元スレ新ジャンル「魔王の婿」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 96 :
ミミック「疲れてるなら、勇者が先に入っちゃって良いッス。私はゆっくり入るッスから」
勇者「んー、そっか。じゃぁ先に入らせて貰うかなー」
ミミック「了解ッス!!」
勇者「そう言えばさー」
ミミック「何スか?」
勇者「この風呂丸見えじゃない?」
ミミック「スヴィートッスから!!」
勇者「カーテンも無いから、全部丸見え過ぎて恥ずかしいッス・・・」
ミミック「大丈夫ッス!!スヴィートッスから!!」
勇者「・・・気のせいか、無限ループの気配がする」
ミミック「大丈夫ッス!!スヴィートッスから!!」
勇者「ほら、やっぱり!!」
ミミック「大丈夫ッス!!スヴィートッスから!!」
102 = 96 :
ミミック「後がつっかえてるんだから、ささっと入っちゃってくださいッス!!」
勇者「わ、分かったよ・・・//」
ミミック「・・・」
勇者「そんなに、見ないでよ・・・//」
ミミック「・・・」
勇者「うぅぅ・・//」
ミミック「100点ッス!!」
勇者「うっさいばか!!」
103 = 96 :
勇者「それにしても、一緒に入ろとか言わないんだな・・あぁ、魔王とは違うのか?」
ミミック「一緒に入ろうって言ったら勇者は拒否るッスもん」
勇者「いや、拒否るけどさぁ・・・」
ミミック「神官さんが言ってたスもん」
勇者「神官さんには心が見透かされてる気がするなぁ」
ミミック「そうッスねー」
勇者「なんで、お風呂に入ってきてるの!?」
ミミック「神官さんが、取りあえず勇者を先にお風呂に入れて、
後から入れば簡単に一緒に入れるって言ってたッス」
勇者「孔明・・・」
ミミック「油断するって事は気を許してるって事ッス。良い事ッスよ!」
勇者「あ、オレンジ持って来たんだ」
ミミック「折角ッスからね!!」
104 = 96 :
ミミック「ふぅー、良い湯ッスね!!」
勇者「・・・」
ミミック「それにしても勇者はチッコイッスねー」
勇者「・・・」
ミミック「勇者は照れてるんスか?」
勇者「・・・」
ミミック「・・・勇者も男なんスね!!」
勇者「も、もうあがるッス///」
105 = 96 :
ミミック「髪はきちんと乾かさなきゃダメッスよ」
勇者「うん。」
ミミック「まだ濡れてるッスよ。拭いてあげるッス」
勇者「何か家族みたいだなぁ」
ミミック「家族なんスよ」
勇者「そっかぁー」
ミミック「疲れてるみたいだし、寝るッスか?」
勇者「取りあえず寝るかなぁ」
ミミック「こっちに来るッス」
勇者「やっぱり、一緒に寝るんだー」
ミミック「そう言いながら素直に来たッスね」
勇者「うん、取りあえず、おやすみー」
ミミック「おやすみッス」
106 = 96 :
勇者「スースー」
ミミック「・・・」
勇者「スースー」
ミミック「・・・」
勇者「スースー」
ミミック「・・・」カチッ
ウィーン
勇者「スースー」
ミミック「・・・」カチッ
ウィーン
107 :
なんか地味に来る魅力だなミミックって
108 :
ミミックにかなり高速で調教されてきたなww
109 :
勇者「ふぁー・・・」
ミミック「スースー」
勇者「・・・」
ミミック「スースー」
勇者「何で一緒のベッドで寝てるんだ?」
ミミック「スースー」
勇者「取りあえずトイレに・・・トイレどこだ?」
ミミック「スースー」
110 :
勇者「トイレ・・・」
勇者「この部屋にあるのかな?」
勇者「分からないな・・・かなり緊急事態だ」
勇者「うーん・・・」カチ
ウィーン
勇者「おぉぉぉ、天窓のカーテンが開いた」カチ
勇者「・・・」カチ
ウィーン
勇者「・・・」カチ
ウィーン
勇者「・・・」カチ
ウィーン
勇者「うん、こんなことしてる場合じゃない」
111 = 110 :
ミミック「んー・・・ふぁー」
勇者「あ、起しちゃった?」
ミミック「気づいたら寝てただけッスから大丈夫ッスよ?何してるんスか?」
勇者「トイレに行きたいなぁって思って」
ミミック「あぁ、トイレッスか?」
勇者「この部屋にあるのかなぁ?」
ミミック「スヴィートだからあるんじゃないッスか?」
勇者「結構、緊急事態なんだけど、どこだろう・・・」
ミミック「多分ッスけど、このガラス張りのじゃないッスか?」
勇者「・・・漏らした方がマシだ」
ミミック「漏らすのは待って欲しいッス!!カメラ準備してないッス!!」
112 = 110 :
ミミック「あんな、目立つのに、よく気付かなかったッスね」
勇者「人間は見て見ぬフリをするものなんです」
ミミック「よく、分からないっす」
勇者「本能的に見てなかった」
ミミック「本能なら仕方ないッス」
勇者「普通のトイレは何処にあるんだろう?」
ミミック「ここの階は、よく分からないッス」
勇者「え・・・なんで?」
ミミック「ここは、魔王様とかそれに近い人たちしか入っちゃダメな階なんス」
勇者「・・・自分には分からないなぁ。入れる場所はどこでも入ってたし」
ミミック「もしかして、女子トイレとかも入れたら入ってたんスか?」
勇者「あそこは、見えない壁みたいなのがあって入れなかった」
ミミック「入ろうとしたことあるんスね・・・」
勇者「ち、ちが・・・その・・・孔明さん・・・」
ミミック「大丈夫ッス!変態でも勇者のこと好きッスから!」
113 = 110 :
勇者「そんな話をしてたせいでダムが決壊寸前です」
ミミック「カメラの準備はOKッス」
勇者「漏らさないよ」
ミミック「漏らさなくても、ここにあるトイレは一つッス」
114 :
勇者「・・・人間やれば出来るものだ」
ミミック「まるで、光のようだったッスね!」
勇者「我慢した状態で、あそこまで走れるなんて思わなかった」
ミミック「全ての階段を前段飛ばしで降りるなんて凄いッスね!」
勇者「子供のころなら、英雄だっただろうなぁ」
ミミック「階段の折り返しにある壁を三角飛びして床に足をつけないなんて
流石、勇者!って思ったッス!」
勇者「咄嗟の判断で、何が何だか分からなかったよ」
神官「勇者さまが、私の挨拶に返答して頂いたとき『おはよー』
と言ってたのがドップラー効果が発生してたのにも驚きました」
勇者「取りあえず。最後の誇りだけは守り切ったよ」
ミミック「勇者は、やっぱり凄いッスね!」
神官「はい、凄いですね!」
115 = 114 :
勇者「うん、それで、神官さん。このスィートルームの近くで普通のトイレはドコですか?」
神官「ここのトイレも普通ですよ?」
勇者「え・・・出来れば、他人に見られないようなトイレが良いんだけど・・・」
神官「はい、ですから、このトイレの中のここを・・・」カチッ
勇者「!?」
ミミック「!?」
神官「このようにスモークガラスになって見えなくなるんですよ」
ミミック「スヴィートは凄いッス!!」
勇者「凄い!・・とは思ったけど・・・疲れがどっと・・・」
神官「えと、元気を出してください!」
勇者「はい・・・」
ミミック「・・・」カチ・・・カチ・・・
ミミック「おぉー」
117 :
にやにや間抜け面で読んでる自分に気がついた時のorz
118 :
勇者「・・・疲れた」
ミミック「まだ寝るッスか?」
勇者「どっちかって言うと、精神的につかれました」
神官「気分転換に、お散歩なんてしてみてはどうですか?」
勇者「散歩と言っても、あのダンジョンをもう一度抜けなきゃいけないのは・・・」
神官「きちんと、扉から出ればダンジョンは通らなくて大丈夫ですよ」
勇者「え・・・?」
ミミック「そうっすね、あそこは、侵入者用のダンジョンッスよ」
勇者「そうだったんだ・・・」
119 :
魔王「おぉ、勇者。膝の上に座りに来たのか?」
勇者「違うよ?」
ミミック「勇者が散歩に行きたいって我がままを言ってるッス!」
魔王「そうか、散歩か」
勇者「うん、外の空気を久しぶりに吸いたいなぁと思って」
魔王「そうか、私は忙しいから道案内はミミックにお願いしよう」
ミミック「ガッテンッス!」
120 = 119 :
魔王「後少しで仕事が片付く」
神官「そうですね」
魔王「これが片付いたら・・・」
神官「魔王さま、手が止まってますよ」
魔王「そうだったな、まず、仕事を片づけなくては・・・」
神官「そうですね、後少しです。がんばりましょう!」
魔王「もう少しで・・・」
神官「魔王様?」
魔王「すまない、つい、もう少しでと思うとな・・・」
神官「私のように手を動かしながら妄想すると良いと思いますよ?」
魔王「多分だが、それは、神官にしか出来ないと思うぞ」
神官「慣れれば、簡単ですよ?」
121 :
続きを…頼む…
122 :
勇者「ふぁ~~~久しぶりの外だぁぁぁ」
ミミック「そうなんスか?」
勇者「そうなんスよ」
ミミック「そう言えば、武器とかどうしたんスか?」
勇者「・・・平和になったことだし、魔王に渡しただけだからね!?」
ミミック「魔王様に没収されたんスね?」
勇者「婿養子は立場が低いんだよ!!!」
ミミック「勇者も落ちたもんスね」
勇者「ごめん、普通に傷ついた」
ミミック「お姉さんの胸で泣くと良いッスよ!」
勇者「泣きそうだけど泣かないよ?」
ミミック「イイコイイコッス!」
123 = 122 :
?「あ、ミミックちゃんだ!!」
ミミック「お、ナイトちゃん!おいッスー!」
ナイト「こんにちは」
ミミック「こんにちはッス!元気そうッスねー!」
ナイト「・・・ねぇ、ミミックちゃん。このお兄ちゃん誰?」
ミミック「コイツっすか?魔王様の婿ッスよ?」
勇者「はじめまして」
ナイト「は、はじめまして」
124 = 122 :
勇者「・・・」じー
ミミック「どうしたんスか?」
勇者「この後ろのはスライムだよね?」
ミミック「スライムッスね?」
勇者「ナイトちゃん・・・だよね?」
ミミック「ナイトちゃんッスね?」
勇者「まさか、スライムナイトなの?」
ミミック「スライムとナイトッスよ?」
勇者「そう、だよね?」
ナイト「よいしょっと!」
ミミック「あ、今はスライムナイトッス!!」
125 = 122 :
勇者「え?え?」
ミミック「今のナイトちゃんは、スライムナイトッス」
勇者「スライムに乗ったら、スライムナイトなの?」
ミミック「そうッスね。人が二人だけじゃ、ただの人ッスよね?」
勇者「うん?」
ミミック「人二人が組み体操したら、サボテンっすね?」
勇者「う、うん?」
ミミック「そういうことッス!」
勇者「言いたいことは、分かったけど。違うと思う。」
ミミック「・・・チョップッス!!」
勇者「真剣しらイタッ!」
126 = 122 :
勇者「スライムナイトのスライムって馬的な物って事だよね?」
ミミック「どっちかって言うと牛ッスね」
勇者「あー確かに、動きは牛かもしれないね!」
ミミック「それに非常食にもなるッスからね!」
勇者「非常食!?」
ミミック「そうッスよ?」
127 = 122 :
勇者「ひ、非常食だったとは・・・」
ミミック「常識ッスよ?」
ナイト「お、お兄ちゃん//食べてみる?」
勇者「え、良いの?」
ナイト「お兄ちゃんには特別!」
勇者「食べてみたいかも・・・」
ナイト「じゃぁ、一口あげるね!ハイ!」
勇者「ありがとう!」
ナイト「美味しい?」
勇者「うわ!すごい美味しい!」
ナイト「エヘヘ///」
勇者「そう言えば、スライム居なくなったらナイトちゃんはどうなるの?」
ミミック・ナイト「え?」
128 :
やはりスライムも女なんだろうか・・・?
129 :
これ、どれくらいの人が見てるのだろうか?
135 :
ミミック「スライム居なくなったナイトちゃんは、どうなるんすかね?」
勇者「ね?気になるでしょ?」
ナイト「わ、わたしも分からない・・・」
ミミック「善は急げッス!!」
勇者「この場合。善ではないと思う」
136 = 135 :
ナイト「うーーーん、でも、スライムなくしちゃうってどうすれば良いんだろ?」
ミミック「ここで勇者の出番ッスよ!!」
勇者「え?なんで?」
ミミック「そこは、勇者であると言ったら、その腕っ節で・・・」
ナイト「だめーーーーーーー!!!」
137 = 135 :
勇者「いや、やらないよ!?」
ナイト「ほんとう?」
勇者「戦争も終わってるんだし、無駄な殺生はしないよ」
ミミック「人間は、科学の為なら手を抜かないんスよ?」
勇者「それは、真の科学者なら的な話?」
ナイト「そんなのダメぇ」
勇者「いや、おれ科学者じゃないし、それに、無駄な殺生はしない・・・」
ミミック「けども、科学の為なら仕方ないってことッスね!?」
ナイト「だめーーーーーーー!!!」
138 = 135 :
勇者「待って!?待って!!」
ミミック「どうしたんすか?武器ッスか?そこら辺にある棒で行けるんじゃないッスか?」
勇者「このままだと、無限ループに突入しちゃうから待って!!」
ミミック「何スか?何を言ってるんスか?」
勇者「まず、俺は科学者じゃない」
ミミック「科学者じゃないのにスライムを倒すんスか?最低ッスね!!」
ナイト「お兄ちゃん・・・ひどい・・・」
勇者「え?あれ?待って?あれ?おれが悪者?あれ?」
139 = 135 :
勇者「まさか、図解で説明するとは・・・」
ミミック「よく、あの話を図解で説明できたッスね」
ナイト「わかりやすかったよ!」
勇者「うん、新しい自分を発見できた気がする」
ミミック「なんか科学者みたいだったス・・・ね」
ナイト「お兄ちゃん・・・」
勇者「待って!!ストップ!!誤解すぎるから!!」
140 = 135 :
勇者「説明だけで、3時間を費やす事になるとは・・・」
ナイト「ごめんなさい・・・」
勇者「あ、良いんだよ!!気にしないで!!」
ナイト「ありがとう。お兄ちゃん。」
ミミック「私は理解してたッスけどね」
勇者「分かってて、ややこしい方向にネジ負けてたのか!?」
ミミック「まぁ、うちはうち、よそはよそッスよ」
勇者「分からないです」
ナイト「・・・え?え?」
ミミック「ナイトちゃん!勇者が図解で説明してくれるらしいッスよ!」
勇者「いや、オレも理解してないのに無理だよ!!」
141 :
勇者「ふあぁあぁ・・・外も散歩できたし、ナイトちゃんにも出会えたし満足だぁ!」
ミミック「じゃぁ、帰るッスカ?」
勇者「うん帰るわ」
ミミック「じゃー、お城に行くスかーナイトちゃんも来ないッスか?積もる話もあるッスし」
ナイト「え?良いの!?」
ミミック「良いッスよ?」
ナイト「本当に!?」
ミミック「勇者も歓迎ッスよねぇ?」
・ ・ ・ ・ ・ 。
ミミック「あれ?」
ナイト「勇者さんなら、ものすごい速さで向こうに走り出してたよ?」
ミミック「あーーーーー!!!脱走されたッス!!?」
143 :
>>63でVIPのは読ませてもらったから
これからの新展開?楽しみに待たせてもらいますw
144 = 141 :
ナイト「え!?あれって脱走なの!?」
ミミック「脱走ッスね」
ナイト「追いかけないの?」
ミミック「私はトラップ系モンスターだから、そういうのは違うッス」
ナイト「そういう問題なの!?」
145 = 141 :
ミミック「あ!?」
ナイト「・・・どうしたの?」
ミミック「最近、宝箱が関係無い私はどうなるんスかね!?」
ナイト「え・・・えと?あれ?」
ミミック「あ、魔王様から電話ッス」
・・・
ミミック「勇者の足に宝箱が挟まった状態で発見されたらしいッス」
ナイト「無事に見つかって良かったね!」
ミミック「そういえば何か話してたッスよね?」
ナイト「・・・何話してたっけ?」
ミミック「あ!足に宝箱挟まってるのって無事であってるんスか?」
146 = 141 :
魔王「で、なんで、宝箱が足に挟まってる状態で運ばれて来たのだ?」
勇者「まさか、無造作に宝箱が置いてあるとは思わなかったので・・・」
神官「ミミックさんはどうしたのですか?」
勇者「完璧に振り切ってみせました。」
魔王「・・・勇者、また逃げたな?」
神官「確実に、逃げましたね」
勇者「違うもん!!ちゃっかり、王国方面に帰ろうとしただけだもん!!」
魔王「ちゃっかりなら仕方ないな」
神官「ちゃっかりなら仕方ないですね・・・」
148 = 141 :
ミミック「ただいまーッス!!」
ナイト「おじゃまします・・・」
魔王「おかえり。おぉナイトも来たか」
神官「おかえりなさい。こんにちは、ナイトちゃん」
ミミック「あ、勇者、今時凄い珍しい格好ファッションの靴ッスね」
魔王「そう言えば、この宝箱とお前は関係あるのか?」
ミミック「無いッス」
魔王「そう言えば、この宝箱とお前は関係あるのか?」
ミミック「無いッス」
魔王「そう言えば、この宝箱とお前は関係あるのか?」
ミミック「無いッス」
勇者「待って!!無限ループしてるから!!」
149 = 141 :
勇者「まぁ、そういう事なので、この宝箱を外してください」
魔王「今、仕事が忙しくて手が離せないんだ」
神官「私もです」
ミミック「大人の事情で宝箱の話に触れられないッス」
ナイト「・・え?・・・・え?」
150 = 141 :
ナイト「・・・がんばってみます!」
勇者「う、うん・・・」
ナイト「えと・・・えと・・・」ガチャガチャ
勇者「・・・」
ナイト「えとー・・ふぇ・・・」ガチャガチャ
勇者「・・・」
ナイト「うっ・・・うっうぅ・・・」ガチャガチャ
勇者「ごめんね!!がんばったから!!がんばったの知ってるから!!」
ミミック「勇者が泣かせたッス!!」
魔王「泣かせたな」
神官「泣かせましたね」
みんなの評価 : ☆
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