元スレ幼馴染「アンタとは絶対付き合わない」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
352 :
これは期待せざるを得ない
353 = 342 :
ほ
354 = 330 :
>>346
ガッ
ガッ
356 = 338 :
休み時間
女友「ねーね」
男友「ん?」
女友「卒業したら、どうすんの?」
男友「まぁ…とりあえず大学かな」
女友「やっぱり」
男友「お前は?」
女友「ぁ…ぇ…」
あ…しまったな。俺がこいつのバイトを手伝ってる理由を忘れてた。
男友「ご…ごめん…」
女友「んーん、気にしちゃダメ」
んなこと言ってもだな…
女友「あ、そろそろ授業だね」
男友「なぁ」
女友「ん?」
男友「なんで進路のこと…聞いたんだ?」
女友「…私に歩幅合わせるつもりじゃなくてよかったってことっ!」
あぁ、なるほど…。
357 :
よっしゃきた
358 = 338 :
授業
『トントン』
………
『トントン』
……無視だ…無視……
女「男友くん」
くっ…
男友「な、何?」
女「さっき女友ちゃんと何話してたの?」
くっ…
男友「はは、なんでもない世間話だよ」
女「嘘。しらばっくれないで」
うっ
女「女の子に嘘は通じないんだから。」
こいつは…やるな……
359 :
ヤンデレかっ
360 = 338 :
女「何?」
男友「あ…今授業中だから…」クルッ
うまい…ファインプレーだ俺!!
放課後
女「で?」
男友「ん?」
361 = 338 :
女「さっきの話…」
男友「おおっと、バイトの時間だ!すまんな!」
なんかごめん…
あれ?追ってこないな…
教室
女「いいわ、女友さんが貴方を束縛してるんでしょ…今助けてあげるから…ふふ…」
362 = 338 :
帰り道
女友「どーしたの?最近」
男友「あぁ…ちょっとな…」
女友「疲れてるの?いいよ?休んでも。体壊したら大変だよ!!」
女友「もともと私の事だから…」
女友「だからさ、」
男友「疲れてる訳じゃないんですなぁ…」
女友「…?」
男友「大丈夫、俺はまだまだバリバリだから!」
女友「そっ…か…」
364 = 338 :
男友「じゃ、俺はバイトするから…」
女友「無理しちゃ…ダメだよ?」
男友「わかってる」
体には殆ど疲れはない。慣れって凄いな。ただ、精神的な疲れがなぁ…ただ一人の猛烈なアプローチで…
365 = 338 :
バイト中
女友「はーいっ次のお客さまーっ?」
女「………」
女友「女さんっ?」
女友「どーしたのさっ偶然だねっ!」
女「本当…おめでたい頭してるわね」
女「ちょっときて」グイ
女友「いたた…ちょっとダメだよっ…バイト中なんだか…」
店長「友達かい?今日は元々早く閉める予定だったから、行っておいで。青春だねぇ」
女「なるほど…店長公認よ?」
女友「うぅ…行けばいいんでしょ…」
366 = 338 :
女友「どーしたの?こんなところに呼び出してさ」
女「単刀直入に言うわ…貴女は男友くんに愛されてない!」
女友「ふぇえ!?」ガーン
女友「ぅ…そんなぁ…」ガクッ
女「ひざまづいてる場合じゃないわよ?」
女「男友くんがいずれここに迎えにくるわよね」
女友「う…うん…」
女「貴女が店にいないって知ったら、男友はきっとそのまま帰るわ!探しもせずにね!」
女友(う…たしかに帰りそー…)
367 = 338 :
女「ほら…来たわよ…」
女友「うぅ…」
女「私達は向こうからじゃ遠くて見えないから、ここなら安心ね」
女友「男友…」
女「ほら!店長にいないって聞いたとたん、見た?回れ右したわよ!?」
女友「あぁう…そんなぁ…」
368 = 338 :
ふぅ…こっちは終わったからさっさと迎えに行ってやるか。
あれ?いない。
店長「何のようかね?」
男友「あの…女友って奴を…」
店長「あぁ、あの子なら女の子とどこかに行ったよ。引っ張られてる感じだったが」
…嫌な予感しかしない。
捜すか!
369 = 338 :
女「聞いたわよ?貴女ビンボーで男友くんに手伝わせてるんだって?」
女友「う…」
女「かわいそうよねーこんなお荷物背負わされて…しかもこんなチビでまな板体型で…」
女友「ぅ…ぅ…」グスッ
女「こんどは泣きマネ?もしかして男友くんに近づいたのは手伝わせるために…」
女友「違うもんッ!!」
女「っ」
女友「違う!!違うよぉッ!!」
女友「…ッ」ダッ
女「ッ!…まっ待ちなさい!」
370 :
女がデブスで再生されてめちゃくちゃ腹立ってきた
371 :
女マジうざいな
372 = 338 :
男友「はぁ…はぁ…どこに行った」
男友「あの野郎…見つけたら瞬獄殺喰らわせてやる…」
男友「ええい何処だ」
交差点
女友「ハァ…ハァ…」タッタッタッ
女「待ちなさい!」ドスッドスッドス
女友「ハァ…ハァ…」ピタ…
男友「……」
男友「うぬの拳…見せてみよ…!」
男友「たくっ…心配かけさせやがって」スタスタ
『プップーーーーッ!!』
女友「男友ッ!来ちゃダメッ!!!」
男友「わわっ」
『ドンッ!』
373 = 338 :
病院
男友「いやー…」
女友「ばか…」
いやーまいった。両足骨折で車イスとか笑えねーよ…。
女友「両足骨折で済んだからよかったんだよ?もしかしたら…」
男友「はいはいごめんなさいね」
早く治して手伝ってやらんとな…
女「男友くん!?大丈夫!?」
……入院期間が延びそうだな…
374 = 338 :
女「…まだいたの…」
女友「な…なにさ!」
?状況が読めん…
女「男友くんを好き勝手使った揚句、こんな大ケガまで…」
女友「使ったなんて…そんな…」
??え?
375 = 338 :
『キィ…キィ…』
女の子に押してもらうって結構恥ずかしいな…。
男友「さっきのは何の話だ?女さんがやたら意味深な口調で『いずれわかるわ、本当に相応しいのはどちらか』みたいなこと言ってたけど…」
女友「…」
女友「ね、外行っていい?」
男友「ん?あぁ」
376 = 338 :
風が結構気持ちいいな…
男友「ふぅ…結構久しぶりに外出た気分だな…」
女友「ね…男友…」
男友「ん?」
女友「私のこと…」
女友「好き…?」
これはこれは…。でもこうして聞かれて、答えるにはやっぱり気恥ずかしいな…。
俺はそのままの気持ちを伝えることにした。
男友「い、言わせんな恥ずかしい…」
女友「そ…そっか…そうだよね…」
ん?
女友「私なんか…ただのお荷物だもんね…手伝ってもらって…なんで気付かなかったんだろ…えへへ…」
男友「な…何を…」
女友「ごめん…今までごめんね…!」ダッ
…なんか勘違いされた。
377 = 326 :
男友がずっと頭悪すぎて嫌だ
378 = 371 :
>>377
俺は女友を追い込む女の方が嫌だ
379 = 338 :
病室
なんか俺が空気読めてなかったみたいだな…。でもどっかのケータイ小説みたいに『俺も愛してる!』とかは言えないわけで。
『ガチャ』
女「…男友くん…ふふ…」
いた。俺より空気が読めない奴が…
380 = 326 :
女はただのクリーチャーにしか見えない
人間には見えない人間なわけない人間であるはずがない
381 = 338 :
女「女友さんは?」
男友「なんか…帰った…」
女「そう。ふふ」
女「入院中の男の人ってタマっちゃうらしいわね?」
な…なんだ?
女「ナースの代わりに私がやってあげる…ふふっ」
そこから何が始まるんです?
やめろ!皮がぶ厚い顔を近づけるのは!!
女「女友さんはこんなことしてくれないでしょ」
男友「いや…してもらいたくない…(お前には」
女「あの子もやっと自分の身をわきまえて消えてくれたみたいだし…」
身をわきまえて…?
男友「おい、どういうことだ」
383 = 338 :
女「男友くん、あの子に散々コキ使われてたでしょ?」
女「だから私が助けてあげたのよ。貴方を」
…コキ使われてた?
女「あの子は貴方を利用するために、貴方に近づいたのよ?今回貴方がバイトできないと知ったとたん帰ったじゃない。あの子は残忍な女ね…」
…
女「だから私と」
男友「ちょっと黙っててもらえる?」
女「…え?」
男友「こんなペタペタした足音は珍しい」
『ガララッ』
384 :
とりあえず女氏ねww
385 = 338 :
女友「……」
女「なによ!出ていきなさいよ!」
男友「どーぞいらっしゃい」
女「なっ…」
女友「これ……お見舞いの…」
こういう時って、やっぱりその場で開けるのが礼儀なのか。
そう思って開けた。
中にはメロンが入っていた。
男友「お…おぉ…」
女友「余計なこと…しちゃったかな…」ビクビク
男友「そーだなー袋にレシートが入っちゃってるな」
女友「あッ!?」
こんなに高いの買っちゃって…
男友「今日…晩メシは?」
女友「だ、大丈夫だよ!店長さんからパンの耳…もらったからさっ」
386 :
あんま読んでないけど全然面白くない
387 = 338 :
男友「ばーか、パンの耳で腹が膨れるか。晩メシ、看護師の人にお願いするからさ、二人分用意してもらえるように」
女「こ…こんなの…私はもっといいお見舞いの品を…!」
男友「悪いな、俺は病院食とこのメロンでお腹いっぱいになりそうだ」
男友「やっぱりこいつしか無理だね。悪いけど」
女友「ぁ…///」
女「…ッ!!」
『ガララッ』
『バタンッ!!』
女友「怒っ…ちゃった…」
女友「病院食って元々数が決まってるんじゃないの…?」
男友「大丈夫だよ、余りくらい用意してるでしょ」
388 :
俺も全く読んでないけど面白くない
389 :
俺は読んでる
390 :
読んでるけど面白い
391 = 317 :
読んでるけど普通
392 = 326 :
女友ちゃん可愛い
393 = 338 :
男友「デザートはメロンですか」
女友「う…うん…」
男友「はい、お前の分」
女友「いいの!?」
男友「お前が買ってきたんだろが」
男友「あと…俺、言葉にするのは恥ずかしいからさ」
男友「ペンと紙貸して」
女友「あ…うん…」
男友「…前の質問の答えなんだけど…」カキカキ
男友「これでいいかな」ピラッ
女友「……」
女友「うんッ……!」
fin
394 = 317 :
まだあるんだっけ?
395 = 326 :
女友幼女時代編希望
397 = 338 :
正直死にたいです。
今は病院にいます。
腰から下の感覚がありません。目は…ほとんど見えません…。
『コンコン』
誰ですか?
とりあえず
少女「どうぞ」
と言ってみました。
入って来たのはドクターでした。
友達なんか来るはずありません。
398 = 338 :
ドクター「どう?」
少女「昨日と同じです」
気分はすぐれませんが。
ドクター「気分は?」
少女「…昨日と同じです」
ドクター「そうか…」
何か書いてる音。
そっか、記録以外に私と話すことも理由もありませんからね。
399 = 338 :
ドクター「はい、体温計」
少女「普通はこういうのは、看護師さんがやるんじゃないんですか…?」
ドクター「まぁね、でも一応主治医っていうか…担当だから、できるだけ直接見ておきたい」
声だけの会話は味気がありません
ドクター「目は?」
少女「…見えません…」
ドクター「はいよ」
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