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ブラウン「…だが、私の勝ちのようた」
レッド「何!?」
ブラウン「火山はもう噴火する!貴様には特別に、カントーが業火に包まれる様を見せてやる!モニターの映像を、せいぜいその目に焼き付けるがいい!」
レッド「まだだ!まだ方法はあるはずだ!」
ブラウン「フハハハ!ん?なんだこれは!各地の洞窟のポケモン達が、トレーナーに次々と捕縛されている?」
レッド「ブラウン!お前の居場所を奪ったというカントーの人達は、ああやって洞窟のポケモン達の居場所を作っている!それでも抹殺しようというのか!?」
ブラウン「だからなんだ!私の居場所を奪ったことには変わりない!」
ミュウ『ミュウツー!見ろ!こんな所に居場所を求めなくたって、まだ居場所はあるんだよ!』
ミュウツー『あ…』
ミュウ『あとは君がどうするか自分で決めろ!』
ミュウツー『私は…』
ミュウツー『こんなの嫌だ!』
レッド「何!?」
ブラウン「火山はもう噴火する!貴様には特別に、カントーが業火に包まれる様を見せてやる!モニターの映像を、せいぜいその目に焼き付けるがいい!」
レッド「まだだ!まだ方法はあるはずだ!」
ブラウン「フハハハ!ん?なんだこれは!各地の洞窟のポケモン達が、トレーナーに次々と捕縛されている?」
レッド「ブラウン!お前の居場所を奪ったというカントーの人達は、ああやって洞窟のポケモン達の居場所を作っている!それでも抹殺しようというのか!?」
ブラウン「だからなんだ!私の居場所を奪ったことには変わりない!」
ミュウ『ミュウツー!見ろ!こんな所に居場所を求めなくたって、まだ居場所はあるんだよ!』
ミュウツー『あ…』
ミュウ『あとは君がどうするか自分で決めろ!』
ミュウツー『私は…』
ミュウツー『こんなの嫌だ!』
レッド「ミュウツー!?」
ブラウン「なに!?」
レッド「ミュウツー…君の声なのか?」
ミュウツー『…』
レッド「ミュウツー!帰ってこい!」
ミュウツー『マスター!!』
ブラウン「ミュウツー貴様!裏切るのか!?」
ミュウツー『マスター!ごめんなさい…マスター…』
レッド「いいんだよミュウツー…君はここに居てもいいんだ…」
ブラウン「だが、今更何も出来んことには変わりない!」
レッド「くそ!何か方法は…」
ミュウツー『マスター、私が噴火を出来る限り抑えます』
レッド「出来るのか?」
ミュウツー『活性化が出来たのなら、抑えることも出来るハズ…!』
ブラウン「なに!?」
レッド「ミュウツー…君の声なのか?」
ミュウツー『…』
レッド「ミュウツー!帰ってこい!」
ミュウツー『マスター!!』
ブラウン「ミュウツー貴様!裏切るのか!?」
ミュウツー『マスター!ごめんなさい…マスター…』
レッド「いいんだよミュウツー…君はここに居てもいいんだ…」
ブラウン「だが、今更何も出来んことには変わりない!」
レッド「くそ!何か方法は…」
ミュウツー『マスター、私が噴火を出来る限り抑えます』
レッド「出来るのか?」
ミュウツー『活性化が出来たのなら、抑えることも出来るハズ…!』
レッド「分かった!やってみよう!」
ミュウ『私も協力する!』
ミュウツー『ありがとう、ミュウ…』
レッド「よし、やるぞ!」
ミュウツー『はい!』
ミュウ『うん!』
ブラウン「ええい!何をしようというのだ!?」
レッド「念力で噴火を抑えるんだ!!」
ブラウン「馬鹿な!出来るわけがない!噴火に巻き込まれて死ぬだけだぞ!」
レッド「やってみなければ分からん!」
ミュウ『そうさ!』
ミュウツー『やってみせる!』
ミュウ『私も協力する!』
ミュウツー『ありがとう、ミュウ…』
レッド「よし、やるぞ!」
ミュウツー『はい!』
ミュウ『うん!』
ブラウン「ええい!何をしようというのだ!?」
レッド「念力で噴火を抑えるんだ!!」
ブラウン「馬鹿な!出来るわけがない!噴火に巻き込まれて死ぬだけだぞ!」
レッド「やってみなければ分からん!」
ミュウ『そうさ!』
ミュウツー『やってみせる!』
ゴゴゴゴゴ…
イツキ「この地鳴りは!?」
カツラ「まずい!もうすぐ噴火する!」
ワタル「脱出するぞ!」
カリン「でもレッド君が!」
ワタル「彼を信じよう!彼なら大丈夫だ!」
ゴゴゴゴゴ…
ブラウン「地鳴りか…ハハハッ!貴様らの頑張りも無駄だったようだな!」
レッド「まだだ!まだ勝負はついちゃいない!」
エーフィ『そうさ!』
カメックス「ゴォン」
リザードン「グゥ」
フシギバナ「ダネッ」
カビゴン「…」
ピカチュウ「ギッ」
レッド「お前達!?」
イツキ「この地鳴りは!?」
カツラ「まずい!もうすぐ噴火する!」
ワタル「脱出するぞ!」
カリン「でもレッド君が!」
ワタル「彼を信じよう!彼なら大丈夫だ!」
ゴゴゴゴゴ…
ブラウン「地鳴りか…ハハハッ!貴様らの頑張りも無駄だったようだな!」
レッド「まだだ!まだ勝負はついちゃいない!」
エーフィ『そうさ!』
カメックス「ゴォン」
リザードン「グゥ」
フシギバナ「ダネッ」
カビゴン「…」
ピカチュウ「ギッ」
レッド「お前達!?」
ブラウン「主人と運命を共にしようというのか!?」
レッド「お前達…分かった!力を貸してくれ!」
ブラウン「馬鹿な!なんの意味があるというのだ!」
レッド「勝負はこれからだ!」
ドドドドドド…
ブラウン「ハハハッ!もう噴火するぞ!やはり無駄だったようだな!」
ミュウ『まだだ!』
ミュウツー『諦めない!』
レッド「まだまだ!まだぁぁ!」
レッド「お前達…分かった!力を貸してくれ!」
ブラウン「馬鹿な!なんの意味があるというのだ!」
レッド「勝負はこれからだ!」
ドドドドドド…
ブラウン「ハハハッ!もう噴火するぞ!やはり無駄だったようだな!」
ミュウ『まだだ!』
ミュウツー『諦めない!』
レッド「まだまだ!まだぁぁ!」
―――21番水道上空
ドォォォォォォンッ
キョウ「うぉっ!」
カリン「きゃあっ!」
イツキ「うわっ!?」
ワタル「ぐっ…!」
ワタル「なんということだ…」
カリン「あ…ああっ!うっ…うっ…」
ワタル「カリンさん!どうした!?」
カリン「うっ…レッド君が…うっ…」
ワタル「な!?ど、どこかにいないのか!?」
キョウ「…」
イツキ「…」
ワタル「そんな…」
カリン「わああああああっ!」
ドォォォォォォンッ
キョウ「うぉっ!」
カリン「きゃあっ!」
イツキ「うわっ!?」
ワタル「ぐっ…!」
ワタル「なんということだ…」
カリン「あ…ああっ!うっ…うっ…」
ワタル「カリンさん!どうした!?」
カリン「うっ…レッド君が…うっ…」
ワタル「な!?ど、どこかにいないのか!?」
キョウ「…」
イツキ「…」
ワタル「そんな…」
カリン「わああああああっ!」
ワタル「…」
イツキ「あっ…そう、そのまま真っ直ぐ…」
ワタル「どうした!?」
イツキ「そこから右…ちょい左…」
キョウ「どうした!なんだというんだ!?」
イツキ「そこ真っ直ぐ!止まって!ここです!」
ピシュンッ
ワタル「あっ!」
キョウ「!」
カリン「…え?ああっ!!」
レッド「…」
ミュウ「ミュー」
ワタル「レッド君!」
イツキ「レッドさん!」
カツラ「なんと…」
イツキ「あっ…そう、そのまま真っ直ぐ…」
ワタル「どうした!?」
イツキ「そこから右…ちょい左…」
キョウ「どうした!なんだというんだ!?」
イツキ「そこ真っ直ぐ!止まって!ここです!」
ピシュンッ
ワタル「あっ!」
キョウ「!」
カリン「…え?ああっ!!」
レッド「…」
ミュウ「ミュー」
ワタル「レッド君!」
イツキ「レッドさん!」
カツラ「なんと…」
カリン「レッド君!」フワッ
レッド「皆さん…ってカリンさん!?」
カリン「レッド君!」ガシッ
レッド「カ、カリンさん…空で飛びついてくるなんて危な」
カリン「レッド君!良かったぁ…!」ギューッ
レッド「…すみません…心配をかけてしまって…」
ワタル「…レッド君、ブラウンは?」
レッド「噴火に巻き込まれたと思います…火山を噴火させてカントーを壊滅させるつもりだったみたいですが…」
カツラ「成る程な…しかし、確かに凄まじい噴火ではあるが、あれではカントー壊滅には足りんだろう」
レッド「ミュウと、…そこのミュウツーに噴火の勢いを抑えて貰ったんです…噴火そのものは防げませんでしたが、被害は抑えられたハズです」
ワタル「全く…無茶をするもんだ…」
レッド「皆さん…ってカリンさん!?」
カリン「レッド君!」ガシッ
レッド「カ、カリンさん…空で飛びついてくるなんて危な」
カリン「レッド君!良かったぁ…!」ギューッ
レッド「…すみません…心配をかけてしまって…」
ワタル「…レッド君、ブラウンは?」
レッド「噴火に巻き込まれたと思います…火山を噴火させてカントーを壊滅させるつもりだったみたいですが…」
カツラ「成る程な…しかし、確かに凄まじい噴火ではあるが、あれではカントー壊滅には足りんだろう」
レッド「ミュウと、…そこのミュウツーに噴火の勢いを抑えて貰ったんです…噴火そのものは防げませんでしたが、被害は抑えられたハズです」
ワタル「全く…無茶をするもんだ…」
カリン「あ、確かにミュウツーがいる。どれどれ…」
ミュウツー「zzz…」
カリン「あれ?寝ちゃってる…」
レッド「寝かせてやってください。安心して眠るのは、もしかしたら作られ…いや、生まれて初めてかもしれませんので…」
カリン「あ、うん」
レッド「リザードンの上なんで、あまり寝心地はよくないと思いますがね」
ワタル「さて、我々はセキエイに戻るが、キョウさん、カツラさん、どうします?」
キョウ「ン…同行させて貰おう。ポケモンも回復させたい」
カツラ「ワシもそうするかね」
ワタル「分かりました。それじゃあ、帰ろう!」
カリン「ええ!」
イツキ「はい!」
レッド「…」
ミュウツー「zzz…」
カリン「あれ?寝ちゃってる…」
レッド「寝かせてやってください。安心して眠るのは、もしかしたら作られ…いや、生まれて初めてかもしれませんので…」
カリン「あ、うん」
レッド「リザードンの上なんで、あまり寝心地はよくないと思いますがね」
ワタル「さて、我々はセキエイに戻るが、キョウさん、カツラさん、どうします?」
キョウ「ン…同行させて貰おう。ポケモンも回復させたい」
カツラ「ワシもそうするかね」
ワタル「分かりました。それじゃあ、帰ろう!」
カリン「ええ!」
イツキ「はい!」
レッド「…」
―――セキエイ高原
イツキ「本当に行っちゃうんですか?」
レッド「…」
ワタル「ミュウツーのマスターなら、別にセキエイでもやれるだろう?」
レッド「すみません。ただ、僕はミュウツーのマスターをやるわけではないんです」
キョウ「ほう?」
レッド「こいつが自分自身で自分の居場所を見つけられるになるまで、僕が居場所になってやろうと思うんです」
カリン「ミュウツーの旅に付き合うってことか…」
レッド「そう…なりますね。勿論、あいつが僕の所にずっといる事を望むのならば、僕はそれを受け入れます。ただ、あいつはそれをしないでしょうね…」
ワタル「ほほう、何故そう言える?」
レッド「あの風来坊のミュウの兄弟ですから」
ワタル「ハハハッ、そうかもな…」
レッド「ワタルさん、すみません…リーグを投げ出すような形になってしまって」
ワタル「いや、大丈夫だ。いつまでも君一人に頼っているわけにもいかんしな」
イツキ「本当に行っちゃうんですか?」
レッド「…」
ワタル「ミュウツーのマスターなら、別にセキエイでもやれるだろう?」
レッド「すみません。ただ、僕はミュウツーのマスターをやるわけではないんです」
キョウ「ほう?」
レッド「こいつが自分自身で自分の居場所を見つけられるになるまで、僕が居場所になってやろうと思うんです」
カリン「ミュウツーの旅に付き合うってことか…」
レッド「そう…なりますね。勿論、あいつが僕の所にずっといる事を望むのならば、僕はそれを受け入れます。ただ、あいつはそれをしないでしょうね…」
ワタル「ほほう、何故そう言える?」
レッド「あの風来坊のミュウの兄弟ですから」
ワタル「ハハハッ、そうかもな…」
レッド「ワタルさん、すみません…リーグを投げ出すような形になってしまって」
ワタル「いや、大丈夫だ。いつまでも君一人に頼っているわけにもいかんしな」
レッド「僕も、チャンピオンなのに皆さんに頼ってしまって…」
シバ「レッド君。人もポケモンも鍛えればどこまでも強くなる。君がどこまで強くなるか、楽しみだな」
レッド「これから気楽にやるつもりですから、あまり期待はしないでください」
シバ「ハハハッ、いや、それもありだ!」
レッド「それじゃあ、名残惜しいですけど、そろそろ行きます」
カリン「レッド君、また会えるわよね?」
レッド「旅自体は自由にやるつもりですから、会いたくなったらいつでも会いに来ますよ」
カリン「そう…」
レッド「では皆さん、お世話になりました。どうかお元気で。さようなら!」
シバ「レッド君。人もポケモンも鍛えればどこまでも強くなる。君がどこまで強くなるか、楽しみだな」
レッド「これから気楽にやるつもりですから、あまり期待はしないでください」
シバ「ハハハッ、いや、それもありだ!」
レッド「それじゃあ、名残惜しいですけど、そろそろ行きます」
カリン「レッド君、また会えるわよね?」
レッド「旅自体は自由にやるつもりですから、会いたくなったらいつでも会いに来ますよ」
カリン「そう…」
レッド「では皆さん、お世話になりました。どうかお元気で。さようなら!」
ワタル「本当に行ってしまった…」
キョウ「あの男も、風来坊だな」
ワタル「そうですね…」
ワタル(ポケモンリーグも出直しだな…)
レッド「ミュウツー、どこに行きたい?」
ミュウツー『そうですね…』
歩き続けて どこまで行こうか
風といっしょに また歩き出そう
完
キョウ「あの男も、風来坊だな」
ワタル「そうですね…」
ワタル(ポケモンリーグも出直しだな…)
レッド「ミュウツー、どこに行きたい?」
ミュウツー『そうですね…』
歩き続けて どこまで行こうか
風といっしょに また歩き出そう
完
お読みになってくれた方、有難うございます。
皆さんのお陰で完結させる事が出来ます。本当に有難うございます。
SSやるのは初めてで、かなり読みにくかったと思いますが、最後まで有難うございました
皆さんのお陰で完結させる事が出来ます。本当に有難うございます。
SSやるのは初めてで、かなり読みにくかったと思いますが、最後まで有難うございました
>>1乙
本当に楽しませてもらった。
本当に楽しませてもらった。
やっぱレッドはこうじゃなきゃな
でも、いつかエリカを迎えにいってあげてくれ
乙
でも、いつかエリカを迎えにいってあげてくれ
乙
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