元スレ姫「こんにちはー!」魔王「……は?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
501 :
おかえり
502 = 499 :
二姫「魔王様」
魔王「うむ?」
二姫「先程は御無礼を申し訳ございませんでした。取り乱して、はしたない姿をお見せして……お恥ずかしいかぎりです。どうぞ失礼をお許しくださいませ」
魔王「ああ…。……」 ジッ…
姫「どうしたの?」
魔王「いや、お前ら本当に姉妹なのかと思って。むしろお前が妹なんじゃないのか」
姫「ムカつくけど、確かに二姫は良い子だから、言い返せないわ…」
魔王「俺は大人しいのより喧しい方が好きだけどな」
姫「えっ……そ、それって…!?」 ドキドキ
魔王「見ていて飽きないだろう?」にやにや
姫「……あ、そういう……ね」 がっくり
魔王「ははは、やはり飽きないな」
503 = 499 :
魔王「……さて、それでは今度こそ帰ろう。あまり遅いと側近が心配するからな。あいつはいつもはクールなんだがな…
俺に関する事になるとちょっと性格が変わるんだ。全く親馬鹿というか…」
側近「……それだけ心配なんですよ、魔王様のことが」 ゴホン
魔王「うおっ……!? どうしているんだお前…」
側近「帰るのが遅いから様子を見に来たのですよ。ああ、姫様。お久しゅうございますね。相も変わらぬご様子で安心いたしましたよ」
姫「結構ボロボロなんだけど、本当にそう見えるのかな…それとも嫌味かな…」
魔王「……こういう奴なんだ、気にするな」
505 = 499 :
側近「おや、そちらの方は……?」
姫「あ、この子は私の自慢の妹の二姫です。ほら二姫、御挨拶して」
二姫「は、初めまして…ええと……」
側近「初めまして、二姫様。側近と申します。お姉様と同じでまことに愛らしいお顔でございますね。弥生に咲く満開の花も、あなたの愛らしさには適わないでしょうね…」
二姫「えっ…ええっ…あ、あのッ!?」 カアア
姫「あれも素なの……? あんなに顔を真っ赤にする二姫初めて見たよ…」
魔王「…素だ。あいつあれで口説いているつもりないからな。それにあいつ、男か女かも分からんし」
姫「えっ!魔王様も知らないの!?」
魔王「あいつは色々と謎なんだよ…だが、信頼はできる奴だ」
側近「ああ、魔王様。ありがたきお言葉…骨身に染みます」
魔王「はぁ……もういいから、帰るぞ」
側近「はっ」
506 = 499 :
魔王「では、二姫。話し合いの時はよろしく頼む」
二姫「はいっ…!」
魔王「姫も……頼むな」
姫「……うん」ぎゅっ
魔王「……こら、裾をつかむな。帰りづらくなるだろう」
姫「ん…ごめん……」 そっ…
側近「魔王様、帰りますよ」
魔王「……ああ」
508 = 499 :
・・・ ・・・
二姫「行ってしまわれましたね……」
姫「そうだね……」 ぽー…
二姫(やはりお姉さまは、魔王様のことが……)
二姫「あ……お、お父さまは、面会を受け入れるのでしょうかね!?」
姫「受け入れるよ。受け入れなかったら後が怖いって、お父様なら思うはず」
二姫「そうです、ね」
姫「絶対、成功させるんだから……!」
509 :
うい
511 :
―――…
側近「魔王様は、とうとう姫君の事を好きになったのですか?」
魔王「うん?」
側近「だって先程あんなにも熱視線を飛ばしていたではないですか」にやにや
魔王「……」
魔王「好きだが、これが恋愛感情であるとは思わない」
側近「……」
魔王「どちらかと言えば家族愛に近いもんだと思うよ、俺はな」
側近「そうですか……」
512 :
リアルタイムは初めてだ
513 = 511 :
側近「ですが、彼女はそうではないでしょうね。あなたを本気で愛していらっしゃる」
魔王「ふ……魔王に恋する姫か。童話だったら悲恋に終わるだろうな…」
側近「……あなたが、彼女をそういった意味で好きでないならば、きちんと伝えるべきですよ」
側近「……彼女が諦めるかは分かりませんがね」
魔王「……ふぅむ」
側近「ま、何はともあれ、まずは和解のことを考えましょう! 手紙は送りましたし、早くお返事来るといいですね~」
魔王「……そうだな」
514 = 511 :
―――…
従者1「大変です!王様!」 タッタッタッ
王「どうしたのだ。騒がしいの……」
従者1「せ、先刻!魔王より手紙が届きました!」
王「!? ……な、何…!? 一体どうして……まさかこちらの情報が漏れて…?」
従者1「は、はぁ。それは分かりませぬが、手紙はこちらにございます」 サッ
王「……っごくり…」 ペリッ…
王「……これは…」
516 :
王「・・・青酸カリ!」
517 = 486 :
支援。続きが楽しみだ。
518 = 511 :
王「……従者1」
従者1「はっ」
王「早急に軍に告げよ。明後日、魔王が来ると…」
従者1「なっ……それはまことですか!?」
王「ああ、そして明後日の話し合いの日、軍を城内と外に満遍なく配置させよ」
従者1「は、はっ!伝えてきます…!」 タッタッタッ…
王「……」
王「……私は…どうすればいいのだ…」
519 = 511 :
―――…
王「姫よ」
姫「……何かご用?」
王「ここから出て良い。風呂に浸かり、身体を休めよ」
姫「あら、魔王にたぶらかされた私を外に出して良いのかしら?」
王「……明後日、魔王が来る」
姫「……!」
王「手紙が届いたのじゃ。是非話がしたいと」
520 = 448 :
いいぞ
支援
522 :
おもしろいけどな
おせーよks
523 = 511 :
落としてください すみませんでした
524 :
4日かけてそれはないだろw
525 :
負けないでもう少し
526 = 504 :
頼むからがんばって
527 :
あと一日待ってやるからさっさと書けっ
528 :
VIPにスレ立てたくせにメンタル弱過ぎだろw
魔王好きだ続けろ
529 = 516 :
とっとと書け太郎
530 = 486 :
気になっちゃう
531 :
がんばってくれ
532 :
久々の良スレだと思ったのに……思ったのに……!
534 = 486 :
まだ世界は平和になってないぞ
535 = 465 :
嘘だろ続きを書くんだ
みんなが待ってるぞ
ツンデレのいう事なんか聞くな
536 = 486 :
頑張ってよ…
537 = 454 :
>>523
早く帰ってきておくれお
538 :
がっかりだよ。こんな中途半端なことするな
んてな。マジやる気ないなら最初から書くな
バカ野郎お前みたいなやつがいるからクオリティ下がっていくんだよ
レベル上げてからスレ立てろ
539 :
>>538
たいそうな口きくな
てめぇみたいな奴がいるから続きを
よみたい人が損するんだよ
みっともないから黙ってろ
お願いだから続き書いてくれ
つきじ行きたい
540 = 481 :
>>523
お前がなんと言おうが俺達は待ってるからな!
542 = 492 :
>>538
これがツンデレ…っ!
543 = 531 :
>>542
ただの縦だろボケ
544 :
今日いっぱい書けるんでしょ?
本当に見たいんだよ
書いてよ…
546 = 485 :
続き待ってる
547 :
ニヤニヤが止まらない
549 :
>>543
これがツンデレ
550 = 490 :
良スレが神スレに…
みんなの評価 : ★★★×4
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