元スレ唯「ぎゃるげ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
301 :
あずにゃんのデレに期待
302 = 247 :
>>296の梓が律の首で擦ってオナニーしてるように見えた
303 :
もうらめーの台詞は梓かと思った
304 = 264 :
おい
305 = 296 :
律「まあそこが私のいいところなんだけどな!」
梓「そうですね」
クスクスと手で口を押さえながら笑う梓は、とても可愛らしい。
律「あーと……ホントにライブ見なくていいのか? 好きなバンドなんだろ?」
梓「いいですってば。今はなんだか律先輩と一緒にいたい気分なので」
素でドキッとすることを言うものだ。こいつは将来男を手篭めにしそうな気がする。
律「そ、そうか……へへ……」
照れ隠ししようにも、顔が赤くなっていくことを自分の意思で止めることができない。
梓「律先輩顔真っ赤」
律「んな!? は~、暑い暑い! やっぱり人ごみはダメだな! 顔あっついもん!」
梓「そういうことにしておきます」
306 = 271 :
最高だよおおおおおおこのスレはよおおおおおおおおおおおおおおお
307 = 296 :
何度言っても梓はこの場を離れようとしなかったので仕方なく近くのベンチに腰を下ろすことにした。
梓「それであのバンドのいいところはですね!」
律「そっかそっか」
こんなに楽しそうに私に話しかける梓を見たことがない(情けない限りだが)。
嬉しそうな顔で流暢に話す梓は本当に可愛くて、憂ちゃんとセットでぜひウチの子になってもらいたいと思ってしまった。
そうこうしているうちにライブハウスからぞろぞろと人が出てくる。
どうやらライブは終わってしまったらしい。
律「終わっちゃったぞ、梓」
梓「だからいいですって。それより、私達も帰りましょうか」
律「だな。今日はごめんな。私に会わなければ普通にライブ見れたかもしれないのに……」
梓「今日は律先輩とたくさん話しができたからそれでいいです。
あんまり二人で絡むことなかったからすごく楽しかったですよ」
律「そう言ってもらえると救われるよ」
梓「あ、一ついいですか?」
律「ん?」
梓「ライブ途中から見れなかったんでお金返してください。特別に500円にしておきます」
金取るのかよ!
308 = 255 :
このあずにゃんは悪女に育つな
309 = 296 :
【平沢唯】
好き度☆☆☆☆
友達度☆☆☆☆☆☆☆
隊員度☆☆☆☆☆☆
【秋山澪】
好き度☆☆☆
友達度☆☆☆☆☆☆
信頼度☆☆☆☆
【琴吹紬】
好き度☆☆
友達度☆☆☆☆☆☆☆☆☆
憧れ度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【中野梓】
好き度
後輩度☆☆☆☆
お財布度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
律「ムキーッ! あれだけやって梓の好き度ひとつもあがってないってどういうこと!?
つーかお財布度ってなに!? 私先輩なのにパシリなの!?」
310 = 260 :
お財布度吹いたwwwwwwwww
311 :
お財布度高えwwww
312 = 255 :
地味に唯の友達度が下がってるのはわざと?
314 = 303 :
こりゃ攻略は不可だなwwww
315 = 296 :
日曜日のある日。
部活がない今日、暇をもてあました私はワンカップを求めるホームレスのように午後の街を彷徨い歩いていた。
「あ、りっちゃん」
不意に後ろから声を掛けられる。
「りっちゃん」と呼ぶ人間を私は結構知っている。
律「お、ムギ」
ムギ「こんにちは。こんなところで会うなんてめずらしいね~♪」
うふふ、と上品に笑うムギ。その姿はまさにお嬢様。
格好からしてそうだ。白地のワンピースに淡い青のカーディガン。
白くていかにも高そうなハンドバッグ。
……対して私は、キャップにハーフジーンズ、ゴツゴツしたスニーカーにタンクトップ。
ちなみにタンクトップの前には風神、後ろには雷神がプリントされている。
どこからどう見ても育ちの悪いパー女だった。
律(おいやめろ)
316 :
>>312
好き度が上がってるけどな
つまり
317 :
パー女www
318 = 296 :
しまった
他スレに誤爆しちゃった恥ずかしすぎる
紬「りっちゃんはお買い物?」
律「ん~別に何か欲しいってわけじゃないんだけど、その辺をブラブラ~って」
紬「ブラブラ……」
ムギは深刻そうな顔で唸った。
律「ん? どした?」
紬「りっちゃん……私ね……」
律「あ、ああ……」
紬「またりっちゃんと一緒にその辺をブラブラしたいと思ってたの~♪」
ファンを昇天させてしまいそうな笑顔で言うムギ。
この歳でこんな上品な笑顔をできる人間が他にいるだろうか。
律「ははっ、言うと思ったよ」
319 :
もう梓は全部選択肢3でよくね?
好感度最低まで下げようぜ
320 = 296 :
律「でもムギも何か用事あったんじゃないのか? 私と遊んでる暇なんて……」
紬「大丈夫!」
ふんすと鼻を鳴らし、ハンドバッグから携帯電話を取り出す。
そして後ろを向いてどこかに電話をかけ始めた。
この光景、どっかで見たことあるぞ。
ムギは電話を終えるとこちらを振り向いて嬉しそうな顔をした。
紬「大丈夫だったよ、りっちゃん」
律「まったく何が大丈夫なんだか」
紬「ねぇりっちゃん、今日はどこに連れて行ってくれるの?」
律「そうだな~遊園地なんてどうだ?」
紬「ゆ、遊園地……!」
ムギは益々嬉しそうな顔をしている。
そんなに行きたかったのか、遊園地。
322 = 296 :
電車に揺られること数十分、私達は遊園地に到着。
ここはあまり新しい遊園地ではないのだが、手頃な入園料で入れるので金欠高校生の私にとってはありがたい遊び場である。
ムギだったらディズニーランドを貸切にして遊ぶことも可能だろうが……。
紬「わぁ~!」
意外にもムギは遊園地に来たことがなかったらしく、ジェットコースターやメリーゴーランドを見るたび感嘆の声をあげていた。
律「何乗りたい? ムギ」
紬「なんでもいいの?」
律「なんでもいいぞ~。遊園地マスターの私に任せなさい!」
紬「おぉ~」
ムギは私に向かってパチパチと拍手する。どう見てもあからさまに興奮気味だ。
しっかり者に見えて実はこういう子供っぽいところがムギのいいところであると思う。
323 :
沢庵かわいいよ沢庵
324 = 296 :
紬「りっちゃん! 私アレがいい!」
ムギが指差すのはジェットコースター。
ふむ、確かに定番ではある。が……
律「大丈夫かぁムギ?」
紬「何が?」
律「初めてジェットコースターに乗る奴は恐怖で大抵気絶してしまうんだぜ!」
紬「そ、そんな……」
ムギは素で怖がっているようだ。なんという素直さ。
ちょっと驚かそうとしたことに罪悪感を覚えてしまう。
紬「でも」
律「うん?」
紬「りっちゃんがいるから大丈夫かな」
律「そ、そか」
ムギはうふふ、と恥ずかしそうに笑いながらジェットコースターに向かって歩いていった。
325 :
ムギマジ朝丘雪路
326 = 234 :
ムギちゃんマジ天使
327 :
ペース的にも内容的にも制作の方が…
328 = 296 :
私達がジェットコースターに乗り込むと、シートベルトが下りてくる。
紬「自動でシートベルトが下りるなんてすごいね~」
律「まあ、そういうもんだから」
ツチノコでも見るような目でジェットコースターを見つめるムギ。
近くにいた従業員にクスクス笑われたのが非常に恥ずかしかった。
ガコン、という大きな音と共にコースターが揺れる。
律「お、動き出したぞ」
ムギの方を見ると初めてのジェットコースターに緊張しているのか、肩が震えている。
律「ほら」
私はムギに掌を差し出した。
紬「え?」
律「手、繋いでいいぞ」
329 = 296 :
紬「……」
ムギは無言で俯きながら私の手をギュウっと握った。
なんというかムギの手は、あったかい。
律「こうすれば怖くないだろ?」
紬「うん」
私達が話しているうちにジェットコースターはジリジリと頂上に近づく。
律「落ちたら両手を挙げなきゃダメなんだぜ。それがジェットコースターのマナーだ!」
平気な顔で嘘を付く私。
まあこんな嘘に騙される奴がいるわけが
紬「そ、そうなんだ。頑張ってみる!」
いた。
330 :
外国人は手あげてるな
331 :
ID変わったな
332 = 234 :
相当長くなりそうだから鳥つけたら?
333 :
律「そろそろだな……せーので手挙げるんだぞ」
紬「う、うん」
律「せーの!」
紬「~~~ッ!」
ゴウっという音と共に、ジェットコースターはすごい勢いで落下する。
私はジェットコースターに慣れているため「わああああああ」なんて言いながら楽しんでいたのだが、ふと横を見るとムギは無言のままジェットコースターに揺られていた。
やべえ、なんか悪いことをしてしまったような気がする。
ジェットコースターが止まったら謝ろう。
ジェットコースターが止まる。
ムギを見ると俯いていて表情が確認できない。
ムギにも苦手なものがあったとは……。
律「ご、ごめんなムギ。初コースターで手放しはまずかったな。とりあえずあそこのベンチでやs」
紬「楽しいー!」
律「え?」
紬「りっちゃん、もう一回乗りましょう! 今度は私も、わあああああって言ってみたいの!」
すごくいい笑顔でいうムギ。
なんていうか……とにかくすごくいい笑顔だった。
ちなみにこの後連続で7回もジェットコースターに乗り、私はグロッキー、対してムギはスポーツジムでいい汗をかいた後のような爽快な顔をしていた。
つえぇよ、この子。
334 :
俺の和はまだですか
335 = 333 :
その後、お化け屋敷(お世辞にも大人が楽しめるとは言えない)やメリーゴーランド(恥ずかしくて死にそうだった)を楽しんだ。
日も暮れ、園内の客もだいぶまばらだ。
律「そろそろ帰らないとまずくないか? ムギんちの人も心配するだろ」
紬「うん」
ムギの顔は少し名残惜しそうだ。そんな顔を見せられると私も名残惜しくなる。
律「んと……最後に何か乗りたいものあるか?」
紬「んー、アレに乗ってみたいな」
ムギが指差したのは観覧車。
夕暮れの観覧車に二人っきりなんていかにもじゃないか。
THE青春である。
336 :
正直、普通のギャルゲーはつまらなかったけど、けいおんのギャルゲーが出たら絶対買う自信ある
勿論、京アニ絵か原作絵で
337 = 333 :
私達は観覧車に乗り込む。
観覧車から見える夕日があまりにもキレイで、私達は無言のままずっと外を眺めていた。
ああ青春。これぞ青春。
何か胸にこみ上げてくるものがあるのは何故だろうか。
ふとムギがここを卒業した後の進路が気になった。
あの日、澪と進路について話したからだろう。
律「そういえばムギはさ、進路ってもう決めた?」
紬「え……」
明らかにムギの表情が曇った。
聞いてはいけないことだったのか。でも進路くらい聞いても。
律「えと……ほら! 私まだ進路未定だから参考にしたくってさ!」
紬「うぅん……え……N女子大」
律「N女かぁ。そこなら私も……学力的にも今から頑張れば……」
338 :
むぎゅかぁいいよむぎゅ
339 = 333 :
紬「りっちゃん?」
律「ああ、いや……N女、ありかなと思ってさ」
紬「え……? どうして?」
律「そこなら今からムギと澪に勉強教えてもらえばなんとか入れると思うんだよな」
紬「そ、そう……」
律「それにムギがいるし!」
ニシシと笑ってみせたがムギの顔は曇ったままだ。
律「もしかして迷惑?」
紬「うぅん、違うの! 違うけど……」
少し待ったが、ムギがそれ以上話す気配はなかったので話題を変えようと試みる。
律「それにしてもN女かよ! まったくムギらしいな!」
紬「そうかな……」
ムギは少しだけクスっと笑ったが、さきほどの元気はない。
私はこれ以上この話題はまずいと感じ、当たり障りのない話題を振る。
なんでもないことを話しているうちに観覧車は一周してしまった。
340 = 333 :
すまん寝ます
SS自体はあと3日以内に終わらせないと仕事柄正月休みまでかけないのでVIPで終わらせようと思ってます
急いで書いて変になるよりは俺も読んでる人も納得できる形で終わらせようと思う
341 = 331 :
保守
>>1頑張れよ
342 :
3日間のんびり書くけど保守しろってことですねわかりました
343 :
保守
期待してる
345 :
3日もかかんのかよ
ふざけんな保守し続けてるやる
346 :
無理すんなよー ほす
みんなの評価 : ★★
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