元スレキョン「なあ、古泉。お前、疲れないのか?」2
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
401 = 384 :
>>397
コピペだから気にするな
402 = 342 :
しかし、あの夏の日の海。
心から下らないと思った文化祭の映画づくり。
雪山……は、もう言うまでもなく災難だったとして、
季節折々催した幾つものイベント。自分で企画したものも多くあった。
それら全てが、ぼくにとっては苦痛で、つまらない出来事だっただろうか。
全てが彼女にたいして自らの時間を犠牲にするだけの最低の時間だっただろうか。
古泉(――――最近はそう思っていたのが、事実だ)
古泉(そうおもったから、僕は森さんにあんなことを言って、機関をぬけさせられら)
古泉(……いや、それ以前に死のうとさえ思った。夢の中では彼女を殺してしまおうとした)
古泉(疲れていたのは事実だし、二つの考えが嘘であったとも思えない)
古泉(元に僕はこの一週間、笑顔を浮かべる事さえも苦痛だったではないか)
403 = 370 :
>>397
我慢できないから言わせて貰う
んとに皆がスルーしてるのわかんないのな
バカじゃねーの
連帯責任とか言うな
よ
404 = 345 :
みんな落ち着け
それはたt
406 = 384 :
しにたい
ROMってくる
407 = 346 :
>>397
おれもだよ
408 :
>>397
つコピペ
おいおい、書き手がそんなコピペ
に釣られるなんて世も末だなwww
ぎゅうにゅうでも飲んで
リラックスしろよwww
409 = 342 :
のっぺらぼうで過ごしてきた一年を自分がどう思ってたかさえ、今の僕にはさっぱりわからなかった。
それとも、作り笑顔を浮かべていた裏で実際僕は何も考えていなかったのだろうか。
彼の言っていた拘束力がなくなって初めて、自分の感情が生まれたのか……?
古泉(この作り笑顔……)
古泉(一体どこで生まれたんだ?この気色悪い顔は……)
一年間よりさらに奥。
機関での三年間よりももっと、奥。
そこを探ろうとする。しかし、自然に思考にブレーキがかかってしまう。
古泉(……まあ、いいか)
古泉(どうせ、今から僕はそこに行くんだ)
古泉(そこで答えが見つかったら―――――)
なんの、答えが見つかるのだろう。
今僕が信じられるのは、どうやら彼のあの包み込むような笑顔だけみたいだった。
413 = 342 :
古泉(着いた………)
駅に降り立ち、僕は深く息を吸い込んだ。
あの日、機関に連れて行かれ―――いや、もうよそう。
機関について言って以来初めて舞い戻った故郷だった。
古泉(故郷か……)
古泉(でも、意味は半分だけだ―――――)
ゆっくりと駅から一歩踏み出し、灰色のアスファルトに足をつく。
見上げた空は今、自分がいるあそこよりも高く、碧かった。
古泉(ここにいた頃……)
古泉(自分は、幸せだったはずだ―――――)
かつて、中学生だった自分。
あの頃自分は……確かに笑っていた。
普通に笑顔を浮かべられていた。
414 :
がんばれ
ここまでおもしろいのにリアルに出会えて感動している!
釣りとか気にせず自分のペースで書くんだ。
416 :
追い付いたよ
417 = 342 :
古泉(それどころか、あまりいい子供ではなかった気がする)
古泉(自分の境遇すら忘れて、問題も起こした―――――)
かつて、見慣れていたはずの道を歩く。
そこはもう、見慣れた道ではなかった。
一歩踏み出すたびに置き去りにした過去を思い出す。
一歩踏み出すたびに忘れようとしていた日々を思い出す。
あの頃、自分は何でもできる気でいた。
自分には他人よりも秀でた能力が幾つもあることを知っていた。
知識を沢山持っていて、スポーツができ、教わった事はすぐ出来るようになり、クラスでの人気もあった。
お父さんとお母さんは優しかった。
それをいい事に、迷惑を沢山掛けた。
過去には感じることのなかったその実感が、今小骨のように思考のどこかにひっかかる。
418 :
もう、「幼稚な文章のガイドライン」立てちまえよ
419 :
支援
今日中におわるのか?
421 = 342 :
古泉(確かに、今自分は過去の事を思い出している)
古泉(でも、何でだろう。漠然としていて、掴みどころがない)
古泉(僕は………何を忘れている?)
古泉(何を………忘れようとしている?)
灰色のアスファルトから、石がぎっしりと満たされた砂利道に出る。
ここを真っ直ぐ、ひたすら真っ直ぐに歩いて行けば家だった。
かつて、転びながら何度も走った砂利道。
僕が初めてこの街に来た時……そう、あの時も僕はこの道で転んだ。
それをお父さんとお母さんは優しく励ましてくれた。
――あなたは元気でいい子ね――
――そうだ。男の子は元気なのが一番だ――
古泉(お父さん……)
古泉(お母さん……)
424 = 342 :
期待。
かつて、僕を包んでいた鳥籠の名前はそれだった。
最初僕はその中で、小さく、こじんまりと羽ばたこうとした。
鉄の枠に羽を触れないよう、柔らかく飛ぼうとした。
しかし、二人は僕をその鳥籠から出してくれるようになった。
そして、言うのだ。
――気を張らなくていいの。あなたはとても賢い子だから――
――遠慮しなくていいんだ。だってお前は私たちの息子なんだから――
僕は鳥籠の中で歌を歌うより、外で誰かに歌を聴かせることがとても楽しい事に気づいた。
鳥籠の中で羽をたなびかせるよりも碧い空に向かっていく方が楽しいと気付いた。
その時、僕は鳥籠を自分から抜け出すようになった。
せっかく居心地がいいように二人が整備してくれている鳥籠を我がもの顔で抜け出すようになった。
426 = 342 :
古泉(そうだったな。二人は必要以上に僕に優しかった)
古泉(今なら分かるその理由を、意味を、当時は自分に都合のいい方向にしか考えられなかったんだ)
古泉(つまり……僕はバカだったんだな。馬鹿だったことなんてすっかり忘れてしまっていた)
少しずつ手が奥まで届いて行く感覚が分かる。
しかし、真実はまだその先の先にある様に思えた。
そして、段々と手を伸ばすのが怖くなってきた。
それに比例して、一歩ずつ踏み出す歩幅がせまくなっていくのを感じる。
一応
http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1234191006-0.html
427 :
支援
今日の10時から入試なのに寝られん
428 :
今日中に終わればいいな
429 = 342 :
すいません。今日中に完成させるつもりだったんですが、限界です。
たぶん明日の昼ごろ戻ってきて完成させると思います。
皆さんには非常にご迷惑をおかけすると思いますが、よかったらおつきあいください。
すいません、たぶん落ちます。
431 = 353 :
>>427
寝ろ
楽しみとして後にとっておけば良いじゃない
432 = 342 :
>>427
悪いことは言わないから寝た方がいいですよ。
僕も似たようなことやって後悔しましたから。
434 = 343 :
>>429
乙。楽しみにしてる
435 = 418 :
>>429
てめえCLANNAD見に行く気か?
遅くまで乙
436 = 345 :
完結するんならおKおK
437 :
>>429
一旦乙
明日も期待してるぜ
439 = 416 :
忘れてた
>>429 乙
440 = 414 :
親切だな
なにもいわなかったらこのまま明日早いのに起きとくとこだったww
おやすみ
441 = 428 :
>>429
乙ー、保守は出来る限り頑張る
442 = 381 :
乙だぜ
443 :
>>429乙
二日制限だから明日までこのスレ持たないな
444 = 408 :
>>429
乙。
また一日このスレを楽しみに生きられる!
待ってるぜ
445 :
>>443
あと20時間あるし、昼に再開と言ってるし
なんとかこのスレで終わるんじゃないかな
446 = 345 :
ほ
448 = 410 :
寝る前に保守
そして1乙
449 :
>>429
おいおい、またかよ……
つーかさ昨晩に今日中に終るとか言ってたよね?
かんべんしてくれよ。保守だって面倒なんだぜ。
れんこん
450 = 353 :
確かにタイミング的にはCLANNADが始まる時間だったがw
みんなの評価 : ★★★×4
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