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    元スレ唯「じょうもんせいかつ!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    52 = 1 :

    (疲れる…)

    「ただいまです。よいしょっと…」

    小さな体でよくこれほど、と思えるほどにたくさんの薪を運んできた梓。

    「あずさちゃん、おかえりなさい。」

    「お水汲んで来れたんですね?」

    「ええ♪梓ちゃんもたくさん持ってきたわね。」

    「たくさんというか…その辺りにいくらでもあるので探す必要がないです。」

    「ただいまー!」

    「帰ったぞー」

    「あ、おかえ…」

    53 :

    なかなか

    54 = 1 :

    「えーーーーーーー!!!!!/////」

    「ブーーーーーーーーーッッ!!!」(唾)

    「ブーーーーーーーーーーー!!!」(鼻血)

    「ちょ、な、なんでそんな…////」

    「あ、これ、袋が無いからねー」

    「なんでお二人とも上半身裸なんですかーー!?」

    55 = 1 :

    ちょっと席をはずします

    56 :

    おっぱい!おっぱい!

    57 :

    「ギンギン」(勃起)

    58 :

    私怨

    59 = 1 :

    再開します

    60 = 27 :

    生理はどうするのか

    61 = 1 :

    「上着の空いてるとこをうまく結んで、袋代わりにしたんだよ。」

    「でも上半身裸になる必要は無いだろっ!!」

    「さわちゃんがこの生活中はブラ禁止にしたんだからしゃーないだろ。
      女しかいないんだしさ。」

    「ハァハァハァハァハァ」

    「ムギちゃんどうしたの?」

    さわ子「唯ちゃん、ムギちゃんは…そう、ちょっとした病気なのよ…」

    「とにかく、はやく上着を着ろっ!!」

    62 :

    しえん

    63 = 1 :

    ~情報交換中~

    「近場に川もあるんか…これは釣りの道具を作らないとな!」

    さわ子「狩猟の道具がないと動物性淡白が取れなくなるなるしね。
        まあ、蟹や川貝、虫もあることはあるだろうけど。」

    「む、むしぃーー!?」

    さわ子「今でも蜂の幼虫とか芋虫食べるじゃない。
        オーストラリアの先住民は芋虫食べるしアフリカじゃカブトムシ…」

    「やめてやめてやめてぇぇーーー!!!」

    64 = 1 :

    >>63
    ○蜂の幼虫とかイナゴ
    ×蜂の幼虫とか芋虫

    67 :

    とっとと書け太郎!!

    68 = 1 :

    そして一同は唯と律が取ってきた食料の吟味を始める

    「いろんなものが取れましたね…」

    「梨みたいな果物、アケビ、キノコ何種類か、
      どんぐりは、ブナの実、クヌギの実、椎の実。
      あと、柿の実、紫色のビワみたいな形した…何の実だ?」

    「その紫色の実ね、良い匂いがしたから食べれると思うよ♪」

    「そんなので判断していいのか…」

    「でも、今肝心なのは、サバイバル物には避けて通れぬ…」

    69 = 1 :

    「毒キノコの選別だっ!!」クワッ!

    「王道ですね…」

    「選別っていっても…」

    さわ子「はじめに渡した本に、食べられる植物や菌類の見分け方が書いてあるわよ?」

    「そ、そうか、ならば…」ペラペラペラ

    「ここのページからか…」

    「何々…?『毒をもった植物を見分ける方法を伝授する前に
      君たちにアドバイスを行いたい。それは一度有毒な植物を口にしてみることだ。』」

    「『毒のある植物を口にすることで、君たちは自然の恐ろしさを知ると同時に…』」

    「大丈夫かよコレ…」

    さわ子「あ、そこは、玄人というかネ○チャー人間になりたい人向けだから
        あんまり本気にしちゃ駄目よ。」

    「おいおい…」

    70 :

    サバイバルにおいて茸は最終手段なんだが…

    71 = 1 :

    「ふむ…一応写真付きね。」ペラ

    「あ、この白いシイタケみたいな奴…」

    「『フクロツルタケ』?」

    「『フクロツルタケは神経系や内臓にものすごく効く毒キノコだ。
       一本食えば高い確率で極楽に行けるぞ!』」

    「…」

    ※気になる人はグーグル先生画像検索に聞いてみてください

    72 = 1 :

    「えっと、こっちの赤茶色のキノコもやばそうだね。」

    「それは『ベニテングタケ』だな。私でも知ってる有名な毒キノコだ。」

    「あとは…」ペラ

    -五分経過-

    「結局毒キノコはこの二つだけか…」

    「食べられるキノコは、シメジ、ヒラタケ、ナラタケ、ハツタケ…」

    「うん、量的にも種類的にもまずまずだ。」

    さわ子「はぁー…」

    「さわちゃん?」

    73 = 1 :

    さわ子「不正解っ!!!」ガッ!

    「な、なんだってぇーーー!?」

    「え、ど、どれなんですか!?」

    さわ子「今回だけは智恵貸したげるわ。」

    さわ子「そのシメジみたいなのの…これとこれ。
        この二つ以外は本物のシメジ、食べられる奴よ。」

    「二つも混ざってたんだ。おいしそうなのに…」

    さわ子「おいしそうも何も、これ『イッポンシメジ』よ。」

    74 = 1 :

    さわ子「死にはしないけど、シメジと似てるから中毒起こす人がけっこういるのよ。」

    「へー…」

    「あとは無いんですね?」

    さわ子「ええ、安心してちょうだい。」

    「りっちゃんりっちゃん。あれあれ!」

    「おっアレか!ちょっとまってろ!」

    そういうと近くの木陰にかけていく律。

    75 :

    私女だけど、あなた

    76 = 1 :

    「どうしたんですか?」

    「えへへ♪」

    「おらっ!お前らよく見てみろっ!!」

    「ん?…ん!?んんっ!!!」

    「そ、それはまさしく…」

    「「マツタケ様っ!!」」

    さわ子「…」

    77 = 75 :

    私女だけど、あなた気持ち悪いですね

    78 = 1 :

    「スゴイですスゴイです!」キラキラ

    「マツタケまであるのか…さすが琴吹家所有だな!」

    「三年ぶりの…三年ぶりのマツタケ…」

    (なんでそんなに喜ぶのかしら?)

    「あ、でもこれもさっきのみたいに実は偽物、なんてことはないよな?」

    さわ子「大丈夫よ、食べれるわ。」

    「ほら見ろ!」

    さわ子(マツタケじゃなくて『マツタケモドキ』だけどね。)

    79 :

    スゲーナスゴイデス!

    80 = 1 :

    -食事中-

    「この、ヤマナシだっけか、すっぱいな…」シャリシャリ

    「この柿は渋くないよ!」

    「紫色の実も酸味強いですけど、食べれないことはありませんね。」

    さわ子「それは一応ビワの仲間よ。」シャリ

    「でも、キノコはまだ食べれないね…」

    「洗ってから焼くなり煮るなりしないとなー」

    81 :

    キノコは他所で見分け方習得しても現地じゃ全く役に立たない
    環境によって毒が有ったり無かったりするのもあるしね
    あと恥じらいの無いおっぱいには萌えない

    82 = 1 :

    「さて、飯も食ったし、道具の作成に入りますか。」

    「土器作りたい!」

    「釣り針作るか…」

    「おまえら…まあ、いいか。石器を作らせてもらうよ。」

    「唯ちゃんのお手伝いするわ♪」

    「じゃ、じゃあ澪先輩の…」

    さわ子「私は昼寝。」

    83 :

    マツタケモドキは臭いが無いから素人でも変だと気づくはずなんだが・・・まぁいいんだけど

    84 = 1 :

    「『釣り針は鹿の骨・角かイノシシの牙・骨、木材などを加工して作る。』

    「『当然だが、現代の金属製の釣り針より大幅に大きくなってしまうことは
       否めない。』」

    「『黒曜石でできた厚手のナイフ状の石器と研磨用の大き目の石をしようする。
       また、この際、水に濡らして加工しやすいようにする必要がある。』」

    「あ、黒曜石の石器が必要なのか。私も澪を手伝うか…」

    85 = 1 :

    「できたー!『ドラえもん』!」

    「上手上手!」

    「でもムギちゃんのほうがずっと上手いよ?
      プロの人みたい。」

    「お父さんが陶芸を趣味にしているから、時々手伝わせてもらってるの。」

    「ふーん。」

    86 = 1 :

    「大き目の石で黒曜石の塊を砕く!」

    キーン!

    「石の工作台の上に砕いた塊を置いて、小型の石を使って成形する…」

    キン…!キン…!

    「けっこう鋭いですね…」

    「扱うときは気をつけろよ?」

    キン…!キン…!

    「はい!」

    87 = 75 :

    私女だけど、あなた気持ち悪いですね

    88 = 58 :

    私女だけど男です

    89 = 1 :

    「うん。形はこんなもんか。」

    「太いかまぼこの切れ端みたいですね。」

    「あの本によれば、包丁やナイフとして使うらしい。」

    「へぇー」

    「おっ!良い感じにできてるじゃん!もらってくぞー」

    ヒョイッ

    「あっコラ!!」

    「試作品第一号が…」

    90 = 66 :

    だけど私です。

    91 = 1 :

    「なになに…骨より角のほうが強度が強く成形しやすい…」

    「鹿の角なんてあったけか…」

    ごそごそ

    「あ、一個だけあった。気付かなかったぜ。」

    「川魚用は一つの材料から小さめに作る。」

    「とりあえず2、3センチぐらいで切り出すか…」

    92 = 1 :

    シュコシュコ…

    「…」

    シュコシュコ…

    「…」

    シュコシュコ…

    -10分後-

    「ストレスたまるわぁ…」

    93 = 1 :

    「で、でけた…」

    「これを今度は大き目の石にこすり付けて三角形か長方形に…

    中略

    「真ん中に穴を開け

    中略

    「上辺を切り取り

    中略

    「"かえし"の部分を作って、あとは細くなるよう、壊れないように磨く…

    94 = 1 :

    「でけた!!」

    「正味3時間…長かった…長かったよ…」

    「あーりっちゃん出来たんだー!」

    「おう!そういうお前らもたくさん…」

    「作りすぎじゃないか…?形もホンモノみたいに凝ってるし。」

    「ちょっとこだわって見ました♪」

    さわ子「国宝『火焔土器』と見まがうほどの…やるわねムギちゃん!」

    96 = 1 :

    「こっちも一通りできたぞ。」

    「ふんふん。さっきのナイフみたいなのと、やじりの先みたいなの?
      何に使うんだ?マンモスでも狩る気?」

    「い、いつか役に起つかもしれないだろ!」

    「はいはい了解了解。」

    さわ子「じゃあ、とりあえず粘土のほうを乾燥させないとね。」

    バックから携帯電話を取り出すさわ子。

    97 :

    スレタイ「じょうもん!」でよかったんじゃないか?

    98 = 1 :

    「おいおい、こんな山の中で通じるのかよ…」

    「衛星電話なのよ、それ。」

    「え?」

    さわ子「あ、もしもし?『野焼き』前の乾燥をお願いしたんですけど…
        あと頼んでおいた海藻も…」

    「野焼き??なんで海藻なの??」

    「野焼きはようするに、火で土器を焼くってことですかね?」

    99 = 1 :

    斉藤「ただいま参りました。」

    「斉藤!?」

    斉藤「お嬢様、頑張っておいでで…
      (うぅ、琴吹家の令嬢ともあろうお方が古代人の格好を…)」

    さわ子「そこにある土器の急速乾燥をお願いしますね。」

    斉藤「かしこまりました。海藻はその原始住居の中でよろしいでしょうか?」

    さわ子「はい、そちらに運んでいただければ…」

    100 = 1 :

    「ワカメや昆布とその他諸々ねー。すっごい量だな。」

    さわ子「この海藻があんたらの生命線になるかもよ?」

    「さわちゃん、どういうこと?」

    さわ子「まあ、明日の野焼き、土器の焼入れね、楽しみにしてて。」

    さわ子「ってことで、これから大量の薪を集めてちょうだい。」

    「えー…」

    さわ子「嫌ならいいのよ?これから先の生活、煮炊きの道具がないと
        食事はますます味気無くなるわねー。」

    「そういうことだ、律。」


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