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    元スレまゆり「ねぇねぇ、ダル君」  ダル「ん?」

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    1 :

    立ったら書きます。

    3 :

    8月20日 お昼過ぎ
    ラボ


    岡部「なあダル、この暑さをどうにかしたいんだが」

    ダル「・・・・・・」PCカタカタ

    岡部「ダル? 聞こえないのか?」

    ダル「・・・・・・」PCカタカタ

    岡部「ダァルゥ! なぜ無視するんだ!」

    ダル「あーあー聞こえない聞こえない。 リア充の声なんて聞こえないー」

    岡部「んなっ・・・・・。 何を・・・」

    ダル椅子から勢いよく立ち上がり岡部を指差し

    ダル「まゆ氏がいる時! 毎回イチャイチャしやがってー
      何なんだよ! オカリンが暑いのはリア充だからだろうがああー」

    岡部「ま、待て! 落ち着けダル! 俺がいつイチャイチャなどした?
        あと人を指差すのは止めろ」

    4 :

    vipではageたほうがいいと思うぞ。人が集まらん。

    5 = 3 :

    ダル「いつ? いつ・・・だと? いつもだお! 毎日だお!
        エブリディだよ! もう僕は耐えられないんだお!」

    岡部「・・・・・・いや。ただとなりに座ってるだけじゃないか?
       そしてたまに名前を呼び合ったり、見つめ合う程度じゃないか。
       それのどこがイチャイチャしてるように見える?」 

    ダル「オカリン。本気で言ってるなら早く爆発しろ」


    ガチャ


    紅莉栖「下まで声が響いてるわよ。 少し落ち着きなさいよまったく」

    岡部「うむ。助手よ、買い出しご苦労」

    紅莉栖「助手ってゆーな! 橋田はゼロカロリーのコーラでよかったわよね?」

    ダル「牧瀬氏、僕のこと分かってくれてるんだね。僕は嬉しいお」

    紅莉栖「へ、変な事言うな! このHENTAI!!」

    ダル「僕はHENTAI紳士だお。でも、もっと罵ってくれていいお!」

    6 = 3 :

    >>4
    助言どうもです。


    紅莉栖「このコーラはいらないようね、橋田」

    ダル「欲しいです。ごめんなさい」

    紅莉栖「分かればいいのよ。はい、コーラ。 
       岡部もドクペ飲むでしょ?」

    岡部「いや、今はいい。先ほど麦茶を飲んで喉は十分に潤っているのでな」

    紅莉栖「そう? じゃあ冷蔵庫に入れとくわね」ガチャバタン

    紅莉栖「で? なにを騒いでたのよアンタ達」プシュ

    岡部「この暑さをどうにかしたいとダルに相談していたところだ」

    ダル「違うお! オカリンがリア充っぷりを認めない話だったお!」

    紅莉栖「岡部がリア充? はっ、そんな訳ないでしょただの厨二病よ」ゴクゴク

    岡部「なんだとぉ、クリ腐ティーナめ」

    7 = 3 :

    ダル「牧瀬氏は最近ラボの研究室に篭もりっきりだったから知らないだけで、
       このカーテンの向こう側とこっち側では全く雰囲気が違ったんだお」コーライッキ

    紅莉栖「そうなの? ヘッドホンつけてレポート書いてたから、
         そっち側の声なんて聞こえなかったから」

    ダル「僕が、何度牧瀬氏にこの場の状況を知らせようとしたか。
       レポートの邪魔しちゃ悪いと思って話しかけられなかったんだお」ゲフ

    岡部「大げさに言い過ぎだろうダルよ。この俺がまゆりとイチャイチャしているだの
       なんだのと。昔からあまり変わってないだろう」

    紅莉栖「・・・・・・まゆりとイチャイチャ!? どういうことよ橋田! 説明しなさいよ!」

    ダル「まゆ氏とラブラブチュッチュッしてます。毎日このラボで。ラボはラブホじゃねーぞ!!」

    岡部「チュッチュッなどしていない!」

    紅莉栖「・・・・・・ラブラブは認めるんか己は」

    ダル「牧瀬氏。まゆ氏が来たらわかるんだお。この僕の怒りと悲しみが」

    8 = 3 :

    岡部「何度も言うが、大げさに言い過ぎだぞダル。この俺が――」


    タタタタッ 
    ガチャッ


    まゆり「オカリーン! トゥットゥルー!」ダキツキ

    岡部「まゆり! お前が来るのを待っていたぞ!」ダキシメ

    紅莉栖・ダル「・・・・・・」

    まゆり「オカリン。喉渇いてるんじゃないかなーって思って、ドクペ買ってきたよー」ダキシメ

    岡部「おー。さすがまゆり。丁度今喉が渇いたなーと思っていた所だ」ダキシメ

    まゆり「えへへー。まゆしぃはオカリンの事なら何でもわかっちゃうのです」ダキシメ

    岡部「まゆり・・・・・・」ダキ

    まゆり「オカ・・・・・・リン・・・・・・」ダキ

    紅莉栖「ち、ち、ちょっと待てぇー! なんぞこれ!? なんぞこれぇええええぇ!」

    9 = 3 :

    ダル「・・・・・・分かって・・・・・・くれたかな牧瀬氏・・・・・・」

    紅莉栖「なんでこんな事になっちゃったの!? あれ? ちょっと待って!
         なんか意味がわかんない! なんなのこれ!? 私は夢を見てるの!?」

    ダル「牧瀬氏! お、落ち着くんだお。これは現実。
       最初僕もほっぺをつねってしまう程混乱したけど、受け入れないと駄目なんだお・・・・・・」

    岡部「まゆり・・・・・・・」ダキ

    まゆり「オカリン・・・・・・」ダキ

    紅莉栖「大丈夫よ。私は脳科学者。うん、落ち着け私。そう。マイフォーク。
         まだ持ってないのよね。マイスプーンは持ってるのよ私。そうだったわ」

    ダル「牧瀬氏! こっちに戻ってくるんだ!!」

    紅莉栖「・・・・・・はっ! 橋田・・・・・・助かったわ。危うく現実逃避しちゃうところだった」

    ダル「これからどうなるのか・・・・・・それを考えただけで僕は体重が減る気がするんだお」

    10 = 3 :

    紅莉栖「いつまで抱き合って見つめ合ってるのよ!
         出会って2秒でこの展開はないだろ常識的に考えて」

    岡部「・・・・・・そうだな。まゆりソファーに座るか」ダキカカエ

    まゆり「うん・・・・・・ありがとうオカリン」オヒメサマダッコ

    紅莉栖・ダル「・・・・・・」

    まゆり「オカリン。ドクペを飲ませてあげるのです」プシュ

    岡部「まゆりはホントに気が利くな。ありがたく頂こう」ゴクゴク

    まゆり「まゆしぃはオカリンが食べたり飲んだりしているところを見るのが
        可愛くて大好きなのです・・・・・・」

    岡部「はははっ。恥ずかしいだろ。まゆり」アタマナデナデ

    まゆり「えへへー」

    紅莉栖・ダル「・・・・・・」

    11 = 3 :

    紅莉栖「お、岡部! あんたさっき私が買ってきた時喉渇いてないって言ってたじゃない!」

    岡部「ああ、さっき喉は渇いていなかった。今現在はとても喉が渇いている。
        だからこうしてまゆりに飲ませてもらっているのだが? なにか問題があるのか?」

    紅莉栖「嘘乙! 5分も経ってないわけだが!」 

    岡部「ふむ。助手は俺の身体の事を何でも知っているのか?
      喉の渇き。空腹。体調」

    紅莉栖「ぐっ・・・・・・」

    岡部「俺の事を知っているのは俺と――」

    まゆり「まゆしぃだけなのです」ダキツキ

    岡部「そうだ」ダキシメ

    紅莉栖(こいつ・・・・・・殴りたい・・・・・・)

    12 = 4 :

    しえん

    13 :

    間違いなく組織の攻撃

    14 = 3 :

    ダル「牧瀬氏・・・・・・なにを言ってもイチャラブ展開は変わらないんだお。
       僕も何度も何度も失敗したんだ・・・・・・」

    岡部「まゆり・・・・・・」ミツメ

    まゆり「オカリン・・・・・・」ミツメカエシ

    紅莉栖「ま、まゆり? ちょっといいかしら?」テマネキ

    まゆり「ん? あ! 紅莉栖ちゃんトゥットゥルー」

    紅莉栖「え? あれ? 私気づかれてなかったの? なんで?」

    ダル「まゆ氏は基本オカリンと喋る事しか考えてないと思われ。
       名前を呼ばれない限り反応してくれないんだお」

    ダル「まゆ氏、僕もここにいるんだお!」

    まゆり「ダル君もトゥットゥルー」

    15 :

    こういうの好きだ

    16 :

    続けたまえ

    17 = 3 :

    まゆり、紅莉栖の横に移動

    まゆり「紅莉栖ちゃん、なにかご用事?」

    紅莉栖「えっ、ええ。あのね、いつから岡部とこんな関係に?」

    まゆり「んー。 まゆしぃはいつもオカリンの隣にいたよ? 
        まゆしぃはオカリンを愛しているのです」

    紅莉栖「あ、愛ぃぃ? ちょっとまゆり。どうしちゃったの?」

    ダル「牧瀬氏が研究室に篭り始めた日から急にこの状態だったんだ」

    紅莉栖「なんですって? そんなに急になの?」

    まゆり「まゆしぃ、もうオカリンの所に戻ってもいいかなぁ?」チラッチラッ

    19 :

    本当だスゲー

    20 = 3 :

    ダル「まゆ氏、戻るのはいいけどイチャイチャは控えてほしいお」

    まゆり「わかったよー」

    まゆり「お待たせーオッカリーン」ダキツキ

    ダル(全然わかってないお・・・・・・まゆ氏)

    岡部「待ちくたびれたぞ、まゆり」ダキシメ

    紅莉栖「くっ・・・・・・橋田、詳しく話を聞かせなさい。おかしいわよこの状況」

    ダル「分かったお。僕が気付いた点なんだけど・・・・・・」


    ・二人に変化があったのは4日前
    ・5日前までは二人共普通だった
    ・4日前から桐生氏・フェイリスたん・るか氏・阿万音氏はラボに来れないと連絡
    ・ここ数日で僕の体重が4kgほど減る

    21 :

    全部>>1ってやつのせいなんだ

    22 = 3 :

    紅莉栖「おぃ。最後の体重はいらない情報だろ」

    ダル「いや重要だお! 僕が痩せるなんてありえないだろ常考」

    紅莉栖「デブ乙・・・・・・他には? なにもないわけ?」

    ダル「うーん。 あ、個人的な事なんだけど」

    紅莉栖「どうでもいい事だったら・・・・・・わかってるわね?」

    ダル「いや、変なんだお。先週には終わらせたはずの宿題が、
       なぜか手付かずの状態だったんだお」

    紅莉栖「なによそれ。勘違いなんじゃないの? そしてすごくどうでも――」

    紅莉栖「いや、どうでもよくないわね。宿題は間違いなくやったのね?」

    ダル「間違いないお! コミマを楽しむ為に毎年前日までに終わらせるんだお」

    23 = 3 :

    紅莉栖「ふむ。橋田のオタク力からしてそれは間違いなさそうね」

    ダル「オタク力なんて始めて言われたお」

    紅莉栖「ほかの皆はなにしてるの? こんな状況なのに」

    ダル「るか氏は神社の手伝いで忙しい。フェイリスたんと桐生氏はバイトで。
       阿万音氏はブラウン氏が休暇で仕事休みだから短期のバイトで忙しいみたい」

    紅莉栖「て事は、皆この状況を知らないのね」

    ダル「そうだと思われ。あ、でもオカリンが今日あたり皆来れるって言ってたお」

    紅莉栖「そうなの? だったら皆にもこの状況を相談してみないとね」

    岡部「まゆり」ミツメ

    まゆり「オカリン」ミツメ

    24 = 3 :

    ダル「・・・・・・みんなが混乱する様が浮かぶお」




    ガチャ



    フェイリス「入るニャー。 久しぶりだニャー」

    るか「お久しぶりです皆さん」

    ダル「フェイリスたんキタコレ! るか氏も久しぶりだお」

    紅莉栖「漆原さん! フェイリスさん! ちょっと聞いて」

    岡部「フェイリス、るか子よ。よく来た。久しぶりだな。フゥーッハハハハ」マユリダキシメ

    フェ・ルカ「・・・・・・」

    紅莉栖(くっ、そうよね混乱して言葉を失っちゃうわよね)

    25 = 3 :

    紅莉栖「あの――」

    フェイリス「んもー。二人共今日もラブラブニャンだからー」

    るか「いいなぁ。僕、羨ましいです」

    紅莉栖・ダル「え・・・・・・・?」

    フェイリス「ん? どうしたんだニャ?」

    紅莉栖「・・・・・・ちょっと待って、二人共岡部とまゆりの事知ってたの?」

    るか「? どういう意味でしょうか?」

    ダル「オカリンとまゆ氏がラブラブな事知ってるん?」

    フェイリス「知ってるもなにも、前からこうだったニャ」

    るか「牧瀬さんも橋田さんも笑いながら二人を見守ってたじゃないですか」

    紅莉栖・ダル「・・・・・・」

    26 = 3 :

    ガチャ



    鈴羽「おーっす。いやぁー短期バイトやっと終わったよー」

    萌郁「・・・・・・お邪魔・・・・・・します・・・・・・」

    紅莉栖・ダル「・・・・・・」

    鈴羽「岡部倫太郎と椎名まゆりは今日も仲いいなー」

    萌郁「・・・・・・二人共・・・・・・変わらない・・・・・・ね」

    紅莉栖「阿万音さんと桐生さんもこの事は日常的だと?」

    鈴羽「んー? 今までと一緒じゃん。何言ってるの牧瀬紅莉栖」

    萌郁「・・・・・・?」

    紅莉栖(どういうこと・・・・・・私と橋田がおかしいの・・・・・・?)

    27 :

    ふむん

    28 = 3 :

    岡部「バイト戦士、指圧師。久しぶりだな」マユリダキ

    鈴羽「おーっす。椎名まゆり、おっはー」

    まゆり「あ、鈴さんおっはー」

    フェイリス「もーまゆしぃは凶真と居る時他の人のこと目に入らないニャー」

    まゆり「えへへー まゆしぃはオカリンが居るときはオカリンの事を見てないと
        落ち着かないのです」

    鈴羽「もう慣れちゃったなー。岡部倫太郎が居ない時は普通だし」

    萌郁「・・・・・・ケーキ、買って・・・・・・来たの・・・・・・皆で・・・・・・食べよ」

    フェイリス「萌ニャン! ありがとニャンニャン!」

    るか「あ、僕飲み物用意しますね」

    鈴羽「アタシは苺のショートケーキがいい!」

    ワイワイガヤガヤ
    オイシー イチゴー マユリ オカリン ヒューヒュー

    紅莉栖・ダル(なんなんだこの状況・・・・・・)

    29 = 3 :

    フェイリス「二人共、ケーキいらないのかニャ?」

    紅莉栖「え? ええ。私はちょっとこれから橋田と出かけるから」
       (橋田、ちょっと話合う必要があるわ)

    ダル(おk、了解だお)
      「そうそう、そうなんだお。僕たちの分も食べてていいんだお」

    フェイリス「にゃふふー。二人でデートかニャ? そうかニャ?」ニヤニヤ

    紅莉栖「ちょ、違うわよ! ・・・・・・次のガジェットの為のパーツを買いに行くの!」

    ダル「・・・・・・牧瀬氏とデートとか、萌える展開キタコレ!」

    紅莉栖「・・・・・・」ギロッ

    ダル「すみません、調子に乗りました・・・・・・」

    30 = 3 :

    紅莉栖「じゃあ、私たちは出かけてくるわね」

    岡部「ああ、気をつけてな」マユリダキシメ

    まゆり「オカリン・・・・・・」ダキシメ

    るか「いってらっしゃい」

    鈴羽「じゃあ二人のケーキは私がもらったー!」

    萌郁「・・・・・・皆で・・・・・・わけよ・・・・・・?」

    紅莉栖・ダル(早く・・・・・・この場を立ち去りたい・・・・・・)

    31 = 3 :

    牛丼屋



    ダル「ゲフ。で、牧瀬氏。これは一体どうなってるんだろう」

    紅莉栖「あんたこの状況でよく食べられるわね」

    ダル「デブはご飯を食べないと力がでないんだぜ?」

    紅莉栖「私はもうなにがどうなってるのかで、混乱しちゃってわけが分からないわ」

    ダル「僕たち以外はオカリンとまゆ氏の事分かってた感じだったお」

    紅莉栖「そうなのよね。皆馴染んでたわね、あの状況に」

    ダル「でもおかしいお。だってオカリンとまゆ氏があんな感じになったのって
       4日前だったんだお。ああなってから他のラボメンがラボに来たことなんて
       なかったのに、なんで皆知ってるんだろう」

    32 = 3 :

    紅莉栖「5日前は皆で集まって円卓会議したわよね。あの時は普通だったはずよ」

    ダル「どうなってるんだ。オカリン風に言うとこれがシュタインズ・ゲートの選択か・・・・・・だお」

    紅莉栖「! 橋田、今のあんたの言葉で思いついた事があるわ」

    ダル「お? 一体なんなんだお」

    紅莉栖「その前に。あんたが宿題を終わらせたってのは間違いないわね?」

    ダル「それは間違いないお!」

    紅莉栖「先週やったはずの宿題が手付かず。4日前からのラボメンの変わりよう。
         過去改変されたんじゃないかと思うのよ」

    ダル「は? ドユコト?」

    33 :

    正直、良さ気な嫁さん貰えてあんな可愛い娘まで出来る事が分かっているダルが勝ち組すぎて・・・

    35 = 3 :

    紅莉栖「いい? 私と橋田が知ってる5日前の世界をAとして、
         今私たちが居る世界をBとするわね?」

    紅莉栖「私たちは世界Aの記憶がありながら、世界Bの4日前に来ちゃったんじゃないかしら」

    紅莉栖「皆言ってたじゃない。あの二人は前からこうだったって。
         それに私も橋田も二人を見守ってたって」

    ダル「! そっか。世界を移動したって事は、Bの過去の記憶を僕達は持ってないって事」

    紅莉栖「そうよ。だから私と橋田はこの世界が異様だと気づけたのよ」

    ダル「でも、なんで僕達がAの記憶を持ってるん? その力ってオカリンだけじゃないん?」

    紅莉栖「確かに岡部はリーディングなんちゃらを使えるみたいな事言ってたけど、
         あの力は誰しも持ってるはずの力なのよ。ただ岡部の力が強すぎるだけで」

    ダル「じゃあ、オカリンはAの記憶を持ちながら、あの状態ってことなん?
       それだったら僕の右手が真っ赤に燃える事になりそうなんだが」

    36 :

    ダルはトゥットゥルーとくっつくんじゃないのか世

    37 = 3 :

    紅莉栖「いや、それはありえないわ。私の知ってる岡部はあんな事しないもん・・・・・・」シュン

    ダル(あれ? なんか凄いデレてね?)

    ダル「あのー。牧瀬氏? オカリンの事・・・・・・好きなん?」

    紅莉栖「っ! な、な、な、なに言ってんのよ! このHENTAI!」カァァッ///

    ダル「いあ。僕は応援するお! 今のオカリンとまゆ氏じゃ僕は耐えられないんだお」

    紅莉栖「・・・・・・あ、あり・・・・・・がと・・・・・・」///

    ダル(なんだこの牧瀬氏。可愛すぐる」

    ダル「でもさ、どうあがいてもあの二人を元に戻すのは難しいんじゃね?」

    38 :

    まゆしぃ可愛い

    39 = 3 :

    紅莉栖「なんで? 過去を変えられたのよ? もう一度変えれば済むじゃない」

    ダル「いあ、だって僕たちに記憶が残ってるのか分からんでしょ?
       変わった事に気付けなかったら意味ないんじゃね?」

    紅莉栖「いえ、大丈夫よ。きっと大丈夫。岡部を想う気持ちが・・・・・・」

    ダル「・・・・・・気持ちが?」

    紅莉栖「奇跡を起こすのよ!」ビシィ!

    ダル(牧瀬氏、奇跡とかそう言うの信じないんじゃなかったっけ)

    ダル「過去を変えるってのは分かったんだけど、いつ頃の時期にDメール送ればいいん?」

    40 = 3 :

    紅莉栖「それは・・・・・・。二人があんな感じになる前じゃないかしら」

    ダル「なんて送るん? 過去改変された要因のメール内容すらわかんないのに」

    紅莉栖「・・・・・・」

    ダル「あとメールは一体誰が送ったんだろ。誰かが過去改変したからこうなったわけだよね」

    紅莉栖「・・・・・・まゆり、じゃないかしら・・・・・・」

    ダル「え? まゆ氏が? いあいあ、まゆ氏はDメール送るの嫌がってたはずだお」

    紅莉栖「だってこの世界で一番幸せなのはまゆりじゃない」

    ダル「いや、オカリンも幸せなんじゃn」

    紅莉栖「・・・・・・」バンッ!!

    ダル「・・・・・・ま、牧瀬氏? 物に当たるのはどうかと・・・・・・思うお」

    41 = 3 :

    紅莉栖「橋田は応援してくれるって言った」

    紅莉栖「私と岡部の事応援してくれるって言った」

    ダル(やべー。牧瀬氏怖いお」

    ダル「そ、そうだお! 僕は牧瀬氏の味方だお!」

    紅莉栖「そうよね? 橋田ありがと」ニコニコ

    ダル(もうどうにでもして下さい)

    紅莉栖「Dメールを送ったのはまゆりだって事は分かったわね。
         その内容と送った時間を調べなきゃ」

    ダル「そうだね・・・・・・オカリンとまゆ氏以外の人に話を聞いてみないと」
       (もう牧瀬氏の中ではまゆ氏が犯人だと確定してるんだな・・・・・・)

    紅莉栖「多分あのメンバーの中でまゆりの事を一番知ってるのは漆原さんね。
         メールして呼び出してみるわ」

    ダル「確かに、るか氏ならなにか知ってるかもしれないお」

    43 = 3 :

    10分後



    るか「僕に話があるんですよね? なんでしょうか?」

    紅莉栖「うん、まあ座って。大事な話があるの」

    るか「はい。失礼します」

    紅莉栖「大した話じゃないのよ。岡部とまゆりはいつからあんな感じだったかしら?」

    るか「え? 僕がまゆりちゃんと友達になった時から既に二人は仲良しでしたよ?」

    紅莉栖「そう・・・・・・。まゆりから何か聞いてない? 二人が仲良くなったきっかけみたいな事」

    るか「えっと、確か岡部さんに昔助けてもらったんだってまゆりちゃん言ってた気がします」

    ダル「オカリンがまゆ氏を?」

    44 :

    なかなか良い投下スピードだな

    46 = 3 :

    るか「はい。まゆりちゃんおばあさんが亡くなって、とてもショックだったみたいで、
       その時まゆりちゃんを助けてくれたのは岡部さんだって」

    紅莉栖「なるほど、そこから二人の間に・・・・・・愛が芽生えたと・・・・・・」ギリッ

    ダル「牧瀬氏! 落ち着いて!」

    るか「?」

    ダル「そ、それで、その事がいつ頃だったってのは知ってるん?」

    るか「6年前の今日がそのおばあさんの命日だったと思います。その丁度半年後に岡部さんに
       助けてもらったって聞きましたよ」
     
    紅莉栖「半年後か・・・・・・2月20日・・・・・・」ニヤ

    47 = 3 :

    ダル「メールの日時は分かったけど、肝心の内容は流石にわからないんだお」

    紅莉栖「漆原さん、助かったわ。これで先に進めるわ」

    るか「? お役に立てたのならよかったです。それじゃあ僕はこれで」

    紅莉栖「ええ、ありがとう。またね」

    ダル「牧瀬氏、これからどうするん? 内容が分からないとどうにもならないお」

    紅莉栖「いいえ、最初に私が世界Aでまゆりに合った時、まゆりは言ってたわ。
         『まゆしぃはオカリンの人質なのです』って」

    ダル「うん? それで?」

    48 = 3 :

    紅莉栖「だから世界Aでは岡部はまゆりを助ける時に、『お前は俺の人質だ』
         みたいな事をまゆりに言ったのよ。どこにも行かさない。そばに居ろって」

    紅莉栖「世界Aのまゆりはそれで岡部とずっと一緒にいるんじゃない?
         もともとラボメンってあの二人だったんでしょ?」

    ダル「確かに、なんかそれっぽい気がしてきたお」

    紅莉栖「だからまゆりはこんなDメールを送ったのよ。
        『まゆりに告白 彼女は貴方を 愛している』みたいな」

    ダル「牧瀬氏、すごい妄想力だお・・・・・・」

    紅莉栖「それで岡部はまゆりに・・・・・・告白して・・・・・・くっ・・・・・・あんなことに・・・・・・」ギリッ

    ダル「でも告白したところで、まゆ氏がおばあさんの死から立ち直るかなんてわかんなくね?」

    49 :

    しえん


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