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    元スレ幼馴染「アンタとは絶対付き合わない」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    101 = 70 :

    午後10時

    最後は皆で蕎麦をすすり、勉強会はお開きになった。

    「ふぅー…」

    寝ることにした。

    102 :

    ふぅ

    103 :

    朝まで保守よろ

    104 = 70 :

    翌日。学校。テスト中

    (うん…うん…よしっ)

    男友(あぁ…これ覚えてたのに…うぁあああ)

    女友(あ、これ進研ゼミでやったところだ!)

    幼馴染(えっと…よしっ)


    テストは個人的にはまぁまぁの出来だと思った。

    4人とも無事クリア、赤点回避を果たした

    105 :

    しえん寝れない

    106 = 70 :

    1週間後

    男友「よしよし、全員夏休みを学校ですごすことはないようだな」

    「だな」

    それが普通だと思うんだけどなぁ…

    男友「そこでだ」

    ん?

    男友「夏休みは受験の天王山と言われている!」
    男友「確かに勉強は大事だ。だが…」

    お…おい…

    男友「息抜きも必要だ!海に旅行に行くぞ!!」

    お前息抜きしかしてねぇじゃん!!

    女友「おーッ!!」
    ノるな!

    107 = 81 :

    これはフィクションなんか??
    何時くらいに書き終わりそう?

    108 = 73 :

    ゼミさんぱねぇっす

    109 = 70 :

    20日後

    『ザザーン…』

    男友「来たな…」

    女友「来たね…」

    来ちまった… この馬鹿二人は…

    なにはともあれ、せっかく来たからには泳ぐべきか?
    そう思い、海に駆ける

    男友「まてぃ!」

    なんだ?

    女友「準備運動っ」

    男友「死ぬぞ…」



    「はいはいわかりました!」

    110 = 70 :

    >>107
    明日まで

    寝たかったら寝てもいいよ

    111 :

    構わん 続けろ

    113 = 70 :

    幼馴染「…」

    「?お前は泳がないのか?」

    幼馴染「うん…私はいい…」

    もったいない気がするが、楽しみ方は個人の自由だ。よし、ひと泳ぎしますか。

    女友「どうだっ女の子の水着姿なんて一生見ないでしょ!今のうちに目に焼き付けておけ!」

    男友「ぶははっ!そんな貧相な体つきの女の子の水着姿を見たところで」

    女友「なにをーッ!!」

    男友「やめろ!頭押さえつけ…モガガッ」

    楽しそうだなぁ…

    115 = 70 :



    男友「あぁ、焼くぞ」

    女友「焼きますか」

    男友「あぁ待て、カルビは最後だろうが」

    女友「た、たしかに…」

    もうわかっただろう。バーベキューですよ。

    男友「あっそれは俺が育てたバラ肉…」

    女友「パクッ」

    男友「うあああああああっ!!」

    女友「おいひーっ」

    幼馴染「あははっ」

    「……」

    こんなに楽しそうな幼馴染の表情を見れただけでもこの旅行はひょっとするとひと夏分の勉強よりも価値があったんじゃないかと、そう思った一瞬だった。

    116 = 70 :

    男友「晩飯後は…もうわかるな?」

    はいはい花火花火

    女友「花火ー!!」

    男友「そう!花火!!男みたいな陰険な奴のために、ちゃんと閃光花火も買ってきた!」

    「だ、誰が陰険だ!」

    男友「じゃ、始め!」

    女友「よっしゃあああ!!」


    俺が最初に手にとった花火は何かって?


    もちろん閃光花火です

    117 = 70 :

    幼馴染「隣、いい?」

    「ん?あぁ」

    意外だった。向こうから歩みよってくるとは。

    幼馴染「唐突で悪いんだけど…」

    「ん?」

    幼馴染「将来の夢…何?」

    将来の…夢…?

    なんだそれ?
    夢?
    高校3年生の時点で夢を語る?
    ……考えたこともなかった。

    「さぁね…秘密」

    こんな情けない逃げ言葉しか思いつかなかった

    「お前は?」

    幼馴染「秘密」

    教えてくれるわけないか

    118 = 70 :

    男友「あの二人…なんかいい雰囲気だな…」

    女友「うん…」

    男友「邪魔しちゃいけないから、少し離れるか…」

    女友「そだね…」



    「あるにはあるのか?」

    幼馴染「…うん…」

    「そっか…」

    高校3年生で夢か…でもこいつなら叶えられるような気がするんだよな。

    120 = 70 :

    終わると、近くの宿泊施設に泊まった

    男友「うん…一部屋だけど、4人だから妙なことにはならないと思うよ?」

    思うよ?ってなんだよ…

    男友「まぁ、うんそれじゃおやすブホッ」

    枕…直撃

    女友「へっへーん」

    男友「……」プルプル

    男友「女とて容赦はせん!勝負じゃああああ!!!」

    女友「おりゃああああ!!!」

    枕…枕…枕…




    寝かせてくれ…

    121 :

    俺にも仲のいい子がいたんだがな
    全然覚えてなかったが小一の頃その子の家から俺の家まで2kmはあるのに
    休みがちだった俺の家に学校の宿題やらを持ってきたりしてたらしい
    小六の時本人から言われたよ

    塾の後輩は何かしらんがやたら俺に絡んでくるし
    部活の先輩は何かにつけ俺を構ってくれ飲みに連れ出そうとした

    小・中・高で一人づつ
    一個上・同級生・一つした・二つした

    しかもマジで全員美少女or美女



    そんな俺の嫁はあずにゃんです

    122 = 70 :

    結局眠れなかった…まぁあらかた予想はできたけどね。それにしても辛い。

    男友「………」

    女友「………」

    1番こたえたのはこの二人だろう。朝方まで枕の応酬をしていた。俺と幼馴染は流れ弾で眠ることを許されなかった。

    「ふぁーあ…」

    帰り道、4人で帰るとき、男友が口を開いた。

    123 = 70 :

    男友「お前らってもう付き合ってるの?」

    !!
    確かに付き合えたらこの上ない幸せだろうな。

    「いや…別に…」

    幼馴染「違う」

    これは両者とも否定した。これは。

    幼馴染「これからも、付き合うことはない。絶対。付き合いたくない。」

    ………

    思考が、止まった

    125 = 70 :

    男友「そ、そうか…じゃ、この辺で…バイバイ」

    女友「バイバイッ」

    残された俺と、もう一人は無言だった。
    部屋まで何を考え、どう戻ったか覚えていない。

    どうやら夢を見ていたようだ。あまりにもくだらない、妄想をしていたようだ

    126 = 70 :

    夏休みは、開けた。
    俺は見事天王山に負けた。それくらい、あの言葉は胸に突き刺さり、今なお深く刺さりこんでいた。

    女友「あ、もう…こんな時間…アタシ帰るね…!」

    「あいつ…帰るのまた早くなったな…」

    男友「………」

    男友の様子がおかしい

    127 = 81 :

    ここから面白くなりそうだな

    129 = 70 :

    女友「はい、こちら756円になります!」

    女友「はい、お釣りお確かめください、ありがとうございました!!」

    女友「ふぅ…」

    「レジ、空いてます?」

    女友「あっ空いてますよー!」

    130 :

    最初から見てる。
    支援

    131 = 70 :

    そろそろ帰るか。
    本屋で立ち読みを終える頃には10時を過ぎていた。店員に注意されるまで熱中していたようだ。

    歩きなれた街…コンビニでパンでも買おう。

    「いらっしゃいませー」

    女友「…あ…」

    132 = 81 :

    ん、携帯から書いてるのか?
    大変だな

    133 = 70 :

    「お前…学校から今までバイトしてたのか?」

    女友「やだなぁ、ちゃんと家でぐっすり寝てから来てますよーだ、9時からだよ?」

    「そうか…ならいいけど」

    まぁ、こいつはマイペースだからな。俺はパンを買い、家路についた。

    134 :

    ようやく追い付いた

    幼馴染より女友の方が好きだ

    135 :

    >>121
    キモい
    本当はヤろうと思えばヤれるチャンスはあったんだけどー、って言いたいんだよね
    誰も聞いてないのに繰り返し語る典型的な童貞
    大学の飲み会でよく居たよ

    136 = 70 :

    翌日
    学校

    女友は授業中よく寝る。本当にマイペースな奴だ…。

    先生「女友。女友!!」

    女友「へ?ふぁい!?」

    先生「この問題、黒板に答案を」

    無理だろ…難しいぞその問題…

    女友「あ…れ…」

    『ドサッ』

    女友は黒板に答案を記す必要はなかった。

    黒板まで辿りつかなかったからだ。

    137 = 70 :

    女友は保健室に運ばれた。また貧血か?

    「女の子って大変なんだなぁ」

    男友「………」

    どうした?

    「どうした?」

    男友「…さぁな」

    こいつ…何か知ってるみたいだな…

    「女友のことだけど…」

    男友「大丈夫だよ…」

    本当かよ…

    138 = 70 :

    帰りに、3人で保健室の様子を見に行った。

    いなかった。荷物までさっぱり消えていた。

    男友「…!」

    ほどなくして男友が走り出した。

    意味がわからない。夏休みからずっと混乱しっぱなしの俺には状況が理解できなかった

    139 :

    >>135
    違うお
    マジで自分に失望したんだお
    この先俺はチャンスをつかめないのかな

    ていうかこんなの誰にでもあるだろ

    140 = 70 :



    女友「今日は確か…パン屋の…レジだったよね…」

    『ガシッ』

    女友「ふぇ?」

    女友「男友…?」

    男友「ちょっと来い」

    女友「離してよ…!もうバイトの時間…」

    男友「いいから!!」

    女友「………」

    141 = 70 :

    公園

    男友「いつからだ」

    女友「…ふぇ?」

    男友「いつからこんな生活で、何時から何時まで働いてるかって聞いてるんだよ」

    女友「…夏休み前…6月あたりから…」

    男友「時間は?」

    女友「5時から8時までスーパーかパン屋…9時から1時までコンビニ…4時から新聞配達…」

    男友「なっ…」

    142 :

    >>139
    前文からは構って病患者を感じるし最後の一行からはなんとも言い表せないかすかな反抗と自慢を感じた

    143 = 139 :

    >>142
    お前らも恋愛くらいしてるよな?

    してるよな・・・?

    144 = 70 :

    男友「いつ寝てんだよ…」
    男友「そんな無茶苦茶な生活続けてるから体が成長しないんだよ」

    女友「…!」

    女友「し…仕方ないじゃんっ!!!!!」

    男友「ッ…」

    女友「しかた…ない…よ…だって…だってぇ……」グスッ

    男友「…」

    女友「パパの勤めてる会社が倒産しちゃってさ…パパが…家の天井からぶらさがってたの…」

    男友「……」

    女友「……生きていくにはこれしかないの…でも学校には通いたいの……しかたないじゃんかぁ……」グスッ

    145 :

    >>143
    はいでました自虐風自慢ー
    リア充なんだから空気くらいよんでねー

    146 = 81 :

    恋愛・・・したいな

    147 = 139 :

    >>145
    いやいや、マジでお世辞にもリア充ではない
    リア充の基準が外にでれる事ならリア充だが

    学生寮に下宿してるから友達もロクにいないし彼女なんか論外だぞ

    148 = 70 :

    男友「…仕方ないことねーよ…」

    女友「何も知らないくせに!!勝手なこと言わないでよ!!」

    男友「なんで俺を頼らなかった!!!!」

    女友「…ッ…!」

    男友「そんなに頼りないかなぁ…俺…そんなに情けないかなぁ…」

    女友「……」フルフル…

    男友「じゃ…俺も手伝うよ」

    女友「そ…んなの…できないよ…」

    男友「なんで?」
    男友「俺はお前にとってそんなによそよそしい人間だったのか?」

    女友「ぁ…ぅう…」

    男友「少なくとも俺はそう思ってない」

    149 = 139 :

    >>148
    だよな
    こいつら相手にしてたらキリないよね
    流石>>1さんっすわ

    150 = 128 :

    男なら黙って支援


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