私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ佐天「学園都市に『鬼』が出るらしいよ!」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★
レスフィルター : (試験中)
――ガン! ダッダッダ! オラァ!
長谷部「あ? なんだ!?」
男A「ちょっと見てきます!」
――バリンッ! バタバタバタッ ガンッ!
男A「ぐはぁっ!」
ドーン!
??「おいおい、ここなら静かだと思ってたら、随分騒々しい奴らがいるじゃねぇか?」
長谷部「あ? なんだ!?」
男A「ちょっと見てきます!」
――バリンッ! バタバタバタッ ガンッ!
男A「ぐはぁっ!」
ドーン!
??「おいおい、ここなら静かだと思ってたら、随分騒々しい奴らがいるじゃねぇか?」
長谷部「おい!? お前、何だ!」
??「あ? お前に名乗る理由はないぜ」
長谷部「何スカしてやがんだ!? おい、全員集まれ!」
バタバタッ ダッダッダッダ
長谷部「おい、なんでこんだけしか来ねぇんだ!? 聞こえないのか! おい!」
??「無駄だと思うぜ…… 表にいた奴らは随分と眠そうだったからな」
長谷部「なっ……」
??「で、ちょっと聞きたいんだが」
長谷部「な、なんだ!?」
??「表にあった趣味の悪い車だけどよ。あれ、『キャパシティダウン』だろ?」
??「あ? お前に名乗る理由はないぜ」
長谷部「何スカしてやがんだ!? おい、全員集まれ!」
バタバタッ ダッダッダッダ
長谷部「おい、なんでこんだけしか来ねぇんだ!? 聞こえないのか! おい!」
??「無駄だと思うぜ…… 表にいた奴らは随分と眠そうだったからな」
長谷部「なっ……」
??「で、ちょっと聞きたいんだが」
長谷部「な、なんだ!?」
??「表にあった趣味の悪い車だけどよ。あれ、『キャパシティダウン』だろ?」
長谷部「てめぇ! なんでそれを!」
??「見覚えがあってよ。あれ、どこで手に入れたんだ?」
長谷部「うるせぇ! おい、おめーらやるぞ!」
??「やれやれ……結局こうなるのか」
ドカッ! バキッ! ボコッ!
長谷部「うぅ……」
??「これじゃ聞こうにも聞けないな……」
ドサッ
??「このソファ、落ち着くな……ん? なんだこれ? 錠剤……?」
??「見覚えがあってよ。あれ、どこで手に入れたんだ?」
長谷部「うるせぇ! おい、おめーらやるぞ!」
??「やれやれ……結局こうなるのか」
ドカッ! バキッ! ボコッ!
長谷部「うぅ……」
??「これじゃ聞こうにも聞けないな……」
ドサッ
??「このソファ、落ち着くな……ん? なんだこれ? 錠剤……?」
長谷部「お、まえ、なにも、の、だ?」
??「だから名乗る理由は無いって言っただろ? それより、この錠剤はなんだ?」
長谷部「そ、それは……」
??「悪いけど、意地でも聞かせてもらうぜ」
――
キンッ シュボッ ポイッ ――ボッ! パチパチッ メラメラメラ
??「随分派手なキャンプファイアーになったな。しかし、こんな物がなんで……」
――朝 鬼塚の宿舎
トントントン グツグツ トントン
鬼塚「……ん? なんか良い匂いがするじゃねーか」
モソモソ
鬼塚「ふわぁぁぁっと。なんだぁ?」
佐天「あ! 鬼塚先生おはようございます!」
鬼塚「さ、佐天じゃねーか!?」
佐天「そうですよー。鍵かかってなかったから勝手に入っちゃいました。へへへ」
鬼塚「へへへってお前――」
佐天「って、いやぁぁぁぁあぁぁ!!!」
ブンッ カキンッ
鬼塚「ぐはっ! てめー、いきなり鍋の蓋投げるんじゃねぇ!」
佐天「先生のバカ! ズボンくらいしっかり履いてよ!」
鬼塚「あぁ? って、俺の像さんがハミ出て――」
佐天「実況する前にさっさと履け! このバカ鬼塚!」
鬼塚「いやぁ、わりーわりー。 普段からパンツ一丁で寝てるもんだからよぉ」
佐天「まったく…… ほら、顔洗ってきてください。ご飯できてますから」
鬼塚「お、おう。よっこらっしょっと」
パタパタパタパタ
佐天「(先生の見ちゃった……なんか、この前のビデオと形が違うなぁ。弟のと同じ?)」
鬼塚「うぃーっと。さっぱりしたぜ」
佐天「あ、ほらほら、座って座って」
鬼塚「お! こいつは美味そうじゃねーか! 朝から焼き魚とか何年ぶりだぁ?」
佐天「はい、ご飯どうぞ。どんどん食べてくださいね」
鬼塚「んじゃ、いただきまーす!」
ガツガツガツガツ モグモグ ゴクゴク ガツガツガツ
鬼塚「おかわり!」
佐天「ちょっと、早すぎですよ! しっかり噛んで食べてください」
鬼塚「わりーわりー。腹減ってたからよ。お、サンキュ」
ガツガツガツガツ
佐天「まったくもう……」
佐天「あ、ほらほら、座って座って」
鬼塚「お! こいつは美味そうじゃねーか! 朝から焼き魚とか何年ぶりだぁ?」
佐天「はい、ご飯どうぞ。どんどん食べてくださいね」
鬼塚「んじゃ、いただきまーす!」
ガツガツガツガツ モグモグ ゴクゴク ガツガツガツ
鬼塚「おかわり!」
佐天「ちょっと、早すぎですよ! しっかり噛んで食べてください」
鬼塚「わりーわりー。腹減ってたからよ。お、サンキュ」
ガツガツガツガツ
佐天「まったくもう……」
――
鬼塚「あー! 食った食った! いやぁ、佐天の飯はマジで美味ぇな」
佐天「へっへっへ。朝から涙子さんのご飯を食べれるなんて、この幸せ者め!」
鬼塚「自分で言うんじゃねーよ。 っつーかよ、なんでおめーがここにいるんだ?」
佐天「え? って、ほら、先生怪我してたし、ご飯とかも作りそうになかったから……」
鬼塚「おー、そうかそうか。そいつはありがとよ」
佐天「いえいえ(木山先生がいるかどうか見に来たなんて言えないよね……)」
鬼塚「それよりよ、学校行かなくていいんか?」
佐天「えっ? あっ! もうこんな時間!」
鬼塚「おめー、さすがに三日連続で遅刻なんてしてたら、担任うるせーぞ?」
鬼塚「あー! 食った食った! いやぁ、佐天の飯はマジで美味ぇな」
佐天「へっへっへ。朝から涙子さんのご飯を食べれるなんて、この幸せ者め!」
鬼塚「自分で言うんじゃねーよ。 っつーかよ、なんでおめーがここにいるんだ?」
佐天「え? って、ほら、先生怪我してたし、ご飯とかも作りそうになかったから……」
鬼塚「おー、そうかそうか。そいつはありがとよ」
佐天「いえいえ(木山先生がいるかどうか見に来たなんて言えないよね……)」
鬼塚「それよりよ、学校行かなくていいんか?」
佐天「えっ? あっ! もうこんな時間!」
鬼塚「おめー、さすがに三日連続で遅刻なんてしてたら、担任うるせーぞ?」
佐天「急がなきゃ! あ、先生、洗い物くらい自分でしてくださいね!
食器はまた取りに来ますから! それじゃ、いってきます!」
鬼塚「おうよ、気ぃつけて行ってこいや」
佐天「はーい!」
バタバタバタバタッ
鬼塚「ったくよぉ、朝っぱらから起こしやがって……今日は午後からだってのによー」
ガラガラッ キンッ シュボッ パチン
鬼塚「ふぅ。お、走ってる走ってる。まあ、美味い飯食えたし、良いとすっか」
――
食器はまた取りに来ますから! それじゃ、いってきます!」
鬼塚「おうよ、気ぃつけて行ってこいや」
佐天「はーい!」
バタバタバタバタッ
鬼塚「ったくよぉ、朝っぱらから起こしやがって……今日は午後からだってのによー」
ガラガラッ キンッ シュボッ パチン
鬼塚「ふぅ。お、走ってる走ってる。まあ、美味い飯食えたし、良いとすっか」
――
――同時刻 常盤台女子寮
御坂「そうだったの……でも、まぁ、佐天さんも初春さんも無事でよかったわ」
黒子「ほんとですの。全く毎度毎度事件に巻き込まれるなんて……
佐天さんは仕方ないとしても、やはり、初春に関しては、ジャッジメントとしての自覚が――」
御坂「はいはい。まあ、今回はレベル3の『発火能力者』でしょ?
さすがに初春さん達だけじゃ、なかなか厳しかったかもしれないわね」
黒子「ええ、それ以外にも、スキルアウトに出入りしている方たちが何名か」
御坂「スキルアウト、か……」
黒子「しかし、スキルアウト予備軍は良いとしても、あのレベル3の発火能力者。
あれを相手にしてちょっとした怪我だけなんて、あの殿方、本当に類人猿かもしれませんの」
御坂「ああ、鬼塚先生だっけ? 私も一度見てみたいな」
御坂「そうだったの……でも、まぁ、佐天さんも初春さんも無事でよかったわ」
黒子「ほんとですの。全く毎度毎度事件に巻き込まれるなんて……
佐天さんは仕方ないとしても、やはり、初春に関しては、ジャッジメントとしての自覚が――」
御坂「はいはい。まあ、今回はレベル3の『発火能力者』でしょ?
さすがに初春さん達だけじゃ、なかなか厳しかったかもしれないわね」
黒子「ええ、それ以外にも、スキルアウトに出入りしている方たちが何名か」
御坂「スキルアウト、か……」
黒子「しかし、スキルアウト予備軍は良いとしても、あのレベル3の発火能力者。
あれを相手にしてちょっとした怪我だけなんて、あの殿方、本当に類人猿かもしれませんの」
御坂「ああ、鬼塚先生だっけ? 私も一度見てみたいな」
黒子「いけませんの! あんな野蛮で下品で粗暴な原人を、お姉さまに視界に入れるなど……
神が許しても、私が許しませんわ! もし、あの野蛮人が何かしたらと思うと――」
御坂「わかった、わかった。まあ、変な事してきても、私にもこれがあるからね」
ビリッ ビリビリッ
黒子「そうですわね。お姉さまなら、あんな類人猿なんか相手になりませんの。
それより、急がないと遅刻してしまいますのよ!」
御坂「あっ、ちょっと黒子お願い!」
黒子「んもう、おねえさまったら、こんな時ばかり私を頼って……」
シュンッ
――
鬼塚「食器も洗っておいたし、これで文句は言われねーよな。
しかし、佐天のやつ、急に懐きだしやがってよ。せめて高校生ならよぉ……」
ゴソゴソ
鬼塚「ま、んな事言っててもしゃーねーし、今日はお待ちかねの女子高だしよ」
バタバタ ガタン
鬼塚「時間もまだまだあるから、とりあえず街でナンパでもしてくるか」
タッタッタ
――
>>424
俺は騙されない
俺は騙されない
>>426
かわかぶってんだろ
かわかぶってんだろ
>>426
ビデオのは勃ってたんだろ
ビデオのは勃ってたんだろ
――街中
鬼塚「ナンパっつっても、さすがにほとんどが学生だけあるなぁ……
人があんまり出歩いてねーじゃねーかよ! ったく、昼寝でもしとけばよかったぜ……」
トコトコトコトコ
鬼塚「ったく、こんなんじゃ、どこに行っても女なんかつかまんねーんじゃ――」
??「あのっ!」
鬼塚「あ? なんか聞こえたような……」
??「こっちだよ!って、ミサカはミサカはあなたの服を引っ張ってみたり」
鬼塚「なんだぁ? このちびっ子は? おめー迷子か?」
ミサカ「迷子なんかじゃないよ!むしろ迷子なのはあの人の方だって、ミサカはミサカは――」
鬼塚「ナンパっつっても、さすがにほとんどが学生だけあるなぁ……
人があんまり出歩いてねーじゃねーかよ! ったく、昼寝でもしとけばよかったぜ……」
トコトコトコトコ
鬼塚「ったく、こんなんじゃ、どこに行っても女なんかつかまんねーんじゃ――」
??「あのっ!」
鬼塚「あ? なんか聞こえたような……」
??「こっちだよ!って、ミサカはミサカはあなたの服を引っ張ってみたり」
鬼塚「なんだぁ? このちびっ子は? おめー迷子か?」
ミサカ「迷子なんかじゃないよ!むしろ迷子なのはあの人の方だって、ミサカはミサカは――」
鬼塚「あー、ミサカちゃんっつーのか? んで、あの人ってのはどんな奴なんだぁ?」
ミサカ「えっと、真っ白な髪で、頭に包帯ぐるぐる巻きで、杖をついてて、
もやしみたいにひょろひょろしてるんだよって、ミサカはミサカは説明してみたり」
鬼塚「真っ白な髪で、もやしだぁ? じーちゃんかばーちゃんでも探してるのか?」
ミサカ「違うんだよ、って、ミサカはミサカは否定してみる」
鬼塚「(よくわかんねーガキだなぁ)あー、そうだなぁ、あれだ、おまわりさんにでも――」
??「クソガキィ! なんでこんなとこにいやがンだァ!?」
ミサカ「あ、やっと見つけたって、ミサカはミサカは――」
鬼塚「あ? そいつがお前の言ってた、真っ白なもやしって奴か?」
ミサカ「そうなの、って、ミサ――あべしっ」
もやし「テメェ、人の事をもやしとか言ってンじゃねェ! ブチ殺されたいのかァ?」
ミサカ「あなたこそ勝手に病院抜け出したりなんてして、って、ミサカは――」
もやし「あァ? ンなこたァ俺の勝手だろォが! ったく、ほら、帰るぞ」
ミサカ「はーい、って、ミサカはミサカはあなたの手を引っ張ってみたり」
鬼塚「なんだってんだ……」
――
――喫煙所
キンッ シュボッ パチン
鬼塚「ふぃー。やーっと喫煙所を見つけたぜ。クソ、まだ10時じゃねーかよ」
??「失礼」
鬼塚「あ? 何か用か?(って、なんだ、この赤髪? この暑い中コートなんか着やがって)」
赤髪「煙草を一本もらえないか? 手持ちを切らしてしまってね」
鬼塚「かまわねーけどよ、ほら」
赤髪「ありがとう。すぅ……ふぅー」
鬼塚「っつーかよぉ、そのコート、熱くねーのか?」
赤髪「いや、そういうのはあまり感じないんだ」
鬼塚「ほー、そうなんか。 ところでよー、この時間帯に可愛いねーちゃんいそうな場所知らねーか?」
赤髪「可愛い……なかなか難しいな」
鬼塚「そうかー。ナンパしようと思ってんだけどよー、全然人いねーんだよ!」
赤髪「なるほど……それならば一つだけアドバイスをしておこう」
鬼塚「あん?」
赤髪「片足のないジーンズを履いた女には気をつけるといい。
ナンパ目的なんて不謹慎な理由で声をかけると……斬られるよ?」
鬼塚「なっ、斬られるって、おいおい、尋常じゃねーぞ?」
赤髪「そう。尋常じゃない。そして、この街はそういう街なのさ。
それじゃ、煙草ありがとう。助かったよ。また、縁があればどこかで……」
鬼塚「おー、おめーも日射病に気ぃつけろよー(変な奴だったな……)」
鬼塚「そうかー。ナンパしようと思ってんだけどよー、全然人いねーんだよ!」
赤髪「なるほど……それならば一つだけアドバイスをしておこう」
鬼塚「あん?」
赤髪「片足のないジーンズを履いた女には気をつけるといい。
ナンパ目的なんて不謹慎な理由で声をかけると……斬られるよ?」
鬼塚「なっ、斬られるって、おいおい、尋常じゃねーぞ?」
赤髪「そう。尋常じゃない。そして、この街はそういう街なのさ。
それじゃ、煙草ありがとう。助かったよ。また、縁があればどこかで……」
鬼塚「おー、おめーも日射病に気ぃつけろよー(変な奴だったな……)」
>ミサカ「迷子なんかじゃないよ!むしろ迷子なのはあの人の方だって、ミサカはミサカは――」
いま書き貯めてるSSの台詞と被ってワロタ
打ち止めならそう言いそうだよな
いま書き貯めてるSSの台詞と被ってワロタ
打ち止めならそう言いそうだよな
みんなの評価 : ★★★
類似してるかもしれないスレッド
- 億泰「学園都市つってもよォ~」 (855) - [42%] - 2010/10/8 18:45 ★★★×5
- 兄「妹!愛でずにはいられないッ!」 (179) - [42%] - 2013/1/31 20:00 ☆
- 妹「ぜーったい部屋から出てくんなよ!」 (221) - [41%] - 2012/3/13 3:30 ★
- 乾巧「いてっ」マミさん「ごめんなさい!」 (115) - [41%] - 2015/4/7 21:00 ○
- 佐天「朝もやし ああ昼もやし 夜もやし」 (356) - [41%] - 2010/4/18 3:47 ★★
- 上崎「今年こそは橘君にチョコをあげよう!」 (528) - [41%] - 2012/2/16 5:00 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について