私的良スレ書庫
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元スレ梓「落ちるところまで落ちたな」
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梓「唯先輩…」
唯「てへへ…面目無い」
平沢唯、25歳
大学卒業後定職に就かず、家で堕落した日々を過ごす
そして先週、とうとう妹の憂に愛想を尽かされ家を追い出される
唯「てへへ…面目無い」
平沢唯、25歳
大学卒業後定職に就かず、家で堕落した日々を過ごす
そして先週、とうとう妹の憂に愛想を尽かされ家を追い出される
浜田ブリトニーみたいな生活おくるのだろうか パコっちゃうのだろうか
しかし25歳にしてその童顔っぷりに変わりはなく
相も変わらず可愛らしい先輩であることは梓にとって救いだった
相も変わらず可愛らしい先輩であることは梓にとって救いだった
唯「あずにゃん、たばこちょーだい。1本でいいから」
カチッシュボッ
唯はすでに、梓から5本目のタバコを恵んでもらっていた
ちなみに梓が吸うのはラッキーストライクである
カチッシュボッ
唯はすでに、梓から5本目のタバコを恵んでもらっていた
ちなみに梓が吸うのはラッキーストライクである
24歳にもなって間接キス程度で悦んでしまう自分を恥じながらも
やはり嬉しいものだ。このドキドキはこと男性に対してはまったく起きないのだから
やはり嬉しいものだ。このドキドキはこと男性に対してはまったく起きないのだから
梓「就職しないと家に帰れないんでしょ?いいんですか就活しなくて」
唯「んーとね、スチュワーデスとか私向いてるとおもうんだよね」
現実味のない話…
こんなくだらないやり取りをかれこれ2時間は続けている
ファミリーレストランのドリンク飲み放題は嬉しい
唯「んーとね、スチュワーデスとか私向いてるとおもうんだよね」
現実味のない話…
こんなくだらないやり取りをかれこれ2時間は続けている
ファミリーレストランのドリンク飲み放題は嬉しい
たった一言、梓の恋人になると言ってくれればいくらでも養ってあげるのに。
私の稼ぎなら唯先輩一人くらい軽く養える。でも、ただで養うわけにはいかない。
そらなりに見返りが欲しい。というか唯先輩が欲しい・
私の稼ぎなら唯先輩一人くらい軽く養える。でも、ただで養うわけにはいかない。
そらなりに見返りが欲しい。というか唯先輩が欲しい・
唯「そもそも憂も大人気ないよ。私、やればできる子なんだから」
梓「ヤれば出来る子の間違いでしょ。昨日もまた違う男の人と歩いてましたね」
唯「あーシュンくん?今の彼氏~」
唯は男に縋り生きている
そこに高校時代の眩しい唯の姿はない
梓「ヤれば出来る子の間違いでしょ。昨日もまた違う男の人と歩いてましたね」
唯「あーシュンくん?今の彼氏~」
唯は男に縋り生きている
そこに高校時代の眩しい唯の姿はない
梓「その彼氏とはどれくらい付き合ってるんですか?」
唯「んーとね、1週間?いや、4日だったかな…」
梓「…」
カチッシュボッ
梓は苛立つとタバコを吸う
既に梓の灰皿は満杯だ
唯「んーとね、1週間?いや、4日だったかな…」
梓「…」
カチッシュボッ
梓は苛立つとタバコを吸う
既に梓の灰皿は満杯だ
唯「でももう別れるよ。あいつやる事しか頭にないお猿さんだもん」
梓「その…まだ、してないんですか?」
唯「当たり前じゃん」
唯「私女の子としかしたくないし」
梓「そんなんでよく男の家に転がり込めますね」
唯「男って馬鹿なんだもん」ケラケラ
梓「その…まだ、してないんですか?」
唯「当たり前じゃん」
唯「私女の子としかしたくないし」
梓「そんなんでよく男の家に転がり込めますね」
唯「男って馬鹿なんだもん」ケラケラ
唯「あずにゃん、タバコちょーだい」
カチッシュボッ
梓「唯先輩、澪先輩はどうしてるか知ってますか?」
唯「澪ちゃん?大学卒業してからあんま連絡取ってないな~」
梓「今度結婚するそうです」
唯「ふーん」
カチッシュボッ
梓「唯先輩、澪先輩はどうしてるか知ってますか?」
唯「澪ちゃん?大学卒業してからあんま連絡取ってないな~」
梓「今度結婚するそうです」
唯「ふーん」
梓「律先輩はOLで毎日頑張ってます」
梓「ムギ先輩はもう子供もいます」
梓「あなたは何をしてるんですか?」
唯「んー自分探し中かな」
梓「…」
カチッシュボッ
梓「ムギ先輩はもう子供もいます」
梓「あなたは何をしてるんですか?」
唯「んー自分探し中かな」
梓「…」
カチッシュボッ
♫~
唯「あ、シュンくんだ」
唯「もしもし、うん、もう帰るよ」
唯「じゃああずにゃん、私用事あるから帰るね」
梓「…」
唯「あ、シュンくんだ」
唯「もしもし、うん、もう帰るよ」
唯「じゃああずにゃん、私用事あるから帰るね」
梓「…」
梓「てなわけで、あれはもうどうしようもないよ」
憂「そっか…梓ちゃんごめんね」
梓「ううん、それより憂は大丈夫?」
憂「うん、今日はまだ飲んでないよ」
憂は家事と仕事の両立、自立しない姉へのストレスから、アルコール依存症に陥った
今は通院し、治療を始めている
憂「そっか…梓ちゃんごめんね」
梓「ううん、それより憂は大丈夫?」
憂「うん、今日はまだ飲んでないよ」
憂は家事と仕事の両立、自立しない姉へのストレスから、アルコール依存症に陥った
今は通院し、治療を始めている
梓「でもそれって、缶チューハイじゃ?」
梓は憂の手に握られた缶を発見した
憂「こんなのジュースだよ、全然気分よくならないもん」
梓「…」
落ちぶれた平沢姉妹…
梓はなんとかしなくてはならない、これが最後のチャンスだと思った
梓は憂の手に握られた缶を発見した
憂「こんなのジュースだよ、全然気分よくならないもん」
梓「…」
落ちぶれた平沢姉妹…
梓はなんとかしなくてはならない、これが最後のチャンスだと思った
3日後!
唯「なーにあずにゃん、また私に会いたくなったの?」
梓「彼氏、また変わってましたね」
唯「あーユウくん?私の事一生守ってくれるって!」
梓「就活は…?」
唯「もうお嫁さんでいいかなーって」
唯「なーにあずにゃん、また私に会いたくなったの?」
梓「彼氏、また変わってましたね」
唯「あーユウくん?私の事一生守ってくれるって!」
梓「就活は…?」
唯「もうお嫁さんでいいかなーって」
カチッシュボッ
梓「唯先輩…結婚ってそんな簡単に決めていいことじゃないんですよ?」
梓「大体、憂の結婚話が失敗したのだって、唯先輩が家でダラダラしてたからなんです」
唯「あずにゃん…私その話したくない」
梓「いーえ、今日は唯先輩の性根を叩き直します!」
梓「唯先輩…結婚ってそんな簡単に決めていいことじゃないんですよ?」
梓「大体、憂の結婚話が失敗したのだって、唯先輩が家でダラダラしてたからなんです」
唯「あずにゃん…私その話したくない」
梓「いーえ、今日は唯先輩の性根を叩き直します!」
梓「大体唯先輩はだらしなさすぎます!」
梓「彼氏は1ヶ月もたない、働きもしない!」
梓「何か夢があるかといえば何もない!」
唯「チッ…」
唯「あずにゃん、私怒るよ?」
梓「彼氏は1ヶ月もたない、働きもしない!」
梓「何か夢があるかといえば何もない!」
唯「チッ…」
唯「あずにゃん、私怒るよ?」
梓「私の…せいですか?」
唯「!」ピクッ
梓は唯に告白されたことがあった
梓はその時、唯の気持ちを拒絶した
唯「あずにゃんのせいじゃないよ…」
全てを賭けて梓に想いを伝えた唯が打ちのめされたのは言うまでもない
唯「!」ピクッ
梓は唯に告白されたことがあった
梓はその時、唯の気持ちを拒絶した
唯「あずにゃんのせいじゃないよ…」
全てを賭けて梓に想いを伝えた唯が打ちのめされたのは言うまでもない
唯「あずにゃんってさ、今は好きな子とかいるの?」
梓「…」
梓「いませんよ…」
唯「私の気持ちは変わってないよ…あの時から」
梓「でも…私は…」
唯「たしかにあの時はショックだったし、何も手がつかなくなった」
唯「だけど、あずにゃんに引け目を感じて欲しくなくて…」
梓「唯先輩…」
梓「…」
梓「いませんよ…」
唯「私の気持ちは変わってないよ…あの時から」
梓「でも…私は…」
唯「たしかにあの時はショックだったし、何も手がつかなくなった」
唯「だけど、あずにゃんに引け目を感じて欲しくなくて…」
梓「唯先輩…」
その日、2人は手を繋ぎ梓のマンションへ帰った
唯「ずっと…こうしたかった」
梓「唯先輩、私もです」
梓はいまはっきりと、唯への好意を感じている
あの時のように驚きから拒絶はしまい
唯「ずっと…こうしたかった」
梓「唯先輩、私もです」
梓はいまはっきりと、唯への好意を感じている
あの時のように驚きから拒絶はしまい
同棲1日目
梓「起きてください!朝ですよ!」
唯「うーん…もうちょっと」
梓「もう!私仕事があるんで朝ごはんは机の上に置いておきます!お昼はこれで好きなもの食べてください」
梓はそう言うと机に千円札を置き、スーツに着替えて出勤した
梓「起きてください!朝ですよ!」
唯「うーん…もうちょっと」
梓「もう!私仕事があるんで朝ごはんは机の上に置いておきます!お昼はこれで好きなもの食べてください」
梓はそう言うと机に千円札を置き、スーツに着替えて出勤した
唯「おはよー…」
唯「って、誰もいないんだった」
唯「あずにゃん、張り切って朝ごはん作ったんだね~」
唯「おっ、千円札を発見!」
唯「スロでも打ちに行くか~」
唯「って、誰もいないんだった」
唯「あずにゃん、張り切って朝ごはん作ったんだね~」
唯「おっ、千円札を発見!」
唯「スロでも打ちに行くか~」
唯「千円じゃ負けるのは当たり前か…」
唯「あーお腹減ったなぁ」
唯「あずにゃんの家帰ってWiiでもやろ」
唯「憂ならお昼に五千円くれるのに」
唯「あーお腹減ったなぁ」
唯「あずにゃんの家帰ってWiiでもやろ」
唯「憂ならお昼に五千円くれるのに」
梓「てなわけで、唯先輩はしばらく家で面倒見て更生させるから」
憂「梓ちゃんなら安心だよ」
梓「うん、憂も飲み過ぎちゃだめだよ?」
憂「やっぱり、わかる?」
梓「お酒臭いもん…」
憂「気がついたらついついね…」
憂「梓ちゃんなら安心だよ」
梓「うん、憂も飲み過ぎちゃだめだよ?」
憂「やっぱり、わかる?」
梓「お酒臭いもん…」
憂「気がついたらついついね…」
梓「ただいま~」
唯「おかえりーあずにゃん、お腹減ったよぉ」
梓「あ、すぐ晩ご飯作りますね」
梓「今日はすき焼きです」
唯「おぉ!あずにゃん太っ腹!」
唯「おかえりーあずにゃん、お腹減ったよぉ」
梓「あ、すぐ晩ご飯作りますね」
梓「今日はすき焼きです」
唯「おぉ!あずにゃん太っ腹!」
グツグツ
梓「おいしいですか?」
唯「うん!やっぱお肉は霜降りだね!」
梓「遠慮せず食べてくださいね!」
梓「野菜もたっぷりありますよ!」
唯「シイタケ!私シイタケ食べたい!」
梓「おいしいですか?」
唯「うん!やっぱお肉は霜降りだね!」
梓「遠慮せず食べてくださいね!」
梓「野菜もたっぷりありますよ!」
唯「シイタケ!私シイタケ食べたい!」
同棲2日目
唯「おはよーあずにゃん」
梓「びっくりした…珍しく早起きですね」
唯「たまにはね」
唯「あの~お昼なんだけど」
梓「あ、千円でいいですか?」
唯「ちょーっと足りないかな?」
唯「おはよーあずにゃん」
梓「びっくりした…珍しく早起きですね」
唯「たまにはね」
唯「あの~お昼なんだけど」
梓「あ、千円でいいですか?」
唯「ちょーっと足りないかな?」
梓「じゃあ三千円で…」
唯「やったぁ!愛してるあずにゃん!」ダキッ
梓「にゃっ?!」
梓「ふふふ…」
梓「じゃあ行ってきますね!」
唯「行ってらっしゃーい」
唯「やったぁ!愛してるあずにゃん!」ダキッ
梓「にゃっ?!」
梓「ふふふ…」
梓「じゃあ行ってきますね!」
唯「行ってらっしゃーい」
唯「さて、三千円手に入った…」
唯「スロ打ちに行こ~」
唯「あずにゃんにゃんにゃん♫」
唯「いやーいい後輩を持ったなぁ」
唯「今日は勝つぞ~」
唯「スロ打ちに行こ~」
唯「あずにゃんにゃんにゃん♫」
唯「いやーいい後輩を持ったなぁ」
唯「今日は勝つぞ~」
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