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    元スレ複合ジャンル「魔女の子作り事情」

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    151 = 1 :

    「寮?」

    「うんっ 勉強第一!みたいなねっ」

    「やっぱり成績とかあるのか?」

    「そりゃそうよ~ 血眼で勉強したんだから」

    「学歴社会はお互い様だな・・・・」

    「魔女はね、自分の魔力に応じて"滞在時間"が決まるの」

    「?」

    「つまり、魔力値が高ければ高いほど滞在できる時間は長いのよ」

    「ふ~ん」

    152 = 4 :

    さる

    153 = 1 :

    「時に、一ヶ月は?」

    「よくぞ聞いてくれた!魔法学校で主席卒業の私だからこそなせる滞在時間なのよ?」

    「となると優等生なわけか!」

    「ほっほっほっほ」

    「そ、そんだけ優等生ならさ・・・」

    「?」

    「べ、別に魔法でも使って俺を好きなように扱えるんじゃないの?」

    「・・・・えぇ~、そんなことしないもん」

    155 = 1 :

    「罰せられるから?」

    「愛よ、愛がないじゃない」


    何を言い出すんだお前は
    いきなり子育て強要する時点でお前の愛が一方通行じゃねーか!
    にしても憎らしいほどの優等生じゃねーか・・・


    「ちなみに人間界では使える魔法が制限されちゃうのよね」

    「ほう」

    「まぁ蛙にするくらいはできるけどねっ」ニヤッ

    「おうっ・・・」

    「ふぁ~ 眠くなってきちゃった・・・」

    156 = 4 :

    さるよけ

    157 = 1 :

    「やけに早いな」

    「ん・・・今日はちょこっと遠くに行ってたから」

    「遊園地か?」

    「内緒♪」

    「ふ~ん」

    「さっ、寝よ寝よっ」

    「断固×拒否!」

    「えぇー!」

    「いい加減にわかれよ」

    159 = 1 :

    「まだレポートの宿題がある」

    「えぇー、じゃぁまだ起きてる」

    「別に構わんよ・・・寝ろ」

    「いいもんっ起きてるも~ん」

    「勝手にしろ」
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・
    ・・・
    数日後
    さぁ、魔女襲来から数日経ったわけだが・・・・・・

    「さぁ今日こそ子作りするぞー!」

    160 :

    しえんた

    161 = 1 :

    ま、何も変わってないな
    起きたことと言えばコイツが俺のバイト先をつきとめた事
    あぁあと・・・最近いつも料理を作って待ってくれてることかな?
    悪い気はしないよな、誰かがいるのって・・・・

    「おやすみ・・・」

    「ぶー」

    「ぶーぶーうっさい・・・」

    「~♪」ギュッ

    「・・・///」

    毎回これだけは慣れないな・・・

    162 = 1 :

    クリスマス4日前

    あと三日でクソイヴじゃねーか!!
    あぁ!今年は大学生だから可愛い彼女とクリスマス・・・なんて考えていたが・・・


    「じんぐるべーる♪じんぐるべーる♪ゴングが鳴る~」

    「鳴らしてどうするんだ・・・」


    ・・・・こうなりゃ俺も思いをぶちまけるしかないな!

    「よし!」

    「?」

    「今日は・・・・決めるぜ?」

    「ま、まさかやっと私と・・・」

    「女友にアタックだ!」

    163 = 16 :

    さるよけ

    165 = 1 :

    そう!密かに思いを寄せていた彼女に・・・・
    『クリスマスどうするの?』『そ、そういえば今年のクリスマスも暇だなぁ~』
    ・・・・・後者でいくか!!

     大学

    「よっ」

    男友「おう」

    女友「あ、男君 おはよう」

    「あ、あぁおはよう(女友・・・・)」

    男友「男、今年のクリスマスは?」

    「あ、あぁ暇なんだよなそれが・・・・(!ナイスアシストだ!!)」

    166 :

    さるよけ

    167 = 1 :

    女友「えぇ!?女さんは?」

    「い、いやあいつは彼女じゃないからさ・・・」

    女友「ふ~ん」

    男友「なんだ、じゃぁダメだな・・・」

    女友「うん・・・」

    「なんだ?」

    男友「いやあのさ、俺と女友がクリスマスにディズニー行くからさ、良ければお前と女ちゃんもって思ってさ」

    「えっ」

    男友「ダブルデートってやつ?」

    169 = 1 :

    「そ、そうか あぁうえっとまぁ2人で楽しんでこいよ!」

    女友「そう?じゃぁ2人で行くってことで」

    男友「おうっ」

    「(ま、まさか・・・男友が言ってた相手って・・・・・・・勝負はすでについていたのか・・・)」

    「・・・(ははは、バカだな俺)」

    「・・・・わり、俺今日もう帰るわ」

    男友「えぇ!?もう?」

    170 = 16 :

    虚しいな

    171 = 1 :

    「・・・んじゃ」


    HAHAHAHAHA!!!クソスマス!!消えて無くなれクソスマス!
    このクソッたれが!あぁぁぁ鳩山政権今すぐ法律を変えてくれ!!!!
    ・・・・・・・・・・いつもなら いつもならどっかで道草くって帰るはずだ
    けど、なんで俺は直帰してるんだろうな


    「・・・・・ただいま」

    「?早いねっ」

    「ん」

    「風邪?」

    「違う」

    173 :

    ザーメン勇者の人かな?
    支援

    174 = 16 :

    さるか?

    175 = 1 :

    うんこしてたwwwwwww
    >>173 誰それ?うんこwwwwwwwwwwwww?

    「じゃぁサボりだ!」

    「うっさいなぁ!!」

    「っ・・・」ビクッ

    「・・・・」

    なーに怒鳴ってんだ俺?最低だな、こいつに八つ当たりするなんて・・・・
    フラれたなんて恥ずかしく言えないが、・・・・どうやらこいつも感づいたみたいだ


    「ご、ごめん・・・」

    「・・・・すまん、怒鳴って」

    「んーん、ちょ、ちょっとびっくりしただけ・・・」

    「・・・・?どうしたお前?」

    176 = 1 :

    「・・・え?別に・・・」ボーッ

    「・・・・ちょっとデコ貸せ」ピトッ


    予感的中 こりゃ熱ですな

    ────ピピピッ

    「・・・38.6℃か、ちょっと高いな」

    「・・・・平気だよ」

    「平気じゃない、じっとしてろ」

    「えぇー・・・コホッコホッ」

    177 = 1 :

    いつかは風邪でも引けば・・・・・なんて思ってたのに、実際心配してるじゃねーか
    心変わり?情が移った?
    よくわからん 女友にフラれたからなのか?よくわからん・・・
    考えれば考えるほどわからなくなってくる 何だコイツは・・・胸のとっかえは・・・

    「こづくりー・・・コホン」

    「おら、お粥だ」

    「てづくりー」

    「食えるか?」

    「あーん」モグモグ

    「大丈夫か?なんか魔女特有の風邪とかじゃないよな?」

    178 = 1 :

    飯や

    179 = 16 :

    うんこかよ!

    180 :

    しえん
    さるさんは仕方ないけど、ゆっくりでいいからちゃんと終わらせて欲しい

    181 = 1 :

    「普通の風邪かな・・・」

    「そ、そうか・・・とりあえず安静にしてろ」

    「うぅ~」

    「あのなぁ、このまま長引けばもっと酷いことになるかもしれんぞ?」

    「・・・やだ」

    「わがまま言うなっ」

    「・・・・・・・」

    「・・・・・・・・」

    182 = 1 :

    「・・・・」

    「デコ貸せ・・・・」

    「ん~へへぇ 顔近い・・・」

    「・・・・・」チュッ

    「ッ──」


    俺は自分でしておいて頭が真っ白になった なんかこう、キスなんて・・・ガキの頃以来だ
    恥ずかしいっていうか なんかその・・・負けた気がした それが本心だ


    「・・・・・ンフフフ」

    「いいな?寝ろよ?」

    「うんっ♪」

    「(嬉しそうに・・・)」

    183 = 1 :

    「」zzz...zzz...

    どうやら寝たらしい このまま早いうちに良くなってくれるといいがな
    いや、別に断じて心配だからと言うわけじゃない
    ただ俺の負担が増えるだけだからな、だから早く治ってほしいと思ってるだけだぞ!本当だ!
    治ったところで子作りなんてしないからな!


    「・・・・とは言え、キスまでしちまったからな・・・」

    「男・・・・君・・・」

    「調子に乗るかもしれんな」

    184 = 1 :

    翌朝

    「・・・・大丈夫か?」

    「ん~」 ピピピッ

    「37.2℃!・・・・だいぶ下がってるな!」

    「多分あのキスのおかげかな~♪コホッコホッ」

    「ば、ばか言ってないで寝てろ・・・」

    「は~い」

    「・・・・・」

    186 = 1 :

    「・・・・・・」

    「・・・・なんだよ」

    「・・・・」

    「露骨に要求するなっ」

    「えへっ バレた?」

    「治ったらしてやる だから寝てろ」

    「はーい」


    『治ったら』だってさ 俺は何を言ってるんだろう
    それにこいつのこの笑顔・・・。後々断りきれないな・・・・・・。
    キスってほら、お互い好きすることじゃないか ・・・お、俺は別に女のことは・・・

    「」zzz...zz....

    「やれやれ・・・・」

    「あと、10日もないか・・・」

    187 = 1 :

    翌日

    「どれ・・・・36.2℃か」

    「治ったー!」

    「まぁまぁ病み上がりなんだから静かにしてろ」

    「今日からまた一緒に眠れる~♪」

    「あのなぁ・・・・」

    「ねぇねぇ」

    「なんだよ」

    「治ったぜ!」

    「・・・・・・・・・(覚えてたか)」

    188 = 1 :

    まったく覚えてるなんてな・・・
    まぁ約束は約束だからな・・・・・・・・・・・

    「わ、わかったよ・・・・」

    「・・・・・」

    「・・・・・・・・」

    「えへっ、嘘♪やっぱいや♪」

    「んえ?」

    「だってなんか申し訳ないしっ んへへ」

    「そ、そうか」

    なんだ、俺のちょっとした決心は無意味だったわけだな
    ・・・なんか哀しい笑顔してるな 気のせいか?
    ・・・・そんな顔するなよ 

    189 = 16 :

    さるよけ

    190 :

    ぱんつぬいだ

    192 = 1 :

    ──────────クリスマスイブイブ

    もう20日以上経つ
    さて、本題の子作りはもちろん子の字もしていない
    以外と女は一緒に寝るだけで了承してくれるからな


    「もうクリスマス目前ね」

    「だな」

    「ご予定は?」

    「・・・・・うるせぇ」

    「まぁ!」

    「悪いか?」

    193 = 1 :

    もうこの時期はどこもかしこもクリスマスブームだ
    マジでクリスマスじゃない雰囲気は近所の松屋くらいだからな・・・


    「・・・何も予定がないんだ」

    「そうだよ」

    「さぁそこで私から発表があります!」

    「?」

    「このたび私!魔女の世界に帰ることになりましたー!!」

    194 = 16 :

    さるよけ

    196 = 17 :

    脱いだ

    198 = 1 :

    てs!

    199 = 1 :

    「ふ~ん・・・・ええ?」


    帰る?何を言ってるんだお前は
    まだ来て20日くらいじゃないか まだ時間はあるはずだぜ?
    それに帰るって俺やばくね?強制労働フラグじゃねーか

    「あ、いつしか言った強制労働とかは嘘だからねっ♪」

    「そ、そうか・・・・」

    「安心したまえ!」

    「・・・・」

    正直安心なんてしなかった 
    なぜだろう、20日間程度過ごしただけなのにさ・・・・
    いなくなるなんて考えるとさ  考えられんな ハハハッ・・・・クソッ

    200 = 1 :

    「なんか急用か?」

    「魔導大臣から連絡入ってね、夕方までに帰って来いって・・・」

    「そうか・・・急だな・・・」

    「寂しい?」

    「・・・・いや」

    「えー!」

    「たった20日だけじゃ変わらないな」


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