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元スレ佐天「学園都市に『鬼』が出るらしいよ!」
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ガラッ
教師「おい、初春どうした? 出席取るから席につけよー」
初春「すみません……(先生、あの騒ぎ知ってるはずなのに……)」
教師「よーし、って、また佐天だけがいないのか。あいつ今日も遅刻か?」
??「先生。佐天さん、今朝走って学校から出て行きましたー」
ガバッ!
初春「(今の……あの人が!? 確かあの人は、一日から引っ越してきた……)」
教師「なんだそれは? 抜け出したっていうのか? まったくあいつは……」
初春「(まさか……いや、そんな。あの人と佐天さんは何の関係も無いはず)」
教師「まあ、とりあえず、お前らは佐天のように遅刻ばっかりするんじゃないぞ」
――トコトコトコトコ
初春「(確か、溝口さん……一応、調べて見る必要がありそうですね)」
教師「おい、初春どうした? 出席取るから席につけよー」
初春「すみません……(先生、あの騒ぎ知ってるはずなのに……)」
教師「よーし、って、また佐天だけがいないのか。あいつ今日も遅刻か?」
??「先生。佐天さん、今朝走って学校から出て行きましたー」
ガバッ!
初春「(今の……あの人が!? 確かあの人は、一日から引っ越してきた……)」
教師「なんだそれは? 抜け出したっていうのか? まったくあいつは……」
初春「(まさか……いや、そんな。あの人と佐天さんは何の関係も無いはず)」
教師「まあ、とりあえず、お前らは佐天のように遅刻ばっかりするんじゃないぞ」
――トコトコトコトコ
初春「(確か、溝口さん……一応、調べて見る必要がありそうですね)」
――街中
??「はぁはぁはぁ……(どうしよう、寝坊しちゃった)」
バタバタバタ
??「あれ? もしかして、あれって佐天さん? こんな時間にあんなところに……」
シュンッ
??「はぁはぁはぁ……(どうしよう、寝坊しちゃった)」
バタバタバタ
??「あれ? もしかして、あれって佐天さん? こんな時間にあんなところに……」
シュンッ
――店内
佐天「あの、先生?」
鬼塚「大盛りつゆだく二つ頼むわ」
店員「大盛りつゆだく二丁!」
佐天「いや、先生…」
鬼塚「何があったかは、とりあえずおいといて、まずは飯だ! おめーも、食えよ!?」
佐天「いや、あたしは朝ご飯食べてーー」
鬼塚「そんなん知ったこっちゃねーよ! 俺が奢ってやるってんだから、黙って食え!」
佐天「はぁ……(仕方ない、食べよう……)」
佐天「あの、先生?」
鬼塚「大盛りつゆだく二つ頼むわ」
店員「大盛りつゆだく二丁!」
佐天「いや、先生…」
鬼塚「何があったかは、とりあえずおいといて、まずは飯だ! おめーも、食えよ!?」
佐天「いや、あたしは朝ご飯食べてーー」
鬼塚「そんなん知ったこっちゃねーよ! 俺が奢ってやるってんだから、黙って食え!」
佐天「はぁ……(仕方ない、食べよう……)」
――
佐天「うーん、もう食べれない……」
鬼塚「おー、食った食った。ごちそーさん」
店員「ありがとーございましたー」
鬼塚「よし、んじゃ、コーヒーでも飲むか」
佐天「え? 先生、学校は?」
鬼塚「おいおい、学校抜け出しといて今更そりゃねーだろ。
ここまできたんだから、最後まで付き合えよ。不良少女よぉ?」
佐天「……」
??「どこに行くんだろう……まさか、二人で!? いや、そんなことあるはずが……」
佐天「うーん、もう食べれない……」
鬼塚「おー、食った食った。ごちそーさん」
店員「ありがとーございましたー」
鬼塚「よし、んじゃ、コーヒーでも飲むか」
佐天「え? 先生、学校は?」
鬼塚「おいおい、学校抜け出しといて今更そりゃねーだろ。
ここまできたんだから、最後まで付き合えよ。不良少女よぉ?」
佐天「……」
??「どこに行くんだろう……まさか、二人で!? いや、そんなことあるはずが……」
――公園
佐天「コーヒーって、缶コーヒーなんですか?」
鬼塚「うるせーな。金がねーんだからしゃーねーだろ!」
ポイッ
佐天「はぁ、ありがとうございます」
鬼塚「しかし、学校サボって公園で一服って良いもんだよな」
佐天「え?」
鬼塚「俺はよぉ、昔っからバカばっかりやってたからよ。ガキん頃から「クズ」だのなんやの、
それはもう、社会のダニみてーに言われてたもんだ。まぁ、族だったしな」
佐天「……」
鬼塚「マッポのお世話になったことなんて、てめーらが想像つかないくらいあんぞ?」
佐天「コーヒーって、缶コーヒーなんですか?」
鬼塚「うるせーな。金がねーんだからしゃーねーだろ!」
ポイッ
佐天「はぁ、ありがとうございます」
鬼塚「しかし、学校サボって公園で一服って良いもんだよな」
佐天「え?」
鬼塚「俺はよぉ、昔っからバカばっかりやってたからよ。ガキん頃から「クズ」だのなんやの、
それはもう、社会のダニみてーに言われてたもんだ。まぁ、族だったしな」
佐天「……」
鬼塚「マッポのお世話になったことなんて、てめーらが想像つかないくらいあんぞ?」
佐天「それでよく先生になれましたね」
鬼塚「おうよ。それも、教師になろうって思ったのが、女子高生の嫁さん欲しいからだぜ?」
佐天「えええ! さすがにそれはちょっと……」
鬼塚「教師になったと思ったら中坊の担任だし、ハゲ教頭にいっつも説教されるしよ。
クソガキ共も言うこと聞かねーし、保護者様はうぜーし、給料も安いし、出会いもねーし」
佐天「それなのに先生続けてるんですか?」
鬼塚「そーなんだよ。なんつーかよぉ、ガキ共と話してっといっつも思うんだけどな。
俺もガキ共も変わんねーんだよ。俺がガキだってだけじゃねーぞ?勘違いすんなよ」
佐天「……」
鬼塚「ガキだろうが、大人だろうが、かったりー時はあるし、サボりたくなる時もある。
寂しい時もありゃ、悲しい時もある。泣きたくなる時だってあんだろーよ」
佐天「……はい」
鬼塚「んでもよぉ、俺みてーにクズクズって言われ続けたような奴でもよ。
ダチ公ってのがいるんだよ。やべーってなった時に手差し伸べてくれるようなさ」
佐天「わかります。鬼塚先生、友達いっぱい居そうですしね」
鬼塚「おめーだってそうだろ? 初春とか、名前わかんねーけど他の奴らとかよ」
佐天「はい」
鬼塚「成績がわりぃだの、能力がどーのこーのとかよ。確かに自分に足りねーもんが
どーしようもなく欲しくなったりするし、挫折っつーのも経験することはあんぜ?」
佐天「……はい(グスッ)」
鬼塚「なんつーか、俺は頭わりぃから、上手い事言えねーんだけどよ。
今を精一杯楽しめばいいんじゃねーのか?」
佐天「……は、い(グスッ)」
鬼塚「惨めな気持ちになったら、そんなもんはよぉ……ぶっ壊しちまえばいいじゃねーか」
佐天「……そ、う、です、ね(グスッグスッ)」
鬼塚「つれー時はよぉ、ダチ公に頼ればいいじゃねーか。そうやってダチの絆っつーのが強くなるんだよ」
佐天「……うっ、うぅぅ」
鬼塚「俺も一応教師っつー肩書きあるけどよ、俺は教師なんつーガラじゃねーんだよ。
おめーにはいきなり鞄で殴られたしな。教師と生徒っつーより、ダチっつーかよ?」
佐天「う、う、うわぁぁあっぁぁ! 先生! 先生!」
ずっと我慢していた涙が、とめどなく押し寄せてきた。
初春、マコちん、むーちゃん、アケミ……佐天は、自分の大切な友達の顔を思い浮かべ、
抑えつけていた自分の感情を思い切り、誰にも遠慮せずに吐き出した。
レベルアッパーを使った時のこと、友達を巻き込んだこと、友達に救われたこと……
そして、昨日の出来事と、今朝の昇降口に書かれた言葉のことを……
佐天「……うっ、うぅぅ」
鬼塚「俺も一応教師っつー肩書きあるけどよ、俺は教師なんつーガラじゃねーんだよ。
おめーにはいきなり鞄で殴られたしな。教師と生徒っつーより、ダチっつーかよ?」
佐天「う、う、うわぁぁあっぁぁ! 先生! 先生!」
ずっと我慢していた涙が、とめどなく押し寄せてきた。
初春、マコちん、むーちゃん、アケミ……佐天は、自分の大切な友達の顔を思い浮かべ、
抑えつけていた自分の感情を思い切り、誰にも遠慮せずに吐き出した。
レベルアッパーを使った時のこと、友達を巻き込んだこと、友達に救われたこと……
そして、昨日の出来事と、今朝の昇降口に書かれた言葉のことを……
――
佐天「先生、ごめんなさい」
鬼塚「あん? 何がだ?」
佐天「泣いたり、叫んだり、愚痴言ったりしちゃって……」
鬼塚「んなもん気にすることじゃねーよ。これが俺の仕事ってやつだからよ」
佐天「あれ? もしかして、先生照れてます?」
鬼塚「ばっ、馬鹿野郎! なんで俺が中坊なんざに照れなきゃなんねーんだよ!」
佐天「あはは! やっぱり照れてる!」
鬼塚「ったくよぉ、これだからガキっつーのはめんどくせーんだよなぁ」
佐天「先生」
鬼塚「あぁ?」
佐天「ありがとう!」
鬼塚「……へっ。おうよ」
佐天「先生、ごめんなさい」
鬼塚「あん? 何がだ?」
佐天「泣いたり、叫んだり、愚痴言ったりしちゃって……」
鬼塚「んなもん気にすることじゃねーよ。これが俺の仕事ってやつだからよ」
佐天「あれ? もしかして、先生照れてます?」
鬼塚「ばっ、馬鹿野郎! なんで俺が中坊なんざに照れなきゃなんねーんだよ!」
佐天「あはは! やっぱり照れてる!」
鬼塚「ったくよぉ、これだからガキっつーのはめんどくせーんだよなぁ」
佐天「先生」
鬼塚「あぁ?」
佐天「ありがとう!」
鬼塚「……へっ。おうよ」
佐天「んー! 今から行けば、四時間目には余裕で間に合うかな」
鬼塚「おめー、まさか学校行くのか?」
佐天「何言ってるんですか! あたりまえじゃないですか!」
鬼塚「おいおい、めんどくせーから、もう今日はサボっちまおうぜ」
佐天「だめです! 先生がそんなこと言っちゃダメですよ!」
鬼塚「てめーが最初に学校フケたんじゃねーか! って、そうだ」
佐天「ん? どうしたんですか?」
鬼塚「いやよ、お前『デモンズアッパー』って知ってるか?」
佐天「なんですかそれ? 物騒な名前ですけど……」
鬼塚「なんかよ、この街のヤンキー共が最近使ってるドラッグでよ」
佐天「ドラッグ……『エンジェルブロウ』なら聞いたことありますけど」
鬼塚「エンジェルだぁ? それってよ、羽と拳の絵が描いてねーか?」
鬼塚「おめー、まさか学校行くのか?」
佐天「何言ってるんですか! あたりまえじゃないですか!」
鬼塚「おいおい、めんどくせーから、もう今日はサボっちまおうぜ」
佐天「だめです! 先生がそんなこと言っちゃダメですよ!」
鬼塚「てめーが最初に学校フケたんじゃねーか! って、そうだ」
佐天「ん? どうしたんですか?」
鬼塚「いやよ、お前『デモンズアッパー』って知ってるか?」
佐天「なんですかそれ? 物騒な名前ですけど……」
鬼塚「なんかよ、この街のヤンキー共が最近使ってるドラッグでよ」
佐天「ドラッグ……『エンジェルブロウ』なら聞いたことありますけど」
鬼塚「エンジェルだぁ? それってよ、羽と拳の絵が描いてねーか?」
佐天「さぁ、見たことないし……あ、でも、白井さんに聞けばわかるかも」
鬼塚「白井さん? クラスにそんな奴いたっけな」
佐天「いや、ジャッジメントをしてて、初春の同僚なんですよ」
鬼塚「ほー。そいつに聞けばわかるか。ちぃっと、放課後にでも会わせてくれや」
佐天「え、良いですけど、先生どうしたんですか?」
鬼塚「……まあ、なんつーか、『ヤボ用』っつーやつでな」
佐天「そうですか……でも、エンジェルブロウかぁ。『自分だけの現実』を強化する魔法の薬……
本当に自分だけの現実が見やすくなるなら……躓いてる人なら使っちゃうかもしれませんね」
鬼塚「その『自分だけの現実』っつーのが、いまいちわかんねーんだけどよー。
まあ、んでも、そんなもんに頼らなくても、佐天はもう大丈夫だろ?」
佐天「はい!」
鬼塚「そーかよ。んじゃ、まぁ、とりあえず学校にでも――」
??「あの! 待ってください!」
鬼塚「白井さん? クラスにそんな奴いたっけな」
佐天「いや、ジャッジメントをしてて、初春の同僚なんですよ」
鬼塚「ほー。そいつに聞けばわかるか。ちぃっと、放課後にでも会わせてくれや」
佐天「え、良いですけど、先生どうしたんですか?」
鬼塚「……まあ、なんつーか、『ヤボ用』っつーやつでな」
佐天「そうですか……でも、エンジェルブロウかぁ。『自分だけの現実』を強化する魔法の薬……
本当に自分だけの現実が見やすくなるなら……躓いてる人なら使っちゃうかもしれませんね」
鬼塚「その『自分だけの現実』っつーのが、いまいちわかんねーんだけどよー。
まあ、んでも、そんなもんに頼らなくても、佐天はもう大丈夫だろ?」
佐天「はい!」
鬼塚「そーかよ。んじゃ、まぁ、とりあえず学校にでも――」
??「あの! 待ってください!」
鬼塚「あぁ? なんだ? どっから声が聞こえるんだ?」
??「あ、すみません……」
シュンッ
佐天「じ、重福さん!?」
鬼塚「うおおお! いきなり現れやがったぞ! 透明人間か!?」
重福「あの、いえ、私の能力は『視覚阻害』<ダミーチェック>なので、
自分の存在感を消すというか、気付かれないようにすると言うか……」
鬼塚「ああ、なんかよくわかんねーんだけど、わかった。
んで、その『惰眠ちゃらちゃら』のえーと、重福だっけ? どうしたんだ?」
重福「あの、私、その……佐天さんごめんなさい!」
佐天「へ?」
重福「街で佐天さんを見かけて、隣にこの人が居て、もしかして何かあるんじゃって思って……
ついてきて、それで、あの、話を聞いてしまって……」
佐天「聞いてたの!? あちゃー、かっこ悪いところ見られちゃったなぁ。てへへ」
重福「かっこ悪いなんて全然思いません! やっぱり佐天さんは凄いです!
補習の時もそうでしたけど、今日だって、そこの先生と話してるの聞いて……」
鬼塚「(あれ? 俺ってもしかして邪魔者っつやつかぁ?)」
重福「やっぱり、佐天さんは強い人です! だから、だから……」
佐天「重福さん……大丈夫だよ。あたしは負けないよ!」
重福「佐天さん……」
佐天「よーし、それじゃ学校に行きますか! あ、重福さんもサボっちゃダメだよ?」
重福「はい! あの、またお手紙書きますね…… ではっ!」
パタパタパタパタ
重福「かっこ悪いなんて全然思いません! やっぱり佐天さんは凄いです!
補習の時もそうでしたけど、今日だって、そこの先生と話してるの聞いて……」
鬼塚「(あれ? 俺ってもしかして邪魔者っつやつかぁ?)」
重福「やっぱり、佐天さんは強い人です! だから、だから……」
佐天「重福さん……大丈夫だよ。あたしは負けないよ!」
重福「佐天さん……」
佐天「よーし、それじゃ学校に行きますか! あ、重福さんもサボっちゃダメだよ?」
重福「はい! あの、またお手紙書きますね…… ではっ!」
パタパタパタパタ
鬼塚「なんか、よくわかんねーけど、お前の知り合いかぁ?」
佐天「うん。重福さん。あたしと一緒でレベルアッパー使って……」
鬼塚「そーかよ。なんか、随分と尊敬されてるみてーじゃねーか」
佐天「あ、あはは……」
鬼塚「……でも、ああやって慕ってくれてる奴がいるんだからよ。
おめーはクズなんかじゃねーよ。それだけは俺様が保証してやらぁ!」
佐天「ありがとうございます……あたし、負けません!」
鬼塚「おうよ! 気合いれて、ビッと決めてこいや!」
佐天「はい! って、先生、そっち学校じゃないですよ! こっちこっち!」
鬼塚「あ、おめー引っ張るな! おい、このアロハ高ぇーんだぞ! って、おい!」
キンッ シュボッ パチン
鬼塚「ふぅー。しゃーねーなぁ(……一応元気にはなったみてーだけど、どうなっかな)」
――
佐天「うん。重福さん。あたしと一緒でレベルアッパー使って……」
鬼塚「そーかよ。なんか、随分と尊敬されてるみてーじゃねーか」
佐天「あ、あはは……」
鬼塚「……でも、ああやって慕ってくれてる奴がいるんだからよ。
おめーはクズなんかじゃねーよ。それだけは俺様が保証してやらぁ!」
佐天「ありがとうございます……あたし、負けません!」
鬼塚「おうよ! 気合いれて、ビッと決めてこいや!」
佐天「はい! って、先生、そっち学校じゃないですよ! こっちこっち!」
鬼塚「あ、おめー引っ張るな! おい、このアロハ高ぇーんだぞ! って、おい!」
キンッ シュボッ パチン
鬼塚「ふぅー。しゃーねーなぁ(……一応元気にはなったみてーだけど、どうなっかな)」
――
とりあえず、現状ではここまで
4日目の前半がやっと終わったってところ
なんか、書いてるうちにどんどん長くなってきた
重福さんは好きすぎて出した。いらん子だけど後悔はしてない
書き溜めに戻ります
4日目の前半がやっと終わったってところ
なんか、書いてるうちにどんどん長くなってきた
重福さんは好きすぎて出した。いらん子だけど後悔はしてない
書き溜めに戻ります
乙
いいぞもっといらない子を出せ出番とか無さそうな上条さんとか一方さんとか打ち止めとかスフィンクスとか
いいぞもっといらない子を出せ出番とか無さそうな上条さんとか一方さんとか打ち止めとかスフィンクスとか
いらん子って原作含めてって意味じゃないのか
俺はあのまゆげ好きだぜ?
とりあえず乙
俺はあのまゆげ好きだぜ?
とりあえず乙
――三時間目 休み時間
初春「よかった、資料室には誰もいませんね。 今のうちに情報を集めないと……」
カタカタカタッ
初春「とりあえずプロクシーをいくつか……セーシェル、ナイジェリア、ホンジュラス……」
カタカタカタッ
初春「よし、これで……アクセスできましたね。後は、溝口、溝口……」
初春「確か今月からうちの学校に来て……やっぱり、学校のデータベースではダメですね。
バンクの情報しかないですね。さすがに学校からアクセスするのは気が引けますけど……」
カタカタカタッ カタッ カタカタタタタカタッ
初春「溝口吹火(すいか)、文字通り『発火能力者』<パイロキネシスト>、レベルは……3!?」
初春「この学校の一年生でレベル3だなんて……あれ、これは!?」
――同時刻 柵川中学校門
鬼塚「佐天、平気か?」
佐天「先生、あたしを誰だと思ってるんですか? 万年レベル0の佐天涙子さんですよ!
こんなイジメだかなんだか知りませんけど、あたしは負けないですよ!」
鬼塚「おー、えらく気合入ってんじゃねーかぁ?」
佐天「当たり前ですよ!それに……あたしは一人じゃないですから!」
タッタッタッタ
佐天「あ、先生! お昼休み、一緒にご飯食べましょうね!」
鬼塚「あー? 気が向いたらなー。――まあ、あいつは大丈夫だよな」
――四時間目 教室
初春「(佐天さん、戻って来ませんね……メールでもした方が……)」
教師「で、ここのxに代入するのは……」
初春「(集めた情報も佐天さんに教えてあげなきゃいけないですし……)」
ガラガラッ
佐天「佐天涙子ただいま登校しました! 思いっきり遅刻してすみません!」
ザワザワザワザワ エー スゲー ゲンキスギジャネ
初春「さ、佐天さん!」
佐天「へっへー、初春ごめんよー。心配かけちゃったね。マコちん達もごめんよ」
マコ「ううん、涙子……良かった」
教師「おい、佐天。遅刻してきたのに、随分態度が大きいな。廊下に立っておくか?」
佐天「あ、すみませんでした!」
タッタッタ
教師「あー、佐天、連日遅刻だから、今日は裏庭の掃除だな」
佐天「げっ! はーい……(まあ、いっか)」
初春「(佐天さん、私も手伝いますからね)」
佐天「(さっすが初春! あたしの親友だね!)」
初春「(もう、本当に調子がいいんだから……あ、あとですね)」
教師「おい、佐天、初春! 静かにしろ! うるさくするなら、その頭のは――」
初春「すみませんでした。ところで『頭のは』って何のことですか?」
教師「……わかればいい(やはり、自覚はないのか?)で、yに入る数は……」
溝口「(なんで、なんであいつはあんなに明るいの!?なんでなんでなんでなんで……)」
佐天「げっ! はーい……(まあ、いっか)」
初春「(佐天さん、私も手伝いますからね)」
佐天「(さっすが初春! あたしの親友だね!)」
初春「(もう、本当に調子がいいんだから……あ、あとですね)」
教師「おい、佐天、初春! 静かにしろ! うるさくするなら、その頭のは――」
初春「すみませんでした。ところで『頭のは』って何のことですか?」
教師「……わかればいい(やはり、自覚はないのか?)で、yに入る数は……」
溝口「(なんで、なんであいつはあんなに明るいの!?なんでなんでなんでなんで……)」
――昼休み
マコ「涙子大丈夫だった?」
佐天「マコちん、ごめんねー! 初春から聞いたよ。下駄箱掃除してくれたんだって?」
マコ「うん、そんなことより……」
佐天「あはは! 大丈夫大丈夫! あたしは元気だけが取り柄だからね!」
マコ「涙子……あ、みんなでお昼ご飯どう?」
佐天「あ、ごめーん。鬼塚先生と食べる約束してるんだ」
マコ「え! あのスキルアウト教師と!?」
佐天「ああ見えて、結構良いところあるんだよね。それじゃ」
タッタッタ
初春「あ、佐天さん、待ってください! 私も話があって」
ダダダダッダ
アケミ「あらら、涙子ったらすぐ元気になったわね」
マコ「ほんと、よかった」
むー「じゃあ、私達は寂しく三人でご飯にいきますか!」
トットット
溝口「(くそ……こうなったら、直接……)」
ダダダダッダ
アケミ「あらら、涙子ったらすぐ元気になったわね」
マコ「ほんと、よかった」
むー「じゃあ、私達は寂しく三人でご飯にいきますか!」
トットット
溝口「(くそ……こうなったら、直接……)」
――校庭
鬼塚「あー、腹減ったぜぇ……」
佐天「おーにーづーか、せんせー!
鬼塚「おー! おめー、おせーじゃねーかよ?」
佐天「ごめんごめん! お詫びに、涙子さんお手製弁当をプレゼント!」
鬼塚「うおおおおお! マジかよ! これ全部食って良いのか?」
佐天「うん、今朝作りすぎたから、この前のお礼も兼ねて先生の分も用意してあげました!」
鬼塚「おめー、いや、佐天様! ありがたく頂戴します!」
佐天「うんうん、素直でよろしい。あ、ういはるー!」
初春「ちょっと、佐天、さん、置いてかないで、くださいよ……」
佐天「あはは、ごめんごめん。お詫びに初春にもあたしのから揚げをプレゼントだ!」
初春「わー、佐天さんどうしたんですか? いつもより豪華な、んっ――」
佐天「余計な事は言わなくていいの! ところで先生おいしい?」
鬼塚「んまんん(うまいぜ)、んんんんん(黙って食わせろ)」
佐天「先生、がっつきすぎだよー」
初春「(鬼塚先生。佐天さんのこと、しっかりと……ありがとうございます)」
モグモグ モグモグ ゴクゴク
鬼塚「ぷはーっ! 食った食った! 佐天、おめー料理うめーじゃねーか!」
佐天「えへへ、そうですかー?」
鬼塚「おうよ。こりゃ良い嫁さんになっかもしんねーなぁ」
佐天「そんな事言っても何も出ませんよーだ」
初春「あ、そうだ、佐天さん、ちょっとお話が……鬼塚先生も良いですか?」
佐天「んー? 初春どうしたんだね?」
鬼塚「なんだぁ?」
初春「実はですね――」
――
鬼塚「ほー、そういう事だったわけか。だからあのガキは体育の授業ん時に」
初春「え? 先生、体育の授業の時に溝口さん見たんですか!?」
鬼塚「おうよ、ロッカーん中でよぉ――」
佐天「ロッカーの中?」
鬼塚「あ、いや、まあ、とりあえず話はわかったぜ」
佐天「なんか怪しいなぁ……先生、まさかロッカーの中に入って覗きしてたんじゃ……」
鬼塚「ばっ、馬鹿野郎! おめー、俺がそんなことするわけじゃ……」
初春「なんだか先生焦ってますよね」
鬼塚「おめーら俺を疑うなんてひでーじゃねーか! それに俺はロリコンじゃねーぞ!
ったく、誰が佐天の水色のブラ見て喜ぶんだよ!」
佐天「あれ、あたし昨日水色の……」
――キーンコーンカーンコーン
鬼塚「あ、予鈴じゃねーか! おらぁ! おめーら遅刻すんじゃねーぞぉ!?」
ダダダダッダッダダッダ
佐天「今のって、どう考えても……」
初春「見てますね……とりあえず、教室に戻りましょう」
佐天「ほんっっと、先生って最低! まったく、見たいなら見たいって言えば……」
初春「え?」
佐天「あ、いや、見たいなら、あたしがいくらでも初春のスカートを捲るよって!」
初春「やめてください!」
トットットット
――
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