元スレ新ジャンル「砂かけ少女」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
152 = 112 :
やきもきするぜ
153 = 145 :
砂「男さーん・・・」フラフラ
男「なんだ、今日は砂ぎれか?」
砂「そうなんですよー・・・」フラフラ
男「それで家まで送って欲しいとか?」
砂「・・・もしかして、ばれてました?」
男「最近様子が変だったからな」
砂「あの、変な意味じゃないんですよ!」
男「そこまで考えて無いぞ」
砂「お父さんに男さんの事話したら、是非連れてこいって、それで・・・」
男「まあ、別にいいけど?」
砂「えっ!?いいんですか?」
男「家に招待されて断るヤツなんて居ないだろ」
砂「~~~ッ」バササァ
男「うおあああああああ久々に目にいいいいいいい」
砂「えへへ、よかったー!」バサァ
154 = 145 :
砂「男さーん!」バッッッッサァ
男「テンション高いな」
砂「・・・ちょっと撒きすぎちゃったかなー」サッサッ
男「回収すんなよ」
砂「では、家まで案内しますねー」
男「お、おう(あれ、緊張してきたな)」
<砂かけ邸前>
砂「ここです!」
男「・・・意外と近代的な家だな」
砂「ふふふ・・・実はここ、普段は空き地なんですよ!」
男「は?なんだそれ?」
砂「これ以上は秘密です!さぁどうぞ!」
男「お、おう」ドキドキ
155 = 145 :
砂「ただいまー!」
砂父「うむ・・・お帰り」
砂「えっと、この人が男さんだよ!」
男「あ、は、はじめまして。男です」
砂父「ふむ・・・君がそうか・・・」
砂「お父さん、何その話し方何?」
砂父「ふむ・・・」
男「・・・?」
砂父「・・・いやー!ちょっと威厳が出るかと思ってなー!はっはっは!」
男「!?」
156 = 145 :
砂父「ささ、入って入って!」
砂「男さんどうぞー」
男「お邪魔します」
砂父「おっとその前に!いらっしゃーい!」ザバァッ
男「うわぁ!!」
砂父「はっはっはー!」
砂「あ、今のは歓迎の砂かけですからー」
男「あ、ああ、歓迎されてるんだ・・・良かった」
男「(早々に砂まみれだ・・・)」
----
>>155の何2回は凡ミス 念の為
157 = 145 :
砂父「君の事はいつも娘から聞いてるよ」
男「そ、そうですか」
砂「ちょ、ちょっと、お父さん!何言ってるのー!」バサァ
砂父「はっはっは!照れるな照れるな!」バサァ
男「(会話の合間に砂が舞っている・・・すごいな)」
砂父「さあ、男君!」
男「は、はい」
砂父「早速なんだが、君に見せたい物がある」
男「はい、何ですか?」
砂父「私の傑作砂コレクションだ!!」
男「!?」
砂「お父さん、またー?」
砂父「いいじゃないか!さぁこっちだ!」グィッ
男「え、え?ちょっ!」ズルズル
158 = 145 :
砂父「これはサハラの砂だ!どうだ?輝きが違うだろう?」
男「は、はぁ・・・言われてみれば・・・」
砂父「それからこれは、インドからこっそり持ち帰った神の砂というものだ!」
男「ど、どことなく、神々しいですねぇ、ははは」
砂父「そうだろう!うむ、君は違いの分かる男だな!」
男「い、いやぁ、そんなんじゃ無いと」
砂父「ほら、これはどうだ?各地を回ってブレンドして作った願いの叶うという」
??「パパー、お客さん?」
砂父「おお、妹かー。ほら挨拶しなさい!」
男「(妹か、そういやいるんだったな)」
159 = 145 :
砂妹「こんにちはー、妹ですー!」パサァ
男「ああ、始めまして。砂から聞いてるよ」
砂妹「お姉ちゃんのお友達?」
男「うん、よろしくね」
砂妹「はーい!」パサァ
砂父「ほら、じゃあ向こう行ってなさい」
砂妹「駄目―!妹も遊ぶのー!」グイグイ
男「うわっと」
砂父「あ、おいおい妹!」
男「いいんですよ。少し妹ちゃんと遊んできますね」
砂父「そうかい?じゃあ頼もうかね!」
砂妹「はやくー!こっちこっちー!」
160 = 145 :
男「さて、妹ちゃん、何して遊ぶの?」
砂妹「・・・」
男「・・・ん?」
砂妹「まったく、どんな人間かと思えば、さえないヤツ」
男「!?」
砂妹「何よ、文句あんの?」
男「(な、なんだ?口調が変わったぞ??)」
161 = 139 :
おい俺の砂妹ちゃんがダークサイドに落ちたぞ
おい紀伊店のか
162 = 145 :
男「えっと、妹ちゃん・・・?」
砂妹「馴れ馴れしく呼ばないでくれますー?」
男「え、え?」
砂妹「さて、単刀直入に言おうかな」
砂妹「金輪際、お姉ちゃんに関わらないでもらえますー?」
男「なっ!?いきなりどういう事だよ!」
163 = 145 :
砂妹「・・・はぁ~」
男「ッ!?」
砂妹「あのさ、ダイヤに傷あったらどうなると思う?」
男「は?」
砂妹「曇るでしょ?曇るよね?価値下がるよね?そんくらい分かるよね?」
男「ああ、そりゃまぁ・・・」
砂妹「あんたその傷だって言ってんの!」
男「はぁ!!?」
164 = 145 :
砂妹「うちは先祖代々、砂かけの一族なの!曇りの無い純血なの!」
男「・・・」
砂妹「お姉ちゃんはね、将来は砂かけの一族を継ぐの!分かる?」
男「・・・」
砂妹「そこに人間の血が入るとか・・・絶対無理!てか不可!」
男「・・・俺は、別にそこまでは・・・」
砂妹「まあ、どうせそのうちお姉ちゃんとは会えなくなるけどねー」
男「は!?それどういう・・・」
砂「あれー?男さーん、どこですかー?」
男「!」
砂妹「おねーちゃん!こっちこっちー!」
男「!?」
165 = 145 :
砂「あ、妹ちゃん、男さんと遊んでたの?」
砂妹「うんー!お話してたのー!」
砂「そっかー、良かったね!男さん、ありがとうございます!」
男「・・・」
砂「あれ、どうかしました?」
男「いや、なんでもないよ」
砂「そうですかー?」
砂妹「おなかすいたー」
砂「あ、そうだ!お食事用意しましたから、一緒に食べましょう!」
男「あ、ああ、ありがとう・・・でも今日はお暇するよ」
砂「え!?もう帰っちゃうんですか!?」
男「・・・ごめんな」
----
書溜時間 遅筆御免
167 = 145 :
砂父「折角食事も用意したんだ、少しくらいいいだろう?」
男「すいません、急用を思い出したもので・・・」
砂「あ、じゃあ私そこまで送っていきますね!」
砂妹「お兄ちゃんばいばーい!」
砂父「男君、またおいで」
男「・・・はい、お邪魔しました」
砂「どうしたんですか?元気ないですね」
男「・・・なあ、砂かけ」
砂「はい?」
男「お前の家族、やっぱみんな砂かけなんだな」
砂「そうですねー。でもちょっと違うんです」
男「?」
168 = 145 :
砂「うちは代々砂かけの一族なんですけど」
男「うん」
砂「代がわりがあるんですよ」
男「代がわり?」
砂「はい、今はお母さんが継いで『砂かけ女』を名乗ってます」
男「そういや、今日いなかったな」
砂「・・・いたんですけどね」
男「え!?気づかなかった・・・失礼な事したな」
砂「いえ、仕方ないんですよ」
男「?」
砂「『砂かけ女』は人からは見えないんです」
男「!」
169 :
追い付いた
170 = 145 :
男「でも、お前は見えてるだろ」
砂「私はまだ、『砂かけ女』を継いで無いので・・・」
砂「でも、私も、将来は・・・」
男「(さっきのはそういう事だったのか)」
男「(こいつが砂かけ女を継いだら、会えなくなるって事・・・)」
砂「まあ、まだまだ先の事なんですけどね!えへへ」
男「・・・」
砂「ん?男さん?」
171 = 145 :
男「(将来、こいつと会えなくなる?)」
男「(俺が砂かけ一族の中に入れば血が穢れる?なんだそれ)」
砂「男さん?」
男「(・・・ん?ちょっと待て)」
男「(なんか付き合ってる前提になってないか?)」
男「(待て待て待て、俺らは友達だろ!そうだよ!)」
男「(一族の血とか、そういうの関係ないだろ!)」
男「(友達と会えなくなる、それがちょっと寂しいだけだろ!)」
砂「男さーん、おーい」パサッ パサッ
男「あーーーーもう!なあ砂かけ!」
砂「は、はいい!」ビクッ
男「とりあえずお前、当分砂かけ女継がないよな?な!?」
砂「へ?は、はい・・・」
男「ならよし!帰る!つーか靴の中に砂いれんな!」
砂「な、なんなんですかー男さーん!まってー」
173 = 145 :
<数日後>
男「・・・はぁ、何を気にしてんだ俺は」
男友「おう、男―!」
男「あ?ああ、男友か」
男友「何だよ、珍しく元気ないじゃんか」
男「お前の能天気さが羨ましいわ」
男友「ははーん、さては、恋、だな?」
男「は!?ば、馬鹿じゃねーの!?」
男友「ヒッヒッヒ!図星だろ?」
男友「そんな男君にビッグニュースがあるんだけど!」
男「は?」
174 = 145 :
男友「なんと!ダブルデートをセッティングしました!」
男「ダブルって・・・誰と誰だよ」
男友「俺と、お前と、砂子ちゃんと、土谷さん」
男「!!な、なんで土谷さん!?」
男友「隠さずとも分かるぞ親友よ!」
男友「お前、前から土谷さん狙ってただろ?ん?」
男「べ、別に狙ってねーよ!」
男友「まぁまぁ、照れるなって!上手くやっといたからさ!」
男「いやだから、そういうんじゃ」
男友「だ・か・ら・だ!ちゃんと砂子ちゃん誘っといてね♪」
男「・・・強引すぎだろお前」
男友「恋に犠牲はつきものなのさ☆」キラン
男「俺が犠牲かよ・・・」
177 = 112 :
いいね
178 = 139 :
久々に新ジャンルの長寿スレがきてうれしいです
179 :
ふひひ
180 :
とりま職人おつ
ホッシュルーム
181 :
男「という訳で、海に行く事になったんだが(半ば強制的に)」
砂「・・・」ギュッ
男「うん、そうだな、人見知りだな」
砂「だってー・・・」フルフル
男「んー、やっぱ断っておくかー」
砂「でも男友さんに悪いですよね・・・」
男「ん、用事あるとでも言っとくから」
砂「すいません・・・」
??「ふっふっふ・・・」
182 = 181 :
男友「石少 ・ 子 ちゃん!」
砂「きゃああああああああああああ」バッサァ
男「男友!?」
男友「ぶっはぁ・・・やっぱりコレ、いいわー・・・」
男「お前・・・」
砂「いきなり来るからびっくりして砂かけちゃったじゃないですか!」
男友「いやいや、気にしないで、てかもっとかけてもいいよ?」
男「やめろ変態」
----
ちょと忙しかった 書いた分貼って寝
183 :
おやすみ乙
184 = 181 :
男「で、何しに来た」
男友「キミだけじゃ勧誘失敗すると思ったからネ!」
男「う・・・」
男友「砂子ちゃん、一緒に海行こうよ!」
砂「でも私、水が苦手で・・・」
男友「大丈夫!泳げなんて言わないから!」
砂「でも、でもー・・・」
男「ほ、ほら、砂子嫌がってるし・・・」
男友「海に広がる砂浜・・・きれいだよー?砂いっぱいあるよー?」
男「変な誘い方すんな!」
砂「砂・・・いっぱい・・・」
男「お、おい砂子・・・?」
砂「い、行きますっ!すっごい行きます!」
男「何ぃいいいいいいい!?」
186 = 181 :
男「お前、行くって・・・マジか?」
砂「砂の誘惑に勝てそうもありません!」
男友「さすが砂マニアの砂子ちゃん!」
男「ん?・・・なんだ砂マニアって」
男友「え?だってそうだろ?四六時中砂持ち歩いてる位だし」
男「んー、ま、まぁ、そうか」
砂「え?私、砂マニアというか砂」
男「ちょっと待て砂子!」
砂「ヒソ(なんですか男さん)」
男「ヒソ(一応砂かけ女って事は言わないで置こう)」
砂「ヒソ(なんでですかー?)」
男「ヒソ(ややこしくなりそうだからな)」
男友「おい、そのヒソヒソ俺も混ぜろよ」
男「悪い、もう終わったわ」
男友「く、悔しい・・・」
187 = 181 :
??「あ~、男君と男友君だ」
男「ん?あ、土谷さん」
土谷「こんな所で何してるの~?」
砂「うっ・・・」ギュッ
男「!!」
バササァ
土「きゃっ!!」
男「うわぁあっ」
土「わっ!男君大丈夫~!?砂だらけだよ!?」
男「ああ、大丈夫。ゴメンね、こいつちょっと人見知り激しくてさ」
砂「ご、ごめんなさい!」
男友「男め・・・羨ましいヤツだ・・・」
土「え~っと・・・その子、誰?」
188 = 181 :
土「あ~!もう一人の子ってあなただったんだね」
砂「あの、砂子です、は、はじめましてー・・・」ギュッ
土「はじめまして、土谷です。よろしくね~」
土「男君の・・・友達?」
男「ああ、まあね」
土「こんな可愛い子連れちゃって、ほんとは彼女とか~?」
砂「~~ッ///」ギュウウウウ
男「いやいや、そ、そうじゃないから」
土「ふ~ん・・・怪しい~?」
男友「あ、そういや土谷、ミーコとは連絡付いた?」
土「うん、絶対参加だって~!」
男友「そっかそっか」
男「あれ?男友、もう一人来るのか?」
男友「ヒソ(今のところは、な☆)」キラン
----
寝
189 = 179 :
おやすみ
190 = 180 :
おやすみなさいませ、なの。
191 :
おやすみ
192 = 179 :
ふむ
194 = 179 :
うん
196 = 180 :
おはようございます、なの
199 :
ふ
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