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    元スレ新ジャンル「純粋無垢」

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    1 :

    「おんなおんなー」

    「どうしたの? 男くん。ねこじゃらしのさきっぽなんか握って」

    「いいから見ててよ、これ、動くから」

    「えー、うそだぁ」

    「ほんと、ほんとだって! いくよ?」ニギニギ

    「うわぁ、すごいねー! 猫じゃらしって生きてるんだぁ!」

    「女もためしてみなよ」スッ

    「わぁ……」ギュ

    (ニヤニヤ)

    「動かないよぉ……」

    2 = 1 :

    「なにしてるの?」

    「えへへー、氷、早く溶かしたいからネ」

    「それで氷にマフラー巻いてるのか……。発想はいいけど、マフラー巻いても温めなかったら溶けるの早くならないよ」

    「えっ、そうなの? んじゃあたためるー」ギュ

    「や、温めるのはいいけど、氷が溶けたらマフラーがびちょびちょになるからね」

    「ふぇ……、あー、ほんとだーっ!」

    「あー……」

    3 = 1 :

    「おとこおとこー」

    「どうしたの?」

    「これあげる」

    「クッキー? どうしてまた急に」

    「いつもお世話になってるから、昨日作ったの」

    「へえ? で、なにをすればいいんだ?」

    「……? なんで?」

    「いや、なんでもない。(ただ本当にくれただけなのか)」

    4 :

    アホの子か

    6 = 1 :

    「おとこおとこー、映画みにいこー」

    「いいけど、なんの?」

    「これー」ピラ(パンフを見せる)

    「話題の恋愛モノか……。いいけど、女はこういうの大丈夫なの?」

    「うん、大丈夫だよ」

    ~映画館~

    ーラブシーン上映中ー

    「ほぇぇ……。うわっ、ねえおとこおとこ! キスしてる、キスしてるよ! うわぁ……」

    「(キスくらいするだろうに……)」

    7 :

    男が純粋なのかと…

    8 = 1 :

    「……大丈夫か?」

    「……うん」

    「(女には刺激が強い内容だったからなー)」

    「…………」

    「…………」

    「ねえ、男」

    「んー?」

    「恋愛してる人たちって、ああいうことしないとダメなの?」

    「そういうわけじゃないと思うよ? 手つなぐだけで幸せな人もいるだろうし。女はそうなんでしょ?」スッ

    「……うん。……///」

    9 :

    なんかこの文読んでたら死にたくなってきた
    俺の人生は間違っていたのかもしれない
    ありがとう>>1

    10 = 1 :

    「おんなおんなー」

    「んー、どうしたの?」

    「あれ、こえが、おくれてるよ?」パクパク

    「ふぇ……ふぇえええ? ほんとだ! すごいすごい!」

    (こういうことでも喜んでくれるって、いいよなぁ……)

    「もういっかい! すごいよ、どうやってるの?」

    11 :

    ほんとありがとう>>1

    12 :

    新ジャンル系の男ってナヨナヨしててうぜえ

    13 = 1 :

    男友「男ー、これ見ろよ、これ」

    「んー? ……うぉ!」

    男友「へっへ、すごいムネだよな……。っと」スッ

    「ん? なんで隠す……ってああ」


    「ねえ、なんであの人ぱんつ見せて歩いてるの?」

    女友「あれはね、見せパンっていうのよ」

    「ふぇ……、恥ずかしくないのかなぁ……」


    男友「女には刺激が強いからな」

    14 :

    わかめのことか

    15 :

    新ジャンルではないが
    そんなことはどうでもいい
    おれは練炭をかってくる

    16 = 1 :

    「ナルトは18巻くらいまでが限界だな」

    男友「だな。あれ、ジャンパラは?」

    「女が読んでる」

    男友「女ちゃんって、ジャンパラ読むんだ?」

    「むしろそれしか読ませてない。あいつは世の色に染めたらだめだ」

    「おとこおとこー、これのことなんだけど」スッ

    「どれ、……いちご100パーセントがどうかしたのか?」

    「これっていちご食べる漫画なんでしょ? 読みたい」

    男友(……染めたら、だめだよなぁ)

    17 = 1 :

    女クラスメート「女ちゃんって肌きれいだよね、何か秘訣あるの?」

    「早寝早起きと食べるものだって男が言ってた」

    女クラスメート「へえ?」

    「最近じゃテレビも見せてくれないの」

    女クラスメート「……へえ。(自分色に染めるためか、あの独占欲厨め……)」

    18 = 1 :

    女友「あっつー、喉かわかない?」

    「うん、かわくー。あ、コンビニあるよー」

    女友「あ、あのコンビニはダメ」

    「なんでさー」

    女友「飲み物の近くに雑誌コーナーがあるから」

    「えー、そんなのが理由なの? 男とおんなじこと言うー、ぶー」

    19 :

    ご・・・ゴトゥーザ様・・・

    20 = 1 :

    「ともー、ともー」

    女友「なに」

    「これあげるー」スッ

    女友「……綿毛?」

    「うん、一緒に吹こー」ニコッ

    女友(こんなことで幸せを感じられるのか、この子は)

    21 = 1 :

    純粋無垢の意味を履き違えている気がしなくもないので、休憩しますね。

    23 :

    素晴らしい
    是非続けてくれ

    24 = 19 :

    いいぞ!ディ・モールトいいぞッ!!

    25 = 1 :

    「おとこおとこー、雪、雪が降ってるよー」

    「あー、寒いと思ったら」

    「ね、外でようよ外!」

    「えー、寒いよ。俺はこたつの中にはいっとく」

    「うー……。じゃあ私一人で行ってくる!」タッタガチャ、バタン

    「いってらっさーい……」

    ~五分後~

    「おかえり。はやかったね。そしてどろんこだね」

    「……。こけちゃった……」

    「高校生にもなってはしゃぎ過ぎるからだよ。ほら、こっち来て。拭いてあげるから」

    「……うん、ごめん」

    「着替えてきたら、こたつで一緒にみかん食べようね」

    「……! うん!」

    26 :

    新ジャンルではないがいいぞ

    27 = 1 :

    「あー……、雨だ」

    「ほんとだ……、傘持って来てないよぉ」

    「ん? 俺持って来てるから、一緒に使おうよ」

    「……っ! そ、それじゃ相合傘……」

    「ん?」

    「いや、だって、恋人みたいに見える、よ……」

    「嫌だったら別にいいけど? 俺濡れて帰るし」

    「や、そういうわけじゃなくて、その、えと……、~~っ~! う~、え~っと、う~」

    「いちいち相合傘くらいで照れないの。ほら、こっちくる」グイ

    「……っあ」

    「だいたい、別に俺は女が相手だったら、恋人同士に見られたって構わないけどなぁ」

    「……えっと、その……。……も」

    「え、なに?」

    「なんでもない(私も、なんて恥ずかしいこと、何回も言えないよぉ)」

    28 :

    渡辺さんから少し天然さを抜いた感じか
    素晴らしいよ

    29 = 1 :

    「おとこおとこー、こっちきてー!」

    「へいへい、なに?」

    「おさかなさんが泳いでる!」

    「あ、ほんとだ。女、川を覗くのはいいけど、落ちないようにね」

    「だいじょーぶ。慣れてるから」

    (そんなしょっちゅう魚見てるの?)

    「~~♪」

    30 :

    「俺と同じ苗字になると幸せになれるぞ」

    「ほんと!?どうすればいいの??」

    「ここに名前を書いてだな……」

    31 = 19 :

    >>30
    ひでぇw

    32 = 1 :

    「すまん、女。頼みがあるんだ」

    「なに、おとこ! おねーさんに何でも言ってみなさいっ」

    「(同い年だろーが……)いや、それがだな、両親が旅行に行ってしまって、誰もうちに料理を作れる人間がいないんだ」

    「うんうん」

    「だから、うちに料理を作りにきてくれないか」

    「……ふぇ? 私が、男の家に?」

    「うん、そう」

    「え、えええ! そ、それはその、なんというか、その、し、将来のこととか、そんなのを考えてですか!」

    「いや、全然意味がわからないからさ。嫌ならいいけど」

    「い、いえ! よろしくお願いします!」

    「女が頼んでどうするのさ……」

    34 = 1 :

    「はあ……」

    女友「どうしたの?」

    「いや、女がさ」

    女友「女がどうかしたの?」

    「ホワイトバッファローなる石を『これにしゃべり続けたら中から雛が生まれる』って言ってプレゼントしたら」

    女友「うん」

    「一日中そいつに喋りかけるようになってしまった」

    女友「……それで今日あの子休んでるんだ?」

    「……うん、困った。今更嘘だなんて言えない」

    女友「ねー」

    35 :

    (うっ……これはSMの雑誌……ヤバい、早く隠さないと――)

    「これ、何かな?」

    「見つかった……」

    「……! ……!? お、男くん、どうして女の人叩かれたりろうそく垂らされたりしてるの……!?」

    (……嘘教えるとそのまま覚えるぞ……本当のこと言うか)

    「あ、あのな、世の中にはそうされると気持ち良いやつがいるんだ」

    「!? ……え? どうして!? 痛そうなのに……」

    (……そのままの女でいてくれよ……)

    36 = 1 :

    「おとこおとこー!」ダキッ

    「うわ、どうした。そして俺の服で鼻をかむな」

    「さっき、さっきそこで猫死んでたの」グス

    「あー、なるほどな」

    「うぇ、うぇえええっ!」

    「よしよし、悲しかったんだな」

    「うぇぇ……ぐしゅ」

    「じゃ、埋めに行こっか」

    「グス……」コクン

    「でもまずは、俺の服を拭いてからな」

    「……コクン」

    37 = 1 :

    すまん、ちょっと席外す。

    戻ってくるまで頼んだ

    38 = 22 :

    いいよ
    すごくいい

    39 = 35 :

    「男くん」

    「ん?」

    「あのね、保健の授業の『性行為』のところなんだけど――」

    (女友がいねえええぇぇぇ!?)

    「いや、あの――」

    「避妊ってどうしてやる必要があるの?」

    「それはな――」

    「それとね、男性器ってどうしてこんな矢尻みたいな形してるの?」

    「あー、それはな――」

    「んとね……あと、本当にこんな形してるの?」

    (公開処刑じゃねーか)

    「あれ? なんで前屈みなの? クラスの男子みんな……」

    40 = 1 :

    >>39と被った……


    「女、テストどうだった?」

    「……最悪だったよー。特に保健」

    「はっはっは、そりゃ災難だったな」

    「避妊の方法なんてわかんないよー。そんなのしたことないし」

    「ちょ、うぇ、おまっ!」

    「……? あれ、なんでみんなそんな怖い顔して男睨んでるの?」

    「……うう、男が保健なんて勉強するなって言うから……」

    「うぇ、ちょ、ちょっとまてみんな! なにもやましい考えでそんなことを女に命令あwfわじえjふぁえをfっわたあ!」

    41 = 28 :

    「おんなー、ちょっと見てくれ」
    「おとこ君どうしたの?」
    「右手にあるこの100円玉が手で揉むと……」
    「左手に移動しまーす」
    「すごーい、製造された年数まで変わってるー」


    女友「トリックを見破った上での突っ込みかしたら?」
    男友「多分気がついてないだろ」

    42 = 35 :

    「女にお土産」

    「何かな?」

    「スタジオジブリの展覧会行ってきたから、お前が好きなラピュタのペンダント買ってきた」

    「わーっ、ありがとう!」

    ――

    「え? どうしたんだ全身打撲して!?」

    「浮かなかった……」

    「……まさか」

    「飛行石なんだよね? どうしてー……」

    「……俺、悪くないよな……」

    「ふぇ……痛い……」

    43 = 35 :

    >>40
    お帰り

    「……むぅ……」

    「どうした、うかない顔して……早く掃除終わらせようぜ」

    「飛べない」

    「……?」

    「ほうきで空飛べるはずなのに……」

    「ちょっ、待て!? 女の子がほうきに跨がるんじゃありません!!」

    「キキは乗ってたよ?」

    (やっべぇ……女が喜ぶと思って魔女の宅急便とハリポタのDVD貸してた……)

    「うーん……」

    「す、スカートめくれてるからっ!? 男ども、フリフリヒラヒラ水色パンツ見てんじゃねーよ!!」

    「魔力切れなのかな」コスコス

    「ほうきを前後しないの!!」


    女友(眼福ねー)

    44 = 28 :

    「おんなー、知ってるか? メンマは割り箸を煮て作るんだよ」
    「えー、男友さんはキノコの一種だっていっていたよ」
    「そして女友さんはメンマは動物だって言っていたけど、どれが本当なの?」
    (あいつらも似たことをしたんだな……)

    45 = 1 :

    「女はクリスマスになにがほしい?」

    「えっ!? 何かくれるの?」パァァ

    「うん。何かとお世話になってるからな(主に精神的に)」

    「んじゃね、えとね、んとー、えっとー」

    「別に今決めなくてもいいんだぞ」

    「まって、もうすぐ決まりそうだから! えっと、んと……むー」

    「じゃあゆっくりまつよ」

    「じゃあね、5万円貯まる貯金箱!」

    「へえ、貯金するのか?」

    「うん。いつくらいに5万円になってるんだろ」

    「いや、女がお金入れないと貯まらないからね?」

    「え……。……。じゃあいらない」

    「……。新しいマフラーでいい?」

    「……うん、男のと同じのがいい」

    「そっか、わかった」

    46 = 1 :

    「うわぁ……、人いっぱいだねー」

    「だねぇ……。さすが元旦の神社」

    「まだかなー、お参りの順番」


    ~二時間後~

    「よし、やっと順番だ。女、願い事は、声に出して言った方がいいらしいぞ。ここは神聖な場所だから、誰にも願い事は聞かれない。だから、安心して声にだして言ってみろ」

    「そうなんだ! よーし」チャリン。パンパン

    (さて、いったいどんなトンデモ願いが出てくるのか、楽しみだ)

    「男とずっと一緒にいれますように。高校卒業まで男が健康でいれますように。男が幸せになれますように」

    「……」

    「よし、お参り終わり! 男からはなにもきこえなかったけど、本当にお願いごとは口に出してもほかの人には聞こえないんだね!」

    「う、うん。(そりゃ、なにもしてないからなぁ……)」

    「じゃあいこー。えへへ」

    周り(大切にしてやれよ、男よ)

    47 = 1 :

    例えば君がー傷ついてー、挫けそうになーったときはー♪

    「うう……先輩……」

    「おいおい、先輩たちよりも早く泣いてどうするんだよ」

    「だって、だって……。嫌だよ、卒業しちゃやらよぉ! 来年になったら、私も男と離れ離れになっちゃうよぉー、嫌だよぅ……」グス

    「何だ、先のことを考えて泣いてたのか。別に、女が俺と一緒に暮らせば離れ離れにならないだろ」

    「……ヒック……。そうなの……?」

    「うん」

    「じゃあ、そうしよ!」パァ

    卒業生達(……もう泣けねーよ)

    48 :

    卒業生可哀想ww

    49 :

    なんだろうこの気持ち
    顔はにやにやしてるけどとっても死にたいぞ☆

    50 = 1 :

    「おんなー」

    「なにー?」

    「俺が今から言う事ぜんぶに、うんって返事してね」

    「うん」

    「いい天気だね」

    「うん」

    「明日は土曜日だ」

    「うん」

    「学校楽しいな」

    「うん」

    「女、好きだ」

    「私も」

    「……!!」

    「あ、……ごめん。つい反射的に……」


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