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    元スレ既出ジャンル「絶望巨乳委員長」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    151 :

    最近おとなしい女さんがフアーン

    152 = 130 :

    B、Cのイメージは>>132でぴったりだけど、なんとなく女さんのイメージがちょっと違ったので、自分で書いてみました。

    絵柄違い過ぎるからなんとも言えないけど、髪はロングで威圧感のある感じで。

    154 = 145 :

    上手いが萌える類の絵ではないなww

    今日と明日あたりで完結するのかなぁ
    作者さん頑張っテ!

    155 :

    ファッション誌のデザインだな
    がんばれ>>1、俺はパー速移って過疎ったスレを幾度となく見てきたがお前は違うだろ

    156 = 132 :

    >>152
    踏まれたい

    157 = 130 :

    続き行きます。完結は、明日出来ればいいかな、と思ってます。


    変な妄想をしてしまったせいで、私は随分と長いことお風呂に入っていた。

    私がお風呂から出て、長い髪を乾かしていると、お母さんが仕事から帰ってきた。

    私はお母さんに、気弱君を招いてもいいか聞くことにする。

    テーブルに荷物を置いて、椅子に座ったお母さん。私はテーブルを挟んでお母さんの向かいの席に座る。

    委員長「おかえり、お疲れさま」

    私はお母さんにお茶を差し出す。

    「あっ、ありがと」

    お母さんはお茶を飲み干してから、リモコンに手を伸ばした。
    テレビを付ける。

    委員長「ねぇお母さん」

    「ん、なぁに?」

    アンアンアン

    委員長・母「!!??」

    私が口を開くと、テレビからAVが再生され始めた。

    158 = 130 :

    唖然とするお母さん。私も焦る。
    さっき見てから、そのままにしておいたのだった。

    「……こ、これはなに?」

    委員長「えっ、な、ななな、なんだろうね、これ。ちゃ、チャンネル変えようよ」

    私はしらばっくれてみるが、思いきり怪しまれている。

    「これ、DVDよね?」

    委員長「えっと、その……あ、ま、間違えて、借りてきちゃって……」

    てんぱりまくっている私は、ばればれの嘘をつく。

    「そ、そう」

    お母さんは、側に置きっぱなしにしていたレンタル屋さんの袋を手にとった。中には、レシートが入っている。
    そのレシートには、私が数本の女子高生もののAVを借りた履歴がしっかりと刻まれている。

    「こんなに、間違えちゃったの?」

    159 = 130 :

    委員長「うぅ……ごめんなさい……」

    「謝ることじゃないけど……」

    「巨乳女子高生ねぇ……」

    母は、私が自分に似ている設定のAVを見ていることをどう思ったのだろうか。

    画面では、男の人の人に跨がった女優さんが、下から突き上げられて、胸が凄い揺れていた。

    恥ずかしいし、気まずい。

    どうしよう、私がそういうことに興味のあるエッチな娘だと思ってしまっただろうか。実際、そうなのだけれど……

    「……」

    お母さんは無言だ。

    この沈黙を破って、気弱君を、男の子を、家に呼んでいいか、なんて聞いてしまったら、お母さんは何を想像してしまうだろう。

    160 = 132 :

    おお、はじまった

    161 = 130 :

    私はよく気弱君とのデートの事をお母さんに話す。
    話の中での気弱君は、真面目で優しい(実際にもそうだ)から、お母さんも呼ぶことに反対はしないだろうと思ってたのだけど、今は違うだろう。

    私がエッチなことに興味があるとバレてしまったから、そうしたら、家に呼ぶという行為は誤解を招きかねない。

    ふと、お母さんはどう思うのかが気になった。
    手塩にかけて育てた一人娘が、今テレビに映る女優さんのように喘ぎ声を出して、男の人に貫かれることを。

    いったいどう思うのだろうか……

    162 :

    委員長「あ、あの、さ……」

    「な、なに?」

    委員長「今度の休日、き、気弱君を、家に呼んでもいいかな?」

    「もちろん、いいけど」

    委員長「そっか……ありがとう」

    「……ところで、もうしたの?」

    委員長「へ?」

    「だから、セックス。もう気弱君としたの?」

    委員長「し、してないよ///」

    「ほんとに?」

    委員長「うん、本当だよ。まだ、してない」

    「キスはもうしたの?」

    委員長「そ、それもまだ……」

    「キスもまだなのに、こんな物見てたのね」

    委員長「そ、それは///」

    163 = 162 :

    委員長「いざというときのための、予習というか……」

    「ふぅん。で、アンタは、したいの?」

    委員長「え?」

    「気弱君と、セックスしたいの?してもいいと思ってるの?」

    委員長「う、うん///」

    冷静に考えると、私は母の前でとんでもないことを言っているのだけれど、どうも今の私は焦っていて、冷静さなど微塵も存在していないみたいだ。

    「ふぅん」

    委員長「……」

    「ふふっ、別にそんなに悪びれなくてもいいよ」

    母は、私に優しく笑いかけてくれた。

    「それ位の歳だったら、女の子だって興味あるのは当然でしょ。私も、初体験はこのぐらいの年齢だったし」

    「でも、念のため言っとくけど、避妊はしっかりしなさいね」

    164 = 162 :

    私はなんとなく、怒られるような雰囲気だと思ったのだけれど、母はむしろ応援してくれるようだ。

    「それと、いくら好きでも、あんまりすぐに身体を許しちゃうのはやめた方がいいわよ」

    委員長「ゆ、許すとか……むしろ、私がしたいと思ってるのに」

    「あら?そんな積極的な子だったのね」

    委員長「からかわないでよぉ!」

    「ふふっ、ごめんね。でも、今までそんな素振り全然見せなかったのにさ」

    委員長「だって、えっちってすると気持ちいいんでしょ?私、いつも気弱君に色んなことしてもらってばかりだから、たまには気弱君に何かしたくて……」

    委員長「わ、私が抱き締めてもらいたいってのもあるんだけどね」

    165 :

    にやけてしまうww

    166 :

    委員長がアホの子だったとは

    167 :

    これは気弱に嫉妬

    168 = 162 :

    母とこんな話をしたのは初めてだけど、色々な経験を聞かせてもらえて、とてもためになった。

    次の休日は、お母さんは少しだけ仕事があるそうなので、私と気弱君は二人きりになる予定だ。

    私は、その時にえっちをしようと思っていたのだけど、母と話して、まずはキスをしようと決めた。
    焦る必要はないのだ。

    次の休日、私の家で、気弱君と……キス。

    夜中眠る前に、ずっと想像してしまって、目が冴えて中々眠れなかった。

    翌日の学校。

    私は珍しく、自分から気弱君の所へと向かった。

    169 = 162 :

    投下遅くて申し訳ない。チマチマ絵も書いているんだけど、どうも上手く書けない。


    委員長「気弱君おはよう」

    気弱「あ、おはよう委員長」

    委員長「あ、あのさ、今度の休日、私の家に遊びに来ない?」

    気弱「うん、是非行かせてもらうよ」

    委員長「あのね、それで、お母さんも気弱君のこと見てみたいらしくて……」

    気弱「あ、お母さんに俺のこと話してたんだ」

    委員長「うん。気弱君は、家族には話してないの?」

    気弱「あぁ、俺はまだ言ってないんだ。なんか恥ずかしくてさ」

    委員長「そうなんだ」

    気弱「じゃ、じゃあ俺、委員長のお母さんに挨拶しなきゃいけないのか……緊張するなぁ」

    委員長「大丈夫だよ、うちのお母さん優しいよ」

    170 :

    渚以上だ…

    171 :

    女がおとなしいな

    172 :

    絵なんて望んでない

    173 = 162 :

    ちなみにその失敗作。

    もう少し漫画っぽい絵にしてみようと思ったのだが難しくて色々酷くなった。

    全体的に老けて見える。

    それと、この角度で問題なのは鼻だ。正面なら鼻は省略して影みたいにしても大丈夫だけど、斜めとか横顔だと鼻を省略する訳にはいかないし、かといってリアルに書くと可愛くなくなるし……

    鼻がずっと気になってて、最終的に諦めたので、もうなんか酷い。

    あとガタイもよすぎるし、色々失敗だった。

    まぁせっかくだから晒してみる。
    また胸が大きくなってる……みたいなシーンを想像してくれ。

    174 = 162 :

    指だけ妙に上手く書けた気もするな……という訳で続き行きます。


    その日は、女さんたちからも何もされず、とても平和な一日だった。

    お昼は気弱君と二人で一緒に食べた。

    当たり前の高校生活なのに、それがとても幸せな事に感じられた。

    いつもこうだったらいいのにな。

    今日は、女さんたちはあまり教室にいなかった。

    女さんたちが何もしなければ、私は他のクラスメートたちにいじめられることもないので、気弱君と二人でお弁当を食べていてもからかわれることすらなかった。

    久しぶりに、学校を楽しいと感じた一日だった。

    175 = 162 :

    学校が終わって、私は気弱君と手を繋いで帰る。

    気弱君の指は細くて長くて繊細で、女の子の私が嫉妬してしまうような綺麗な指だ。
    私は、そんな気弱君の指と自分の指を絡ませるのが大好きだ。

    二人の家の方向の別れ道まで、一緒にいる間はずっと手を繋いでいく。

    別れてから、私はまたレンタルビデオ屋さんに寄って、AVを返却する。
    代わりに、気になっていた映画を何本か借りる。

    私の家にはテレビゲームとかはないから、することがなくなったら、DVDでも見ようと思って借りた。

    家に帰ると、お母さんが夕飯を作っていた。

    176 = 162 :

    「おかえり」

    委員長「ただいまぁ」

    「ねぇ、明日の夕飯は自分で作ってみない?」

    委員長「なんで?お母さん忙しいの?」

    「違うわよ。気弱君を家に呼ぶってことは、ご飯とか食べてくんでしょ?」

    委員長「うん、多分」

    「私が作ってもいいけど、手料理食べさせたいとか思わない?」

    委員長「……思う」

    「でしょ。だから、その練習よ」

    委員長「そっか。何作ろうか」

    「得意料理とかないの?」

    委員長「いっぱいあるよ、私お料理好きだから」

    「あら、そうだったっけ。じゃあ練習なんて必要ないかしらね」

    177 = 162 :

    委員長「でも最近は、あんまり作ってないし……練習しとこうかな」

    「じゃ、明日の夕飯は頼んでいいかな」

    委員長「うん」

    最近は、母は仕事を抜けられるけれど、一時期の母は本当に忙しくて、こんな風に夕飯を作る余裕なんてなかった。

    料理は自分で作るしかなかったから、必然腕もそれなりに上がっていった。

    最近はあまり振る舞う機会がないけれど、私は自分の作った料理を誰かに食べて貰うのが大好きだ。

    二年生の頃なんかは、良くお菓子を作って皆に配ったりもしていたくらいだ。

    手料理を、気弱君に……

    あぁ、なんだか凄く恋人っぽいな、と思った。

    178 = 162 :

    翌日、金曜日。
    明日は気弱君が私の家に来る日だ。

    今日も学校へ行く。
    私に話しかけてくれるのは気弱君だけだ。
    ちょっと前までは、話しかけても無視されていたのだから、一人でも話せる人がいることが凄く嬉しい。

    女さんはニヤニヤと私を遠くから見つめているけれど、気付かないフリをする。
    そういえば、最近女Bさんの元気がない。

    今日も、特に何もなく一日が終わってしまう。
    私は気弱君と途中まで一緒に帰り、翌日の来る時間なんかを決める。

    別れてからは、夕飯の食材を買うために近所のスーパーに向かった。

    179 :

    >>173
    見れなかったww

    読んでますー

    180 = 162 :

    >>179見直すと本当下手でなんか気持ち悪かったから消しちゃいました。


    家に帰ってから夕飯を自炊して、食べる。

    部屋を片付けて、明日に備える。

    片付けが終わってから、お風呂に入る。

    一日があっという間に過ぎていく。

    明日はいよいよ、気弱君が私の家に来る。

    きっと、明日は記念日になる。

    私のファーストキス記念だ。

    考えると興奮して眠れないので、本を読むことにした。
    ドフトエフスキーのカラマーゾフの兄弟だ。

    その本にはこんな一節があった。

    『娘の恋は、母の死』

    もしかして、私のお母さんも寂しい思いをしているのだろうか。お母さんはそういう人では無いと思うけれど、私は少し無神経だったかもしれない。

    181 = 162 :

    いつの間にか眠っていた私は、母に起こされて、時計を見る。

    まだ気弱君が来る時間まで余裕があるけど、準備があるのでこれくらい早い方がいい。

    母はすぐに仕事に行ってしまった。
    夕方には帰って来るとのことだった。

    私はお母さんの作ってくれた朝ごはんを食べてから、お化粧を始める。

    普段はあまりお化粧をしない私だけど、休日のデートでくらいは、少しでも可愛い私を見て貰いたい。
    だから、今日は家の中だけれど、しっかりとお化粧をする。

    髪の毛も、何回もやり直して丁寧にセットする。

    前に、気弱君はポニーテールが好きだと言っていたのを思い出し、ウェイブをかけたりする必要はなかったかな、とちょっとだけ後悔した。

    182 = 162 :

    約束の時間丁度に、インターホンが鳴った。

    気弱君が私の家に来るのは初めてだけど、この辺りには詳しいらしく、住所を言ったら判ると言っていた。

    気弱「こんにちは」

    委員長「いらっしゃい」

    気弱「委員長は、ここで暮らしてるんだ……」

    委員長「うん、狭いし古いしで恥ずかしいけど、私はずっとここに住んでるよ」

    気弱「あれ、お母さんは?確かいるって……」

    委員長「あぁ、ごめん言い忘れてたけど、お母さんは夕方まで仕事なんだ。だから、良ければそれまで家にいてくれないかな?」

    気弱「うん、俺は構わないよ」

    委員長「お母さんも、気弱君に会うの楽しみにしてたよ」

    気弱「そうなんだ……なんか緊張するなぁ」

    183 = 165 :

    乙、超展開に期待

    185 = 162 :

    すまん、寝てしまった。続き行きます。


    時計は午前11時を指している。
    呼んだのはいいけれど、私は男の子と二人きりで家にいるなんて初めてで、何をすればいいのかわからない。

    委員長「と、とりあえず私の部屋行こ」

    気弱「うん」

    私は気弱君を自分の部屋へと案内する。私の部屋に男の子が入るのはこれが初めてだ。

    気弱「わぁ、ここが委員長の部屋か……」

    委員長「せ、狭いけど、好きなとこ座ってね」

    私の部屋の座れる場所は、床か勉強机に備えられた椅子か、ベッドくらいだ。

    気弱「じゃあ、ここに」

    気弱君は床に座るようなので、私は座布団を差し出した。

    186 = 162 :

    気弱君が床に座って、私はベッドに腰を下ろした。
    気弱君はなんだかそわそわしている。

    キョロキョロと、私の部屋を見回しているのだ。
    しっかり片付けたけれど、男の子に部屋をジロジロ見られるのはなんだか恥ずかしい。

    委員長「あ、あの、ごめんね……私の家、テレビゲームとかないから」

    気弱「うん、そんなのいいよ」

    気弱「なんか委員長がゲームしてるのとか想像出来ないし」

    委員長「ん、DSなら持ってるから、たまにゲームもするよ」

    気弱「そうなんだ、どんなのやってるの?」

    委員長「英語漬けとか」

    気弱「あはは、そっかwwなんか委員長のイメージぴったりだよ」

    委員長「そうかな?」

    187 :

    待ってました!
    支援

    188 = 162 :

    やることもないので、お昼までトランプをすることにした。

    二人だとイマイチ盛り上がりにかけるけど、私は静かな場所で気弱君と二人きりというシチュエーションがたまらなく嬉しかった。

    なんだか、いい雰囲気な気がする。

    トランプをしながらおしゃべりをする。しばらくしてから、ふと時計を見たらお昼になっていた。

    委員長「もうお昼だね、私お昼ご飯作るよ」

    気弱「いいの?」

    委員長「うん、いつもご飯奢ってもらってるお礼」

    委員長「気弱君は部屋で待っててよ。古いのしかないけど、漫画とかもあるから」

    気弱「わかった、楽しみにしてるよ」

    189 = 162 :

    気弱(委員長の手料理か……楽しみだなぁ)

    気弱(あぁ、今日も委員長可愛かったな)

    気弱(それにしても、委員長がTシャツ着るのは反則だよな……部屋中から委員長の柑橘系の匂いがするし、勃起しそうで気が気でない……)

    気弱(今日……チャンスなのかな)

    気弱(委員長を傷つけたくないけど、俺の気持ちもしっかり伝えよう)

    気弱(委員長嫌がるかな?)

    気弱(そういうのは、まだ早いかな。委員長しっかりしてそうだし)

    気弱(でも、今日の委員長見てたら、もう我慢出来ない)

    190 = 162 :

    気弱(はぁ……委員長て、なんであんなにいい匂いするんだろ)

    気弱(委員長て、あんま女っぽいというか甘ったるい匂いしないし、なんつ~か、柑橘系の果物みたいな爽やかな匂いがするんだよなぁ……)

    気弱(抱きしめたりしていいのかな。彼氏だし、いいんだよな?)

    気弱(前の彼女は歳上で、ずっとリードしてくれてたからなぁ、自分から誘うのってなんか苦手だな)

    気弱(それに、委員長てガッツかれるのは嫌いそう)

    気弱(あぁ、でも俺はもっと……)

    気弱(くっ、委員長のTシャツ姿に思考回路が狂わされたか……)

    気弱(この難しそうな本でも読んで気をまぎらわそう)

    191 = 162 :

    気弱(そういえば、委員長てどんな本とか読んでるんだろ……)

    気弱(ちょっと本棚拝見させてもらうよ)

    気弱(漫画は……少女漫画と有名な少年漫画がほとんどだな)

    気弱(お、AKIRAあるじゃん……こういうのも好きなんだな)

    気弱(小説は……これはドフトエフスキーだな。ロシア文学が好きなのかな)

    気弱(あ、狼と香辛料がある。ラノベも読むんだ)

    気弱(……)

    気弱(このタンスの中には、委員長の下着とかあるのかな?)

    気弱(ば、ばか、何を考えてるんだ俺は……)

    気弱(くそっ、巨乳Tシャツの魔翌力に負けるな、俺!)

    気弱(でも、今日は……チャンスなんだよな……?)

    192 = 162 :

    お昼ご飯を作り終えた私は、気弱君を呼んで一緒にご飯を食べた。

    簡単な物を並べただけだけど、気弱君は美味しいと言ってくれて、沢山食べてくれた。

    ご飯を食べ終えた後は、借りてきた映画を見ることにした。

    気弱君は床に座って、私はベッドに腰を下ろす。

    映画本編が始まる。

    委員長「ねぇ、気弱君」

    気弱「なに?」

    委員長「こ、ここで、並んで座ろ///」

    気弱「い、いいの?///」

    委員長「うん」

    気弱君をベッドに、私の隣に座ってもらう。肩がくっつく距離で、映画を観る。

    193 :

    AVくるかと思ってたのに

    194 = 162 :

    映画を見ながら、時々私は気弱君の横顔を確認する。

    顔が凄く近くて、私の心臓が高鳴っているのがわかる。

    気弱君は、私とこの距離にいることをどう感じてるんだろうか。

    映画が中盤に差し掛かった所で、私は手を気弱くんの手に被せる。
    気弱君は少しだけ驚いた表情をしたけれど、優しく手を握ってくれた。

    気弱君の細い指が、私の指に絡まっていく。

    私の胸が、いっそう早く鼓動を刻む。

    映画は、クライマックスに差し掛かっていた。

    主人公とヒロインの、ラブシーン。

    私は気弱君の横顔をチラリと見ると、気弱君も私の方を向いていた。
    目があって、二人で笑った。

    195 = 162 :

    委員長「あ、あのっ」

    気弱「ん?」

    映画では、主人公とヒロインの二人が濃いキスを交わしている。

    委員長「わ、私もっ……そのっ」

    気弱「?」

    委員長「き、キスがしたいなっ///」

    気弱「!!」

    ついに言ってしまった。気弱君は唐突に感じたかもしれないけど、私はずっとタイミングを見計らっていたのだ。

    このタイミングで良かったのかは分からないけど、とにかく、思いを伝えられた。

    気弱「い、いいの?」

    委員長「してくれますか?」

    戸惑う気弱君に、私は口をアヒルさんみたくしてアピールする。

    気弱「じゃあ、い、いくよ」

    196 = 162 :

    ゆっくりと、気弱君の唇が近付いてくる。私は目を閉じて、気弱君の唇が私の唇に触れる時を待つ。

    気弱君の吐息が私の顔にかかるまで近付いて、そして――

    委員長「ん」

    私は、ファーストキスを交わした。

    委員長「ん~///」

    数秒唇を重ねた後、ちゅぱっ、といやらしい音が鳴っていったん唇を離す。

    委員長「あぁ///」

    キス、しちゃった。

    気弱「は、はは……やばい、凄い恥ずかしいんだけど///」

    委員長「これが、キスかぁ」

    委員長「……もっと」

    気弱「え?」

    委員長「もっと、したい……もう一回、してもいい?」

    197 = 162 :

    ずっとこの気持ちを溜め込んでいた私には、さっきのキスは短か過ぎて、物足りない。

    今度は、私から気弱君の唇を奪いに行く、

    さっきよりも、少しだけ長いキスをする。

    私の積極さに、気弱君は驚いている。
    気弱君は、私をどんな女の子だと思っていたのか。
    この歳まで処女だから、そんなことには興味のない人だと思っていたのだろうか。

    それは大間違いだ。

    私は、こうして君と唇を重ねるのを、ずっと楽しみにしていた、えっちな女の子なんだ。

    私が気弱君の唇を貪っていると、今度は気弱君が私の肩を抱いたまま倒れて、そのままベッドに横になってしまった。

    198 = 162 :

    この大勢は、なんだマズイ気がする。

    どこかで見たこの大勢。そう、AVだ。

    委員長「き、気弱君!?」

    どうしよう、私には、まだそこまでの覚悟は出来ていない。

    気弱「委員長が、こんなに積極的だなんて思わなかった。そういうこと、興味ないのかと思ってた」

    委員長「ううん、私は、ずっと気弱君とキスしたいと思ってたんだよ」

    私は抱きしめられたまま、ベッドで横になっている。

    気弱「委員長が言ってくれたから、俺も、ずっと言えなかったこと、伝えるよ」

    委員長「な、なに?」

    気弱君が、私に伝えたかったこと?

    199 = 162 :

    気弱「嫌だったら、素直に言っていいから」

    委員長「うん」

    気弱「あの……俺、委員長の身体見たいんだ!」

    委員長「!?」

    気弱「委員長、前にクラスの奴らの前で脱がされて、触られたりしてたでしょ?」

    委員長「……うん」

    気弱「皆にそのことをからかわれた時は、気にしてないって言ったけど、本当はあれからずっと、悔しくて嫉妬してたんだ」

    私は、気弱君の気持ちを考えてみた。
    もし、自分の恋人の身体を、クラスメート全員が知ってて、自分だけがそれを知らなかったら、それがどんなに辛いか。

    200 = 162 :

    気弱「委員長が身体のこと気にしてるの知ってるから、俺なるべく今までそういうことには触れないようにしたし、身体を見ないようにしてたけどさ」

    気弱「本当は、誰より委員長の身体を見てみたいし、触れてみたいんだ」

    気弱「ご、ごめん急に、変なこと言っちゃって」

    委員長「ううん。恥ずかしいけど、言ってくれて嬉しいよ」

    委員長「……私の身体、見て……下さい」

    私は気弱君ともう一度キスをしてから、ゆっくりと立ち上がった。


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