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    元スレ新ジャンル「髪の色に感情が出る」

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    151 = 130 :

    「この髪色はそもそも生理的に決まっているのかお前が色に持つイメージで決まってるのか」

    「イメージで決まるんなら全部黒だか茶髪だかぐらいにしとくわぼけー」

    「そういや不思議と茶髪系はないよね」

    「変化しても一番違和感のない色ほど出ねーってどういうことだよクソックソッ!」

    「今みたいに赤が強くなっちゃうからねえ」

    「ああでも金髪になる際の気分を弱めた感じでイメージすればいけるかも?」

    「もう諦めて歌舞伎みたいに振り回すしかないのですか髪よ!」

    「乗れよ人の相談には!」

    「おおますます赤くなってきた」

    152 = 130 :

    「こうなったら最終手段だー!」

    「頼むからお前もう喋るな」

    「変色するたびに一本ずつ引っこ抜いて五百色の色鉛筆を越えるコレクションつくろうぜ!」

    「いや喋るのはいいやそのかわり二度と飲み食いせんといて」

    「でもお前の髪って赤系青系の変化が多いからバランスが悪いんだよね」

    「お前が人を怒らすか白けさせるかするようなことしか言わんからだ!」

    153 = 130 :

    「色が変わるんじゃなくて単純に発光するんだったら夜道も安全だったのに!」

    「いやもう発光より先にお前の度重なる暴言への怒りで赤髪が発火しそうかな?」

    154 = 147 :

    良いね

    155 = 130 :

    「よーしよしよしおなか見せろや猫吉~」

    「へーい!」

    「うわっ来たちくしょっ逃げた!」

    「あらせっかくいい色の髪してたのに一瞬で青白くなった」

    「へっ! ならいでかべらんめぇ」

    「桜が咲く頃のまだ若いもみじの葉っぱが光透かしてるみたいな色だったのに」

    「あーその色好きだわわたしー」

    「だがそんな幸せも一瞬にしてカビかけた食パンのような色になってしまったのです」

    「お前が出没したりするからだよ」

    「なぜ俺の前ではさっきみたいな春色じゃないんだぜ?」

    「お前の腹なんかモフったってねえ」

    「ふふふ試してみるかい?」

    「猫助ーどこ行った猫助ー?」

    「冷たっ! でもあたい負けない!」

    156 = 130 :

    「ううう~」

    「ヘーイヘーイヘイヘイヘイヘイヘエエエエエエエーイ!」

    「うるさい生きながら四肢腐れ落ちろ!」

    「ギリでレポート書いてんのは自業自得なのに何たる言い草!」

    「わたしゃ短い時間ですぱっと終わらせる主義なんだよ!」

    「煮詰めたヤクルトみたいな色の髪して言われてもまるで余裕を感じない」

    「この混沌色が見えるんならあっち行ってろ! 邪魔!」

    「乳酸菌摂ってrグロッ何これこんなの乳酸菌じゃない!」

    「お前あとでこの髪が風にそよぐ新緑色になるまでぶん殴ってやるから覚悟しとけ」

    「ハイッ!」

    157 = 130 :

    「そんなしょっちゅう髪の毛の色が変わりまくってたら毛根傷むの早そうだよね」

    「75%ぐらいはお前のせいだよ」

    「共白髪は無理そうだけどうちもハゲの家系だから共無髪はいけそうだね!」

    「誰がお前なんぞとくっつくかあ!」

    158 = 130 :

    「これはどういうことなのかなボクぅ~?」

    「おおお雪催いにそびえ立つでっかい枝垂れ桜の影みたいなこの髪色は!」

    「わたしの言うことちゃんと聞いてたぁ~?」

    「ただの黒ではない! 厳しさと冷たさと威圧感を兼ね備えた黒!」

    「わかってんならとっとと買い直してこい自分の金で!」

    「プリンはプリンじゃんむしろプリンはみな尊――」

    「ほう? 貴様ごとき原猿風情がプリンの何を語れると?」

    「落ち着けまずはゆっくりと髪色を赤に戻すんだ!」

    「はやく行ってこい!」

    「ハイッ!」

    160 = 130 :

    「はあ~」

    「なんだよ気力無さげなわりに赤系の髪しちゃって」

    「最終回まで見終わっちゃってさ」

    「ああ最終回後のあの虚脱感か」

    「気抜けた時はだいたい青白系なのにねえ」

    「あーいやでも正確には帰宅中に見る夕焼けみたいな色だわ」

    「なんでまた赤いのか」

    「見終わったあとの興奮に由来する気抜けだからじゃないの?」

    「色々と不思議が多いわこの髪は」

    161 = 130 :

    あとは知らない! もう寝る! 帰って寝る! 寝るったら寝るんだから!

    162 = 121 :

    ギャル「最近ウィッグ買ったんだけどどう?どうどう?」

    面目「女が同じ髪の色してるときに聞くってことは、いけてないって自覚あってのこと?」

    ギャル「あーやっぱだめかー。 安物じゃびみょーだよねぇ」

    女友「なら女の髪でウィッグ作ればいいんじゃない? 天然ものだよ」

    ギャル「それいいじゃん! ってわけで女、頼まれて!」

    「抜くと色なくなるんだけど」

    ギャル「えー、マジー?」

    面目「女から離れると駄目ってわけね」

    ギャル「ちぇっ、ざんねーん」

    「ほんとに残念、ほんとに」

    女友「切実な色だね」

    面目「自分のウィッグ作りたかったのね」

    「むう」

    163 = 121 :

    お嬢様「できましたよ」

    「ありがとう」

    お嬢様「三つ編みも素敵ですね。 特にこの系統の色ですとあの作品を思い出しますね」

    「うん。 あれ好き」

    お嬢様「ふふふ」



    「三つ編みか、珍しいな」

    「お嬢様にやってもらったの」

    「ふーん、にんじんみたいんだな」

    「卑怯者!大嫌い!」

    ばきっ

    「いてっ」

    「あ。 あんたよくも…えい! って言うの忘れた」

    「も、もう一度は勘弁して欲しい」

    164 :

    女友「今日はいよいよ修学旅行☆」
    「だね」
    女友「1日中ミステリアスな女の髪を見れるなんて幸せ☆」
    「そこを期待してるのかー」
    女友「そして、お風呂!万人の興味の的であった。PI-がいよいよ!!!」
    「コホンコホン。ちょっと熱っぽいかな?」

    165 = 121 :

    女友「女ー、私のことどう思ってる?」

    「いきなり何」

    女友「わたしのこと考えてるときの色が知りたくてさ」

    「ん…」

    女友「黄色に近い、かな。 今度は赤く、あ、白く」

    「どう?」

    女友「いろいろ考えてるのはわかったけど、何考えてるかはよくわかんないね」

    「みんなと同じよ」

    女友「そかそか。 で、何に呆れてたの?」

    「……」

    女友「ほんと素直だねー、女は。 あぁ、そんなにすねないでって」

    166 = 132 :

    あげ

    171 :

    トンクスじゃん

    177 :

    トンクスと聞くとトンクス・サンクス兄弟を思い出すから困る

    178 :

    いいじゃんいいじゃんすげーじゃん

    179 :

    トンクスは自由自在だった気がする。
    >>149を会得してたら知らんけど。

    180 = 177 :

    「気持ちが高ぶると髪の色が変わるのは、まあ、いいんだけどさあ」

    「いいんならいいじゃない」

    「なんでアンタ本人じゃなくって、周りの髪の色が変わるんですかね?」

    「……」





    「想いはね……遠く離れていても、きっと、伝わるんだよ☆(ゝω・)v」 キャピッ

    「うぜえ……」

    181 = 177 :

    先生「おーい」

    「……はい」

    先生「先生の授業って、そんなアンニュイかーい?」

    「……はあ」

    先生「クラス全員の渦巻くような赤紫色の髪見てると、
        先生、授業に集中できないんですけどねー?」

    「五時間目の授業なんてのは、太古の彼方より、こんなもんですよ……」 ハァ

    先生「窓の外じゃなくこっちを見て言え!」

    「空って、誰が創ったんでしょうね……
      これ以上の色なんて、人間にゃあとうてい創れやしませんよ……」

    先生「空の話はどうでもいい! 
        お前が作ったこの禍々しい色の責任をとれ!!」

    182 = 177 :

    「なんで4組の吉田はアンタのそばにいても
      髪の色が変わんないわけ?」

    「他人の感情を察する能力が先天的に低い人は
      わたしの影響を受けにくいようです」

    「ああ……あいつ、やっぱ、アスペか……」

    183 = 177 :

    「いつにも増して長げぇな、校長の話……」

    「髪バカも相当ふらついてきてるわ」

    「意識が飛びかけてンのか?
      どいつもこいつも、限りなく夏の陽みたいな白い髪……眩しッ」

    「勘弁してくれってのよねえ……校長も見てわかれっての。
      空も地上も見渡す限りクソ眩し……あッ!」

    「……?」

    「……社会の岡崎!」

    「え? ……ああッ!?」

    「あいつの髪、色が変わってねえ! ヅラって噂は、じゃあ……?」

    「やめろ! 見るな! それが武士の情けだ!!」

    184 = 177 :

    「あ~、もうダメ! 現国捨てた!」

    「……やっぱりか!」

    「なにが?」

    「テスト中、見渡す限り、
      うんこと腐った蛇瓜のあいのこみたいな、
      今にも臭ってきそうな髪ばっかになってたのは……」

    「あはははは! テスト中はよそ見なんかしちゃあダメだぞ?」 メッ

    「うるせえ! 
      てめえいっぺん禅寺にでも籠もって、精神鍛え直してこい!!」

    185 :

    あげ

    186 = 177 :

    先生「あー。
        お前はマラソン大会、ずっと歩いてていいぞー。
        ゴールさえすりゃあ、あとはどうでもいいからー」

    「言われなくとも歩く気満々! d(゚∀゚)=3」

    「うわっ先生ずるー」

    「疲労がたまって自棄になってくると
      すっごい邪悪な髪色になるもんなあこいつ」

    先生「沿道の住人から苦情が来て困るのは先生だから」

    「人に迷惑をかけちゃあいけないよね☆(ゝω・)v」 キャピッ

    「……」



    「お前だけ外に出ず、
      トラックを距離分ぐるぐる回ってりゃいいじゃん……」

    先生「……あー」

    「…………」

    「うっわ、こいつ今すっごい絶望してる……
      みんなして霧の朝に飛んでる蛾みたいな色になってる……」

    187 = 177 :

    「すべてをわたし色に染め上げられるこの能力……
      なにか、陳腐なSF的用途がありそうな気がするよ」

    「自分でも陳腐だってわかってるんだなそれ」

    「感情が伝染するってのはよくあるネタだけど、
      アンタのはただ単純に迷惑なだけだから」

    「NASAの黒服の男達がわたしを狙ってるー!!」 イヤイヤイヤーン

    「NASAも迷惑でしょ……」

    「じゃあJAXAがわたしを狙ってるぅー!!」 ウネウネウネ~ン

    「ただでさえ予算少ない人たちに余計な仕事さすなよ……」

    「だいたいどっちかっつうと
      研究所向きじゃなく見せ物小屋向きの人材だろお前は」

    189 = 185 :

    あげ

    190 = 177 :

    「……いかん。思ったより人混みがひでえ!」

    「どこよあのバカ?」

    「わかんね。携帯は繋がんないし」

    「……」 キョロキョロ

    「見つかった?」

    「たぶん向こうも困ってるはずだから、
      周囲の髪色が変わってるはず」

    「あ、そうか!」

    「髪色が変わってる集団の中にいる!」

    「よし!」



    「……いませんねぇ。あいつも、髪色が変わった集団も」

    「まさか……あのバカ……」 プルプル

    「ひょっとして人とはぐれても何一つ困ってないんじゃ……」

    「えええええーい! 
      珍しく役に立ちそうなシーンでまったく使えーん!!」

    191 = 177 :

    「たすけて! 追われてるの!」

    「事情はよくわからんがたぶんそいつぁ自業自得だ!
      だから俺はまるっと無視するぜ!」

    「ひどい!」

    「……で、何したの?」

    「出棺の現場に出会した時、
      わたしはちょうどガチャガチャが二回連続で二個出て
      まさしく有頂天の心地でありました! 」

    「……」

    「みなさん、満開のコスモスみたいな色の髪になって、
      もう大爆笑大爆笑」

    「お前のせいじゃねえか!」

    「故人は果たして遺族の涙を望んでいたでありましょうか? (`・ω・´)キリッ」

    「たとえそうだとしても、空気を読め空気を!」

    「空気を髪にプリントする能力!」 クワッ

    「いやマジでお前のバカ能力はご近所に知れ渡ってるんだから
      多少は自重したほうがいいぞ」

    「それといい年こいてガチャガチャはやめろ」

    192 = 177 :

    「まさか孔雀の羽までわたしの影響で色が変わるなんて……」 ゴクリ

    「人間の髪もある意味孔雀の羽とおんなじように
      ディスプレイ目的なとこがあるしねえ」

    「あの孔雀、繁殖期だってな。可哀相に」

    「ストレスで羽根が抜けたって飼育員さん言ってたよ?」

    「知らん! 奴も男なら見た目じゃなく中身で勝負すりゃいいんだよ!」

    193 = 185 :

    あげ

    194 = 177 :

    「せめてッ!
      相手がハゲであっても
      わたしに影響された時だけ髪が生えて色がつく……

      そのぐらいゴージャスな能力だったら
      ただの迷惑お嬢じゃなく、もちょっとはちやほやされていたかも知れないのに!」

    「どっちにしろ超微妙」

    「どうあがいてもアンタのバカ能力が役に立つ日は来ないんだから、
      せいぜい迷惑かけないよう自重しなさい」

    「ああ、髪よ! 
      なにゆえこのか弱き乙女にかくもつらき試練をお与えになったのですか!!」

    195 :

    いつの間にか設定が変わってる?

    196 :

    書く人が変われば設定も微妙に変わるさ

    197 = 177 :

    ほな元の設定でもちっと書いてみますか……

    198 :

    人によってスレタイの解釈が違うのが新ジャンルの面白いところ
    絶対にこうじゃないといけないなんてないよ

    199 = 177 :

    いや自分でもこのパターンはもう限界だから

    200 = 177 :

    「今は平常時で黒だけどさ」

    「うん」

    「平常時がもっと混沌とした色だった可能性もあるんだ?」

    「げっ」

    「三原色は押さえてるから、理論上、全色出る可能性があるわけだし」

    「や、やばかったねそれは……我がことながら……」


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