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    元スレ姫「こんにちはー!」魔王「……は?」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    201 = 143 :

    書きためてきます
    23時から0時の間に投下予定
    見切り発車で書いたので思いの外長くなりそうで申し訳ないです
    あと明日は仕事なので夜にしか来れないのです…
    落ちたらいつになるか分かりませんが全部書き上げてからスレ立てます

    202 = 124 :

    わかった

    203 :

    了解

    204 = 168 :

    魔王△

    208 = 182 :

    本田△が華麗にほしゅ

    209 = 158 :

    支援
    むしろパクリ疑惑出てきたら王道だと言い張ればry

    212 = 143 :



    ―――…

    魔王「そして、再び魔界と人間界は忌み合う仲になった」

    側近「そんなことがあったのですか……」

    魔王「ああ、だから俺は今も復讐し続けている。和解しない、ことで」

    側近「いっそ、滅ぼしてしまえばよろしいのでは」

    魔王「そうも考えたさ。俺の力ならできるだろう。でも、俺の周りには家来のような人間もいたんだ」

    側近「そう、ですね」

    213 = 143 :

    魔王「……」

    魔王「お前は反対か? こんな魔王。やはり人間を征服すべきだと思うか?」

    側近「どうでしょうね。でも、私も魔界のものもあなたを慕っているのは確かですよ」

    魔王「……」

    側近「あなたが人間を征服しようが、和解しようが、きっと魔界の者達はあなたについていきます」

    側近「だって、私達はあの戦争で、あなたに命を助けられたのですから」

    側近「あなたが勇者を追い払わなければ、私達は根絶やしにされていました。だからこそ人間を恨む者は多いですが、それ以上にあなたを崇拝しているのです」

    魔王「まるで宗教だな」クスクス

    側近「ふふ、否定はできませんね」

    214 = 143 :

    魔王「嬉しい言葉をありがとな。だがな、俺は……俺は俺が嫌いだ」

    側近「……」

    魔王「散々あの姫にエゴだの何だの言ってきた。あいつを見ているとな、苛々するんだよ」

    側近「勇者の孫だから、ですか?」

    魔王「それは……違うな。そりゃ勇者への憎しみは強い。今だって思い出しただけで腸煮えくりかえる思いだ。だがもう勇者の血を受け継ぐ勇者はいない。あいつは勇者じゃない。魔女だの何だの言ったって、ただの人間だ」

    215 = 143 :

    側近「ではどうして」

    魔王「……ただの、八つ当たりだ。あいつを見ているとな、弱い自分がいることを嫌でも理解させられるんだ」

    側近「魔王様が弱い?」

    魔王「弱いさ。復讐のためと言っていたって、結局俺は和解を怖がっているに過ぎないんだ」

    魔王「また誰かが死ぬのが怖い。俺が誰かを殺してしまうのが怖い。憎しみに心を侵されるのは嫌だ、とな」

    魔王「復讐のためだと銘打って、俺は自分を守っている。そんなことない、違うんだって思いたくても、否定できない」

    魔王「結局俺が一番弱いんだ。だからこのままの状態に自分こそが甘んじている。そしてこの俺の考えこそ、エゴそのものだ」

    216 = 143 :

    側近「……魔王様。ですがそれは……」

    魔王「いいんだ。弱虫だろうが何だろうが。もう姫もいなくなったし、新しく勇者を作るには時間がかかる。勇者なんて、王や魔王以上になりたくない仕事だからな」

    魔王「またしばらくは、このままの状態でいられるんだ」

    側近「私はあなたに従うだけです。おそばにおります」

    魔王「側近……」

    側近「魔王様……」ぎゅっ

    魔王「……ありがたいが、他の家来に見られたら誤解されそうだからやめてくれ」

    側近「すみません、自分でもちょっと気持ち悪かったです」

    217 = 143 :



    ―――……

    (もういなくなった? そんなわけないでしょ。ばっちり聞いてましたー!)

    (どんだけ私が国で虐げられてきたか分かってんの? 殴られた痛みだって母親に苛められていたときに比べれば優しいもんだっつーの!)

    (……それにしても)

    (魔王様にそんな過去があったのか……私、知りもしないで……本当に、エゴだって言われても仕方ないな…)

    (考えもなしに、勝手で無責任な事を言って魔王様に押し付けようとしてた)

    218 = 143 :

    (……ごめんなさい)

    (でもね、やっぱり和解は諦めきれないの! 魔王様が和解を恐れているなら、和解をすべきだと思う。乗り越えるためにも)

    (勇者じゃないと言われたけれども、私は魔女で、勇者なのよ。前回は勇者が敵だった。でも今回は違う!私が味方につく限り、和解を成功させてみせる!)

    (でも……本当に?)

    (本当に私にできる? 信用も何もない私に?)

    (……信用か)

    (どうにかするしかないよ……私は仮にも、勇者の孫なんだから!)

    (魔王様のことだって、諦めないんだから、ね)

    219 = 143 :

    (そういや、さっきは聞いていたのバレたのに何で今回はバレなかったんだろう……不思議)


    ―――…


    側近「へっくしょーい!」

    魔王「うおっ 風邪か?」

    側近「さぁ~誰かが噂してるんじゃないですかね……ふふ」

    魔王「……?」


    ―――…

    (とりあえず、国に戻ろう!こ、怖いけど!)

    222 = 169 :

    ストックが切れたと同時にさるくらいました
    書き溜めてもなくなるのは早いですね
    会話文だし、文章が下手なので分かりにくいところも多いでしょう
    何か質問ございましたらお答えします
    なければ、また明日の夜お会いできれば幸いです

    223 :

    はいおつかれさま

    224 :


    俺の将来の夢が公務員から魔王になったわ

    225 :

    魔王は適性しだいだろ
    1000万人に1人くらいだとか…

    226 :

    ローマ法王を倒せば魔王だ。覚悟はできているな?

    227 :

    もう魔王がよりよい世界にすればいいよ……

    228 :

    >>226
    むしろローマ法王こそ魔王だと思うwww

    229 :

    >>226
    4人パーティでも無理だろ

    230 :

    裏ボスに小林幸子がいるからな、まずVIPPER総力でも無理だ

    231 :

    古今東西国を統合、和解させるときは
    娘に輿入れさせるのが良いとされる
    つまり

    232 :

    去年のラスボス「メガ幸子」はすごかったからな。
    何万人もが同時に挑んだのに全滅だったし。
    俺も第一形態見て挑もうとしたけど
    変身された瞬間諦めて逃げたわ。

    233 = 230 :

    今年もさらにギガ幸子に進化するであろうし、裏世界の魔王は間違いなく幸子

    236 :

    前半は魔王がシャアっぽく感じたんだがな

    241 :

    ほあー

    242 :

    243 = 227 :

    のち

    244 :

    魔王というと、ルシファーかゴズテンノウ的なものを思い浮かべる。

    246 :

    ほらもしもし
    消えろ

    247 :

    やっと追い付いた


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