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    元スレキョン子「なんだ、こけたのか。ほら、ハンカチつかえよ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 長門ゆうき + - とらドラ + - キョン + - キョンの娘 + - キョン子 + - キョン梓 + - 入れ替わり + - 反転 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    701 = 628 :

    級友2「ふむふむ」
    級友「読めますか?」
    級友2「見にくいし、漢文だから解りづらいな」
    キョン「うーん、こっちはまた箱か」
    級友「中に何か入ってますか?」
    キョン「ちょっと待って。うん、何か金属の玉みたいなのが入ってる。ほら、これなんだけど」
    級友2「え、これっ、待って、それ触っちゃったら駄目みたい!
    キョン「え?あれ?鶴屋、聞こえな…」
    級友「キョン子!?」
    級友2「ど、どうしたの!?」
    キョン「…」

    702 = 687 :

    今さらだけどいつもの癖で>>1とか書いちまった

    703 = 628 :

    長門「……」
    キョン「長門?どうした?」
    長門「何でもない」
    キョン「そうか」
    古泉「それで、朝比奈さん、十二年前のことは結局どうなったんですか?」
    みくる「実はまだよくわかってないんです、違う時代の、何かが干渉したってことしか」
    キョン「それ、今する話か?」
    古泉「幸い、涼宮さんは鶴屋さんたちと学校の話で盛り上がってるみたいです。話すなら今しかないかと。」
    キョン「……」
    みくる「少なくとも、直接的な原因は涼宮さんではないということしか」
    長門「……」
    古泉「あなたはどう思います?長門さん」

    704 :

    たけのこの里派ですか

    705 = 628 :

    キョン「……ん、あれ?」
    キョン「…鶴屋?級友?…いない。っていうか、ここ、どこ?」
    キョン「…確か、私は、鶴屋の山で三人で宝探ししてて…」
    キョン「そうだ、見つけたんだ。それで、中にあった金属を見せようとして」
    キョン「それから、どうしたっけ?」
    キョン「意識が無くなってく感じがして、気付いたらここに」
    キョン「……」
    キョン「もしかして……」
    キョン「私、死んだ、とか」
    キョン「……ない、よね」

    706 = 628 :

    キョン「でも、何だっけ。ここ、見覚えがあるような」
    キョン「…コンビニとか探してみよう」
    キョン「……っ」
    キョン「駄目駄目、大丈夫、私は生きて、立ってる。」
    キョン「コンビニ、コンビニ」
    キョン「あ、あった、でもなんかデザイン違う?」
    キョン「A町三丁目店」
    キョン「……A町って聞いたことある気がする」
    キョン「どこだっけ……?」

    708 = 627 :

    タイムトラベルと予想

    709 :

    予想はよそう

    711 :

    予想要らないよね
    予想いう奴はリアルでは友達いないと予想

    712 = 628 :

    予想も何もないような…

    店員「いらっしゃいませー」
    キョン「……」
    キョン「……」
    キョン「……何、ここ」
    キョン「見たことない物ばっかりっ……」
    キョン「…そうだ、今はいつ?……日付!」
    キョン「……嘘だ、何で?」
    キョン「何で、12年も前のがあるのかな?」
    キョン「……夢だ、多分、これは、夢。」
    店員「……?」
    キョン「……落ち着こう。お父さんのように冷静に対処しよう」
    店員「……あ、ありがとうございましたー……?」

    713 = 628 :

    キョン「どこか、公園とか、公園……公園。あった」
    キョン「……やっぱり、私はこの光景を知ってる」
    キョン「……多分、引っ越す前、私たちが、昔、お父さんたちの住んでたところに、今住んでる所に引っ越す前に住んでた町だ。」
    キョン「……なんで、引っ越したんだっけ」
    キョン「……待って、そもそも、大事な何かを忘れてるような」
    キョン「…思い出せない。何だろう」
    キョン「……よし、大分冷静になったな。流石私、適応力はある」

    715 = 628 :

    キョン「歩いてる内に何か思い出すかも知れないし、夢なら醒めるかもしれない」
    キョン「とりあえず、さっきのコンビニにもう一回行ってみよう」
    店員「いらっしゃいませー!……?」
    キョン「さっきゆっくり見れなかったけど、落ち着いて見ると結構面白いな」
    キョン「見たことないお菓子とか、デザインが違うペットボトルとかあるし」
    キョン「うわー、昔の雑誌だ、あ、これこのとき新連載なんだ。絵が違うなー…」
    キョン「……」
    キョン「…って、何読み耽ってるんだ私は」

    716 = 628 :

    日付、曜日は適当です。西暦とか割り出さないでください

    キョン「もう一回、今日の日付を見てみよう。えっと、10月17日、日曜日」
    キョン「10月17日、日曜日……」
    キョン「何か、聞き覚えがあるような、ないような」
    キョン「何か買おうかと思ったけど、昔のお金なかったよ。そういえば」
    キョン「10月17日…」
    キョン「うーん…」
    キョン「昔の家とか、解るかな」
    キョン「……」
    キョン「こっちかな?」
    キョン「おお、この団地っぽい」

    717 :

    予想のせいでいくつの良スレがgdgdになったことか・・・

    718 = 687 :

    昔のお金持ってないってwww
    ああ新札になる前か

    719 = 628 :

    長門「……」
    古泉「そうですか。いえ、あのときは大慌てで、長門さんの意見を聞けなかったものですから」
    キョン「俺が急いで帰ったからな。次の日の約束も、結局計画は大分かわっちまったし」
    みくる「そうでしたね、私も驚きました。」
    キョン「ま、それも思い出といえばそうだ」
    古泉「…ええ、そうですね」

    720 :

    おいついた

    721 = 628 :

    >>716
    日付13日にしといて下さい。不都合が生じました

    キョン「……誰もいないみたいだ」
    キョン「まあ、いいか、また適当に歩いてみよう。」
    キョン「…このあたり、つい最近見たような」
    キョン「なんだかボロくて、ちょっと危ない建物」
    キョン「どこで見た?」
    キョン「もう少し、もう少しで何か思い出せるような」
    キョン「10月13日、ボロい建物、私」
    キョン「12年前…」
    キョン「ん?」

    722 = 628 :

    の子「えーん、えーん。」
    キョン「…女の子が泣いてる」
    キョン「大丈夫かー、どうしたの?」
    の子「ぐすぐす。いたいの」
    キョン「なんだ、こけたのか。ほら、ハンカチつかえよ。擦りむいてる」
    の子「ぐすぐす。」
    キョン「っ……!?」


    キョン『えーん、えーん。おかーさん、どこ?』
    キョン『えーん、えーん』
    『大丈夫かー、どうしたの?』
    キョン『ぐすぐす。いたいの』
    『なんだ、こけたのか。ほら、ハンカチつかえよ。擦りむいてる』
    キョン『ぐすぐす』


    723 = 720 :

    のっとりなのにスレタイからめたwww

    724 = 676 :

    であってはいけないひとりがであってしまった

    725 = 686 :

    おお、すごいな。面白い

    726 = 678 :

    スレタイに帰ってきたな

    727 = 628 :

    キョン「……思い出した」
    の子「ぐす、おかーさん。」
    キョン「…10月13日、午後4時37分」
    キョン「今、何時だろう?あのコンビニを出たのが四時過ぎ…」
    の子「ぐす…?」
    キョン「ねえ、あなた、走れる?」
    の子「……ううん」
    キョン「じゃあ、私がおぶってあげるから、乗って」
    の子「?……うん」
    キョン「走るから、しっかり捕まっててね」
    の子「うん」
    キョン「……なんとか、この路地だけは抜けないと!」

    キョン「お願い、間に合って!」

    728 = 628 :

    ハルヒ「さっきから、何の話してるの?」
    キョン「12年前の10月13日」
    ハルヒ「ああ、あの日ね。ごめんね、みくるちゃん。あのときは、折角帰ってきたのに、大変なことになっちゃって」
    みくる「いいえ、困った人がいたら助けるのは当たり前ですから」
    古泉「そうですね。まして、力を貸せる人間は、一人でも欲しいような状況でしたからね」
    ハルヒ「ありがと。結局、あの女の子は誰だったんだろ」
    キョン「ああ、キョン子の命の恩人の?」
    ハルヒ「うん、多分。そんな気がするわ、話を聞く限りは。」
    古泉「しかし、やはり日本にいる以上、身近な物だと思い知らされましたね、地震というのは」

    729 = 650 :


    才能を感じずには居られないwww

    730 = 636 :

    おーなんかすげー盛り上がってきたなwww

    731 :

    ちょうど>>1000いきそうだな

    732 = 628 :

    キョン「…ここなら!」
    の子「おねえちゃん、はやーい」
    キョン「降ろすよー」
    の子「?…うん」
    キョン「じっとしてて」
    キョン「………来た」
    の子「なに?」
    キョン「離れちゃダメ!」
    の子「うん」

    10月13日午後4時37分、地震発生。震度6弱。死者10数名、26棟の家屋が全、半壊。建物の老朽化が原因と見られている

    キョン「後ろ見ちゃ駄目よ。」
    の子「うん」
    キョン「やっぱり、ぐちゃぐちゃだ。」
    キョン「近くの公園に行こう。きっとお母さんも来るよ」
    の子「本当?」
    キョン「うん、約束する」

    733 :

    スゲーっす

    735 = 634 :

    まさか>>1を使うとは

    736 = 628 :

    キョン「凄い人だ。怪我してる人も多いな」
    の子「おかーさん!」
    ハルヒ「キョン子!大丈夫だった?」
    キョン「多分、大丈夫です、擦りむいてるけど、それは地震の前からありました」
    ハルヒ「あなたが、助けてくれたの?」
    キョン「助けたというか、たまたま通りかかったので一緒に逃げてきただけです。」
    ハルヒ「あ、ありがとうございます。つい、目を離してしまって。」
    キョン「いえ、私もよく勝手にどっか行っちゃってましたから。」
    ハルヒ「本当にありがとう。」
    キョン「いえ、じゃあ私は戻ります。」
    ハルヒ「はい」
    キョン「ふう、あっ、これ…」
    ハルヒ「あ、そのハンカチどうしたの」
    の子「おねえちゃんにかしてもらった」
    ハルヒ「早くいいなさいよ。あの…いない。もう、もし次会ったら返すわよ。ちゃんとお礼もしたいし」
    の子「うんっ!」

    737 = 628 :

    科学に疎いのでご容赦ください
    長門「四次元的情報複製体」
    キョン「ん、なんだ」
    古泉「先程の質問の答えでしょうか」
    長門「そう」
    キョン「…で、それはなにをするんだ?」
    長門「触れたものの情報を読み取って、全く異なる時間平面に、その複製を作る」
    キョン「そんなもんがあるのか」
    長門「可能性の話」
    キョン「そうか」
    古泉「作られたものは長い間残るのですか?」
    長門「わからない、可能性としては低い。ただ、本体に比べて複製品は脆いはず」
    古泉「では、もし、動物。そうですね、人間が触ったとしたらどうなります?」
    長門「……。一時的に意識を失う。記憶の混乱等の症状等が起こることもあると思われる。」
    キョン「成る程な」

    738 :

    まさかここまで発展するとは思わんかった

    739 :

    やるな。
    ドラマCD化するんだ。

    740 :

    乗っ取りで、面白いSSに二本も出会えた。
    今年はいい年だった。

    741 = 636 :

    >>740
    もうひとつののっとりssについてkwsk
    まとめサイトある?

    742 = 628 :

    「…子……キョン子!?」
    キョン「…ん、あ、おはよ」
    級友「おはよじゃないですよ!大丈夫ですか!?」
    級友2「起きたー、ううっよかったー」
    キョン「頭痛っ」
    級友「大丈夫ですか」
    キョン「うん、多分。…帰ってきたのか。いや、夢だな」
    級友2「帰ってきた?夢?」
    キョン「あ、ううん。気にしないで。私、どのくらい寝てた?」
    級友「さあ、多分数分も経ってないと思います」
    級友2「この玉、触ったからかな。私が触ってもなんともなかったけど」
    キョン「うん…ただの貧血か何かだと思う」
    級友「そうですか…ふう、良かったです」

    743 = 628 :

    キョン「うん、心配かけてごめん」
    級友2「うわーん、良かったよう…」
    キョン「泣くな泣くな。全く…あれ?」
    級友「どうかしたんですか?」
    キョン「いや…ハンカチ忘れたみたい」
    級友2「ううう」
    級友「はい、私が貸してあげます」
    級友2「あ、ありがと」
    キョン「……どうなんだろ?」
    級友「ぼーっとしてますよ。大丈夫ですか」
    キョン「…よし!じゃあ、そろそろ降りた方がいいんじゃない?」
    級友2「ぐす、そだね。降りよう」
    キョン「結構楽しかったし、泣き止んでくれ」
    級友2「うん」
    級友「忘れ物とか大丈夫ですか?」
    キョン「お前に言われたくないよ」
    級友「もう!心配して損した気分です」
    キョン「あはははは」

    第二部「懐古編」完

    疲れたぜー

    744 = 739 :

    お疲れだぜー

    745 :

    お疲れっす

    引き続き頑張ってくれ

    746 = 628 :

    質問とかある?
    正直乗っ取りは初めて、書きため無しも初めてという俺がここまで続けられるとは思わんかった

    747 = 642 :

    三人のイメージ姿とか

    748 = 676 :

    疲れだぜー

    749 :

    三部は新スレでやんの?

    750 = 628 :

    >>747
    キョン子はポニテという決めつけは大間違いだぜ。
    中学の時はショートで高校に入ってから髪を伸ばし始めたというところまで妄想してる俺に死角はない。

    >>748
    ありがとう
    >>749
    え?三部やんの?


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