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    元スレキョン子「なんだ、こけたのか。ほら、ハンカチつかえよ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 長門ゆうき + - とらドラ + - キョン + - キョンの娘 + - キョン子 + - キョン梓 + - 入れ替わり + - 反転 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 37 :

    不思議探索土曜日だったな


    キョン「ごちそうさまでした」
    キョン子の母「お粗末様」

    キョン「お父さん、続き聞かせてよ」
    キョン子の母「何の話?」
    キョン「高校時代のだ」
    キョン子の母「そう、変なこと言わないでよね」
    キョン「分かってる」

    キョン「どこまで話したっけ?」
    キョン「未来人」
    キョン「ああ、そうだったな。不思議探索ではもちろん何もなかったんだが、後日、謎の転校生から話があったんだ」
    キョン「異世界人?」

    52 = 37 :

    キョン「いや、超能力者の方だった」
    キョン「…担がれてたんじゃない?」
    キョン「似ているかもな。今思えば」
    キョン「どういうこと?」
    キョン「三人の話には共通点があった。なんだと思う?」
    キョン「…その団長さんが望んでた?」
    キョン「それもそうだな。もうひとつある。三人とも、自分がそこにいるのはハ…団長が原因だと言ってな」
    キョン「ますます嘘っぽくなったね」
    キョン「だろ?」

    53 = 37 :

    2時には寝る。明日は朝からバイト

    キョン「しかも、揃いも揃って団長さんを神様のように言いやがってな」
    キョン「神様?少し怖くなってきたね。」
    キョン「ところが、一部分では信じざるような出来事がおこった。」
    キョン「それは?」
    キョン「まず、ある日、クラスの委員長に放課後残るよう手紙をもらった」
    キョン「もてたんだね」
    キョン「そんなことは無い。命狙われたんだからな」
    キョン「誰に?」
    キョン「その委員長に。ナイフで刺されそうになってな」
    キョン「怖っ」

    54 = 37 :

    キョン「教室に閉じ込められて、絶体絶命のピンチ」
    キョン「うん」
    キョン「そこで助けてくれたんだ」
    キョン「誰が?」
    キョン「宇宙少女が、宇宙パワーで」
    キョン「…お父さんがそういう冗談言うの珍しいね」
    キョン「どうやら委員長も宇宙人仲間だったみたいでな、あれは軽くトラウマを覚えた」
    キョン「へー」


    じゃあね

    55 :

    行かないでぇっ!私をおいて行かないでよぉっ!

    56 = 37 :

    >>55
    眠い時に即興書くと大変なことになるんだよ。

    57 :

    お母さん=ハルヒ
    のようでそうでないような感覚がたまらん。

    仮にハルヒだとしたら


    Nice mother.

    58 :

    キョン=岡崎
    キョン子=汐

    60 :

    いいね、こういうの

    62 :

    あかさたな

    63 :

    はまやらわ

    65 :

     

    67 :

    俺は今までにないwktkを感じてる

    68 :

    キョン子=ニダ に見えて戦慄した

    69 = 37 :

    バイト先潰れたらしい

    71 = 37 :

    給料……

    っていうか今気づいたけど保守されてるのね。ありがとう
    落ちることを確信して寝てた

    食いそびれた朝飯食いながら続き考える。トレースだけど

    72 :

    頑張って下さい
    待ってます
    保守

    74 :

    >>69
    おぃい? ビックリだな

    75 = 37 :

    キョン「信じてないな?」
    キョン「信じれると思う?」
    キョン「思わない。まあだが少なくとも助けられたのは本当だ」
    キョン「ふーん」
    キョン「次の日、委員長はカナダに転校した」
    キョン「カナダ」
    キョン「行ったことあるか?」
    キョン「無いでしょ?」
    キョン「無いな」
    キョン「でも行ってみたいな、ベルギー」
    キョン「カナダじゃないのか」
    キョン「うん」
    キョン「…また次の日、下駄箱に封筒が入ってた」
    キョン「本当にもてたんだね」
    キョン「未来少女からな」
    キョン「オチが見えた」

    76 = 37 :

    キョン「文芸部室に呼ばれて足を運んだらな」
    キョン「意気揚々と?」
    キョン「嬉しさ半分、恐ろしさ半分ってとこだ」
    キョン「ふんふん」
    キョン「未来少女と同じ声の人がちゃんと出迎えてくれたんだ」
    キョン「声?」
    キョン「見た目は随分大人になってた。お姉さんだったな」
    キョン「姉妹とかじゃないの?」
    キョン「本人は同一人物だって言ってたな。」
    キョン「それ信じたの?」
    キョン「美人の発言だぞ?」
    キョン「お父さん…」
    キョン「冗談だ。とある事情もあってな、ついでに宇宙人パワーに助けられたばかりってのもあって、信じてしまったんだ」
    キョン「…詐欺にあわないでね?」
    キョン「気を付ける」

    77 = 37 :

    キョン「その、未来の未来少女は何で来たの」
    キョン「白雪姫を知ってるか」
    キョン「知ってる」
    キョン「そうじゃなくてな、白雪姫を知ってるか聞いて、『私とあまり仲良くするな』と言って、居なくなった。」
    キョン「それだけ?」
    キョン「年齢は聞いたんだがな、教えてもらえなかったんだ」
    キョン「年齢聞いちゃったんだ」
    キョン「気になるじゃないか」
    キョン「解るけどね。白雪姫、ねえ」
    キョン「どうした?」
    キョン「ああいう、受け身なお姫様の話はあんまり好きじゃない」
    キョン「ああ、そうだったな。」

    78 :

    おまえらしっかり保守っとけよ

    79 = 37 :

    キョン「委員長の家に行った話は…良いか」
    キョン「何かあったの?」
    キョン「団長に連れられて行ったんだが、何もなかった。」
    キョン「何もなかったんだ」
    キョン「宇宙人少女と同じマンションだった位だな」
    キョン「ああ、仲間だもんね」
    キョン「そうだ、その帰り道にまた団長がおかしなことを言ってな。」
    キョン「異世界人?」
    キョン「いや、そういった類じゃない。つまり、『自分がこの地球でどれだけちっぽけな存在なのか自覚したことある?』だ。」
    キョン「…何て答えたの?」
    キョン「答えられなかった。すぐに話が続けられてな」

    80 = 37 :

    キョン「うん」
    キョン「団長はそう思ったことがある。って言ったな。小学校の頃に、野球観戦に来た人の多さにな」
    キョン「うん」
    キョン「それで、なんていうんだろうな。つまりさっき言ったようなことを感じたから、周りに自分をアピールしたらしい。」
    キョン「髪型変えたりも、そうだったのかな」
    キョン「…そうかもな。そんな感じに、さっきお前が言ってた受け身のお姫様?からの脱却を目指したらしい。」
    キョン「…どうだったのかな?」
    キョン「さあな。本人はダメだったと言ってたが。」

    81 = 37 :

    キョン「ふーん。でもちょっと解るような気もするな」
    キョン「そうか?」
    キョン「うん。その人程の行動力なんてないから、やってないってだけで、世界に何十億といる人間のうちの一人っていうのは、考えててそんなに楽しくは無いな」
    キョン「ほう」
    キョン「そこまで平均的な人生だなんて思わないけど、それでも、世界という規模で見たら、ありふれてる境遇だと思う。」
    キョン「…」
    キョン「不満がある訳じゃないよ?お父さんもお母さんもいて、凄く幸せな方だと思う」

    83 = 59 :

    支援、潰れたバイト先の話も気になる…

    84 = 37 :

    >>83
    喫茶店。関連店が事件を起こす(詳細不明)
    その影響で
    店長「今月一杯かなあ」
    「じゃあ入れるだけ入れます」
    昨日突然(?)潰れる。連絡入らず
    今朝メールでバイト仲間から、「バイト先潰れました」
    以上

    キョン「それは良かった」
    キョン「…なんか、恥ずかしいな。続けてくれる?」
    キョン「そうだな。…団長は、そんなことを捲し立てて、一人でかえっちまったんだ」
    キョン「追いかけなかったの?」
    キョン「後ろ姿に『ついてくんな!』って言われてる気がしてな」
    キョン「ふーん」
    キョン「家に帰ると超能力野郎に待ち伏せされてた」
    キョン「おお」
    キョン「超能力を見せてくれるってな」
    キョン「スプーンでも曲げてくれた?」
    キョン「残念ながらそんなのじゃなかった。」

    85 = 37 :

    キョン「そいつにタクシーに引っ張りこまれてな、その中で訳のわからない話をされた。」
    キョン「また?」
    キョン「まただ。まず人間原理が何だとか言われてな」
    キョン「人間主観的な物の見方だっけ」
    キョン「知ってるのか」
    キョン「聞いたことある」
    キョン「お前は凄いな。俺は全然知らなかった」
    キョン「えへへ。それで人間原理がどうしたの?」
    キョン「いや、人間原理は実はあまり関係ない。」
    キョン「なんだ」

    86 = 37 :

    キョン「団長の話の例えだったらしい。解りにくいことにな」
    キョン「どういうこと?」
    キョン「『彼女には願望を実現する能力がある』」
    キョン「また変な話になってきたね。」
    キョン「だろ?そいつは、宇宙人も、未来人も、超能力者も皆、団長が願ったから集まったと言ったんだ」
    キョン「…成る程」
    キョン「納得するんだな。」
    キョン「まあ辻褄はあってるよね」
    キョン「そいつはある日、突然団長に能力が与えられて、それで何をすべきかも全て、唐突に自覚したらしい。」
    キョン「能力?」
    キョン「ああ、その辺りでタクシーは止まってな。降りた」

    87 = 37 :

    遊びのお誘い来た

    キョン「そこは街中の交差点でな、もう今さら後には引き返せなかった俺は、目を瞑らされて、」
    キョン「うん」
    キョン「世界が灰色になった」
    キョン「詩人みたいだね」
    キョン「例えじゃなくてな、本当に灰色になったんだ。たくさんいたはずの人も居なくなった」
    キョン「…」
    キョン「あいつらはそれを閉鎖空間と呼んでいたな」
    キョン「閉鎖空間…」
    キョン「ランダムに現れるそれは、団長の精神が不安定になると現れるともいっていた」

    88 = 67 :

    断れ

    89 :

    保守はまかせろー

    90 = 37 :

    >>88
    元バイト仲間なんだが。

    キョン「団長さんは、それを作ってどうしたかったのかな?」
    キョン「ストレス解消だった、みたいだな」
    キョン「どういうこと?」
    キョン「しばらくすると、青く光る巨人が現れて、ビルやらを破壊し始めた」
    キョン「現実には作用するの?」
    キョン「いや、してなかった。」
    キョン「へえ、じゃあ、そこそこ理性的じゃない?」
    キョン「古泉みたいなことを言うな」
    キョン「古泉?」
    キョン「その超能力者だ」
    キョン「ふーん」

    91 :

    初めて固有名詞でてきたかな?

    92 = 37 :

    キョン「さて、ここからが超能力者の本領発揮だったみたいで、その古泉が赤い玉になって、他の赤い玉と一緒に巨人と戦い始めた」
    キョン「おお」
    キョン「青い巨人は、そのうち切り刻まれて散っていった。」
    キョン「凄いね」
    キョン「信じてるのか?」
    キョン「さあ?」
    キョン「まあいい、赤い玉軍団が勝利をして、しばらく経つと、な」
    キョン「ボスが登場?」
    キョン「いや、その閉鎖空間は卵が割れるみたいに崩壊して俺は元の世界に戻った」

    93 = 37 :

    キョン「あ、一つ気になるんだけど、いい?」
    キョン「どうした?」
    キョン「団長さんは、現実世界じゃなくて、その閉鎖空間で暴れてたんだよね?」
    キョン「ああ」
    キョン「なんで、赤い玉は青い巨人を倒す必要があったのかな」
    キョン「…破壊し尽くした時には、閉鎖空間と現実世界が入れ替わってしまうんだそうだ」
    キョン「なんで解るの?」
    キョン「『解ってしまうのだからしょうがありません』」
    キョン「あはは、なにそれ」
    キョン「古泉が言ったんだよ」
    キョン「なるほどね。それなら仕方ないね、お父さん」
    キョン「そうだな」

    94 :

    なんだパパっ子じゃないのか…

    95 = 37 :

    さて、こっから本編では最終章だが、俺の妄想はまだまだ止まらないぜ!
    でも出掛ける。


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