元スレアカギ「死ねば助かるのに…」律「・・・え?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 = 48 :
律(こいつは……ッ! やばい……ッ! )
相手は見るからにプロ……ッ!
素人同然の自分がカードを出してもすぐ見破られる……ッ!
その予感があって堪らなかったのだ……ッ!
律(……ッ! だ、駄目だ……ッ! 止まっては……ッ! )
律、『12』を提出……ッ!
律(頼む……ッ! 通れ……ッ! 通ってくれ……ッ! )
252 = 48 :
生徒会側……ッ!動かず……ッ!
律(とお……ッ!った?)
律の演技を見抜けない曽我部はともかく
素人を軽く見破れそうなアカギも動かなかった……ッ!
律(ラ、ラッキー♪)
253 = 48 :
アカギ(次は4……ッ!ある……ッ!)
パンッ
アカギ……ッ!4を提出……ッ!
律と梓一歩も動かず……ッ!
律(分からない……ッ!)
梓(……ッ!)
両者動かないまま一週目終了……ッ!
254 = 48 :
梓のターン
しかしけいおん部側また不運……ッ!
梓(5が……ッ!ない……ッ!)
こうなると梓は必然的に嘘のカードを出すしかない……ッ!
梓(うう……ッ!お願いします……ッ!通ってください……ッ!)
パンッ……ッ!
梓……ッ!『6』を提出……ッ!
しかし不運……ッ!圧倒的不運……ッ!
曽我部「ダウト!」
ざわ……ッ! ざわ……ッ!
255 = 48 :
曽我部のダウト……ッ!
曽我部「とーぜん、それは別のカードよね
『6』
梓(あ、あう~~)
律(そ、そんな……ッ!)
アカギ「フフフッ・・・・・・」
曽我部「何故……?って顔してるわね……ッ!」
曽我部「それは私の手札をみれば分かるわ……ッ!」
ざわ……ッ! ざわ……ッ!
256 = 48 :
『5』 『5』 『5』 『5』
ざわ……ッ!ざわ……ッ!ざわ……ッ!ざわ……ッ!
律「そ・・・そんなぁ!!!」
梓「こんな事って……ッ!」
曽我部「私も来た時はビックリしたわ……ッ!」
なんと曽我部は引き当てていたのだ……ッ!
『5』を全て……ッ!圧倒的……ッ!独占……ッ!
勝負は決まっていた……ッ!手札が配られた時点で……ッ!
勝負は決まったも同然だったのだ……ッ!
257 :
偽アカギなんもしてないwww
258 = 48 :
カードはシャッフルされランダムに配られる……ッ!
『5』が全て来る確立は圧倒的に低い……ッ!
だがしかし……ッ!こんな事だってある……ッ!
それが……ッ!カードゲームのメガニズム……ッ!
梓と律はただ呆然と立っているしかなかった……ッ!
律「落ち着け……ッ!落ち着くんだ……ッ!梓……ッ!)
律「こんな事だって、こんな事だってある……ッ!」
梓「・・・・・は、はい」
律「大丈夫……ッ!こんな事、何度もおきるはずがない……ッ!」
律は梓に言うと同時に自己暗示に入っていた……ッ!
2人とも呼吸を整え……ッ!いざ次の試合に臨もうとしたその時……ッ!
曽我部「・・・・・飽きたわ」
律「・・・え?」
曽我部「そろそろこのゲーム飽きてきたわ」
259 = 48 :
律「ど……ッ!どういう事ですか……ッ!」
曽我部「このゲーム飽きたって言ってるの」
曽我部「そろそろ止めにしない……ッ?」
梓「そ、そんな事……ッ!」
律「駄目に決まってるだろ……ッ!」
曽我部「……ッ!」
律「こっちは日射病で死ぬって言う命まで賭けてるんだ……ッ!」
律「それをそんな……ッ!飽きたって言う理由で……ッ!」 ポロポロ
曽我部「何か勘違いしてるようだけど……ッ!」
曽我部「私が言ってるのは競技の事よ」
律「え……ッ!」
260 :
どうでもいいがどちらかと言うとバキ
261 = 48 :
曽我部「貴方達との戦いは本当に楽しいわよ……ッ!」
律「……ッ!」
曽我部「ここまでの死闘……ッ!もう残り少ない学校生活では味わえない物だわ……ッ!」
曽我部「でもこの競技には少し飽きてきた……ッ!そういってるの……ッ!」
律「……ッ!」
曽我部「今私達が抑えてる1ポイントを破棄してもかまわない」
曽我部「もう一度1から……ッ!」
曽我部「別の競技で勝負したいとは思わない……ッ?」
262 = 85 :
>>260
このゲームに飽きた…
ッッッ
駄目に決まってるだろ……ッッッ!
わかりません
263 = 250 :
ッかっの差だろうね
264 = 48 :
律は数秒考え……ッ!
律「曽我部先輩が出す競技によって判断します……ッ!」
今できる最善のこたえ……ッ!
今や生徒会のもつ点数を一点でも減らしたい気持ち……ッ!
曽我部「・・・・大富豪よ」
律「大富豪……ッ!」
ざわ……ッ! ざわ……ッ!
265 :
面白い私怨
266 = 48 :
大富豪とは……ッ!
1組全てのカードをプレイヤー全員に均等に配る。
ゲームは親から始める。最初の親が手札から最初のカードを出し、以降順番に次のプレイヤーがカードを出し重ねていく。
カードには強さがあり、弱い順に3、4-10、J、Q、K、A、2とされる。、
次のプレイヤーは、場にある現在のカードよりも強いカードしか出すことができない
出せるカードがない時、もしくは戦略上出したくない時にはパスが許される。
他のプレイヤー全員がパスし、再び場にあるカードを出したプレイヤーまで順番が回ってきたらそのプレイヤーは親になる。場にあるカードは流され(横にのけられ)親は手札から好きなカードが出せる。
親は複数枚の同じ数字のカードを合わせて出すことができる(例:4を2枚出す、5を3枚出すなど)。複数枚カードが出ている場合、プレイヤーはその数字より強いカードを場と同数枚組みにして出さなければならない。
以上を繰り返し、一番早く手札が無くなったプレイヤーが大富豪となり、以降上がった順に富豪、貧民、大貧民と階級がつく。
第2ゲーム以降は、カードが全て配られゲームが開始する前に、大貧民と大富豪がそれぞれ手札の中で最も強いカードと好きなカードを交換する
最も低い階級の人を親として次のゲームが始まる。
(wikiより要約)
曽我部「一応試しうちはしてみるかしら……ッ!」
律「そんなのいらねーよ……ッ!こちらと小学生の時なんどもやってきたんだ……ッ!」
梓「私もです……ッ!」
曽我部「アカギさんも大丈夫かしら……ッ?」
アカギ「問題ねぇな」(煙草)フゥ~
267 :
注意されても戻さないのはプライドなのか
268 :
大富豪はローカルルールが多すぎるからしっかりと確認しないとひどいことになる
269 = 48 :
この時曽我部が競技を変えた理由はこれだけではない……っ!
アカギの能力を出し切るのに最適な競技だったからだ……っ!
アカギの特技は凄まじい記憶力と計算力……っ!
ほぼ運で決まるこの勝負には向いていない……っ!
曽我部が自分のポイントを破棄してまで変えた理由はそこにあった……っ!
曽我部(うまく釣れたわ……っ!)
単純なけいおん部をあざ笑う曽我部……っ!
そして律と梓はいよいよ体験する事になる……っ!アカギの圧倒的能力が……っ!
曽我部……っカードの特別な能力を説明……っ!
なおこれは>>1が子供時代にやってた時に採用していたルール……っ!
公式でない可能性もあるが、その辺はご理解をいただきたい……っ!
270 = 236 :
>>267
末尾Pさんチーッス^^
271 = 267 :
>>270
何か珍しいか?
272 = 265 :
いちいち構うなよ
273 = 48 :
まず特別な能力のあるカードは、7、8、10、11、ジョーカー、スペ3
7は7渡し……ッ!7を出す事で自分の手札を別の者に渡す事ができる
なおこれはチーム戦の為誰にやってもいいとする、つまり……っ!敵に不要カードを渡し不利にさせる事も……っ!
味方の必要としてるカードを読み取り……っ!渡す事も可能という事……っ!
次は8切り……ッ!8を一枚出すだけでその場は流れ自分が親となりカードを出す事が可能……っ!
次は10捨て……ッ!10を一枚出す事で手札にあるカードを一枚捨てる事ができる……っ!
これは場に出すのではなくゲームから除外するようなもの……っ!
次は11小革命……ッ!11を出す事で一時的に革命を起こす事ができる……っ!
なおこれは流れる事で通常に戻る……っ!なおこれは選択可能……っ!
次はジョーカー……ッ!これは最強である2をも粉砕できる通常では最強のカード……っ!
さらにポーカールールのジョーカーのように別のカードと組み合わせて
置く事も可能……っ!(なお7や10と一緒に出すとそれと同じ効力を出す。つまり10+ジョーカーで2枚捨てる事ができる)
最後はスペードの3……ッ!これは単独で出たジョーカーを唯一殺せるカード……っ!
普段は他の3と共に最弱だがジョーカーの前では真の力発揮する主役的カード……っ!
なお革命とは強さのインフレが全て逆になる事。つまり革命時は3が最強。2が最弱
なおジョーカーは『革命』と言う言葉を知らないあほの為、革命の効果を受けない……っ!
274 = 257 :
ルール多いなw
うちは8切りとジョーカーしかないわ。
275 = 48 :
さらに……っ!
さらに数字が順番に出た場合、それに従わなければいけない……っ!
たとえば『5』次のプレイヤーが『6』を出した場合次のプレイヤーは必ず『7』を出さなければいけない……っ!
なお、これは絵柄マークも同様……っ!
ハート→ハートと出た場合、次のプレイヤーもハートを出さなければいけない……っ!
さらに付け加えると『ハートの5』→『ハートの6』が出た場合次は『ハートの7』しか出してはならない……っ!
以上で説明は終了……っ!
最初のうちは説明を入れていく事に……っ!
276 :
8・joker・3以外初めて聞いたわ
てか書き溜めで何でこんな遅いんだよ
277 = 265 :
確かにルール多い
こんがらがりそうだ
279 = 48 :
曽我部「…で?問題はないかしら?」
律「・・・・・あ、あぁ・・・・」
梓(複雑……っ!でもなんとか覚えきれた……っ!)
梓(律先輩は大丈夫かな……っ!)
アカギ「おいおい、俺がやってた頃と随分変わってるなぁ」
アカギ「まぁでも大丈夫だ・・・・さぁはじめよう」
曽我部(やっぱり……っ!圧倒的記憶力ね……っ!)
曽我部「さぁ…はじめましょうか」
280 = 250 :
記憶力だけが取り柄だからな……ww
281 = 48 :
勝負スタートっ……!
山中さわこっ……!シャッフルっ……!
それぞれカードを配るっ……!
皆に13枚ずつ配りっ……!余った2枚は律と曽我部にそれぞれ与えるっ……!
皆、それぞれ配られたカードを確認っ……!
先行は生徒会からスタートっ……!
アカギ→律→曽我部→梓の順っ……!
283 :
ルール追加したんでないの
284 = 48 :
勝負スタートっ……!
山中さわこっ……!シャッフルっ……!
それぞれカードを配るっ……!
皆に13枚ずつ配りっ……!余った2枚は律と曽我部にそれぞれ与えるっ……!
皆、それぞれ配られたカードを確認っ……!
先行は生徒会からスタートっ……!
アカギ→律→曽我部→梓の順っ……!
285 :
アカギ(ま、まずは肩慣らしだなっ……!)
アカギの出したカードはハートの3
凡夫の一手っ……!さらに律のターン
ここで律は歓喜に浸っていたっ……!
律「やったぜっ……!」
ジョーカーを引き当てていたのだっ……!好調の手札っ……!
律(さて…ここはこれだな…)
律の出したカードっ……!ハートの9っ……!
ここで絵柄縛りが発動っ……!ハートしか出せなくなるっ……!
286 :
大切なことなのでry
287 :
アカギ初っ端クィーンとか出しそうだよな
288 = 285 :
ここで曽我部のターンっ……!
好調の律に対し曽我部はっ……!
曽我部(・・・・くっ、イマイチね)
不調の手札っ……!2が2枚がほぼゴミ手っ……!
曽我部(…出せるのがこれしかないっ……!)
曽我部の出すカードはキングのハートっ……!
律(初手からキングっ……!)
梓(これはっ……!)
ここでけいおん部側は予想するっ……!曽我部のごみ手の可能性っ……!
289 = 285 :
しかしっ……梓のターンっ……
梓(う~んっ……!)
梓の希望のカードはジョーカ、2、A×3の手っ……!
しかし梓もややゴミ手っ……!
梓(このA×3枚は温存ねっ……!)っ……!
梓「パスしますっ……!」
梓パスを選択っ……!そのままターンはアカギのターンへっ……!
アカギ(チっ……!手がねーな)
アカギ「パスだっ……!」
アカギもパスを選択っ……!そして律のターンっ……!
律(ん~。ここはっ……!)
律「パスでっ……!」
律もパスを選択っ……!そのまま場のカードは流れっ……!
曽我部が親となりカードを出すっ……!
290 = 285 :
曽我部(まぁお試し程度でっ……!)
曽我部っ……!ダイヤの9とスペードの9を出すっ……!
これにより次のプレイヤーは9より上の高い同じ数字のカードを2枚出さなければならないっ……!
梓のターンっ……!
梓(こ、これはっ……!)
梓の手札はゴミ手っ……!弱いカードばかりだったっ……!
この状況での希望はA×3とジョーカーで革命を起こす事だったっ……!
梓「っ……!パスでっ……!」
梓またパスっ……!
291 :
いやAの革命って悪手だろ
joker切ってまでやる事じゃない
293 = 285 :
梓の連続パスに不信に思う3人……!
そしてそのままアカギのターン……!
アカギ(まぁ……!石橋をたたくくらいはしておくか……!)
アカギハート、クローバーの12を場に出す……!
9では力不足の可能性があるからだった……!
アカギ「さぁどうだ?オデコちゃん……!」
律「……!あんたにオデコって言われたくないな……!」
律のターン……!
294 = 285 :
アカギの思惑がヒット……!
律……!対抗できるカードなし……!
律(く、くそぉぉ~~~~)
ここまでの流れ……!
現時点でのもっとも手札の揃ってる人物はアカギだった……!
たとえ片方の手札が悪くてももう片方がいい手札だったらよし……!
これがチーム戦……!
律「・・・・パスだ」
アカギ「・・・・」ニヤッ
295 :
なんという・・・圧倒的眠気っ・・・!
俺はこの睡魔に耐えられるのか・・・っ!
296 = 285 :
そして曽我部もこのターンパス……!
梓はカードを出さないと判断したからだっ……!
あまり仲間のカードに出す必要はないからだ……!
そのまま梓のターン……!
梓(駄目だ……!もう待てない……!)
梓……!ハート、クローバーのAを出す……!
革命の手を崩す……!
曽我部「!?」
皆全員パス……!
対抗できる者もいたが温存する作戦なのだろう……!
297 = 285 :
梓のターンっ……!
梓(革命の手が崩れた今……!これは早く捨てておきたいカードっ……!)
梓っ……!ハート、ダイヤの4を2枚出すっ……!
アカギ(っ……!これはっ……!)
アカギ「パスだ……!」
アカギっ……!パスっ……!
律(よしここだっ……!)
律っ……!ハートとダイヤの10を出すっ……!
これにより絵柄縛りっ……!そしてカードを捨てる事が可能になるっ……!
律(これは不要だなっ……!)
律はクローバーの5っ……!ダイヤの3を捨てるっ……!
なおこれは場に置くのではなくもうゲームから除外するのであるっ……!
298 = 291 :
>>1あんまり大富豪強くないでしょ
イレブンバックあるのに4×2枚や3を捨てる理由が無いよ
300 :
みんなの評価 : ★★
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