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    元スレキョン「なあ、古泉。お前、疲れないのか?」2

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - ふんもっふ + - キョン + - + - 古泉 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 :

    支援
    今日は良SSが多いな

    305 = 266 :

    >>293
    魅音の奴ですか?

    306 = 240 :

    >>305
    それだと思う
    魅音「レナのおなかおっきくなってきたなぁ」とかなんとかいう奴

    308 = 87 :

    キョンが色々誘導尋問してる意図が気になるな

    310 = 266 :

    キョン「――なるほどな。そう、あいつの望むとおり宇宙人、未来人、超能力者が集まった」

    キョン「そして、お前はたぶん知らんと思うが、俺があそこにいたのも必然だ」

    キョン「未来と過去が交差した上での複雑な必然だけどな」

    キョン「ただな、さっき俺がいったのはそういう意味じゃない」

    古泉「……?どういう意味です?」

    キョン「どうして、超能力者はお前だったんだ?」

    古泉「………さっきから回りくどい上に、質問の内容が分かりにくいですね」

    キョン「お前にだけは言われたくないけどな」

    キョン「いいから、答えろ。何故だと思う?」

    古泉「……はぁ。全く、気が回るようになったらすっかりそんな感じですか」

    古泉「わかりました。改めて確認しますよ?」

    312 = 266 :

    >>306
    それなら、僕ですね。
    あの時は時間に余裕もあったから毎日かけたんですが……

    あ、書いてる途中ですけど、ほんと保守してくださったみなさんすいませんでした。

    言い訳はしません。完結させることで、反省の色を示そうと思います。

    313 = 240 :

    >>312
    やっぱり
    書き方が似てるなーと思ったからさ

    あの時もリアルで楽しませてらってたよ
    今回も頑張れ

    314 = 266 :

    古泉「あの学校には僕以外にも機関の人間が複数名紛れ込んでいます」

    古泉「あなたもご存じなのは、あの生徒会長ぐらいですか。でも、もっとたくさんいます」

    古泉「僕たちは最初彼女に直接的に接触しようとは考えていませんでした」

    古泉「しかし、知っての通り長門さん、朝比奈さんの両名がまるで導かれるように彼女の身近―――SOS団に介入しました」

    古泉「そこで焦った機関は彼女の望み通り、時期外れの転校生として当初はこの学校にいる予定ではなかった僕を彼女の身近につかせたんです」

    古泉「これで、満足ですか?」

    キョン「……だからな、古泉。お前は俺の質問に全く答えていないんだよ」

    キョン「俺が聞いてるのは、どうしてハルヒの超能力者がお前であったのか?ってことだ」

    キョン「お前が学校にいなくて、たまたま都合良く一年生だったから」

    キョン「だから、お前は偶然にもSOS団に入部したのか?」

    キョン「全ての事はあいつが望んだ必然だったのに、そこだけは完全なる偶然だったのか?」

    315 = 51 :

    >>312
    たのんだぞ

    316 = 75 :

    しえんぬ

    317 :

    昼休みにこれ見たけどまだ残ってることに驚愕

    318 = 266 :

    古泉「………えっ?」

    古泉(そこだけは、偶然だったのか?)

    古泉(……僕が今SOS団にいるのは、偶然だったの―――――か?)

    そんな事、ちらりとも考えていなかった。

    だって、そうだろう?

    僕はたまたま、機関の中で選ばれただけだ。

    他に適した人材がいなく、機関とともに生活していたから他の人間よりモビリティがあって――――。

    古泉(……だから、たまたま自分が選ばれたんだ。それ以外に考えられない)

    古泉(それに、涼宮ハルヒはあの日出会うまで古泉一樹という存在を知らなかった)

    古泉(どうやってその状態で、強制力を掛けられるんだ―――――?)

    320 = 266 :

    古泉「………それはやはり、偶然じゃないかと思いますが――」

    古泉「だって、転校する以前に僕は彼女に会ったことがありませんでした」

    古泉「だから、彼女が僕を引き当てたのはただのランダム――」

    古泉「古泉一樹である必要性は、涼宮さんにはこれっぽちもなかったと思います」

    キョン「確かに、そうだな」

    彼は強く頷く。

    古泉「じゃあ―――――」

    キョン「確かに、ハルヒにとっては超能力者はお前でなくても、よかっただろうな」

    古泉(……また含みのある言い方だ)

    古泉「まだ、なにかあるんですか?」

    キョン「――まだ?今から話そうとしてるのが本題なんだが?」

    少し苛立ちを覚えた。

    古泉「一体、何なんです、今日のあなたは?僕だって、さすがにここまで回りくどくありませんよ?」

    キョン「すまんな。ただ、本当は俺が話す前に自分で気付いて欲しかったんだが――――」

    321 = 50 :

    しえん

    323 = 266 :

    キョン「でも、やっぱり無理だよな。俺だって無理だった。だから話す」

    キョン「古泉。ここからは自分に言い訳をせず、ゆっくり考えろよ?」

    古泉「僕は元々いいわけなんて――――」

    キョン「いいからさ。ゆっくり、考えてみろ」

    僕が目を剥くと彼は言葉なく、落ち着けと言っているような平らかな視線をこちらに向けていた。

    その目に毒を抜かれる。

    口にしようとしていた反論を音をたてて飲み込んだ。

    キョン「さっき、お前は自分が選ばれたのは偶然だって言ったよな」

    古泉「……ええ」

    キョン「そして、それはハルヒの能力を考慮した上での結論なんだよな?」

    古泉「……そうです」

    キョン「じゃあ、聞くが―――」

    キョン「本当に能力を持ってるのは、ハルヒだけなのか?」

    325 = 248 :

    なん…だと…?

    326 = 273 :

    なん…だと…

    327 :

    なん…だと…

    329 :

    インドで作られる有名なパンと言えば?

    330 = 133 :

    インド餡パン

    331 = 266 :

    古泉「はぁ?」

    それは意識する前に出た声だった。

    あまりにも彼の言ったことがばかげていてつい、出てしまったのだ。

    古泉「何を馬鹿なことを言っているんですか?」

    古泉「彼女みたいなのが、何人もいる?そんな事になったら世界に秩序なんてものは存在しませんよ」

    古泉「こっちは真面目に聞いてるんですから、あなたも真面目に話てくいれませんか?」

    そうまくしたてると、彼はやれやれと言ったポーズをとり片眉をあげた。

    キョン「まあ、興奮するな。俺だって真面目に話してるさ」

    キョン「それに俺は別にハルヒみたいなのが何人もいるなんてこと言っちゃいない」

    古泉「…じゃあ、なんなんですか?」

    キョン「例えばさ……ハルヒを地球だったと考えよう」

    キョン「あいつの望みをそのまま引力に例えると、あいつの望みは強い重力であると考えられてその重力にひっぱられるように世界は成立することになる」

    332 = 327 :

    インドパン

    333 :

    >>329
    ナン・・・だと・・・?

    334 :

    いま古泉容疑者が下着ドロでタイーホのニュースやってたwwww

    335 = 328 :

    >334
    古泉……そこまで疲れてたんだな

    336 = 50 :

    疲れすぎです

    337 = 266 :

    キョン「じゃあ、引っ張られる側の俺たちには……引力は全くないのか?」

    なるほど。確かにその説明はわかりやすかった。

    しかし…………

    古泉「……詭弁ですね」

    古泉「確かに、彼女を地球だと考えるというのは面白い」

    古泉「でも、だからと言って僕たちに引力がある?そんなわけないじゃないですか」

    古泉「そんなバカなことが―――」

    キョン「どうして、ないと言い切れるんだ?」

    古泉「えっ―――」

    馬鹿な。あるわけがない。

    頭の中には繰り返しそのフレーズがあったけれど、言葉にはならない。

    彼の顔が、本当に真剣で語調が今日一番、強かったからだ。

    キョン「確かに、俺が言ったのは詭弁だ。上手く言えたとも思ってない」

    キョン「でも、現在の自分が実際その詭弁の上に立っているのを俺は知ってる」

    339 = 139 :

    おぉ、続ききてたか

    341 :

    ははあそういうことね

    一瞬キョンの言ってることが意味不だった

    342 :

    キョン「俺は今から、恥ずかしいカミングアウトをしてやる。いいか?聞けよ?」

    キョン「俺は正直、ハルヒと同じような事を考えていた」

    キョン「宇宙人、未来人、超能力者………はたまた、その他の未知なる生物まで、世界には存在してると、心のどこかで信じてた」

    古泉「……突然なにを言い出すんです?」

    キョン「だから、カミングアウトだよ。…恥ずかしいんだから口挟むな」

    キョン「特に中学の頃なんて、もう思いっきり、心の底からそう言うのを信じてたんだ」

    キョン「なんかに出会いてえなぁ、何かおもしれえことねぇかなぁ、とかさ。かなり真剣に考えてた」

    彼は恥ずかしそうに、でも真剣にそのカミングアウトなるものを続けた。

    最初は下らないと思ったけれど、雰囲気にのまれたのか、自分の過去を思い出すように僕はその話を聞いた。

    古泉(――――あの頃)

    古泉(―――――自分は何を考えていたっけ……?)

    344 :

    つうか実はキョンのほうが超能力者で
    ハルヒは反射板なんだけどな

    345 :

    ざわ…

    346 :

    お互い惹かれてあってたってことか

    347 = 342 :

    キョン「今なら、きちんと認められる」

    キョン「俺は、あいつの起こす珍騒動巻き込まれていて毎回すごい楽しかった」

    キョン「ああ、そうだな。今でもつれない事は言うがそれはあくまで俺のポジションだ」

    キョン「本当は、今素直にSOS団に入れてよかったと思ってる。あそこで日々を過ごせて良かったと思ってる」

    古泉「…………」

    キョン「ついでに言うとな……長門はどうして、SOS団にいるんだろうな?」

    古泉「……彼女こそ、ちょっとそれには無理がありませんか?」

    古泉「だって、彼女は―――」

    キョン「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース、か」

    キョン「まあ、そうだな。あいつはパッと見……いや、じっと見てもそう言うのとは一番遠い存在に思えるな」

    キョン「でもな……古泉。お前、思わないか?」

    キョン「長門ってさ、朝倉とか喜緑さんとかって言う他のヒューマノイドなんちゃらよりよっぽど……人間らしいと思わないか?」

    僕は少しだけ考えるふりをしてからその質問に頷く。

    古泉「それは……そうかも知れませんね」

    348 = 346 :

    >>344
    それは仮説じゃないのか?

    349 :

    それを言うなら長門も朝比奈さんもな。
    キョン以外、皆普通の地球人だったって訳さ。

    350 :

    驚愕はまだなの?ねえ


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