元スレ幼馴染「アンタとは絶対付き合わない」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
151 = 70 :
女友「私だって…男友のこと…好き…だけど…」
女友「ダメだよ…迷惑かけらんないよぉ…」
男友「ばか、お前が今日みたいにぶったおれてそのままオダブツしてみろ。そっちのが迷惑だぞ?」
女友「…でも…」
男友「俺が手伝うと決めた!お前に拒否権はない!!」
女友「…!」
男友「まだパン屋には間に合うだろ?今日は俺が代理で出る。お前は休め」
女友「ぁ…ぅ…」
152 = 135 :
>>147
いや、単純にお前の自分語りなんて誰も興味ないよ、ってこと
153 = 70 :
翌日
男「ん?今日は女友休みか?」
男友「あぁ、大事をとってな。回復した共働きだ」
男「…?」
…
男友に詳しく話を聞いた。何か手伝おうと言ったが、拒否された。
そっか、二人はもう出来上がってたのか。
それに比べて俺は…
154 = 81 :
結果が気になるな~
155 = 70 :
もう、11月か…早い…な…。
センター試験まであと2ヶ月ちょい。不安すぎる。
幼馴染はあれから冷たくなっていった。本当に今までの比じゃないくらいに。
どうしてしまったんだと。なにがあったんだと。
本当に嫌われていた事を認めたくなかった。
156 = 142 :
こういう女々しい奴大学にいるけど、見てるとイライラする
そもそも1はお前にスルー推奨したんじゃないと思うぞ
スルーしきれなかったのと眠気で寝るけど起きたら読むから1がんばれ
157 = 73 :
お前らいま良いとこなのにwwwwwww
158 :
とりあえず>>147は黙ってろ
見づらくてしかたない
159 = 70 :
男友「最近どうだよ」
男「ごらんの通りだよ。お前らは?」
男友「あぁ、大分楽になった」
女友「うんっ」ギュッ
男「幸せそうで何よりだ」
本当に…
女友「幼馴染呼んでこようか?」
男友「まてまて、これは男自信の問題だ」
女友「ぶー」
俺に何をしろってんだ
160 = 139 :
>>156
盛大に釣られてるな
161 = 70 :
そういえば、幼馴染は最近帰るのが遅い。きっと今日もだろう。
アパートの階段を登る。いた。ちょうど入るところ。
声をかけてみよう。
男「あのさ…」
幼馴染「もう…話しかけないで…」
なんなんだ。
男「あぁ、そうかい」
もう、怒りしか出なかった。気に入らないところがあれば言えばいいだろう。嫌いになるプロセスがまるで読めない。これほどまでに歯痒いとは思わなかった。
隣から派手な泣き声が聞こえた。
なんなんだ
163 = 114 :
しえん
164 = 70 :
12月
クリスマスの月だ。去年まではケーキを一人分買っていたが、今年はそんな気がおきなかった。
いつものように、アパートの階段を登る。
後ろに幼馴染はいた。白い紙袋を抱えていた。
クリスマスは一人でするつもりらしい。
いいだろう。妙に対抗心が生まれた。24日にケーキ屋に走ることを決意した。
166 :
>>160
なんで生きてるの
167 = 70 :
24日
買ってやった。デカいデコレーションケーキを。
ガキだなぁ…俺。
あいつの家に明かりはともっていなかった。しかし泣き声は聞こえた。
何かしてやらねばならない。訳のわからない使命感が生まれ、ノックもせず、インターホンも押さず、鍵がかかっていないドアを開けた。
そこに幼馴染がいた
168 = 81 :
いよいよだな
169 = 70 :
男「メリークリスマス」
幼馴染「…」
目が真っ赤だった。
幼馴染「…出ていって…!」
男「やだよ」
幼馴染「警察…呼ぶよ…」
男「あぁそうしてくれ。クリスマスパーティは賑やかな方が楽しい」
幼馴染「…なんで…!?」
男「何が?」
幼馴染「私はアンタがキライなの!なんでそんなにしつこく…出てってよ…」
男「なんでしつこくお前に干渉するかって?」
男「お前が好きだからだ」
今…とんでもないこと言ったな…俺。
でもまぎれのない本心だった。
170 = 139 :
男「メリークリスマス」
男「…」
目が真っ赤だった。
男「…出ていって…!」
男「やだよ」
幼馴染「警察…呼ぶよ…」
男「あぁそうしてくれ。クリスマスパーティは賑やかな方が楽しい」
男「…なんで…!?」
男「何が?」
男「私はアンタがキライなの!なんでそんなにしつこく…出てってよ…」
男「なんでしつこくお前に干渉するかって?」
男「お前が好きだからだ」
今…とんでもないこと言ったな…俺。
でもまぎれのない本心だった。
171 = 139 :
男「メリークリスマス」
谷亮子「…」
目が真っ赤だった。
谷亮子「…出ていって…!」
男「やだよ」
谷亮子「警察…呼ぶよ…」
男「あぁそうしてくれ。クリスマスパーティは賑やかな方が楽しい」
谷亮子「…なんで…!?」
男「何が?」
谷亮子「私はアンタがキライなの!なんでそんなにしつこく…出てってよ…」
谷亮子「なんでしつこくお前に干渉するかって?」
谷亮子w「お前が好きだからだ」
今…とんでもないこと言ったな…俺。
でもまぎれのない本心だった。
172 = 128 :
お前ら…
173 = 70 :
幼馴染「…ッ…!」
幼馴染「…そんなの…反則…だよ…」
幼馴染「もう…無理…我慢できないよ…」
何言ってるんだ?こいつ…
幼馴染「ゴメンなさい!!ごめんなさい!!」
なんで謝るの?フラれたの?俺
幼馴染「今まで…冷たくして…ごめんなさい…!!」
幼馴染「でも……アンタのことが…ずっと…ずっと好きだったの…!!」グスッ
そうだったのか…!なんだ、落ち込んで損したな。
男「ま、ケーキ食べようか。ホラ、お前もこの前買った奴、あ、これか」
俺は前にこいつが持っていた白い紙袋の中身を引っ張りだした。
男「…」
男「なんだよ…これ…」
大量の錠剤が出てきた
174 = 130 :
あ・・・れ・・・
175 = 139 :
男「…ッ…!」
男「…そんなの…反則…だよ…」
男「もう…無理…我慢できないよ…」
何言ってるんだ?こいつ…
幼馴染「ゴメンなさい!!ごめんなさい!!」
なんで謝るの?フラれたの?俺
男「今まで…冷たくして…ごめんなさい…!!」
男「でも……アンタのことが…ずっと…ずっと好きだったの…!!」グスッ
そうだったのか…!なんだ、落ち込んで損したな。
男「ま、ケーキ食べようか。ホラ、お前もこの前買った奴、あ、これか」
俺は前にこいつが持っていた白い紙袋の中身を引っ張りだした。
男「…」
男「なんだよ…これ…」
大量の錠剤が出てきた
176 = 70 :
男「これ…何…痛み止め…?一体何の…」
幼馴染「……」
男「なんとか言ってくれよ…」
幼馴染「男…私…私ぃ…」
幼馴染「ガン…末期の…ガン…なの……」
………は?
177 = 139 :
上条「…ッ…!」
土御門「…そんなの…反則…だよ…」
土御門「もう…無理…我慢できないよ…」
何言ってるんだ?こいつ…
禁書「ゴメンなさい!!ごめんなさい!!」
なんで謝るの?フラれたの?俺
禁書「今まで…冷たくして…ごめんなさい…!!」
上条「でも……アンタのことが…ずっと…ずっと好きだったの…!!」グスッ
そうだったのか…!なんだ、落ち込んで損したな。
一方「ま、ケーキ食べようか。ホラ、お前もこの前買った奴、あ、これか」
俺は前にこいつが持っていた白い紙袋の中身を引っ張りだした。
御坂「…」
木山「なんだよ…これ…」
大量の初春が出てきた
179 = 139 :
鳩山「これ…何…痛み止め…?一体何の…」
小沢「……」
鳩山「なんとか言ってくれよ…」
小沢「由紀夫…私…私ぃ…」
小沢「ガン…日本の…ガン…なの……」
………は?
181 = 139 :
>>179
くそわろたw
182 = 166 :
急にファビョリだした
183 = 139 :
正直笑っただろ?
185 :
世界の中心で愛を叫ぶってもう9年前なのか
あれは白血病だったが
186 = 158 :
>>183
この最高にいいとこでてめぇの駄文みて笑うかクソが
一生ROMってろ
187 = 70 :
なんで?頭の中のパズルが綺麗に構築されていく。
あの日、貧血で倒れたっていうのは?
あの日、病院から出てきたのは?
あの日、海に入らなかったのは?
男「なんで…だよ…」
幼馴染「両親とは仲悪くないの…でも…自分がもうすぐ死ぬってわかったとき…我慢できなかった…!!もう一度、アンタの顔が見たかった…!!でも、いつかは死ぬ…できるだけ私なんかのために悲しんで欲しくなかったの…!!でも…」
幼馴染「だめだなぁ…私…やっぱり自分の気持ちに嘘はつけないよぉ…」
男「……ッ……」
男「なんで…なんで素直に…ならなかったんだよ…」
涙が止まらない。止める気すらない。
幼馴染「…ごめんなさい…」グスッ
188 = 139 :
これはいいセクロスができそうだな
189 = 119 :
フラグだな
190 = 70 :
何故か頭の切り替えはいつもの10倍以上早かった。
男「…よし…」
男「余命…あとどれくらいだ?」
幼馴染「…2ヶ月…くらい…」
2ヶ月…短い…
でも受け入れよう…
男「決めた」
幼馴染「?」
男「残り2ヶ月…思い出作りに専念だ…受験勉強なんてしてられるか!!」
幼馴染「……」
幼馴染「ありがとう…」
191 :
追いついた せつねー
192 = 139 :
とりあえず妊娠させてあげなきゃな
194 :
追いついた~
いい感じになってきたね
195 = 70 :
それから、急いでクリスマスプレゼントを買いに行った。
二人で交換した。
大晦日には、面白い番組を二人で見て、幼馴染が作ってくれた年越蕎麦は本当に美味しかった。
正月には、もちろん甘酒を飲みながら初詣。
俺は中吉、彼女も中吉。こんなもんだろうと笑いあった。
痛み止めの量も増していった。
197 = 70 :
男「当たった…」
幼馴染「何が?」
男「年賀状のくじだよ…折りたたみ自転車!」
幼馴染「え!?嘘!!見せてぇっ!!」
絶対痛いだろう。痛み止めも効きにくくなってきただろう。
それでも彼女は幸せそうだった。
折りたたみ自転車、間に合うといいんだけど。
198 = 185 :
2ヶ月ということはバレンタインが・・・
199 = 70 :
2月
彼女はもう歩くにも俺の力が必要になった。それでも全然幸せだ。生きているんだから。
その頃から、俺と幼馴染は寝るとき、互いに「おやすみ」と言うようになった。
そして、14日
200 = 81 :
ついにか・・・
みんなの評価 : ★★★×4
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