私的良スレ書庫
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元スレ黒子「と、当麻さんっ!///」
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>>297
こいつは出番がなくてヨダレで枕を濡らすイヤフォンさん
こいつは出番がなくてヨダレで枕を濡らすイヤフォンさん
ほんとに保守ばかりさせて申し訳ない。
もう少ししたら書き始める
もう少ししたら書き始める
>>1キター
美琴に今日のことをどうやって説明しようかと考えながらドアをくぐる。
「ただいまですの……」
「あ、おかえ……ってアンタ傷だらけじゃないの!?
いきなりいなくなるし……何があったのよ?」
「ちょっと元気のいい不良を相手にしただけですわ、
お姉さま。ご心配なさらずに」
「レベル4のアンタがそんなにてこずったわけ?」
「ええ、まあちょっと相性が悪かっただけですわ」
「ふーん。そんなもんか……あ、顔の絆創膏ずれてるわよ。
直したげるから、こっちきなさい」
「ああっ!こ、これはこのままでいいんですのっ!」
「ただいまですの……」
「あ、おかえ……ってアンタ傷だらけじゃないの!?
いきなりいなくなるし……何があったのよ?」
「ちょっと元気のいい不良を相手にしただけですわ、
お姉さま。ご心配なさらずに」
「レベル4のアンタがそんなにてこずったわけ?」
「ええ、まあちょっと相性が悪かっただけですわ」
「ふーん。そんなもんか……あ、顔の絆創膏ずれてるわよ。
直したげるから、こっちきなさい」
「ああっ!こ、これはこのままでいいんですのっ!」
思わずテレポートしてまで距離をとってしまう。
せっかく当麻がが張ってくれた物だ。
美琴にだって触って欲しくない。いや、美琴だからこそ触って欲しくない。
「そ、そんなに必死で逃げなくてもいいじゃない……」
「あ、あーそうですわ!汗もかきましたし、私お風呂にいってきますの!」
返事も聞かないうちに部屋を飛び出てしまった。
とっさに口から出た言い訳とはいえ、本当に入らないと格好がつかないので、
とりあえず風呂にいくことにする。
せっかく当麻がが張ってくれた物だ。
美琴にだって触って欲しくない。いや、美琴だからこそ触って欲しくない。
「そ、そんなに必死で逃げなくてもいいじゃない……」
「あ、あーそうですわ!汗もかきましたし、私お風呂にいってきますの!」
返事も聞かないうちに部屋を飛び出てしまった。
とっさに口から出た言い訳とはいえ、本当に入らないと格好がつかないので、
とりあえず風呂にいくことにする。
「はあー、今日は色々あってすごく疲れましたの……」
湯船の中で一日を振り返る。
まるでヒーローのように助けに来てくれたときの背中。
優しく絆創膏を貼ってくれた指先。また遊ぼうと言ってくれた時の笑顔……
「全部上条さんのことではありませんの……」
恥ずかしくなったので、誰に見られている訳ではないけど
湯船に顔を半分沈めて隠れる。
湯船の中で一日を振り返る。
まるでヒーローのように助けに来てくれたときの背中。
優しく絆創膏を貼ってくれた指先。また遊ぼうと言ってくれた時の笑顔……
「全部上条さんのことではありませんの……」
恥ずかしくなったので、誰に見られている訳ではないけど
湯船に顔を半分沈めて隠れる。
「で、でも仕方ありませんわ。あんなことされたら誰だって、
その……す、好きになってしまうに決まっていますの……!」
あの時、当麻が助けに現れた瞬間。もう黒子は完全に、
ああ、この人に恋に堕ちたんだな。と自覚したのだった。
いや、堕とされた。と言った方が正しいかもしれない。
美琴に対して抱く好意とはまったく別物だった。
「あー、お姉さまに言った方がよろしいですわよね……
なんて説明すればいいんでしょう」
美琴が当麻に好意を寄せていたことは前から知っていた。
その美琴にどう伝えればいいのだろう。このまま隠していてもいつかはきっとばれる。
だったら、いっそのこと―
その……す、好きになってしまうに決まっていますの……!」
あの時、当麻が助けに現れた瞬間。もう黒子は完全に、
ああ、この人に恋に堕ちたんだな。と自覚したのだった。
いや、堕とされた。と言った方が正しいかもしれない。
美琴に対して抱く好意とはまったく別物だった。
「あー、お姉さまに言った方がよろしいですわよね……
なんて説明すればいいんでしょう」
美琴が当麻に好意を寄せていたことは前から知っていた。
その美琴にどう伝えればいいのだろう。このまま隠していてもいつかはきっとばれる。
だったら、いっそのこと―
風呂から上がって部屋へ戻ると、美琴はベットに横になり、
雑誌を読んでいた。
「ずいぶん長風呂だったわねー」
「あの……お姉さま、すこしお話がありますの」
「どうしたの?なんかあったの?」
「あ、あのですね、ええと……」
言おう。言ってしまえば、楽になる。
「じ、じつは、私好きな殿方ができたんですのっ……!!」
「へぇー、黒子に好きな人ねえー……って、
うえぇ!?ま、マジで言ってんの!?」
「おおマジですわっ!」
「だれだれ!?ウチの学校の子?年上?年下?ねえねえ!」
雑誌を読んでいた。
「ずいぶん長風呂だったわねー」
「あの……お姉さま、すこしお話がありますの」
「どうしたの?なんかあったの?」
「あ、あのですね、ええと……」
言おう。言ってしまえば、楽になる。
「じ、じつは、私好きな殿方ができたんですのっ……!!」
「へぇー、黒子に好きな人ねえー……って、
うえぇ!?ま、マジで言ってんの!?」
「おおマジですわっ!」
「だれだれ!?ウチの学校の子?年上?年下?ねえねえ!」
「かっ、上条さんですの!!」
「えー?そんな子ウチの学校にいたっけ?」
「お姉さまのご友人の、上条当麻さんですの」
「えーっと、ははは……嘘でしょ?」
「本気ですわ、お姉さま……」
みるみる美琴の顔が曇っていく。
ああ、別に美琴のことを悲しませたいわけじゃないのに。胸が苦しくなる。
「えー?そんな子ウチの学校にいたっけ?」
「お姉さまのご友人の、上条当麻さんですの」
「えーっと、ははは……嘘でしょ?」
「本気ですわ、お姉さま……」
みるみる美琴の顔が曇っていく。
ああ、別に美琴のことを悲しませたいわけじゃないのに。胸が苦しくなる。
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