元スレ姫「こんにちはー!」魔王「……は?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
551 = 447 :
ア二姫
552 :
16日も引き続き保守
待ってるからな!
553 :
保守
厨房みたいなレスが多すぎる半年ROMれ
554 :
ほしゅ
>>1待ってるよ
555 :
ここまで長いとは思わなかったよ
556 :
寝るか
557 :
すみません、本当にめんどくさい奴ですみません
何分、長文書くのは久しぶりなので…
書きます。保守はいりません自分でします
落ちたらそういう運命です
「結局書くのかよ」って思う人もいることでしょう
罵りたい人はどうぞ罵ってください
ただ、苛々させてしまうのは本当に申し訳ないのです
自分は遅筆なので、これからも早く書けるとは思いません
なので、許せない人は罵って、そしてスレを閉じていただければ幸いです
でもマゾではないのですよ
長文失礼しました
558 :
おっけーい!よく帰ってきた!待ってる!!
559 :
まってた!!
560 :
>>557
どうせここはVIPなんだからどんな出来だろーと叩く奴はいるんだ
ただ楽しみにしてる奴もたくさんいるから、自分のペースで投下してくれればそれでいい
続き待ってるぞ
561 :
良作にアンチは付き物さ
562 = 557 :
姫「……ふうん。それで?」
王「わかるじゃろう?もしもの時の場合じゃ。姫よ、再びこの剣をそなたに授ける」
姫「……勇者の剣…」
王「魔王が不審な動きを見せたら、その時はお前が……」
姫「……いいわ」
王「すまぬ……」
姫「謝ることはないわ。私は魔王を信じているもの」
王「……」
王「……もうすぐ鍵番が来る。ゆっくり休むといい…」
姫「ええ……」
姫(きっと、うまく和解できる……)ぎゅっ
563 :
もしもの時は、
王様覚悟ー!ぐさっ!ぎょええー
ですね
564 = 557 :
―――…
側近「魔王様、王国よりお返事が届きましたよ」
魔王「ほう、そうか。思ったより早いな。何て書いてある?」
側近「ええ~と……さわやかな秋となりましたが……ふむふむ……ええ~と」 ペラッ…ペラッ
魔王「……要約でいい」
側近「明後日の昼、是非おいでくださいと」
魔王「よし、とりあえずは安心だな」
566 = 557 :
側近「魔王様、あちらはきっと警戒して軍やら兵やらを待機させてますよ。こちらも準備するべきでは?」
魔王「いや……その必要はない。こちら側が大人数で参れば、あちらは余計警戒するだろう。それに和解を望みに行くのに、大勢で押しかけたら失礼だ」
側近「それもそうですね。失礼しました」
魔王「それに」
側近「はい?」
魔王「お前がいてくれれば百人力だよ」
側近「ま、魔王様……!」 じーん
567 = 559 :
この魔王になら抱かれても良いwwww
569 :
飽きたので終わりますね^^
571 = 559 :
そういうのいいから
572 = 557 :
魔王「問題は、どう説得するかだ……」
側近「そうですねぇ……ああ、蟲の話を持ち出せばいいではないですか」
魔王「まぁそれも一つの手だが……ん?」
側近「どうしました?」
魔王「……お前、蟲の件の時、いなかったよな?」
側近「えっ」
魔王「まさか……病蟲を人間界に持ち出したのは」
側近「……えっと……申し訳、ありません」
魔王「はぁ……やっぱりか。あーあー、いいよ。今回は許す。お前も先を見越してやったことなのだろう?」
側近「すみません……」
魔王「病蟲はとりついても死に至る程ではないしな。二姫のはずいぶん大きくなっていたからヤバかったが」
573 = 561 :
>>569
せめてIDをなんとかしろよ
574 = 557 :
側近「二姫にまで……それは申し訳ないことをしました」
魔王「とりあえず病蟲が一つだな……あとは…思い付かん……」
側近「即興で何とかしてみたらいかがです?」
魔王「簡単に言ってくれるなよ。和解するってことは妥協と固執のどちらも必要なんだ。相手の主張を認めることと自分の主張を認めさせること。これがきちんと平等になされない限り、和解は成功しない」
側近「できますかねえ……」
魔王「だから悩んでるんだろ」
575 = 557 :
側近「ふふ、でも魔王様ならできると私は信じていますよ」
魔王「お前は俺に甘いからな。親馬鹿め」
側近「そうです。あの日あなたが私を側近に選んでくれた日から側にいるのですもの。こんな利口な子の側にいて、親馬鹿にならない訳がないでしょう」
側近「あなたはいつでも頑張ってきた。だから大丈夫。大丈夫です」
魔王「……ありがとな」
576 = 555 :
お、再開してたか
577 = 557 :
少し考えさせてください
578 = 560 :
な、何を…?
579 :
やっと追い付いた
580 :
ソースが尽きたかな?
ガンバレ。続き楽しみに待ってるぞ。
581 = 559 :
ソースの意味を勉強しなおせ
待ってる
582 = 568 :
じっくりでいいから
583 :
寝る前に保守
584 :
いい加減落とせよ糞が
585 :
>>584
書きこまなきゃ落ちるぞ?
586 = 561 :
落とせよって言ってる奴は基本的にそのへんも計算ずく
誰かが書き込んだ直後に書き込む事で保守という役割を果たさないようにしている
587 = 585 :
まそんなことしたところでスレは残るがね
放置が2日も3日も続いたスレならいざ知らず、今の状況なら誰かが保守する
19時以降は20分で落ちたころに比べれば、楽になったもんだ
588 = 555 :
月曜から続いてるのに今更落としてたまるか
589 = 557 :
【当日】
―――…
従者1「王様! 軍の用意、兵の用意それぞれできました! 皆、お達しの通りの配置に位置しています」
王「うむ。武具の用意も大丈夫かの?」
従者2「大丈夫です!」
王「そうか。では、ここでゆっくり魔王を待つとしようではないか」
従者達「はっ!」
王「姫……いや、勇者と二姫も、私の後ろに下がっておりなさい」
姫「……はい」
二姫「はい!」
590 = 557 :
王「……っ」 カタ…
姫(……!)
王「……」 カタカタカタ…
姫(お父様……真っ青。それに震えてらっしゃる…)
姫「……」ぎゅっ
王「……! 姫……?」
姫「……大丈夫です。大丈夫」
王「……ありがとう。姫…」
591 = 557 :
従者3「王様、魔王とその側近が参りました!」
王「…ああ、通せ」
従者3「はっ」
二姫「……ついに」
姫「来たわね……!」
姫「魔王、様!」
592 = 557 :
側近「……案内の方、ありがとうございました」にっこり
従者3「い、いえ……!」
魔王「……」
王「……」
姫(ふ、ふわ~…今さらだけど緊張するなぁ……)
側近「魔王様、私が……」 スッ
魔王「いや、良い。下がれ」
側近「は、失礼しました」
魔王「……王様、お初にお目にかかります。魔の国の王、魔王です。以後お見知りおきを」
王「!……あ、ああ……初めまして。遠路はるばる訪ねていただき、ありがとう」
593 = 557 :
魔王「そちらのお嬢様方も、ご機嫌麗しゅう」
二姫「……」 ぺこり
姫「……お久しぶりでございます」 ぺこり
魔王「先日は丁寧なお返事ありがとうございました。突然の来訪の願いの手紙だったので、受け入れていただけるか心配だったのですよ」 くすくす
姫(キャ、キャラが違う……! 何あの外面モード!)
魔王「ですが、流石或国の王ですね。噂に聞いた通りの優しいお方だ」
王「……前置きはもう良いではないかの? 本題に入ってはいかがだろうか? 手紙には詳しく書かれていなかったが…」
魔王「……これは失礼いたしました。そうですね、話を始めましょう」
595 = 557 :
魔王「私は魔界と人間界での和解を結びたく、こちらに参ったのです」
王「! 和解を……? 随分突然な話ですな……ここ数百年そんな話はなかったらしいが…」
魔王(数百年……) ぴくっ
側近(魔王様、駄目です……!)
魔王「っ……ええ、私も今までは全く考えていなかったのですがね……」 チラッ
姫「……」
魔王「……彼女、勇者とお呼びすべきでしょうか、姫とお呼びすべきでしょうか、とにかく彼女から和解を申し込まれて、和解について考えるようになったのです」
王「ああ、その報告は確かに勇者から聞いております。だが、魔王様は確かお断りしたのでは……?」
魔王「……」
596 = 557 :
魔王「彼女が去ってから、考え直したのですよ。この国とそちらの国は長い間接触のないままである。これではいけないと」
王「そうかな? 例えば、こちらと和解したところでそちらにどんな利益があるだろうか?」
魔王「……それは、」
側室「……魔王様、前に言いましたでしょう。こちらでは無限のように採れる植物が、魔界ではもう咲かなくなってきています。そのため、ある種族が食糧難にあっていると」
魔王「あ、ああ。それと、もう一つ。私の国は科学の発達が遅いのです。原始的な暮らしをするのにそれほど問題はないのですが、こちらの進んだ科学の技術を学ぶことは私の国にとって悪いことではない。むしろ住みやすい暮らしになるでしょう」
597 :
とりあえず
598 :
紫煙
599 = 559 :
みてる
600 = 557 :
王「ふむ、そちらの言い分は分かった。だが、こちらにとっての利益は何もないと思われるのだが?」
魔王「……そのことを話す前に一つ、王様に謝らねばならぬことがあります」
王「ううむ、何かね?」
魔王「実は一度、魔界と人間界の境界で、二姫にお会いしたことがありまして……」
王「な、何!? まことか二姫よ!?」
姫(……よし。ここまでは順調だわ…二姫、お願いね…!)
二姫「は、はい……。私、お姉さまが行った魔界というものが気になって……。お姉さまが牢に入れられたあの日、魔界の一歩手前まで散歩に出たのです」
二姫「お父様も知っていらっしゃる通り、最近ある原因不明の病気が流行っていて、私もその病気にかかっておりました」
王「……そういえば、最近発作を起こさぬようになったな?」
二姫「はい。それもこれも、魔王様のおかげなのです……」
みんなの評価 : ★★★×4
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