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元スレキョン「お前、誰だ?」
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数週間が経ち、喫茶店SOS団にも慣れてきた頃である。
ある日の朝。
「キョンくん!大変です!」
既に上でも記した通り、俺の教室に朝比奈さんがやってきた。
出入り口付近でおろおろしている朝比奈さん。
その隣には長門も立っている。
俺が朝比奈さんのもとへ向かおうと席を立った時だ。
「おいキョン」
誰かに呼び止められた。
「あれって3年の朝比奈さんだよな?」
声の主は谷口である。
「どうしてお前があの人と知り合いなんだ?しかも隣にはあの長門有希まで揃ってやがる」
朝比奈さんが有名なのはなんとなく分かっていたが、まさか長門までとは。
ある日の朝。
「キョンくん!大変です!」
既に上でも記した通り、俺の教室に朝比奈さんがやってきた。
出入り口付近でおろおろしている朝比奈さん。
その隣には長門も立っている。
俺が朝比奈さんのもとへ向かおうと席を立った時だ。
「おいキョン」
誰かに呼び止められた。
「あれって3年の朝比奈さんだよな?」
声の主は谷口である。
「どうしてお前があの人と知り合いなんだ?しかも隣にはあの長門有希まで揃ってやがる」
朝比奈さんが有名なのはなんとなく分かっていたが、まさか長門までとは。
>>655
はい
はい
「お前いつの間に抜け駆けしたんだよ!ずるいぞ!」
「まぁまぁ谷口、醜いよ」
今にもハンカチを咥えだしそうな谷口を、国木田がなだめた。
俺は小さな溜息をついてから、谷口の横を通りドアへ向かった。
「おいこら無視かよ!」
無視だ。
「きょ、キョンくん、大変なんです」
何がそんなに大変なんですか、と俺が朝比奈さんに尋ねる前に
長門が答えてくれた。
「涼宮ハルヒが転校してくる」
「はぁ?」
「ついでに古泉一樹も」
朝比奈さんがアワアワしていらっしゃる。何がそんなに心配なんだろう。
とても面白そうじゃないか。
「まぁまぁ谷口、醜いよ」
今にもハンカチを咥えだしそうな谷口を、国木田がなだめた。
俺は小さな溜息をついてから、谷口の横を通りドアへ向かった。
「おいこら無視かよ!」
無視だ。
「きょ、キョンくん、大変なんです」
何がそんなに大変なんですか、と俺が朝比奈さんに尋ねる前に
長門が答えてくれた。
「涼宮ハルヒが転校してくる」
「はぁ?」
「ついでに古泉一樹も」
朝比奈さんがアワアワしていらっしゃる。何がそんなに心配なんだろう。
とても面白そうじゃないか。
「こら、そろそろ教室に戻りなさい」
朝比奈さんの横から担任の岡部が現れた。
朝比奈さんは小さく悲鳴をあげ、「じゃあまた放課後に」と残して教室を後にした。
長門も朝比奈さんの後ろについて行った。
「朝比奈さん、なんだって?」
席に戻ると谷口が寄ってきた。お前もしつこい奴だな。
「今日転校生がくるってさ」
「何!?女か、男か?」
「美少女だぞ」
「本当か!?」
谷口が手をあげ喜んだ。遂に俺の時代が来るとか意味の分からないことを言っているが
無視だ。なんとも単純な奴だな。
岡部が教卓の前に立ち、
「皆席につけ、今日は転校生が来る」
朝比奈さんの横から担任の岡部が現れた。
朝比奈さんは小さく悲鳴をあげ、「じゃあまた放課後に」と残して教室を後にした。
長門も朝比奈さんの後ろについて行った。
「朝比奈さん、なんだって?」
席に戻ると谷口が寄ってきた。お前もしつこい奴だな。
「今日転校生がくるってさ」
「何!?女か、男か?」
「美少女だぞ」
「本当か!?」
谷口が手をあげ喜んだ。遂に俺の時代が来るとか意味の分からないことを言っているが
無視だ。なんとも単純な奴だな。
岡部が教卓の前に立ち、
「皆席につけ、今日は転校生が来る」
教室中がざわめいた。
「えー静かに。じゃあ、入って」
岡部がドアに向かって言うと、教室中が静まる。
乱暴にドアが開かれた。
「涼宮!?」
大声を上げたのは谷口である。一気に教室がざわつき始めた。
教室に入ってきたのは女子と男子が1人ずつ。
北高の制服を着ていた。当たり前か。
なんだか不思議な気持ちになる。また向こうへ飛んでいったみたいだ。
やっぱりあの黒い制服より、こっちの制服の方が似合うな、と俺は思った。
「えー静かに。じゃあ、入って」
岡部がドアに向かって言うと、教室中が静まる。
乱暴にドアが開かれた。
「涼宮!?」
大声を上げたのは谷口である。一気に教室がざわつき始めた。
教室に入ってきたのは女子と男子が1人ずつ。
北高の制服を着ていた。当たり前か。
なんだか不思議な気持ちになる。また向こうへ飛んでいったみたいだ。
やっぱりあの黒い制服より、こっちの制服の方が似合うな、と俺は思った。
>>661
はい
はい
追いついた
>>1すげぇ・・・
>>1すげぇ・・・
女子生徒は黄色いリボンを揺らして、教卓の前まで進んでいった。
男子生徒もその女子生徒に続く。
教卓の両端に手を置き、爛々とした瞳を正面に向けた。
岡部が黒板に名前を書き出す前に、その生徒は自己紹介を始めた。
「あたしの名前は涼宮ハルヒ。で、こっちが古泉くん」
涼宮から紹介され、古泉はにこっり微笑んだ。
教室中の女子から小さな歓声が生まれる。ああ、忌々しい奴だ。
男子生徒もその女子生徒に続く。
教卓の両端に手を置き、爛々とした瞳を正面に向けた。
岡部が黒板に名前を書き出す前に、その生徒は自己紹介を始めた。
「あたしの名前は涼宮ハルヒ。で、こっちが古泉くん」
涼宮から紹介され、古泉はにこっり微笑んだ。
教室中の女子から小さな歓声が生まれる。ああ、忌々しい奴だ。
それから涼宮はニヤリ、と笑って大きく息を吸った。
「ただの人間には興味ありません」
教室が再び静まり返った。
涼宮は教室中を見渡して、続ける。
「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい!」
>>687
ごめん
ごめん
今この教室に漫画的擬音をつけるとしたら「ぽかーん」である。
涼宮の隣に立っている岡部も口を開け、涼宮の後頭部を見つめていた。
古泉はニコニコしている。
俺の後ろで朝倉が「あらあら」と楽しそうに呟いた。
「以上!」
涼宮はそう高らかに言うと、教卓を一回叩いた。
その音に岡部ははっとして、空いている席を指差す。
まあその席ってのは俺の隣とその後ろな訳だが。
この机、朝からあっただろうか。
俺の隣に涼宮が歩いてきた。一度俺を見て、ニヤリと笑う。
俺もつられて笑ってしまった。
やれやれ。
面白いことになりそうだ。
おわり
涼宮の隣に立っている岡部も口を開け、涼宮の後頭部を見つめていた。
古泉はニコニコしている。
俺の後ろで朝倉が「あらあら」と楽しそうに呟いた。
「以上!」
涼宮はそう高らかに言うと、教卓を一回叩いた。
その音に岡部ははっとして、空いている席を指差す。
まあその席ってのは俺の隣とその後ろな訳だが。
この机、朝からあっただろうか。
俺の隣に涼宮が歩いてきた。一度俺を見て、ニヤリと笑う。
俺もつられて笑ってしまった。
やれやれ。
面白いことになりそうだ。
おわり
古泉が同じクラスだとなんかポジションが微妙だなw
1組辺りで良かった気がw
1組辺りで良かった気がw
>>683-684
名言っちゃ名言
名言っちゃ名言
>>1
乙!!
乙!!
>>1乙
いい締めだった
いい締めだった
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