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    元スレキョン「なあ、古泉。お前、疲れないのか?」2

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - ふんもっふ + - キョン + - + - 古泉 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 349 :

    ああ、魅音の小説なら読んだぞ。
    長かったけど面白かった。
    このSSも期待してるぞ。

    352 :

    みんな能力者だったってことか?

    353 :

    ほひほひ!追い付いたお!
    面白いからしえん

    354 = 342 :

    キョン「どうしてだろうな」

    キョン「なんで、人間らしくある必要のないあいつが、そう言う風に作られてないはずのあいつが、感情なんてものを持ち始めてるんだろうな」

    古泉「彼女がそう望んだからだと。そう、言いたいんですか?」

    彼はそれには答えなかった。

    キョン「朝比奈さんについては俺にはなんとも言いかねる」

    キョン「ただ、これは漠然とした感覚なんだが……大人になった朝比奈さんはそう言うところも全部理解しているように見えた」

    キョン「その上で、今この世界に駐留している自分を操っているように思えた」

    キョン「……なあ、古泉。お前は、どうだ?」

    古泉「……僕は――――」

    僕は……どうなんだ?

    彼の言葉は一見真実である様に思える。

    でも、それには何の確証もない。ただの彼の感覚上だけでの推論だ。

    古泉(僕が………SOS団に入ることを望んだ?)

    古泉(どうして?何の為に――――?)

    355 :

    ふぅ…

    356 :

    朝まで保守頼んだ…

    358 :

    みんな落ち着け!!!
    >>357は釣りだぞ!!!

    359 :

    >>358の速攻の炎上阻止に吹いた

    360 :

    >>358
    イグザクトリー

    361 = 342 :

    ぐるぐると思考の中を沢山の記憶が行きかう。

    そこには記憶でないものもふんだんに含まれていて、僕はそれを取捨選択することができず、困惑する。

    嘘。虚飾。現実。過去。そして常に僕の目の前には、幾つもの鳥籠―――――。

    古泉(……どうしてだ?)

    古泉(少し前まではこんなこと、なかった)

    古泉(なのに、どうしてこんなに、今僕は混乱して―――――)

    古泉「わか……らないんです」

    古泉「僕は、機関にいることを当然だと思っていた」

    古泉「ついで、SOS団の部室も僕にとっての当然になっていた」

    古泉「それが、何故当然かなんて考えたことも―――――」

    キョン「なかったろうな」

    古泉「……え?」

    キョン「なくて、当然なんだ。だって、考える必要もなく俺達はハルヒの傍にいたんだからな」

    362 :

    >宇宙人、未来人、超能力者………はたまた、その他の未知なる生物まで、世界には存在してると、心のどこかで信じてた

    ぶっちゃけこんな奴いくらでもいるだろ

    363 = 349 :

    信じることで、夢は叶えられるって言うすばらしい小説なのに
    なんで流は書かないんだろうな?

    365 = 349 :

    >>362
    ほんとか? お前凄いな。

    366 :

    宇宙人ぐらいは会えはせずともいそうだ

    367 = 355 :

    宇宙生物ならいそう

    368 = 342 :

    キョン「この間、俺に変化があったって言ったよな?」

    古泉「……ええ。そして僕はその変化を今まざまざと見せつけられていますよ」

    キョン「まあ、そう複雑な顔をするな。それで、変化があったのは俺だけじゃない」

    キョン「……ハルヒもだ。あいつも表面上じゃ変わってないが今、少しずつ変わってる」

    キョン「たぶん、四月の終わりからお前が原因になるまでは、そのせいで神人が出てたんだろうな」

    古泉「彼女にも、変化が―――――?」

    まさか…………!

    古泉「彼女は、自分の力に気づいたんですか?」

    僕は両手を強く握りしめて、そう言いはなった。

    キョン「……いや。そういうわけじゃない。もっと、ちっぽけな変化なんだけどな」

    キョン「その小さい変化が、SOS団の拘束力を弱めてるんだと思う」

    古泉「SOS団の、拘束力?」

    キョン「……ああ。今までは強引な拘束力であの団は続いてきた。それって、部活とか、クラブとかでは、すごい不自然な形だよな?」

    古泉「…え、ええ。まあ、そうでしょうね……。というより、普通はそんな個人の裁量で部活が拘束されるなんて、ありえませんよ」

    370 :

    今日こそ終わるんだな
    支援

    371 :

    支援
    明日まで残ってるかな?

    372 = 342 :

    キョン「その不自然な形が、崩れたんだよ。今、たぶんあいつはSOS団を抜けるって言ったらちゃんとそいつに理由を聞くと思う」

    キョン「それで、納得したら―――――抜けていいって言うよ。自分の好きにしろ、ってな」

    キョン「まあ、お前は信じられないだろうけどな。そうだな。今度試しに言ってみたらどうだ?」

    古泉「…もう半ばやめてますけどね」

    キョン「まあ、そう言うな。とにかく、だからお前は今困ってんだろう?」

    キョン「今まで当然自分がいるべきだった場所が……ハルヒの引力が弱まってるから。だから、余計疲れるんだろ?」

    古泉「だから疲れる……」

    信じがたい話だった。しかし、自分の身を振りかえると今の話はとても合点がいく。

    去年一年間、僕は彼女の鳥籠でさえずることに些かの疑問も持たなかった。

    そこにいるのが当たり前であると、感じる以前にわかりきっていて、それでいて直特に疲れることもなかった。

    でも、四月を過ぎ少し疲れていると感じ始めてから少しずつ歯車が軋み始めた。

    自分の振りまく笑顔に疑問を持ち、人に対する対応に不安を持ち、神人との戦いに以前以上の不快感を持ち、そして―――。

    古泉(僕は……)

    古泉(鳥籠を作った人間を恨み始めた―――――――――)

    375 = 345 :

    しえんぬ

    378 = 371 :

    しえんた

    379 = 342 :

    キョン「悪いことは言わん、古泉」

    キョン「一旦、実家に帰ってみろ」

    キョン「そして、ちょっと思い出してみろよ。その能力が生まれた時自分がどんな状況だったのか」

    キョン「そして、その上で考えてみろよ。自分が本当にハルヒに振り回されてるばかりの人間だったかを」

    キョン「これから、自分がどうするのか、SOS団が本当にお前の言う鳥籠だったのかを」

    膨張しそうになる混乱は、彼の力強くそして優しい言葉に堰止められる。

    そして混乱の代わりに浮かべたのは……小さな決意と、ささやかな疑問だった。

    381 :

    いい速度だ
    その調子でがんばってくれ>>1

    382 = 342 :

    古泉「……わかりました」

    古泉「あなたがそこまで言うなら……言ってみますよ、実家に」

    古泉「ただ………一つだけ、質問していいですか?」

    キョン「なんだ?」

    古泉「何故、あなたはここまで僕によくするんです?」

    古泉「確かに僕はあなたに幾つも恩を売りましたけど、正直ここまで親切をした気はまったくないですよ?」

    僕のその台詞に彼は、一瞬めんどくさそうにめを細め、しかし次の瞬間には薄い笑みを浮かべて、答えた。

    キョン「まあ、この間はああ言ったけどな」

    キョン「……例えお前が俺のことをどう思っていようと、俺にとってお前は散々な一年をともに送った仲間だ」

    キョン「仲間に親切にするのは気持ち悪いか?」

    そこまでは思い切り、歯切れよく言う。しかし、最後に一節、彼は苦笑いを浮かべて付け加えた。

    キョン「……若干気持ち悪いかもな」

    僕はそれに本当に久しぶりの、心からの笑いを添えて「ありがとうございます」と伝えた。

    387 :

    おもしろい

    388 = 371 :

    しえん

    389 :

    マジ稚拙な文章だなぁ
    こんなんじゃ引き込まれないし面白く無い
    展開に無理があるってゆーかー
    急なんだよね 読む方がついていけない
    もう少し読む側に優しい感じにしないと
    分かる?出来る?せっかく意見してあげてるんだけど

    390 = 345 :


    391 :

    これは寝られない

    392 = 345 :

    さるった?

    394 :

    原作でも古泉って偽名なのか?

    395 = 342 :

    翌日の朝。

    僕は宣言通り、実家に帰るための電車に乗っていた。

    電車は進み、少しずつ周りを彩る色彩が変わる。

    実際にはほとんど変化のないはずの景色が、自分の視線の中だけでコロコロと変化を続けていく。

    それは車窓ではなく、自分自身を構成している過去の風景だった。

    去年一年。

    僕はSOS団に閉じ込められるように日々を送っていた。

    毎日毎日梅雨はカビ臭く、夏は日差しが熱く、秋も冬も、過ごしやすいとは言い難い文芸部の部室に赴き、

    土日は彼女の言うままに探索や、いくつものイベントに顔を出し、

    夜は、まあ去年一年間はほとんどなかったけれど神人と戦い、機関内での話足などをして……

    実際僕は閉じ込められていた。そう表現するに足る閉塞感漂う生活を送っていた。

    397 = 342 :

    >>389

    お前何言ってんの?

    なかなか上手い文章って書けないんだよ?

    かけるもんなら書いてみろよ!

    すで面白いの書いて、俺を納得させてみろよ!!

    いい加減なことばっか書いて自分ではなんもできねえくせによぉ!

    たりない部分があんならそこを指摘しろ!直すからさ!

    398 :

    >>397
    何か食えっw

    399 = 343 :

    た べ て き て

    400 :

    おちつけコピペだ


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