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元スレ新ジャンル「妹ストーカー」
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兄「なんだお前か びっくりさせやがって」
妹「・・・んで」
兄「え?なんだって?」
妹「死んで!」
兄「何だ!?冗談・・・うわっ」
グサッ
妹「これでずっと一緒だね」
兄「助けて・・・・」
妹「・・・・」
完
妹「・・・んで」
兄「え?なんだって?」
妹「死んで!」
兄「何だ!?冗談・・・うわっ」
グサッ
妹「これでずっと一緒だね」
兄「助けて・・・・」
妹「・・・・」
完
>>251
焦ったwwwww
焦ったwwwww
>>251
びびったwww
びびったwww
>>216続き
ス「……」シャァァァアアア…
男「……」チャプ…
男(……なんなんだ、さっきから黙りっぱなしだ。こいつは、俺の妹を演じているハズだよな?そんなに自分の知らない情報があったのが嫌だったのか?)
ス「……」キュッ、ゴシゴシ
男(……しかも、俺もなんやかんやで落ち着いて湯船に浸かっちまってるし)
ス「……」ゴシゴシ
男(……こいつも腕を洗い出したし、まだタオルを巻いているうちに出るか)ジャバッ
男「……出るぞ」
ガチャ
男(……なんで出るのにひと声かける必要があったんだ。なにをやってんだよ、俺は)
男(ストーカーだぞ。しかも、堂々と妹を名乗って俺の生活を脅かす)
男(……なのに)
ス「……」ゴシゴシ
男(……なんで、心配なんてしてるんだ…)
ス「……」シャァァァアアア…
男「……」チャプ…
男(……なんなんだ、さっきから黙りっぱなしだ。こいつは、俺の妹を演じているハズだよな?そんなに自分の知らない情報があったのが嫌だったのか?)
ス「……」キュッ、ゴシゴシ
男(……しかも、俺もなんやかんやで落ち着いて湯船に浸かっちまってるし)
ス「……」ゴシゴシ
男(……こいつも腕を洗い出したし、まだタオルを巻いているうちに出るか)ジャバッ
男「……出るぞ」
ガチャ
男(……なんで出るのにひと声かける必要があったんだ。なにをやってんだよ、俺は)
男(ストーカーだぞ。しかも、堂々と妹を名乗って俺の生活を脅かす)
男(……なのに)
ス「……」ゴシゴシ
男(……なんで、心配なんてしてるんだ…)
申し訳ない、飯食ってた
炊き込みうめえwwwww
じゃ、また投下再開します
炊き込みうめえwwwww
じゃ、また投下再開します
男(そういえば……親父とお袋の部屋)
ガチャリ
男(……13年前のまま。当たり前だが)
カタッ
男(二人の写真……なあ、教えてくれ)
男(俺は一体、どうなるんだ?)
男(俺は、あのストーカーとどうする気なんだ?)
男(俺は………あれ?)
ゴソゴソ
男(………ない)
男(叔父と叔母の元を離れ、再び実家に戻ったのが4年前)
男(今まで気がつかなかったが……なぜ、家族全員が揃っている写真がないんだ?)
男(明らかにおかしいだろ。アルバムはどこだ?)
ガサゴソ
男(……やはり、無い。アルバムが無いなんて……あり得るのか?)
ガチャリ
男(……13年前のまま。当たり前だが)
カタッ
男(二人の写真……なあ、教えてくれ)
男(俺は一体、どうなるんだ?)
男(俺は、あのストーカーとどうする気なんだ?)
男(俺は………あれ?)
ゴソゴソ
男(………ない)
男(叔父と叔母の元を離れ、再び実家に戻ったのが4年前)
男(今まで気がつかなかったが……なぜ、家族全員が揃っている写真がないんだ?)
男(明らかにおかしいだろ。アルバムはどこだ?)
ガサゴソ
男(……やはり、無い。アルバムが無いなんて……あり得るのか?)
男(……そうだ。ストーカー……あいつが持っている?)
スタスタ、ガチャリ
男(……あれ?ここは、物置だったよな?……なんでだ……)
ヒタッ
男(なんで………)
ヒタッ
男(なんで、こんなに広くなってるんだ!?こんな、こんな……ベッドや、机が入る広さだったか!?)
男(いや、そもそも……)
男(ここは、物置だったか?あああああちくしょう、記憶が、記憶がこんがらがって、わけ分かんねェよ……)
男(だれか……だれか……)
ス「……お兄ちゃん?」
男「う、うわぁっ!?」
ス「……ダメだよ、勝手に私の部屋に入ったら」
男「……ぁ……あ……」ガクガク
ス「……今夜はミートソースだよ、お兄ちゃん」
スタスタ、ガチャリ
男(……あれ?ここは、物置だったよな?……なんでだ……)
ヒタッ
男(なんで………)
ヒタッ
男(なんで、こんなに広くなってるんだ!?こんな、こんな……ベッドや、机が入る広さだったか!?)
男(いや、そもそも……)
男(ここは、物置だったか?あああああちくしょう、記憶が、記憶がこんがらがって、わけ分かんねェよ……)
男(だれか……だれか……)
ス「……お兄ちゃん?」
男「う、うわぁっ!?」
ス「……ダメだよ、勝手に私の部屋に入ったら」
男「……ぁ……あ……」ガクガク
ス「……今夜はミートソースだよ、お兄ちゃん」
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!
『俺には妹がいないのにいつの間にか家に妹がいた…』
な、何を言ってるのかわからねーと思うが
『俺には妹がいないのにいつの間にか家に妹がいた…』
な、何を言ってるのかわからねーと思うが
カチャ…カチャ…
男「………」
ス「……どうしたの、お兄ちゃん?食欲無いの?せっかくお兄ちゃんの大好きなミートソース作ったのに」
男「………」ブルブル
ス「あはっ、手が震えてるよお兄ちゃん。変なの」
男「……な、なあ。……このミートソースの肉……なんの肉だ?」
ス「……クスクス…お兄ちゃん、私の部屋に勝手に入っちゃったもんね?私を怒らせちゃったから、何の肉かが怖いんだー?」
男「………」ブルブル
ス「……只のひき肉だよ、ひき肉。今日はね。……でも凄いよね。お肉の味って、大豆でも再現できるんだよね」
男「……そ、そうだ、な」
ス「……ま、今度変な事したら、今度こそ入れちゃうからね、変なお肉」
男「……ご、ごちそうさま……」
ス「食器、流しに出しておいてね」
男「………」
ス「……どうしたの、お兄ちゃん?食欲無いの?せっかくお兄ちゃんの大好きなミートソース作ったのに」
男「………」ブルブル
ス「あはっ、手が震えてるよお兄ちゃん。変なの」
男「……な、なあ。……このミートソースの肉……なんの肉だ?」
ス「……クスクス…お兄ちゃん、私の部屋に勝手に入っちゃったもんね?私を怒らせちゃったから、何の肉かが怖いんだー?」
男「………」ブルブル
ス「……只のひき肉だよ、ひき肉。今日はね。……でも凄いよね。お肉の味って、大豆でも再現できるんだよね」
男「……そ、そうだ、な」
ス「……ま、今度変な事したら、今度こそ入れちゃうからね、変なお肉」
男「……ご、ごちそうさま……」
ス「食器、流しに出しておいてね」
翌朝
モゾッ
男(今日は……土曜日、か)
男(……出かける気になれない…な)
ガチャ
ス「お兄ちゃん、朝だよっ!」
男「……」
ス「……具合、悪いの?」
男「……ああ……」
ス「分かった。じゃあ、学校には連絡しておくね。静かに寝てるんだよ?」
男「……ああ……」
ス「じゃ、行ってきまーす。今日はまっすぐ帰ってくるから、待っててね」
ガチャ
タッタッタッタッ……
男「……」モゾリ
モゾッ
男(今日は……土曜日、か)
男(……出かける気になれない…な)
ガチャ
ス「お兄ちゃん、朝だよっ!」
男「……」
ス「……具合、悪いの?」
男「……ああ……」
ス「分かった。じゃあ、学校には連絡しておくね。静かに寝てるんだよ?」
男「……ああ……」
ス「じゃ、行ってきまーす。今日はまっすぐ帰ってくるから、待っててね」
ガチャ
タッタッタッタッ……
男「……」モゾリ
男「……ここが、俺の部屋」
ギシッ…ギシッ…
男「……そして、その隣が親父とお袋の部屋」
ギシッ…ギシッ…
男「……そして、ここが。あの妹を名乗るストーカーの部屋」
ガチャ
男「……物置だと、思っていた。……いや、思い込んでいた?……そうだ、俺はこの4年間、この扉を開けたことはなかったじゃないか」
男「そうだ、思い出した」
男「俺の知っている物置は……この家にはない」
男「叔父と……叔母の家に行かなくちゃ」
ギシッ…ギシッ…
男「……そして、その隣が親父とお袋の部屋」
ギシッ…ギシッ…
男「……そして、ここが。あの妹を名乗るストーカーの部屋」
ガチャ
男「……物置だと、思っていた。……いや、思い込んでいた?……そうだ、俺はこの4年間、この扉を開けたことはなかったじゃないか」
男「そうだ、思い出した」
男「俺の知っている物置は……この家にはない」
男「叔父と……叔母の家に行かなくちゃ」
あ、IDかわったので確認用のトリを
>>271も俺です
>>271も俺です
>>1の書いたやつが好き
叔父と叔母の家
男「…ごめんください」
叔父「はいはい、どちらさまで……おや、男君。急にどうしたのかな?」カラララ
男「あの、急で申し訳ありません。物置を見せていただけますか?」
叔父「また急によく分からないことをいうねぇ。構わないよ、さあ、お入んなさい」
男「失礼します」
タッタッタッ
ガラララ
男「やっぱり、ここだ。俺の知っている物置は、ここだ」
叔父「……物置が、どうしたのかね?」
男「あ、あの、叔父さん!あ、アルバムはありますか!?僕の家族も写っている、昔のやつです!」
叔父「……アルバム、かい。さあ、私は分からないねえ」
男「誤魔化さずに出してください!僕は、俺は、大事な何かを忘れているんだ!!貴方は、きっとそれを知っている!!」
叔父「……居間で、待っていてくれるかね」
男「…ごめんください」
叔父「はいはい、どちらさまで……おや、男君。急にどうしたのかな?」カラララ
男「あの、急で申し訳ありません。物置を見せていただけますか?」
叔父「また急によく分からないことをいうねぇ。構わないよ、さあ、お入んなさい」
男「失礼します」
タッタッタッ
ガラララ
男「やっぱり、ここだ。俺の知っている物置は、ここだ」
叔父「……物置が、どうしたのかね?」
男「あ、あの、叔父さん!あ、アルバムはありますか!?僕の家族も写っている、昔のやつです!」
叔父「……アルバム、かい。さあ、私は分からないねえ」
男「誤魔化さずに出してください!僕は、俺は、大事な何かを忘れているんだ!!貴方は、きっとそれを知っている!!」
叔父「……居間で、待っていてくれるかね」
えーと
①妹(のフリをしている)ストーカー(?)
②妹(が兄に)ストーカー
③妹(を兄が)ストーカー
の3種類があるってことだよな
①妹(のフリをしている)ストーカー(?)
②妹(が兄に)ストーカー
③妹(を兄が)ストーカー
の3種類があるってことだよな
ガチャ
叔父「………」
ドサッ
男「……わざわざ、ありがとうございます」
叔父「……男君。君は、多分重大な勘違いを犯しているよ。……そのアルバムは、私達のじゃあない。……君の、いや、君たちの家のアルバムだ」
男「……なぜ、実家のアルバムがここに?」
叔父「その前に、一つ尋ねてもいいかい?……最近、君の周りに、一人の少女が現れなかったかね?」
男「………はい」
叔父「そうか。……じゃあ、アルバムを開いて見るといい。そして、アルバムを見ながら私の話を聞いてくれるかね」
男「……」パラッ
男(……これは、親父とお袋と、まだベビーカーに乗っている俺。…そして、お袋に抱かれている、赤ん坊……誰だ?)
叔父「………」
ドサッ
男「……わざわざ、ありがとうございます」
叔父「……男君。君は、多分重大な勘違いを犯しているよ。……そのアルバムは、私達のじゃあない。……君の、いや、君たちの家のアルバムだ」
男「……なぜ、実家のアルバムがここに?」
叔父「その前に、一つ尋ねてもいいかい?……最近、君の周りに、一人の少女が現れなかったかね?」
男「………はい」
叔父「そうか。……じゃあ、アルバムを開いて見るといい。そして、アルバムを見ながら私の話を聞いてくれるかね」
男「……」パラッ
男(……これは、親父とお袋と、まだベビーカーに乗っている俺。…そして、お袋に抱かれている、赤ん坊……誰だ?)
>>270
俺も正直「あれ?これまといじゃね?」って思ってた
俺も正直「あれ?これまといじゃね?」って思ってた
叔父「……男君。ここまで私が話した理由がわかるかね?」
男「……どういう事ですか…?」
叔父「可哀想だが、君をこのまま帰すわけにはいかないんだ…」
ガチャガチャ!
男「………! 鍵が開かない…!? これは…!?」
叔父「・・・すまないね。」
妹「…だめじゃないの…お兄ちゃん… クス…」
男「……どういう事ですか…?」
叔父「可哀想だが、君をこのまま帰すわけにはいかないんだ…」
ガチャガチャ!
男「………! 鍵が開かない…!? これは…!?」
叔父「・・・すまないね。」
妹「…だめじゃないの…お兄ちゃん… クス…」
叔父「事は、18年前に遡るかね。ご両親、つまり私の弟と義妹の間に、君が生まれた」
パラッ
男(……これは、日付けは14年前か。親父とお袋と、俺と……女の子。さっきの赤ん坊か)
叔父「その翌年、二人はまた子供を産んだよ。それが、恐らくは男君の忘れた大切なモノ……妹さんだよ。君たちは、とても仲の良い兄妹だった」
男(つまり、この少女が、妹。……あのストーカーと瓜二つ、いや、同じ人だ)
パラッ
男(……これは、日付けは14年前か。親父とお袋と、俺と……女の子。さっきの赤ん坊か)
叔父「その翌年、二人はまた子供を産んだよ。それが、恐らくは男君の忘れた大切なモノ……妹さんだよ。君たちは、とても仲の良い兄妹だった」
男(つまり、この少女が、妹。……あのストーカーと瓜二つ、いや、同じ人だ)
>>276
①がさらに2種類かな
①がさらに2種類かな
叔父「だがね、そんな君たちを、不幸な出来事が襲った」
男「……13年前の、事故ですね」
叔父「そうだ。私たちが妹さんから聞いた話では、君と妹さんが喧嘩をしたことがきっかけで、君は家を飛び出した」
男「……そして、トラックに轢かれた。親とお袋に庇ってもらって、二人は死に、俺は生き延びた」
叔父「そうだ。……そして、その後、一先ず妹さんは君達の母方の祖父母の家に預けられた。君の意識が戻るまでね」
男(……アルバム、ほとんどのページが空白だ……本当は、ここに写真が入る筈だったのか。家族四人の写真、が)
叔父「そして、君は無事に意識を取り戻した。……だが、君の記憶からは、ポッカリと抜け落ちたものがあった。つまり、妹さんに関する記憶だけが、奇妙に無くなっていたんだ」
男「……そして、俺は叔父さんと叔母さんの所に預けられた」
叔父「そうだ。君たちは幼かった。だから、記憶のない君と妹さんを会わせるには、時期尚早だと判断したのだよ」
男「……13年前の、事故ですね」
叔父「そうだ。私たちが妹さんから聞いた話では、君と妹さんが喧嘩をしたことがきっかけで、君は家を飛び出した」
男「……そして、トラックに轢かれた。親とお袋に庇ってもらって、二人は死に、俺は生き延びた」
叔父「そうだ。……そして、その後、一先ず妹さんは君達の母方の祖父母の家に預けられた。君の意識が戻るまでね」
男(……アルバム、ほとんどのページが空白だ……本当は、ここに写真が入る筈だったのか。家族四人の写真、が)
叔父「そして、君は無事に意識を取り戻した。……だが、君の記憶からは、ポッカリと抜け落ちたものがあった。つまり、妹さんに関する記憶だけが、奇妙に無くなっていたんだ」
男「……そして、俺は叔父さんと叔母さんの所に預けられた」
叔父「そうだ。君たちは幼かった。だから、記憶のない君と妹さんを会わせるには、時期尚早だと判断したのだよ」
男「……それは何故、ですか」
叔父「彼女は幼いながら、事故は自分の所為だと泣いていたんだよ。慕っていた人間が、自分と喧嘩し、自分の所為で事故にあい、そして自分の記憶のみを無くしている。……こんな残酷な事実を、幼い無垢な少女に突きつけるわけにはいかない。そうじゃあないかい?」
男「……」
叔父「…そして、君たちはそれぞれ離ればなれの生活を送った。我々は決めていたのだ。妹さんが18を越え、二人とも冷静な判断がつく年になった時、もう一度二人を会わせようとね」
男「そして、俺は、ここで9年間を過ごした」
叔父「うむ。そして4年前、もう君は独り立ち出来ると判断した我々は、君を実家で暮らさせた。それは、実家で生活させる事で君に妹さんの記憶を思い出させる狙いもあった。……まぁ、期待通りとは、いかなんだったがね」
男「……じゃあ、何故、妹はいきなり俺の家に?」
叔父「彼女は幼いながら、事故は自分の所為だと泣いていたんだよ。慕っていた人間が、自分と喧嘩し、自分の所為で事故にあい、そして自分の記憶のみを無くしている。……こんな残酷な事実を、幼い無垢な少女に突きつけるわけにはいかない。そうじゃあないかい?」
男「……」
叔父「…そして、君たちはそれぞれ離ればなれの生活を送った。我々は決めていたのだ。妹さんが18を越え、二人とも冷静な判断がつく年になった時、もう一度二人を会わせようとね」
男「そして、俺は、ここで9年間を過ごした」
叔父「うむ。そして4年前、もう君は独り立ち出来ると判断した我々は、君を実家で暮らさせた。それは、実家で生活させる事で君に妹さんの記憶を思い出させる狙いもあった。……まぁ、期待通りとは、いかなんだったがね」
男「……じゃあ、何故、妹はいきなり俺の家に?」
叔父「それなんだがね……どうやら、妹さんが家をいきなり飛び出してしまったそうなんだ。理由はよく分からないが、行き先だけは書いてあったよ」
男「……止めなかったんですか?」
叔父「止めるも何も、我々が気が付いた時には君と接触したあとだったからね。……それになにより、そういう風に自分から行動を起こしたのは初めてだったから…我々も、その気持ちを尊重したいと思ってね」
男「……なるほど」
叔父「……これが、君の知りたかった大切なモノだよ。我々の話せる範囲だがね」
男「……ありがとうございました。……あとは…妹本人に、直接訊きます」
叔父「……それがいい。……君も妹さんも、我々が思っていた以上に大人になった。……行動は、まだ幼いところもあるがね」
男「……ええ、まだまだ子供です。でも、これでまた成長できました」
ガチャ
男「……これから、もう一歩成長してきます。妹と一緒に」
バタン
男「……止めなかったんですか?」
叔父「止めるも何も、我々が気が付いた時には君と接触したあとだったからね。……それになにより、そういう風に自分から行動を起こしたのは初めてだったから…我々も、その気持ちを尊重したいと思ってね」
男「……なるほど」
叔父「……これが、君の知りたかった大切なモノだよ。我々の話せる範囲だがね」
男「……ありがとうございました。……あとは…妹本人に、直接訊きます」
叔父「……それがいい。……君も妹さんも、我々が思っていた以上に大人になった。……行動は、まだ幼いところもあるがね」
男「……ええ、まだまだ子供です。でも、これでまた成長できました」
ガチャ
男「……これから、もう一歩成長してきます。妹と一緒に」
バタン
実家
男「ただいま」
バタバタ
ス「どこ行ってたのよ、お兄ちゃん!家帰ったら誰もいないし、保険証は家だし、心配したんだよ!」
男「……ごめんな、妹」ギュッ
ス「え、え、ふぇ?///」
男「俺……俺は、やっと思い出したんだ。俺には、妹がいたんだ。…大切な、大好きな妹が」
ス「え…あ……それって…まさか…」
男「俺は、忘れていたんだ。そして、勝手に敵にしていたんだ。……悪いのは、俺だった。……今まで、忘れていたんだ、俺は……」
ス「お、お兄ちゃん……」
男「妹…この……馬鹿な兄貴を……許してくれ……う、うぁぁぁ」
ス「……」
妹「馬鹿、許すに決まってるじゃない…」
男「ただいま」
バタバタ
ス「どこ行ってたのよ、お兄ちゃん!家帰ったら誰もいないし、保険証は家だし、心配したんだよ!」
男「……ごめんな、妹」ギュッ
ス「え、え、ふぇ?///」
男「俺……俺は、やっと思い出したんだ。俺には、妹がいたんだ。…大切な、大好きな妹が」
ス「え…あ……それって…まさか…」
男「俺は、忘れていたんだ。そして、勝手に敵にしていたんだ。……悪いのは、俺だった。……今まで、忘れていたんだ、俺は……」
ス「お、お兄ちゃん……」
男「妹…この……馬鹿な兄貴を……許してくれ……う、うぁぁぁ」
ス「……」
妹「馬鹿、許すに決まってるじゃない…」
しばらく後
妹「……落ち着いた?お兄ちゃん」
男「…ああ。…なんか、兄貴として情けないな」
妹「ふふっ、全然平気だよ。私たち、兄妹なんだし」
男「……そうだな。……なあ、妹。なんで、家出をしてこっちに来たんだ?」
妹「……動機は、結構単純なんだ。お兄ちゃんに会いたかった。それで、仲直りがしたかったんだ」
男「……仲直り」
妹「そ、仲直り。喧嘩したまんま、お兄ちゃんと私は離ればなれになった。私は、それが嫌だった。それで、ずっと今まで生きてきたんだ」
男「…」
妹「わたしは、お兄ちゃんとまた笑顔で会いたかった。仲良く話したかった。
……でね、最近、おじいちゃんと叔父さんがやりとりしていた手紙を見つけたんだ。今までおじいちゃんは凄く巧妙に隠してたみたいだけど、ある日おじいちゃんの部屋の箪笥を見てたら、本当に偶然それを見つけた」
男「……で、来たのか」
妹「お兄ちゃんの居場所は知ってた。でも、記憶喪失だってことは知らなかった。それも、わたしの記憶だけ。……わたしは、わたしのチカラでお兄ちゃんにわたしを思い出して欲しかったんだ。だからいてもたってもいられなくなって、こっちに来ちゃった」
妹「……落ち着いた?お兄ちゃん」
男「…ああ。…なんか、兄貴として情けないな」
妹「ふふっ、全然平気だよ。私たち、兄妹なんだし」
男「……そうだな。……なあ、妹。なんで、家出をしてこっちに来たんだ?」
妹「……動機は、結構単純なんだ。お兄ちゃんに会いたかった。それで、仲直りがしたかったんだ」
男「……仲直り」
妹「そ、仲直り。喧嘩したまんま、お兄ちゃんと私は離ればなれになった。私は、それが嫌だった。それで、ずっと今まで生きてきたんだ」
男「…」
妹「わたしは、お兄ちゃんとまた笑顔で会いたかった。仲良く話したかった。
……でね、最近、おじいちゃんと叔父さんがやりとりしていた手紙を見つけたんだ。今までおじいちゃんは凄く巧妙に隠してたみたいだけど、ある日おじいちゃんの部屋の箪笥を見てたら、本当に偶然それを見つけた」
男「……で、来たのか」
妹「お兄ちゃんの居場所は知ってた。でも、記憶喪失だってことは知らなかった。それも、わたしの記憶だけ。……わたしは、わたしのチカラでお兄ちゃんにわたしを思い出して欲しかったんだ。だからいてもたってもいられなくなって、こっちに来ちゃった」
妹「久しぶりにお兄ちゃんにあった日、少しショックだったんだ。分かってはいた事だけど、やっぱり覚えてないんだって。……でね、わたしは考えたんだ」
男「……何を?」
妹「昔みたいに、仲良く一緒に暮らせば、記憶を取り戻してくれるかもって。だから、それを本気で実行したんだ」
男「それが、この同棲か」
妹「うん。おじいちゃんに頼み込んで、お兄ちゃんと同じ学校に転校させてもらった。で、昔みたいに実家でお兄ちゃんと暮らすこと。それが第一段階」
妹「次に、ご近所さんや学校の人に私を知って貰って、お兄ちゃんに妹がいるのが当たり前な世界を創ること。それが第二段階」
妹「…で、これが重要なんだけど、お兄ちゃんと仲いい人たちに協力してもらうこと。事情を話したら、女さんも友さんも喜んで協力してくれたよ。これが、第三段階」
男「……協力?」
妹「お兄ちゃんがわたしを思い出せそうか、お兄ちゃんに変わったことはなかったか。そういうのを報告してもらうことだよ」
男「……なるほど」
妹「そうやって、昔みたいに行くがいて当たり前の生活をお兄ちゃんに送ってもらった。……なんだか、変に怯えさせちゃったみたいだけど」
男「……俺がアホだっただけだ」
妹「ふふ、まあ、中途半端な事しようとした私も悪いよね。……でも、妹ですっていっても、信じてもらえなかったし」
男「……そりゃあ、いきなり見ず知らずの女が妹ですとか言ってきたらなぁ…」
男「……何を?」
妹「昔みたいに、仲良く一緒に暮らせば、記憶を取り戻してくれるかもって。だから、それを本気で実行したんだ」
男「それが、この同棲か」
妹「うん。おじいちゃんに頼み込んで、お兄ちゃんと同じ学校に転校させてもらった。で、昔みたいに実家でお兄ちゃんと暮らすこと。それが第一段階」
妹「次に、ご近所さんや学校の人に私を知って貰って、お兄ちゃんに妹がいるのが当たり前な世界を創ること。それが第二段階」
妹「…で、これが重要なんだけど、お兄ちゃんと仲いい人たちに協力してもらうこと。事情を話したら、女さんも友さんも喜んで協力してくれたよ。これが、第三段階」
男「……協力?」
妹「お兄ちゃんがわたしを思い出せそうか、お兄ちゃんに変わったことはなかったか。そういうのを報告してもらうことだよ」
男「……なるほど」
妹「そうやって、昔みたいに行くがいて当たり前の生活をお兄ちゃんに送ってもらった。……なんだか、変に怯えさせちゃったみたいだけど」
男「……俺がアホだっただけだ」
妹「ふふ、まあ、中途半端な事しようとした私も悪いよね。……でも、妹ですっていっても、信じてもらえなかったし」
男「……そりゃあ、いきなり見ず知らずの女が妹ですとか言ってきたらなぁ…」
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