妹「お兄ちゃーん、お母さんがゴミ出してきてだってー」

男「えー、なんでだよ。ったく、土曜の朝だってのに」

妹「お願い！　わたしまだ朝練の支度終わらないの！」

男「……仕方ないなー、可愛い妹の頼みを断るわけにもいかないしな」

妹「ありがと！」

男「へいへい。ゴミこれで全部だよな？　じゃ、行ってくr……」ｶﾞﾁｬ

ス「…………」

男「……何故いる」

ス「お宅もとい妹さんの廃棄物をゆずってもらおうと……」

男「帰れ」

妹「うあー！　また負けたー！」

男「くっくっく、天下のネス様が、電気鼠ごとに負けるはずないのだよ」

妹「お兄ちゃん、強すぎだよ！　強すぎてつまんない！」

男「たとえ可愛い妹だろうと、勝負の世界はシビアに行くぜ」

妹「ちぇー。あーあ、たまには別の人と対戦したいなー」

男「じゃあ今度、俺の友達連れてきて……（ん？　窓から視線を感じる…）」

ス「…………」


　ストーカーが　なかまにしてほしそうに　こちらをみている
　なかまに　しますか？

　　　 はい
　　rｧいいえ

昼食及び休憩行ってくる

>>1から即効で響のデブマネージャーに脳内変換された俺には萎えしかなかった

☆

★

ほ

ストーカー女が、ハレグゥのベルに脳内変換された

す

妹「行ってきまーす」

ス（ふふふ……、今日はあのシスコンは不在。そして、妹さんは一人でおでかけ。絶好の尾行日和だわ！）

妹「～～～♪」

ス（ああ…鼻歌なんか歌っちゃって！　そうとうご機嫌な様子ね。さあどこ行くのかしら！）


～ショッピングモール～


妹「んー……」ｼﾞｰｯ

ス（さっきから雑貨屋や服屋を転々としてるわね。ずいぶん時間が立つけど、まだ何も買ってない……）

妹「……はぁ」

ス（一体、何しに来たのかしら？）

妹「お兄ちゃんの誕生日プレゼント、何がいいかなぁ……」

ス「…………」

～映画館～


男友「さっきの映画どうだった？　俺、けっこう面白かったと思うんだけど」

男「まあな。でも途中、やけに眠くなった……」

男友「あー。確かに、中だるみはしたなー」

男「あ、そうだ。携帯の電源切ってたんだっけ……ん？」ﾋﾟｯ


［新着メール659件］


男「ぎぃやあああああ！」



ス「『シスコン死ね』っと……」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

ス「お弁当パクった時に、携帯番号とメルアド控えといて正解だったわ」

男「知らなかったよ……こんなに近くに敵がいたなんて」

ス「私もまさかシスコン男と、同じクラスだなんて思いもしなかったわ。まあ、二か月前の話だけど」

男「ていうか、お前。ストーカーなんかしてないで、学校来いよ！」

ス「来たじゃない、ちゃんと。たまに来ないと、先生うるさいからね」

男「……ところで、そのイヤホンで一体何聞いてるんだ？」

ス「妹さんの鞄にしかけた盗聴器だけど」

男「学校来ててもストーキングかよ！　この変態！」

ス「ちょっと待ちなさい。今、誰かの声が聞こえたわ」

男「話を反らすな！　盗聴器出せ！　没収だ没収！」

ス「……妹さん、会話してるわね。しかも異性の声だわ」

男「！　なんだって……！？」

ス「クラスメートの男の子とでも、話してるのかしら」

男「なにぃ！？　おい変態！　そいつをよこせ！！」

ス「あなたに変態なんて呼ばれたくないわね。このシスコン」

男「シスコンでいいから、俺にも聞かせろ！」

ス「しょうがないわね。右だけ貸してあげる」

男「お、……お前、以外と良い奴じゃん」

ス「その代わり、今度、妹さんの使用済み耳かきと、歯ブラシと靴下を私に提供しなさい」

男「変態！　変態！　変態！」

ス「変態で結構。靴下は紺色のお願いね」

靴下は黒だろ

ｻﾞｯ…ｻﾞｻﾞ…

『……それでね、お兄ちゃんの誕生日プレゼントね。何にしようか迷っててー』

『うんうん』

『結局、何も買わないで帰っちゃったんだー…』


男「おっ…おお…！　妹が俺にプレゼントを……！　あれ、目から汗が…」

ス（聞かせない方が良かったかしら……）


『どうしようかなー。誕生日まで、あと三日しかないよ……』

『じゃあ、今日の放課後、一緒にプレゼント選びしない？　男子目線のアドバイスも、役に立つかもしれないし』

『えっ、いいの！？　ありがとー！』


男「…………」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ス「…………」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

傍から見るとカップルwww

男「……おい、ストーカー女」

ス「なにかしら、シスコン男……」

男「今すぐ、あの野郎の頬骨を砕きに行きたい衝動に駆られたんだが……」

ス「奇遇ね。私も同じことを考えたわ」

男「ああ。あの馬の骨が、俺の目にかなう奴か、見定めてやる」

ス「そうね。やってみる価値はあるわ」

男「放課後とか、言ってたな……あいつ」

ス「ええ……、迷ってる時間は無いわ」

男「一時休戦だ」

ス「二人で妹さんを守りましょう」


　ストーカーが　なかまにくわわった！

書き溜め尽きた＆もうすぐ落ちる
戻ってこれるのは、たぶん夜遅くになる
それから遅筆ですまない。時間の合間を縫って、書き溜めてくる

書いてる内に続き物になっちゃう不思議！

乙

ほ

☆

次スレ立つなら
タイトルのほうは、なりきり妹ストーカーでおｋ？

>>622
次スレはいらないと思います
新ジャンルだし
というか、次スレ立てたらｇｄｇｄで100もいかない希ガス

ほっはー

出かけ前に保守
あとを頼む

ほしゅ

くっ

さ

い

ま

る

た

ほ

し

ほ

ほ

おもろいのばっか

乙

し

>>639
ちょｗ

保守

ほ

も

なかなか面白いからぜひ続いてほしい

ho

ほ

まだ残ってるのかこのスレ…

ほ

や

男「まったく……。あいつ同盟組んだ途端に、『準備があるから早退する』なんて抜かしやがって」

男「えーと、確か、校門前集合って言ってたっけ……」

ス「遅かったじゃない」

男「うわあ！？　いきなり背後から話しかけるな！　……あれ？」

ス「なに？」

男「……いや、どうしたんだよ、その格好」

ス「変装よ」

男「いや、見りゃ分かるけど……」

ス「他校のスカートとカーディガンに着替えるだけで、けっこう印象変わるでしょ？　髪も下ろしたし」

男「ああ。一瞬、誰だか分かんなかったぜ。けど……」

ス「地味だと思った？　でも、このくらいがちょうどいいのよ。目立たず背景に溶け込むくらいがね」

男（いや、地味っていうか。ストーカー相手に、一瞬でもドキッとした自分がなんか悔しいというか……）

ス「さっ、早くあなたも変装して」

男「うあっ、ちょ、こら！　引っ張るな！」