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    元スレダンテ「学園都市か」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 聖杯戦争 + - dmc + - すのはら + - とある魔術の禁書目録 + - ザックス + - ジョジョ + - ダンテ + - ダンテ「学園都市か」 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 61 :

    ふむふむ

    202 = 18 :

    魔界と繋がってるから幻想殺しで悪魔を消せないって解釈は上手いな
    天使ミーシャが右手を恐れたのは天界と繋がってないからって理由付けにもなるし

    203 = 61 :

    9時くらいまでは保守してあげるんだから
    べ、べつに私が続きよみたいだけなんだから

    204 = 61 :

    でも保守しなくても9時くらいまでなら残ってる気がする
    俺は寝るから誰かがんばってくれ

    205 = 55 :

    >>60
    ボス級の悪魔は全部ヘラクレスとかギルガメッシュ級あるやつだっているしおかしくはないだろ
    平均的なサーヴァントとは互角ぐらいだと思う

    206 = 15 :

    そういやダンテさん帰還ですっかり霞んでたが
    ステイルが涙流したっつーのは
    1での魔帝に止め刺した後のイベントシーンのあれと同じ解釈でいいんだよな?

    207 = 24 :

    208 :

    前スレ何番まで行ったの?

    210 = 208 :

    そうかありがとう
    900までしかログ持ってなくて

    213 :



    DMCしか解らないのが少しもどかしい

    216 :

    ちくしょおおおおおお
    追いついてしまった

    支援age

    217 :

    なかなか面白いじゃないか

    やるじゃん」

    219 = 9 :

    ただいま
    飯食ったら再開する

    220 :

    おかえり!

    223 :

    ほほほ

    224 = 9 :

    ダンテ「まあ来ちまったモンはしょうがねえか」

    ダンテ「Ha-ha!!!!」

    ダンテは二つの剣を引き抜く。そして手首を捻り、二本の剣を振り回す。
    アグニと呼ばれる赤い剣からは炎が噴き出し、
    ルドラと呼ばれる青い剣からは白い疾風が吹き出す。

    その演舞によって炎の竜巻が発生した。

    ダンテ「OK、上々だ」

    アグニ「上々?」
    ルドラ「最上では」

    アグニ&ルドラ「ないのか?」

    ダンテ「No Talking!!!」
    ダンテは叫び、二つの剣の柄の先をコン!!とぶつけた。

    アグニ&ルドラ「…」

    ダンテ「OK、『上々』だ」

    225 = 9 :

    ダンテ「さぁて、待たせたな!」

    ベリアル『貴様を殺せるのなら10秒程度苦でもないわ!!!』
    ベリアルは右手を地面に突きたてた。

    その瞬間ダンテの足元が赤く染まり蠢く。
    だがその地面から噴き上げた火柱はダンテにはあたらなかった。

    ダンテは剣を持った両手を広げながら猛烈な速さでベリアルに突進していたのである。
    ベリアルは向かってくるダンテに大剣で突きを放つ。

    ダンテは両手の剣を体の前で交差させ、前に押し出しながら振りぬいた。

    ダンテ「ハァッ!!!」
    二刀がベリアルの大剣の切っ先を打ち下ろし、鼓膜が破れそうな金属の衝突音が響く。

    ダンテはベリアルの大剣をスロープ代わりにして一気に駆け上がる。

    ベリアル『何ッ!!!』

    そしてベリアルの手首で跳躍し顔の目の前に飛び上がり―――

    ダンテ「Ha-ha!!!Are you ready?!」

    二刀の乱撃。

    226 = 12 :

    始まった!
    待ってました!

    227 = 9 :

    ダンテ「HA!! HA!! HA!! HUUUUUUUHA!!!」

    猛烈な速さでベリアルの顔面にアグニ&ルドラ叩き込んでいく。

    リベリオン装備時のパワフルな動きとは打って変わって滑らかな円運動。
    滑るようにアグニ&ルドラが振るわれ、赤と白の美しい弧が何重にも交差する。

    ベリアル『がァァァァァァ!!!』

    ルドラの疾風の刃がベリアルの炎の衣をあっさりと剥ぎ取り、無防備となった皮膚をアグニの火炎の剣が襲う。
    ステイルのインフェルノにも耐えた頑丈な外皮が簡単に切り裂かれ、彼の血である溶岩のような液体が噴き出す。

    ベリアル『オオオオオオ!!!』

    ベリアルは大剣を下から振り上げる。
    だがダンテはその攻撃を目の前の獅子の顔を踏み台にしてベリアルの背後に跳びかわす。

    そしてベリアルの胴体に着地すると、アグニ&ルドラ振り上げ

    ダンテ「ハァァァ!!!!」
    アグニ&ルドラ「セイヤァァァァ!!!!」

    『Crawler―――』

    そのまま足元のベリアルの皮膚へ垂直に突き立てた。
    それと同時に巨大な炎の壁が噴き出し、ベリアルの背中を大きく裂いた。

    229 = 29 :


    きてたわ

    230 = 15 :

    >>1よ、韓国の攻撃が始まったっぽい
    もし鯖落ちたりしたらhttp://ex14.vip2ch.com/news4gep/で続き頼む

    231 = 29 :


    てかホントに午後一だなwwwwwwwwwwwww
    会社やべーなwwwwwwwwwwwww

    232 = 9 :

    >>230把握

    ベリアル『ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!』
    咆哮で大気が振動する。ベリアルは体を素早く回転させる。

    ダンテ「Huh!!」

    ひらりとダンテが飛び降り、地面に着地する。

    ベリアル『ウ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛!!!!』

    ベリアルは剣を大きく振り上げた。全ての力を大剣に注ぎ込む。刀身が一気に輝きを増す。
    そしてダンテ目がけて振り下ろした。

    ダンテ「Ha!!!」

    ダンテはアグニとルドラの柄頭を繋げ双刃の薙刀状にすると、頭上に掲げて凄まじい速さで回転させた。

    アグニ&ルドラ「Ash to ash!!」

    『Twister―――』

    その瞬間、火炎と疾風の巨大な竜巻が発生した。
    周囲の物全てがその火炎の竜巻によって砕かれ、巻き上げられて蒸発する。

    その中に振り下ろされたベリアルの大剣も例外ではなかった。輝く大剣はまるでスナック菓子のように脆く砕け散った。

    そしてベリアルの巨体も巻き上げられ、彼の体を業火のかまいたちが襲った。

    233 = 223 :

    大丈夫だろ
    移動するならURLを

    236 :

    復活した・・・よかった、本当によかった

    237 :

    復活か
    これが読めなくてもんもんとしてたよ・・・

    238 :

    ベリアルは地面に叩きつけられ、力なく崩れた。
    その体からは最早炎は噴出していなかった。
    かわりに彼の溶岩のような体液が大量に溢れていた。

    ベリアル『…なぜだ…なぜこれ程までに力の差が…』

    ダンテ「お前の負けだ。さっさと帰んな」

    ベリアル『言ったはずだ!!一度退いた身、二度は退かぬ!!!その心は変わらぬ!!!』

    ダンテ「相変わらずだな。だがよ、お前わかってんだろ?」

    ダンテの問いかけ。それはベリアルもわかる。
    今回は前回よりも遥かに傷が深く、ダメージが大きい。

    ここで散れば。

    次は復活できない。

    待っているのは確実な死。

    だが。

    ベリアルは退く訳にはいかなかった―――

    240 :

    再開されてよかったぜ

    242 :

    復活きたぜww
    続きが気になってたまらんかった

    243 = 238 :

    ダンテはこういう悪魔と戦うたびに思う―――

    別に殺す必要は無いんじゃないのか? と。

    確かに戦いは大好きだ。己の力に溺れ、人間を虐殺しようとする悪魔ならいくらでも進んで殺してやる。
    だが、このベリアルのように己を捨ててまで何かの為に戦う悪魔を殺すのはあまり好きでは無い。
    負けたのならさっさと退散して欲しい。

    そう思うようになったのもトリッシュに出会ってしまったからだ。

    彼女はダンテとは違って生粋の悪魔であり、かつて魔帝軍の幹部でもあった。
    己の生みの親で主でもある魔帝の為なら、ためらい無く進んで身を捧げる気高き大悪魔。

    かつて敵として刃を交えた彼女も、いまやダンテの無二の親友であり、彼が最も信頼する人物だ。


    ベリアルのような気高き悪魔達を見てふと思う。

    出会い方が違っていたら。もしお互いをもっと知る機会があったら。

    良き友となっていたのだろうか―――と。

    247 :

    規制解除も来た
    今まで読んでたがすげー面白い
    支援する

    248 = 238 :

    だからと言って今から進んで仲直りしようとも思わない。
    それは逆に彼らの誇りを汚すことになる。

    苦痛には苦痛を。
    虐殺には虐殺を。
    剣には剣を。
    殺意には殺意を。
    誇りには誇りを返す。

    それがスパーダの息子として、魔剣士としてのダンテの信念―――。

    ダンテ「で、続けるのか?」

    ベリアル『当然だ…我が最期の一撃…その身で味わうが良い!!!』

    その瞬間ベリアルの体が一気に燃え出した。そして体の形が無くなる。
    炎の爆発と共に、ベリアルの獅子の頭部がダンテに向けて射出された。
    その顎はダンテの頭を噛み砕かんと大きく牙を剥き出しにしている。

    ダンテ「またそれか。芸がねえな」

    ダンテは白い巨大な拳銃アイボリーを腰から抜き、その飛んで来るベリアルの頭部へ銃口を向けた。

    そして。

    引き金を引いた。
    銃声と共にベリアルの頭部が弾け、そして火の粉となって散った―――。

    250 = 238 :

    ダンテ「ハッ!!相変わらずしょぼいな!」


    辺りを舞う火の粉を眺める。


    ダンテ「だが」


    まるで蛍のように美しく漂い、幻想的な風景を作り出している。


    ダンテ「悪くはねえぜ―――」


    全ての火の粉が地に落ちるまで、ダンテは静かに佇んでいた。


    誇り高き者の最期を汚さぬように。

    ―――


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