はその精神を消耗させる。
    しかし、かつてのディアボロの強靭な精神は、この程度で音を上げるなど、
    決してありはしなかった。ディアボロは、自身の『衰え』を自覚せざるを得ない。

    ディアボロ「うう…『ドッピオ』の気配もしない…」
    ディアボロ「やはりあの時…コロッセオの戦いの時に…」

    ディアボロを苦しめるのはそれだけでは無い。
    もう一つの『半身』とも言える存在、『ヴィネガー・ドッピオ』の喪失もまた、ボスを苦しめたいた。
    ディアボロはかつて『二重人格者』であった。彼に宿ったもう一人の人格、それが『ドッピオ』であった。
    ある意味、彼の最大の腹心と言える存在であり、誰も信じなかったディアボロが唯一信用した存在、
    それが『ドッピオ』であった。

    ディアボロ「コロッセオの時はさして気にはならなかったが…」

    76 :

    やっぱりドッピオいないのか

    77 = 12 :

    ディアボロの心に住みついてもう一人の少年の喪失は、彼に、心にぽっかりと穴が空いた様な喪失感を与えていた。
    全盛期の唯我独尊なるディアボロであれば、『ドッピオ』の消滅にさしたる感慨も抱かなかったであろう。
    しかし、今の弱り切った彼にとって、それは大きな心の傷となっていた。
    すなわち『孤独感』である。

    ディアボロ「『エピタフ』は…問題無く使えるが…」

    『エピタフ』とは、『キング・クリムゾン』の第二の力の名前であり、
    それは十数秒後の『未来を視る』能力である。
    『時を消し飛ばす能力』を『矛』とするならば、『盾』とでも言うべき能力であり、
    『消し飛ばすべき時』を、ディアボロに予知させる力である。
    これは問題なく使用出来た。確かに、彼の未来を彼に視せたのである。
    とはいえ…

    78 :

    仗助「ここが学園都市ッスかァ~」

    79 :

    マジレスするとGERの能力は幻想殺しですらそげぶできないが

    >>1の意思に任せます

    80 :

    ディアボロ「俺は…こんなにも弱くなっていたのか…」

    ディアボロは思わず部屋の真ん中にヘタヘタと座り込んでしまった。
    如何に未来が視えようとも、それを消し飛ばしきれなければ、何の意味も無い。
    避け得ぬ『運命』を『視るだけ』の『エピタフ』が真価を発揮できるのは、
    『キング・クリムゾン』の力あっての事なのである。
    しかしそれ以上に…

    ディアボロ「心が…心が弱くなっている…」

    スタンドの弱体化と言う、客観的な事実を見せられては、認めざるを得まい。
    自分は、弱くなったのだ。心が萎れてしまったのだ。
    もはやあの『帝王』たる『絶頂』の姿は、昔日の栄光でしかないのだ。

    81 :

    先に言っとくが議論はやめろよ!絶対だぞ!!

    82 = 80 :

    すまない。ちょっと中断

    30分ほどで帰ってきます

    83 :

    これは面白そう
    最強キャラが弱体化したことでお話のバランスも取れるだろうし
    その力を取り戻そうとする方向に話を進めるのもアリだし超期待

    84 :

    >>79
    じゃあわざわざ議論を呼びそうな事言わなくてもいいんじゃねえの

    85 :

    読みやすい文章だし構成もいい感じ
    楽しみだ

    86 :

    未来が見えて5秒も時間を消せるなら十分すぎる気がしないこともない

    87 :

    10秒間時を吹っ飛ばせてたんだから半分になってたら少なくも感じるだろうさ

    88 = 80 :

    再開します。
    所で、コテハン付けた方がいいんですかね?
    実はVIPに来てから日が浅いので、マナーとか知らない点が多いんです

    89 = 80 :

    よく考えれば、上条当麻に自分の名前を教えたのも寂しかったからに他ならない。
    『ドッピオ』もおらず、誰も知らない異国の街に、訳も解らず独りきり…
    そんな状況で、自分を助けてくれた人間に名前を教える…つまり『他者との繋がり』を求める行動…
    かつての自分ではあり得ぬ行動。唯我独尊の筈の自分が、他人を求めるのは、弱くなった何よりの証拠だ。
    だが、弱くなったからどうだと言うのであろうか。

    ディアボロ「いや…『絶頂』…『帝王』…もはや…もはや『どうでもいい』」

    そう、虚ろな表情で呟くディアボロの姿を、
    ブチャラティチーム一行が見たらどんな顔をするだろうか。
    そこにいるのは『帝王』では無い、平穏を望む『隠居老人』であった。
    『覇道』を歩むと言う事は、つまりまたあの『鎮魂歌』と、
    あるいはあれに匹敵する『何か』に立ち向かわねばならぬと言う事。
    そんな『ガッツ』は、今のディアボロには無い。

    91 :

    基本コテつけたら潰されるぞ

    92 :

    さきがきになるお

    93 = 80 :

    付けない方がいいのね…教えてくれて感謝します

    ディアボロ「『平穏』…『平穏』さえあればいい…静かに、慎ましく暮らす」
    ディアボロ「それ以外は…もう…望みはしない…」

    かつて、日本のM県S市杜王町に、今のディアボロと同じような望みを抱いた殺人鬼がいた。
    その名は吉良吉影。恐るべきスタンド使いにして、変態的嗜好を持った殺人鬼。
    しかし彼は『平穏な生活』を望んでいた。『植物の様な平穏』を望んでいた。
    一見、今のディアボロと類似しているように見えるが、彼とディアボロには決定的な違いがあった。
    吉良吉影には、自分の『平穏』を脅かす存在を一切の容赦なく『爆ぜ殺す』、『漆黒の意志』があった。
    『平穏』を守るために彼は、『漆黒の意志』で輝かしい『黄金の精神』に立ち向かった。
    ディアボロは違う。彼の『平穏』を望む心は単なる『逃避』に過ぎない。
    もしなけなしの『平穏』を破らんとする存在と出会った時、今の彼に立ち向かえるかどうか…
    『黄金の精神』も『漆黒の意志』も無く、『対応者』にすらなれない『敗残者』。
    それがディアボロの現状であった。

    ディアボロ「(もう高望みはしない…)」
    ディアボロ「(上条にも、あまり迷惑はかけられん…時が来れば、イタリアに帰ろう…)」
    ディアボロ「(金を稼いで、南イタリアで農地でも買って…静かに暮らそう)」
    ディアボロ「(フフフ…ハハハ…)」

    体育座りして、床に指で「の」の字を書きながら、ブツブツ呟くディアボロの背中は、たそがれて煤けていた。
    結局ディアボロは、上条が帰ってくるまでそうしていたのであった。

    95 :

    あんたイタリアに帰ったらパッショーネのボスの情報網にかかってまうわ

    96 = 80 :

    ディアボロ「(月だけか…星は殆ど見えんな…)」

    タオルケットに包まりながら、カーテンの隙間から覗く夜空を眺め、そんな事を考える。
    彼より数メートル離れた所では、上条当麻がベッドの上で鼾をかいていた。

    上条が帰って来た後、ディアボロは様々な質問を上条にした。
    まず、今は『いつ』で、ここは『どこ』なのか。
    学園都市の地元新聞社の出している新聞からある程度情報は得ていたが、
    それでも確認をとる為にディアボロは訪ねる。
    上条は答える。今が『200X年7月20日』で、ここが日本の『学園都市』である事を。
    ディアボロは続けて尋ねる。新聞に書かれていた様々な気になる言葉…
    『能力者』や『能力開発』についてなど。
    上条は律義にその一つ一つに、彼の解る範囲で丁寧に教えた。
    その間、上条からディアボロに対しての、「お前は何者か」「何処から来たのか」と言った質問は一切無かった。
    お人好し上条の面目躍如である。

    97 :

    ディアブロに見えた

    98 = 80 :

    『能力者』…
    この『学園都市』独自の方法で生み出された、スタンド使いとも異なる『人を超えた人』。
    上条自身は、そのヒエラルキーの中でも最底辺の『レベル0』であり、
    如何なる能力ももってはいないと言うが、その存在に、ディアボロは驚きを隠せない。
    聞けば、『能力者』を生み出す方法は、未だ実験段階のものも数多く含みながらも、
    ある程度土台のしっかりした理論を骨子としており、『安全』に『能力者』を生み出すとの事。
    『生きるか死ぬか』の『矢の試練』を乗り越えて『スタンド使い』になったディアボロからすれば、
    些か釈然としない話だが、聞けば、ディアボロのスタンドと同格の能力を持つ『超能力者』は僅かに8人、
    それに次ぐ『大能力者』も決して数は多く無いのだと言う。少しだけ、ディアボロの溜飲は下がる。

    ディアボロは、上条に『スタンド』については話していなかった。
    一応すでに『見せて』はいるのだが、上条はスタンドを認識できなかった。
    『能力者』と『スタンド使い』はやはり別物なのか、それとも上条のレベルが低いから視えないのか、
    その点は現状では判別出来ない。ゆくゆく、解明しなくてはならないだろう。

    99 :

    超電磁砲を時を飛ばして避けるディアボロの姿が俺にも見える!

    100 :

    ディアボロスレを検索したら引っかかった
    期待保守


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