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    元スレダンテ「学園都市か」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 聖杯戦争 + - dmc + - すのはら + - とある魔術の禁書目録 + - ザックス + - ジョジョ + - ダンテ + - ダンテ「学園都市か」 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 9 :

    ―――

    ステイルは地獄の業火を纏った拳をベリアルへ突き出す。
    その瞬間炎の杭が拳から伸び、ベリアルの腹部へ向かって突き進む。

    ベリアルはその杭を右手で防いだ。

    二つの業火がぶつかり、既に溶岩の海と化した周囲を振るわせる。
    ベリアルは左手の大剣を振り下ろす。ステイルは半歩右に動きそれを交わす。

    叩き下ろされたベリアルの大剣が溶岩の海を割る。

    ステイルはすかさず右手を横に伸ばす。そして力を集中させる。

    『炎剣―――』

    ステイルの右手が太陽のように輝きだす。
    そして黄金色の、数万度に達する長さ5mもある光の刃が現れる。

    ステイル『ハァッ!!!』

    その右手をベリアルの腹部目がけて一気に横に振るう。
    ベリアルは大剣を再び振り上げ、ステイルの頭目がけて振り下ろす。

    二つの轟音が重なる。

    102 :

    ベオウルフとアグニ・ルドラは男のロマン
    ネヴァン?なにそれ?おいしいの?

    103 :

    しえん
    追いついたからねる

    104 = 9 :

    どちらの攻撃も直撃した。

    あまりにも高温の為、二人の周囲の溶岩が蒸発する。
    そして露になった底が溶け、再び溶岩の海を作り出す。

    ステイル『ぐァッ!!!』

    体を纏っている炎がダメージを緩和したものの、それでも防ぎきれなかった強烈な衝撃で一瞬意識が飛ぶ。

    ステイル『…ッ!!』

    ベリアルにもどうやら同様の炎のシールドがあるらしい。そしてその強度はステイル以上のようだった。
    ステイルの攻撃が直撃したのにも関らずベリアルは平然としている。

    ベリアル『イフリートの力をもってしてもその程度か!?』

    ベリアルは右手を溶岩の海に突き立てる。

    それと同時に、ステイルの足元の溶岩が蠢く。

    105 = 13 :

    >>102
    お前はネヴァンの楽しさをまるで分かってない。実用的では無いものの、使いこなせると俺SUGEE出来るしSSSが出しやすいんだぞ。

    106 = 15 :

    >>100
    リベリオン違いワロタ

    107 :

    ダンテェーィ

    108 :

    昔ダンテにボコられて魔界に追い返されたようなやつがいまさらノコノコ復活しても
    ダンテ兄貴ネロにまたボコられて涙目になって結局魔界に帰っちゃうだけじゃないの?
    それとも「オッス久しぶりに飲みに行こうぜ」みたいなプチ同窓会的ノリなの?

    でも面白いから支援

    109 = 36 :

    >>102
    ダンテ「放課後ティータイム?」

    110 = 15 :

    >>108
    むしろ兄貴はボコるために復活させようとしてる

    111 = 46 :

    >>106
    でもあながち間違ってなかったり
    映画のリベリオンもあれば剣のリベリオンもあって紛らわしいな

    112 = 102 :

    >>105
    だってアレうるさいんだもの・・・・・・

    113 :

    >>109
    観客全滅だろwwwwww

    114 = 13 :

    >>112
    あのクレイジーさが良いのさ

    115 = 36 :

    >>108
    魔帝「色々やったが・・・つまるところ・・・コイツに行き着いた・・・・!
        魔 界 チ ン チ ロ ・ ・ ・ !!!」

    116 :

    ネヴァンが最高にクレイジーな武器だろ
    クールではないが

    117 = 18 :

    ネヴァンはずっと魔人化するステージで使って空から一方的に雷撃ってました

    118 :

    いやーDMCは4しかやったことないけど面白い

    119 = 9 :

    ステイル『…ッ!!!』

    危険を感じ、瞬時に横に跳ぶ。
    その僅かな時間差で、先までステイルがいた場所に巨大な火柱が上がった。

    避けたと思ったのもつかの間、再び足元が蠢く。横に跳ぶと再び火柱が上がる。

    ステイル『(追尾式の遠隔攻撃…!)」

    ステイルの後を追って連続で上がる。それを高速で移動して火柱をかわす。
    その時、ベリアルが剣を横に構えた。

    ステイル『マズイ…!』

    剣を交わすには真上に跳ぶ必要がある。
    だがそうすると真下から上がる火柱に直撃する。

    どちらが脅威か。

    ステイルは真上に跳ぶのを選んだ。

    爆風を伴いながら大剣が足の下スレスレを通過した。

    そして。

    火柱がステイルへ直撃する。

    120 :

    もう限界おやすみ

    121 = 21 :

    >>109
    3の頃の血が騒いじゃうwww

    122 :

    ロイヤルガードなダンテさんはまだかね

    123 = 18 :

    斜めに跳んだらあかんの?

    124 = 39 :

    >>115
    ダンテ「魔帝1050年魔界行きっ・・・!」

    125 :

    ざわ…ざわ…

    126 = 9 :

    ステイルの体を巨大な火柱が下からたたき上げる。

    だがステイルはそれを逆に利用した。
    痛みを無視して今度は両手を伸ばす。そして再び光の刃を出現させる。

    ステイル『オァァァァァァ!!!!』

    ベリアルの顔面へ。その二本の光の刃を叩き込む。

    ベリアルは相変わらず微動だにしない。だがステイルは感じ取っていた。
    ベリアルの体を守る炎が確実に弱まった。

    すかさずそのまま何度も光の刃を振るい、乱撃を食らわす。
    そして遂にベリアルが怯んだ。

    ベリアル『貴様!!!』

    ベリアルは大きく剣を振り、ステイルを弾き飛ばそうとする。
    だがステイルは空中で身を捻りそれをかわす。

    そして両手の光の刃を縮める。ステイルの拳に力が凝縮され、眩く輝き始めた。

    『炎拳―――!』

    その輝く拳で、ベリアルの顔面へ強烈なフックを叩き込む。

    127 = 18 :

    ベリアルの顔の前で斬りまくる光景が鮮明に再生されるから困る

    128 = 13 :

    そして鎮火するベリアル

    129 = 36 :

    一向にネロ出てこないけどホントに浅草にいるのか

    130 = 9 :

    内臓を震わすほどの衝突音が響き、ベリアルが纏う炎がちぎれ飛ぶ。ベリアルの顔が歪む。

    更に何度もパンチを叩き込む。

    ステイル『おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』
    体中が軋む。だがやめない。ラッシュを続ける。

    一旦腕を引き、『溜め』る。更に拳の輝きが増す。

    ステイル『ハァ!!!!』
    そしてその拳をベリアルの顎の下に叩き込んだ。
    強烈なアッパーを食らってベリアルの巨体が宙に浮く。
    ステイルは足を高く上げる。足先が太陽のように眩く輝く。

    そして。

    落下してきたベリアルに凄まじいかかと落しを打ち下ろした。
    ベリアルが溶岩の海に叩き込まれ、巨大な溶岩の飛沫が上がった。

    131 = 18 :

    バスターktkrwww
    まさかのステイリッシュ爽快アクションwwww

    132 = 35 :

    良かった。トリッシュが火炎系でもアグニを持ってこないでホント良かった

    絵的に

    133 :

    ステイルって人公式サイトで見てきたがこんなルックスだったのか
    一方通行といいとある~のキャラデザは俺の想像を裏切るな

    134 = 9 :

    ステイル『…ッはぁ! どうだクソッタレ!!!』

    ベリアルはぎこちなく両手を突いて起き上がる。

    ベリアル『人間如きがぁぁぁぁ!!!我は炎獄の覇者ぞ!!!!』

    ベリアルの体に光が集り、眩く輝き始める。

    ステイル『…あれは…!!』

    感じ取る。
    莫大な力が集っていく。

    ステイル『マズイ…!!』

    そして後ろに下がり、距離をあけようとした時。

    カッ!!!!っとベリアルの体から光が溢れ、視界が金色に染まった。

    135 :

    ランランララランラーランランランララランラーラン

    136 = 36 :

    ガパァッ
    ダンテ「ようやく戻れたぜ・・・ん?ここ日本じゃねぇな」

    ここだけラクーンシティ コンマ00でダンテ参戦(298)

    137 = 9 :

    光の衝撃波が周囲の全てをなぎ払う。

    ステイル『がぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
    ステイルの体が大きく吹っ飛ばされた。

    ステイル『…!』

    そしてベリアルの姿を見る。先とは明らかに違っていた。
    体を纏っている炎が赤黒くなっており、更に巨大化していた。
    さながら憤怒の感情を表しているかのように。

    ベリアル『死ぬが良い!!!』

    ベリアルが大剣を振り上げる。そして地面に叩き下ろす。
    その瞬間、その剣筋の延長線上に巨大な炎の壁が現れる。

    ステイル『くッ!!!』
    横に跳びかわす。直撃を免れる。だがそれでもその炎の壁が彼の体を焼いた。

    ステイル『くそッ…!!!』

    どうにかして反撃を―――
    そう思った瞬間だった。目の前に再びあのベリアルの大剣。

    ステイル『避けられ―――』

    ドギィィィィィン!!!!!っとステイルの体に直撃した。

    138 = 9 :

    ステイル『…がはッ…』

    両手を突いてぎこちなく起き上がる。
    あの直撃の瞬間、全ての力を前面に集めてなんとかあの剣撃を防いだ。

    だが体は既に限界だった。次は受けきれない。
    この体じゃ先のような接近戦も不可能だ。

    ステイル『…』

    ステイルはイフリートに意識を集中する。

    どうすればいい?―――

    もっと―――

    もっと力をくれ―――

    その声にイフリートが反応した。

    突如彼の頭にイフリートからその『情報』が流れ込んできた。

    139 = 9 :

    ステイル『…』

    それは一撃で形勢逆転できるもの。
    だが一撃しか使えない。その一撃でステイルは全ての力を使い切る。

    ステイルは迷わなかった。

    ステイル『やるぞ』

    そう呟き、体内を流れるイフリートの力に集中する。
    イフリートから受け取った情報を元にある術式を頭の中で組み上げていく。そしてその術式を発動させた。

    突如ベリアルを囲んで閉じ込めるかのように赤い壁が出現し、50m四方の巨大な箱を構築した。

    ベリアル『貴様!!何をする気だ!!!?』

    ベリアルの問いを無視してステイルはイフリートから力を更に引き出す。

    全身が先のベリアルのように眩く輝き始め、光が集る。

    体内が燃える感覚がする。
    実際に耐え切れずに焼かれ始めているのだろう。

    だがそれを無視する。

    141 = 9 :

    ステイル『これで終わりだ』

    正真正銘の。
    最後の一撃。

    ベリアルが閉じ込められている箱の中に一つの小さな光点が現れた。

    ベリアル『これは―――』

    ステイルがやろうとしている事に気付いたが既に遅かった。

    次の瞬間。


    『INFERNO―――』



    箱の中が光で溢れた。

    142 = 15 :

    インフェルノにはお世話になったわw

    143 = 9 :

    その眩い光は学園都市全体を数秒間包んだ。

    その僅かな時間の間だけ、超新星爆発に匹敵する高温が50m四方の箱の中を満たした。
    事前にステイルが張った壁はその熱が外に出ないように防ぐ結界である。

    ステイル『…ッ…』
    全身が激痛を襲った。その場に膝を落とす。

    ステイル『…どうだ…?』
    光が収まると同時に、箱はガラスのように砕けた。

    そして。

    その場所にベリアルがうつ伏せに倒れていた。

    144 = 13 :

    アバオ・ア・クーを思い出したのは俺だけでいい

    145 :

    今からBPやるから頑張って進めてくれよな

    147 = 102 :

    カリーナ・アンってチートだよな

    レディかわいいよレディ

    148 = 9 :

    ステイル『…!!!』
    あの高温下ですら五体満足なベリアルを見て驚愕する。

    だがベリアルはピクリとも動かなかった。手は力なくダラリと開いている。

    ステイル『…倒した…みたい…だな…』

    だがそう思ったのも束の間。

    ステイル『…!クソ…!!』
    ベリアルの体から炎が噴き出し全身を瞬く間に覆った。

    そして跳ね起きる。

    ベリアル『ヴォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛オ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!』

    憤怒の咆哮が大気を振るわせた。

    149 = 9 :

    ベリアル『オ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!』
    赤黒い炎を纏ったベリアルが剣を振り上げた。

    ステイルにはもう攻撃する力はなかった。マッチ棒程度の火もだせない。

    ステイル『(遂に…僕も終わりか…)』

    悪魔になってまで手に入れた力。だがそれすらも遠く及ばなかった。
    この目の前の大悪魔によって死が与えられる。神々しいその姿を呆然と眺めていた。

    ステイル『(インデックス…)』

    脳裏に浮かぶその顔。

    せめて。

    最後にもう一度。

    あの純粋な、太陽のような笑顔が見たかった。

    ステイル『…?』
    頬を伝う湿った感触。

    ステイル『…僕…泣いてるのか…?』


    「おお?ちゃんと着いたみたいだな」

    150 = 12 :

    きた!!!!!!!!


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