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元スレ範馬勇次郎「おう、また会ったな」
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竹田ファミリー御一行は飛騨の中腹まで車で行き
山頂から一番近い清流谷でキャンプを張る予定だった
私は重い荷物を担ぎ山を登った
脚力だけは自信がある、家族は頼れる一家の主に歓声を送った
範馬、今からでも遅くない、こういう家庭を持つんだ、バキもそれを望んでいるのではないのか?
そんな事を考えているうちに目的地である清流谷に到着した
山頂から一番近い清流谷でキャンプを張る予定だった
私は重い荷物を担ぎ山を登った
脚力だけは自信がある、家族は頼れる一家の主に歓声を送った
範馬、今からでも遅くない、こういう家庭を持つんだ、バキもそれを望んでいるのではないのか?
そんな事を考えているうちに目的地である清流谷に到着した
妻「わぁ、とても綺麗」
竹田「そうだな、やはり自然は最高だ」
息子「パパー!魚がいるよー!」
竹田「どれどれ、あとで魚釣りをしよう」
娘「ぱぱー、やっほーっていったら、お返事くるかな?」
竹田「どうだろうねぇ、やってみなさい」
娘「やっほーーーーーーー!!!!」
やっほー!やっほー、やっほ・・・・ホキョォォォあああああ!!!!
竹田「へ、変な鳴き声が聞こえたね、なんだろね」
妻「猿みたいな声だったわね」
娘「わーい、おさるさん♪」
竹田「そうだな、やはり自然は最高だ」
息子「パパー!魚がいるよー!」
竹田「どれどれ、あとで魚釣りをしよう」
娘「ぱぱー、やっほーっていったら、お返事くるかな?」
竹田「どうだろうねぇ、やってみなさい」
娘「やっほーーーーーーー!!!!」
やっほー!やっほー、やっほ・・・・ホキョォォォあああああ!!!!
竹田「へ、変な鳴き声が聞こえたね、なんだろね」
妻「猿みたいな声だったわね」
娘「わーい、おさるさん♪」
スレが立っちまった以上――――――保守し続けるのがこっちの世界だろ
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおしえんッッ!!!!!!
竹田はテントを張り、BBQの準備を済ませ、それから子供達と遊んだ
キャンプに関して私にぬかりは無い
息子と釣りをしていると妻が慌てた声で言った、娘がいなくなったらしい
ぬかった・・・
というわけで急いで探しに行った
妻曰く、飛んでいるチョウチョを追っ掛けていたのを最後に確認したらしい
なんてピュアな娘なんだ
キャンプに関して私にぬかりは無い
息子と釣りをしていると妻が慌てた声で言った、娘がいなくなったらしい
ぬかった・・・
というわけで急いで探しに行った
妻曰く、飛んでいるチョウチョを追っ掛けていたのを最後に確認したらしい
なんてピュアな娘なんだ
竹田は、妻に対して息子を見ているよう指示した
山中にかけ込み、娘を探す
いない、どこだ、どこにいる、私の大事な娘よ
探し続ける事1時間
気付けば山頂に近付いていた
竹田「これは!まさか…」
そして、自身が遭難している事に気付いた
山中にかけ込み、娘を探す
いない、どこだ、どこにいる、私の大事な娘よ
探し続ける事1時間
気付けば山頂に近付いていた
竹田「これは!まさか…」
そして、自身が遭難している事に気付いた
辺りが暗くなってきた、本当にマズイ
しかも雨が降ってきた、山の天候は恐ろしい
妻と息子は今頃テントの中で心配しているだろう、早く戻らねば
だが、雨は思ったよりも冷たく、竹田は雨宿りを優先した
おや?あんな所にベターな洞窟が、行くしかないだろJK
しかも雨が降ってきた、山の天候は恐ろしい
妻と息子は今頃テントの中で心配しているだろう、早く戻らねば
だが、雨は思ったよりも冷たく、竹田は雨宿りを優先した
おや?あんな所にベターな洞窟が、行くしかないだろJK
洞窟の中に入った竹田は声を上げた
竹田「ひぃいいいいい!!!!!!!」
何かの骨が洞窟の両脇に並んでいる、人間の仕業か?
とても怖いので洞窟の入り口で雨がやむのを待った
すると後方から変な声がするではないか
「ほきょー、ほきょー」
な、なんの声だ?
とても怖かったが洞窟の中をライトで照らしてみた
竹田「ひぃいいいいい!!!!!!!」
何かの骨が洞窟の両脇に並んでいる、人間の仕業か?
とても怖いので洞窟の入り口で雨がやむのを待った
すると後方から変な声がするではないか
「ほきょー、ほきょー」
な、なんの声だ?
とても怖かったが洞窟の中をライトで照らしてみた
すると洞窟の中に毛むくじゃらの大男が1、2、3、4人もいるではないか!!
これは発見!新人類の発見だ!!
しかし、ライトを当てた瞬間4人の大男がこちらに向かって猛ダッシュ、言葉が通じる事を祈る
竹田「怪しい者ではありません!!」
あっという間に囲まれた
これは人じゃない、猿だ
4匹とも2メートルを軽く超えている、いつかの壁さん達など比ではない
しかし、この状況はマズイ、かなり見られている、匂いを嗅いでいる
その時、突然、一匹の猿が吠えた
猿A「ホキョーーーーーーー!!!!」
かなりうるさい、私は死を覚悟した
これは発見!新人類の発見だ!!
しかし、ライトを当てた瞬間4人の大男がこちらに向かって猛ダッシュ、言葉が通じる事を祈る
竹田「怪しい者ではありません!!」
あっという間に囲まれた
これは人じゃない、猿だ
4匹とも2メートルを軽く超えている、いつかの壁さん達など比ではない
しかし、この状況はマズイ、かなり見られている、匂いを嗅いでいる
その時、突然、一匹の猿が吠えた
猿A「ホキョーーーーーーー!!!!」
かなりうるさい、私は死を覚悟した
1匹目に続いて、4匹の猿が吠えた
吠えたかと思ったら私に満面の笑みを向け、洞窟の奥に連れてかれた
奥に行くと、猿は木の実とかをたくさん差し出してきた、歓迎されているのか?
小腹がすいていたので猿のご厚意に甘えて木の実を食べた、なかなかいける
食べた後に外の様子を確認すると、雨が止んでいた
竹田は猿達に頭を下げて帰る事にした
猿達は満面の笑み、なんていい奴
吠えたかと思ったら私に満面の笑みを向け、洞窟の奥に連れてかれた
奥に行くと、猿は木の実とかをたくさん差し出してきた、歓迎されているのか?
小腹がすいていたので猿のご厚意に甘えて木の実を食べた、なかなかいける
食べた後に外の様子を確認すると、雨が止んでいた
竹田は猿達に頭を下げて帰る事にした
猿達は満面の笑み、なんていい奴
前スレから投下してくれてるのか
途中までしか読んでなかったからありがたい
途中までしか読んでなかったからありがたい
洞窟を出て、森に入ると目の前にツキノワグマがいた
ああ、これは本当に終わった
そう思った瞬間横からさっきの猿が熊にフルスイングパンチを見舞った
熊の顎はグラングランに外れ、眼球が片っぽ飛び出している、竹田は、なんというか、その・・・漏らしてしまった
ああ、これは本当に終わった
そう思った瞬間横からさっきの猿が熊にフルスイングパンチを見舞った
熊の顎はグラングランに外れ、眼球が片っぽ飛び出している、竹田は、なんというか、その・・・漏らしてしまった
猿は気を付けろと言わんばかりに竹田の両肩をバンバン叩いた
竹田「サーセン」
しかし、先程の出来事に驚いた竹田はその場の倒れこんでしまった
目覚めた時には完全な夜だった
猿達が洞窟の中に運んでくれたらしい、どこかで人から教育を受けていたのか?
竹田「サーセン」
しかし、先程の出来事に驚いた竹田はその場の倒れこんでしまった
目覚めた時には完全な夜だった
猿達が洞窟の中に運んでくれたらしい、どこかで人から教育を受けていたのか?
洞窟の入り口に行くと、とても綺麗な星空があった
家族達もこれを見ているだろうか?心配だ
今度こそ家族の元へ戻ろうと、猿達に再び別れの一礼をした
しかし猿達は行かせてくれなかった、夜は危険と言いたかったのだろうか?お宅らの方が危険だと思うが
そんな危険な猿に逆らう事も出来ないので今夜はここに泊まる事に決めた
家族達もこれを見ているだろうか?心配だ
今度こそ家族の元へ戻ろうと、猿達に再び別れの一礼をした
しかし猿達は行かせてくれなかった、夜は危険と言いたかったのだろうか?お宅らの方が危険だと思うが
そんな危険な猿に逆らう事も出来ないので今夜はここに泊まる事に決めた
猿は枯れ葉が敷き詰められた場所を指さした、ここで寝ろという意味か
お言葉に甘えて枯れ葉の中にダイブした、温かい、これは寝れる
猿達は皆洞窟の外へ出て行った、何かするのか?気を遣ってるのか?
とりあえず猿のいない洞窟は不安だったので猿を探しに行く事にした
しかし猿は洞窟のすぐ傍にいた
竹田「え、ええぇ!!!」
お言葉に甘えて枯れ葉の中にダイブした、温かい、これは寝れる
猿達は皆洞窟の外へ出て行った、何かするのか?気を遣ってるのか?
とりあえず猿のいない洞窟は不安だったので猿を探しに行く事にした
しかし猿は洞窟のすぐ傍にいた
竹田「え、ええぇ!!!」
なんと猿達は外で殴り合いをしていた
正確に言うと、2匹が闘っている様子を他の2匹が見ていた
それはまるで訓練かのように
それにしてもハイレベルな戦いだ、回し蹴りとか普通に使ってるし
おや?戦っている2匹の動きが止まった、耳を触って・・・何をしているんだ?
と思ったら再び戦い始めた、さっきより動きは早くて力強い、魔法でも使ったのか?
しかしまぁ、洞窟の傍にいるならと、竹田は先に寝る事にした
正確に言うと、2匹が闘っている様子を他の2匹が見ていた
それはまるで訓練かのように
それにしてもハイレベルな戦いだ、回し蹴りとか普通に使ってるし
おや?戦っている2匹の動きが止まった、耳を触って・・・何をしているんだ?
と思ったら再び戦い始めた、さっきより動きは早くて力強い、魔法でも使ったのか?
しかしまぁ、洞窟の傍にいるならと、竹田は先に寝る事にした
翌朝、竹田は深々と4匹の猿に頭を下げた
猿達は少し寂しそうだった、言葉は通じているのかわからないが
竹田「本当にありがとう、また来ます、必ず来ます」
そう言って山を降り始めた
進み出す前に猿が、とある方向を指さした、きっとあそこに家族がいるのだろう
竹田はその方向に歩を進めた
歩く事30分、竹田は驚いた、こんな山奥に小屋がある
小屋に近づくと人の声が聞こえた
??「ご無沙汰してます安藤さん」
猿達は少し寂しそうだった、言葉は通じているのかわからないが
竹田「本当にありがとう、また来ます、必ず来ます」
そう言って山を降り始めた
進み出す前に猿が、とある方向を指さした、きっとあそこに家族がいるのだろう
竹田はその方向に歩を進めた
歩く事30分、竹田は驚いた、こんな山奥に小屋がある
小屋に近づくと人の声が聞こえた
??「ご無沙汰してます安藤さん」
人までいるのかと驚いた竹田は、声のする小屋の表側に向かった
そこで竹田は自分の目を疑った、バキがいる
しかも、その目の前には先程の猿くらいのサイズの大男
完全に混乱した竹田はその場で固まってしまった
そこで竹田は自分の目を疑った、バキがいる
しかも、その目の前には先程の猿くらいのサイズの大男
完全に混乱した竹田はその場で固まってしまった
たー-----ケー-----だーーーーーーーーーー
しーーーーーーーーーーーーーーーーーえーーーーーーーーーんーーーー
しーーーーーーーーーーーーーーーーーえーーーーーーーーーんーーーー
竹田は考えた
まず、なぜここにバキがいる、学校をサボってるから時間はあるよな、くそぅ、満点やらなきゃ良かった
その前に今日は休みか、そうか、けど、なぜこうもピンポイントに飛騨なんだ?
追っかけてきたのか?そもそも何故こうも私は猛者と巡り合うのか、猿すら強かった、どうなってんだ
まず、なぜここにバキがいる、学校をサボってるから時間はあるよな、くそぅ、満点やらなきゃ良かった
その前に今日は休みか、そうか、けど、なぜこうもピンポイントに飛騨なんだ?
追っかけてきたのか?そもそも何故こうも私は猛者と巡り合うのか、猿すら強かった、どうなってんだ
結局、竹田はバキがここにいる理由がわからないまま、その場にしゃがみ込んでいた
勇気を出して小屋の窓から中を覗いてみた、バキが上半身裸になっている
バキの体は体力測定の時とは比べ物にならないくらい痩せ細っていた
ここで竹田は思い出した、先日、バキの家にゲリラ家庭訪問を敢行した時に聞こえた声
「病院よ!!!!!!!」
これだ!バキは病気にかかったのだ!!そして治療出来る人が安藤さんって人で、山奥なら空気もいいし、静養だな、なるほどなるほど
勇気を出して小屋の窓から中を覗いてみた、バキが上半身裸になっている
バキの体は体力測定の時とは比べ物にならないくらい痩せ細っていた
ここで竹田は思い出した、先日、バキの家にゲリラ家庭訪問を敢行した時に聞こえた声
「病院よ!!!!!!!」
これだ!バキは病気にかかったのだ!!そして治療出来る人が安藤さんって人で、山奥なら空気もいいし、静養だな、なるほどなるほど
しかし、小屋に入って「やぁ範馬」なんてのは無理だ
私はもう範馬には近づかないと決めたのだ、それにあの医者、怖い顔してるし
竹田は家族の元へ戻る事にした
2時間後
娘「あ!パパ!パパァーーー!!!」
娘は無事、妻と息子の元に戻っていた
妻「もう・・・昼が過ぎても戻ってこなかったら警察に連絡するところだったのよ、ぐすん」
竹田「すまなかった、けど、もう安心だ、さぁ、ご飯にしよう」
こうして竹田ファミリーはキャンプを楽しんだ
しかし、竹田は家族の安否がわかった途端、バキが心配になった
私はもう範馬には近づかないと決めたのだ、それにあの医者、怖い顔してるし
竹田は家族の元へ戻る事にした
2時間後
娘「あ!パパ!パパァーーー!!!」
娘は無事、妻と息子の元に戻っていた
妻「もう・・・昼が過ぎても戻ってこなかったら警察に連絡するところだったのよ、ぐすん」
竹田「すまなかった、けど、もう安心だ、さぁ、ご飯にしよう」
こうして竹田ファミリーはキャンプを楽しんだ
しかし、竹田は家族の安否がわかった途端、バキが心配になった
当初、2泊3日の予定だったキャンプも、3泊4日になっていた
竹田は日に日にバキを心配するようになり、事あるごとにバキのいる小屋の方を見た
そして、ついに下山の時を迎えた
妻「さぁあなた、行きましょう」
竹田「・・・・・」
妻「あなた?」
竹田「すまん、1時間だけ、1時間だけ待っててくれないか?」
妻「どうしたの?」
竹田「実は、ここから少し登った所に小屋があって、そこに私の教え子がいるんだ」
妻「なんですって?」
竹田「その教え子、何かの病気にかかってしまったらしくて・・・一目会いた
い・・・ダメか?」
妻「行ってあげなさい、教え子なんでしょ?さぁ」
竹田は日に日にバキを心配するようになり、事あるごとにバキのいる小屋の方を見た
そして、ついに下山の時を迎えた
妻「さぁあなた、行きましょう」
竹田「・・・・・」
妻「あなた?」
竹田「すまん、1時間だけ、1時間だけ待っててくれないか?」
妻「どうしたの?」
竹田「実は、ここから少し登った所に小屋があって、そこに私の教え子がいるんだ」
妻「なんですって?」
竹田「その教え子、何かの病気にかかってしまったらしくて・・・一目会いた
い・・・ダメか?」
妻「行ってあげなさい、教え子なんでしょ?さぁ」
竹田「ありがとう、行ってくる」
竹田は急いで山を登り始めた、待ってろよ!バキ!
もう少しでバキのいる小屋に着くという時に遠くからヘリコプターの音がした
こっちに向かっているのか?まぁそんな事はどうでもいい、バキよ、今行くぞ
竹田は急いで山を登り始めた、待ってろよ!バキ!
もう少しでバキのいる小屋に着くという時に遠くからヘリコプターの音がした
こっちに向かっているのか?まぁそんな事はどうでもいい、バキよ、今行くぞ
勢い良く進み過ぎたのか、竹田のヒザが笑っていた、疲れが出たか・・・くそぅ
すると先程から聞こえていたヘリコプターの音が随分近づいていた
音のする方を見ると、もうすぐそこに来ていた
竹田「小屋を目指してるのか?」
ヘリコプターは竹田のいる位置より少し上の方に着陸した
竹田「中華人民共和国!?」
ヘリには中国の国旗がペイントされていた
竹田もヘリのあるポイントに着くと、またもや目を疑った
バキが倒れている、傍には安藤さんと数人の軍人っぽい人と若い女性・・・ん?バキの彼女じゃないか
どうなっているんだ?
呆然と立ち尽くしていると私の頭に何か硬い物が突き付けられている事に気付いた、鉄砲だ、ええっと白旗は・・・
すると先程から聞こえていたヘリコプターの音が随分近づいていた
音のする方を見ると、もうすぐそこに来ていた
竹田「小屋を目指してるのか?」
ヘリコプターは竹田のいる位置より少し上の方に着陸した
竹田「中華人民共和国!?」
ヘリには中国の国旗がペイントされていた
竹田もヘリのあるポイントに着くと、またもや目を疑った
バキが倒れている、傍には安藤さんと数人の軍人っぽい人と若い女性・・・ん?バキの彼女じゃないか
どうなっているんだ?
呆然と立ち尽くしていると私の頭に何か硬い物が突き付けられている事に気付いた、鉄砲だ、ええっと白旗は・・・
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