元スレ妹「おにいちゃん、なんか最近冷たいかも…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 = 220 :
>>244
そうゆうのいらない
252 = 247 :
>>244
最近こうゆうの増えてきてうざい
253 :
追いついた――
・・・支援。
254 = 233 :
ゆとりが邪魔して佳作が凡作へw
255 :
>>244
今後気をつけてくれ
256 = 1 :
妹はまだ少し物足りない様子で、僕に甘えてくる。
頭を撫でて、背中を撫でて…。
妹「んぅ…」
少し眠たいようで、ウトウトとしていた。
そしてしばらくの間、ぽん…ぽんと小さい子供を寝かしつけるように、優しくたたく。
妹「…ねぇ……おにいちゃん…」
兄「ん…?」
妹「あたし、まだ記憶残ってるよ…」
兄「…え?」
妹「…キスの」
兄「……うん」
257 = 1 :
そしてそのまま、海の闇に溶けるように――
妹「すぅ…」
妹は眠りについていった。
.
.
.
258 :
いいですねぇ
259 = 1 :
――――。
太陽の日差し、目にしみるようだった。
深い闇から這い上がってきたような、そういう感覚。
どうやら、そのまま浜辺で眠ってしまったようだった。
兄「…あれ」
…妹が居ない。
260 = 159 :
ぇっ…
262 = 1 :
(…あいつ、どこいったんだ)
周りを見回すと、近くに一人の少女が立っていた。
兄「いた…」
妹が、夜明けの日を見つめてたたずんでいる。
兄「おーいっ、帰ろうか」
妹「……」
兄「…おい?」
黄色のノートを手にした、妹。
僕を凛とみつめて、動かない。
264 :
しええええええええええええん
265 = 1 :
妹「……」
兄「どうした…?」
妹「……」
ただ、うつろとした瞳で僕をみつめていた。
兄「おい…」
まさか…な。
僕は妹の肩を揺さぶった。
兄「……おい?」
妹「……」
――そんなことがあってたまるか。
それだけは、嫌だ。
267 :
おいついたしえん
268 = 159 :
少女って表現する時点でまさか…とは思ったが。
まさかな…。
269 = 1 :
兄「……しっかりしろっ!!」
海の浜辺に、僕の声が響いた。
妹「……」
兄「そんな…」
――言葉を忘れた、とでも?。
妹は、ただぼんやりとしていた。
兄「――っ」
僕はその場に崩れるように、妹を抱き寄せて座り込んだ。
270 = 220 :
やめてぇぇぇ
271 = 264 :
うわあああああああああああああああああああ
272 :
嘘だと言ってよバーニィ
273 = 1 :
強く妹を抱きしめたまま、数分…あるいは数十分が経った。
兄「うっ…く…」
涙を流しながら、妹の小さな背中を――本当に小さな背中をさすり続けていた。
浜辺に転がった黄色のノート。
もう、この子は日記を読むことすらできない。
兄「…どう、して」
どういえばいいのか。
悲しい?――それとも悔しい?――
ただ、絶望に包まれながら、妹の頭を撫で続ける。
274 = 159 :
ただ…寝ぼけてるだけだよな?
そうだよな?
そうだと言ってくれ…
276 = 230 :
すきだあああああああああ
277 = 247 :
うおおおおおおおおおおお
なんという展開・・・
278 :
2徹の末に今日こそ寝ようと思ってたのにどうしてくれるんだ
279 = 1 :
.
.
.
兄「ほら、お姫様だっこだぞ…」
妹「……」
妹を両手で抱えながら、浜辺を出た。
――透き通ったような妹の瞳。
兄「はは…、うれしいか?」
妹「……」
妹のサンダルが地面に落ちるも、そんなことは気にせずに、ただしゃべり続けていた。
280 :
寝れないw
281 = 272 :
おにいちゃんじゃなくて妹が冷たくなるなんてイヤだからな
282 = 1 :
妹「……」
兄「家に帰ったら、何しようか?」
妹「……」
兄「ゲームか? それとも、どこか遊びにいこうか?」
妹「……」
兄「僕…今日学校休むからさ、たくさん遊ぼうか…」
妹「……」
兄「返事ぐらい…してくれよ…、いつもみたいに…『おにいちゃん』ってさ」
ぽつり――ぽつり、
涙が、妹のほっぺに垂れた。
283 = 159 :
俺はただ-後悔-という文字が頭から離れない…
兄、妹と距離を置こうとした事…
何であの時メールを返してやらなかった…
何で俺はF5キーを押し続けたのか…きっとハッピーエンドだよな;
284 :
兄「そうだ…学校辞めるよ、僕」
妹「……」
兄「これからは、好きなだけ遊べるんだぞ…おまえと」
妹「……」
兄「そうか…うれしいか」
妹「……」
兄「おにいちゃんのこと、大好きだもんな。おまえは…」
妹「……」
.
.
.
285 :
うおぉぉぉっぉぉおぉおおお
286 :
妹ォォォォォォオ
287 :
なんか苦しくなってきた…
288 :
>>102の・・・から続いていると予測
よってこれは夢
289 = 285 :
>>288
そうならうれしい
290 = 284 :
その後、妹を連れて精神科へ連れて行った。
母が話を終えた後、フロアに戻ってくる。
兄「どうでしたか…妹は…」
母「失語症、ですって」
兄「…そう、ですか」
……。
何かがおかしい。
母「……」
なぜこの人は、悲しんでいないんだ?
自分の娘が、喋ることも、話して接することもできなくなったというのに。
母「兄くん…お話があるの」
291 :
ざわ…
292 = 286 :
・・・・ゴクリ
293 :
・・・え?
294 = 284 :
家のリビングで、母の話を聞いた。
兄「……え?」
隣に座っている、黙ったまま喋らない妹をみつめた。
(そんな……)
母「昨日、何があったの…?」
兄「――っ」
気付けば、僕は駆け出していた。
家を飛び出して、路地を走り、大通りを抜け、走り続けた――
295 :
気になって眠れねぇ……
自分の執筆も進まねぇ……
296 :
おい、待ってくれよ・・・・
297 :
携帯からですまん。追いついた支援
298 = 284 :
(あのノートを――)
妹の日記。
あのまま、浜辺に置き去りにした日記を――
息が上がり、胸が苦しくなる。
それでも、走り続けた。
恐らく今まで生きてきた中で、一番長く走り続けたのかもしれない。
浜辺にたどり着き……黄色のノートを探す。
(無い……)
どこを探しても、みつからない。
299 = 285 :
いやーーーーーーーーーーーーーーーー
300 = 288 :
続きが気になって眠れない
みんなの評価 : ★★
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