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元スレ新ジャンル「囚人二人」
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女「施設の朝って、ほんと早いんですね」
男「まあな、ここに入れられた者は蟻と同じ扱いだ」
女「蟻…ですか…?」
男「すぐに分かるさ」
女「はぁ……?」
女「…ぜぇ…はぁ…お、男さんの言った意味が分かりました…」
男「だろ?」
女「はぁ…はぁ…ふぅ…よしっ」
男「お前……」
女「はい?」
男「…意外と可愛い顔してるんだな」
女「なっ、なにをバカなこといってやがりますかですかっ!」
男「いや、ここに戻る前にチラっとお前を見つけてな」
女「むぅ……それにしてもよく私だって分かりましたね?」
男「それは……」
女「それは?」
男「男の直感だ」
女「なるほど…当てになりませんね」
男「うるせっ」
男「まあな、ここに入れられた者は蟻と同じ扱いだ」
女「蟻…ですか…?」
男「すぐに分かるさ」
女「はぁ……?」
女「…ぜぇ…はぁ…お、男さんの言った意味が分かりました…」
男「だろ?」
女「はぁ…はぁ…ふぅ…よしっ」
男「お前……」
女「はい?」
男「…意外と可愛い顔してるんだな」
女「なっ、なにをバカなこといってやがりますかですかっ!」
男「いや、ここに戻る前にチラっとお前を見つけてな」
女「むぅ……それにしてもよく私だって分かりましたね?」
男「それは……」
女「それは?」
男「男の直感だ」
女「なるほど…当てになりませんね」
男「うるせっ」
男「今日も日が落ちるな」
女「ですね、夕日が綺麗ですよ…きっと」
男「だろうな、秋の夕日は一段と綺麗だ」
女「男さんって意外とロマンチストですか?」
男「茶化すな。男は誰だってロマンチストだ」
女「結構恥ずかしいこと言ってますよ、でも…うん、そういうことをハッキリ言える人は素敵だと思います」
男「……」
女「どうしました?」
男「いや……お前も恥ずかしいこと言ってるなと…」
女「もー! 茶化さないでくださいっ!」
女「ですね、夕日が綺麗ですよ…きっと」
男「だろうな、秋の夕日は一段と綺麗だ」
女「男さんって意外とロマンチストですか?」
男「茶化すな。男は誰だってロマンチストだ」
女「結構恥ずかしいこと言ってますよ、でも…うん、そういうことをハッキリ言える人は素敵だと思います」
男「……」
女「どうしました?」
男「いや……お前も恥ずかしいこと言ってるなと…」
女「もー! 茶化さないでくださいっ!」
男「よう女、起きてるかい」
女「当たり前じゃない。昼すぎなんだから」
男「そうかそうか。飯食った後なんでお昼寝でもしてるかと思ってね」
女「あんたと違ってそんな単純な原理で動いてわけじゃないのよ」
男「はっは!厳しいお言葉で」
女「で、何の用?」
男「外見てみろよ。お空が真っ青だぜ」
女「ああ……どおりでいつもよりまぶしいと思ったわ」
男「ぶっ殺したいくらいの快晴だよな」
女「もうちょっと言葉を選びなさいよ……」
男「いやいや本心だ。お天とさんが綺麗なほど、俺は理不尽を感じてしょうがないのさ」
女「……私たちに理不尽なんて言葉、使う権利なんて無いわ」
男「はっは!分かってるよそんくらい。冗談だ冗談。言ってみただけさ。俗に言う中二ってやつさね」
女「本当にあなたってつかめない人ね」
男「褒め言葉として受け取っておくぜ」
女「当たり前じゃない。昼すぎなんだから」
男「そうかそうか。飯食った後なんでお昼寝でもしてるかと思ってね」
女「あんたと違ってそんな単純な原理で動いてわけじゃないのよ」
男「はっは!厳しいお言葉で」
女「で、何の用?」
男「外見てみろよ。お空が真っ青だぜ」
女「ああ……どおりでいつもよりまぶしいと思ったわ」
男「ぶっ殺したいくらいの快晴だよな」
女「もうちょっと言葉を選びなさいよ……」
男「いやいや本心だ。お天とさんが綺麗なほど、俺は理不尽を感じてしょうがないのさ」
女「……私たちに理不尽なんて言葉、使う権利なんて無いわ」
男「はっは!分かってるよそんくらい。冗談だ冗談。言ってみただけさ。俗に言う中二ってやつさね」
女「本当にあなたってつかめない人ね」
男「褒め言葉として受け取っておくぜ」
男「この分だと星も綺麗に見えんじゃねえかな」
女「またぶっ殺したいとかぬかすわけ?」
男「はっは!一度受けなかったネタを繰り返し使うわけねえだろうが!」
女「あれがネタだっていうならあなた人を笑わせる才能は皆無ね」
男「あっちゃ~……結構自信作だったんだけどなあ」
女「こんなところで平気な顔で笑えってほうが無理あるけどね」
男「そんなこたぁねえさ!笑ってりゃ救いもあるかもな」
女「新作?全く笑えないわ」
男「笑え笑え!……と、言いたいところだがそろそろ看守さんが来るんでね」
女「あら残念」
男「つーわけで俺は大人しく今までの人生を振り返りつつ思い出し笑いをすることにする」
女「キモっ……ちょっと壁から離れなさいよ」
男「断る。背中が冷たいのは結構寂しいんだぜ?」
女「それには同意しとくわ」
女「またぶっ殺したいとかぬかすわけ?」
男「はっは!一度受けなかったネタを繰り返し使うわけねえだろうが!」
女「あれがネタだっていうならあなた人を笑わせる才能は皆無ね」
男「あっちゃ~……結構自信作だったんだけどなあ」
女「こんなところで平気な顔で笑えってほうが無理あるけどね」
男「そんなこたぁねえさ!笑ってりゃ救いもあるかもな」
女「新作?全く笑えないわ」
男「笑え笑え!……と、言いたいところだがそろそろ看守さんが来るんでね」
女「あら残念」
男「つーわけで俺は大人しく今までの人生を振り返りつつ思い出し笑いをすることにする」
女「キモっ……ちょっと壁から離れなさいよ」
男「断る。背中が冷たいのは結構寂しいんだぜ?」
女「それには同意しとくわ」
女「結局雨降っちゃったわね」
男「俺の予想は見事に外れたってわけだ」
女「にしては嬉しそうね」
男「おう!俺は雨が好きだからな」
女「綺麗じゃないから?」
男「ばっかおめえお天とさんが汚い時があるわけねえだろ」
女「それはどうかしらね。今は大気汚染がひどいらしいわよ」
男「お前さんにはロマンが足りねえ。晴れだろうが雨だろうがお空は綺麗なんだよ」
女「ロマンなんか感じてる暇なんかなかったのよ。私の人生ではね」
男「はっは!そりゃ失礼した。だが今から探しても遅くはねえよ」
女「死刑囚から出るセリフじゃあないわ」
男「全くだ!こいつぁロマンチックじゃねえか」
女「……理解できない」
男「理解しろ。それが人生を彩る要素だ」
男「俺の予想は見事に外れたってわけだ」
女「にしては嬉しそうね」
男「おう!俺は雨が好きだからな」
女「綺麗じゃないから?」
男「ばっかおめえお天とさんが汚い時があるわけねえだろ」
女「それはどうかしらね。今は大気汚染がひどいらしいわよ」
男「お前さんにはロマンが足りねえ。晴れだろうが雨だろうがお空は綺麗なんだよ」
女「ロマンなんか感じてる暇なんかなかったのよ。私の人生ではね」
男「はっは!そりゃ失礼した。だが今から探しても遅くはねえよ」
女「死刑囚から出るセリフじゃあないわ」
男「全くだ!こいつぁロマンチックじゃねえか」
女「……理解できない」
男「理解しろ。それが人生を彩る要素だ」
男「しっかしあんたはどんな顔をしてるんだろうなあ」
女「気になるならその穴から覗いてみなさいよ」
男「前にも言ったが想像すんのが楽しいのさ」
女「男の頭の中で私はどんな顔してんのかしらね……」
男「結構美人さんだぜ?なぜなら不細工を想像したってちっとも面白くないからだ」
女「あなた今全国の不細工敵にまわしたわよ」
男「はっは!上等じゃねえか。それに敵にまわった時点でそいつは自分が不細工だって認めたことになるしな」
女「あら?そしたら私も敵にまわろうかしら」
男「面白いジョークだ。あんた最高だぜ」
女「それはどうも」
女「気になるならその穴から覗いてみなさいよ」
男「前にも言ったが想像すんのが楽しいのさ」
女「男の頭の中で私はどんな顔してんのかしらね……」
男「結構美人さんだぜ?なぜなら不細工を想像したってちっとも面白くないからだ」
女「あなた今全国の不細工敵にまわしたわよ」
男「はっは!上等じゃねえか。それに敵にまわった時点でそいつは自分が不細工だって認めたことになるしな」
女「あら?そしたら私も敵にまわろうかしら」
男「面白いジョークだ。あんた最高だぜ」
女「それはどうも」
男「煙草が欲しい。俺は今無性に煙草が吸いたい」
女「ずいぶんいきなりね。あなた喫煙家だったの?」
男「いや俺は大の嫌煙家だった。あの煙の臭いが大嫌いでしょうがない」
女「……は?じゃ、どうして」
男「そろそろ人生においてのカタルシスが欲しいのさ、俺は」
女「こんな人生の瀬戸際で?」
男「瀬戸際だからこそさ!俺は俺のやりそうにないことをやりたいんだよ」
女「それはそれは……至極どうでもいいわ」
男「冷たいねえ。周りが灰色だからって自分が灰色になる必要はないぜ?例えばバラ色とか」
女「こんなところでバラ色になってどうすんのよ。男の頭ん中じゃあるまいし」
男「はっは!違えねえ!」
女「ずいぶんいきなりね。あなた喫煙家だったの?」
男「いや俺は大の嫌煙家だった。あの煙の臭いが大嫌いでしょうがない」
女「……は?じゃ、どうして」
男「そろそろ人生においてのカタルシスが欲しいのさ、俺は」
女「こんな人生の瀬戸際で?」
男「瀬戸際だからこそさ!俺は俺のやりそうにないことをやりたいんだよ」
女「それはそれは……至極どうでもいいわ」
男「冷たいねえ。周りが灰色だからって自分が灰色になる必要はないぜ?例えばバラ色とか」
女「こんなところでバラ色になってどうすんのよ。男の頭ん中じゃあるまいし」
男「はっは!違えねえ!」
女「あなたほど死刑囚が似合わない人はいないわね……」
男「何言ってんだ。人格で人を判断しちゃいけねえってばあちゃんに習わなかったのか?」
女「そんな格言初めて聞いたわよ。つーか人格じゃなかったらどこで人を判断すんのよ」
男「もちろん見た目さ!」
女「じゃ、私たちはお互いを判断できない状態ってことね」
男「判断なんかする必要なんてねえ。こうして互いに会話できるんだからな」
女「ま、会話できるだけマシってことかしらね……」
男「穴に感謝しとけー。ついでに穴を開けた俺にも感謝しとけー」
女「穴を開けたのは前に住んでた人でしょうが」
男「今いないやつに感謝してどうすんだよ。ほれほれ」
女「穴があったって人がいないとどうしようもないでしょ。そっちこそ私に感謝しなさい」
男「死刑囚に感謝なんかしてたまるか」
女「その言葉、そっくりそのままお返しするわよ」
男「何言ってんだ。人格で人を判断しちゃいけねえってばあちゃんに習わなかったのか?」
女「そんな格言初めて聞いたわよ。つーか人格じゃなかったらどこで人を判断すんのよ」
男「もちろん見た目さ!」
女「じゃ、私たちはお互いを判断できない状態ってことね」
男「判断なんかする必要なんてねえ。こうして互いに会話できるんだからな」
女「ま、会話できるだけマシってことかしらね……」
男「穴に感謝しとけー。ついでに穴を開けた俺にも感謝しとけー」
女「穴を開けたのは前に住んでた人でしょうが」
男「今いないやつに感謝してどうすんだよ。ほれほれ」
女「穴があったって人がいないとどうしようもないでしょ。そっちこそ私に感謝しなさい」
男「死刑囚に感謝なんかしてたまるか」
女「その言葉、そっくりそのままお返しするわよ」
ごめ、俺>>1じゃないよ
>>269かまわん続けろ
男「なあ。あんたはこっから出たいと思うかい?」
女「こっから?……そんなわけないでしょ」
男「そりゃまたどうして」
女「私は自分のやってきたことを後悔してる。でもちゃんと償うものは償うわ」
男「はっは!それはそれはご立派なことで」
女「……馬鹿にしてるの?」
男「そんなこたぁねえよ誤解すんな。俺にはそんな覚悟、できやしないからな」
女「じゃあなんであなたはそこにじっとしてるのよ」
男「単純な話だ。他に選択肢が無いからさ」
女「ただの思考停止ね。反吐が出る」
男「死刑囚の思考なんて反吐よりも役に立たねえよ」
女「全くだわ」
女「こっから?……そんなわけないでしょ」
男「そりゃまたどうして」
女「私は自分のやってきたことを後悔してる。でもちゃんと償うものは償うわ」
男「はっは!それはそれはご立派なことで」
女「……馬鹿にしてるの?」
男「そんなこたぁねえよ誤解すんな。俺にはそんな覚悟、できやしないからな」
女「じゃあなんであなたはそこにじっとしてるのよ」
男「単純な話だ。他に選択肢が無いからさ」
女「ただの思考停止ね。反吐が出る」
男「死刑囚の思考なんて反吐よりも役に立たねえよ」
女「全くだわ」
男「よく人生の黄昏って言葉を聞くだろ?」
女「たまに聞きますね」
男「人生の黄昏ってのは少なくとも終わりがくる人間に使える言葉だ」
女「そうですけど、急になんです?」
男「俺はな、終身刑でここにいる」
女「……そう、ですか…」
男「無期懲役の俺は…いつ人生の黄昏が来るんだろうな」
女「人はみんないつかは死にます…だから男さんにも終わりはあります…きっと」
男「死してなお、罪に囚われるけどな」
女「そんな…悲しいこと言わないでください…」
男「それが俺の犯した罪の重さだ。だから仕方の無いことだと思ってる…うん、仕方の無いことだ」
女「………」
女「たまに聞きますね」
男「人生の黄昏ってのは少なくとも終わりがくる人間に使える言葉だ」
女「そうですけど、急になんです?」
男「俺はな、終身刑でここにいる」
女「……そう、ですか…」
男「無期懲役の俺は…いつ人生の黄昏が来るんだろうな」
女「人はみんないつかは死にます…だから男さんにも終わりはあります…きっと」
男「死してなお、罪に囚われるけどな」
女「そんな…悲しいこと言わないでください…」
男「それが俺の犯した罪の重さだ。だから仕方の無いことだと思ってる…うん、仕方の無いことだ」
女「………」
男「さて、飯だ…いつもご苦労さん、看守」
看守「……あんたの罪は死んでも許されない…誰かが許しても俺が許さない…!」
男「ああ、それでいい…それで」
看守「チッ………この屑が…」
男「………」
女「…男さん、看守さんと何かワケ有りな感じでしたけど…?」
男「気にするな、お前には関係無いことだ」
女「……はいっ、これ!」
男「…なんだ、腕なんか伸ばして?」
女「みかんですっ! みかん! 特別に私のあげますっ!」
男「ッ……はは、ありがたく貰っておくよ」
女「そうするといいですっ」
看守「……あんたの罪は死んでも許されない…誰かが許しても俺が許さない…!」
男「ああ、それでいい…それで」
看守「チッ………この屑が…」
男「………」
女「…男さん、看守さんと何かワケ有りな感じでしたけど…?」
男「気にするな、お前には関係無いことだ」
女「……はいっ、これ!」
男「…なんだ、腕なんか伸ばして?」
女「みかんですっ! みかん! 特別に私のあげますっ!」
男「ッ……はは、ありがたく貰っておくよ」
女「そうするといいですっ」
男「なあ?」
女「はい、なんですか?」
男「どうしてお前みたいな性格の奴が人を殺したんだ?」
女「それは……」
男「いや、無理に話せとは言わない。話したくないときは言わなくていいぞ」
女「……はい」
男「俺も…酷いこと聞いたな…ごめん」
女「大丈夫…です」
男「………」
女「………あの」
男「ん、なんだ?」
女「私が…私がここを出るときに教えますね」
男「……ああ」
女「はい、なんですか?」
男「どうしてお前みたいな性格の奴が人を殺したんだ?」
女「それは……」
男「いや、無理に話せとは言わない。話したくないときは言わなくていいぞ」
女「……はい」
男「俺も…酷いこと聞いたな…ごめん」
女「大丈夫…です」
男「………」
女「………あの」
男「ん、なんだ?」
女「私が…私がここを出るときに教えますね」
男「……ああ」
女「あっ! 男さん、外見てくださいっ!」
男「星、かぁ…」
女「えへへ…綺麗ですねぇ」
男「そうだな」
女「星って…ううん、星だけじゃない、太陽や月も! どんな人にも平等に輝きを与えてくれる、これって素敵なことだと思いません?」
男「…そんなこと考えたこともなかったな」
女「こんな小さな鉄格子から見える星でも、私には優しく微笑んでくれてる。そう思ってたりしてます」
男「俺には、微笑んでくれてるかな…?」
女「きっと男さんにも微笑んでますよ、きっと!」
男「だと、いいな」
女「はいっ!」
男「星、かぁ…」
女「えへへ…綺麗ですねぇ」
男「そうだな」
女「星って…ううん、星だけじゃない、太陽や月も! どんな人にも平等に輝きを与えてくれる、これって素敵なことだと思いません?」
男「…そんなこと考えたこともなかったな」
女「こんな小さな鉄格子から見える星でも、私には優しく微笑んでくれてる。そう思ってたりしてます」
男「俺には、微笑んでくれてるかな…?」
女「きっと男さんにも微笑んでますよ、きっと!」
男「だと、いいな」
女「はいっ!」
>>274
細かいところを突っ込んですまないが「終身刑」と「無期懲役」は別物じゃなかったか?
細かいところを突っ込んですまないが「終身刑」と「無期懲役」は別物じゃなかったか?
確かに無期懲役はただ詳しく表記されてないだけで出れる。
しかし脳内補正というのry
しかし脳内補正というのry
>>280
うんすまん。黙っておく
うんすまん。黙っておく
まぁ細かいアラは言いっこナシなのが新ジャンルスレのマナーだしなー
女「男さんは、もしここから出れたら何かしたいことはありますか?」
男「そういうことは考えないことにしてるんだ、考えるだけ虚しいからな」
女「もしですよ、もしっ!」
男「…そうだな…馬鹿だけど、どこか放っておけないくて…迷惑なほど性格の優しい女と付き合えればいいかな」
女「それって…」
男「ま、そんな女がいればの話だけどな…といっても、ここから出れるわけないから無駄なことさ」
女「私は…」
男「ん?」
女「私がもしここから出れたら…他人なんて興味ない感じで、愛想も悪いんだけど、いつもどこか寂しげな声の人の傍にいてあげたいです」
男「…へぇ…お前みたいな奴が傍にいたらそいつは大層迷惑だろうな」
女「迷惑で結構ですっ、私が一緒にいたいと思うからいたいんですからっ!」
男「ふふ…でも」
女「はい?」
男「その男はきっと幸せだろうな」
女「…はいっ、ぜったい幸せですよ!」
男「そういうことは考えないことにしてるんだ、考えるだけ虚しいからな」
女「もしですよ、もしっ!」
男「…そうだな…馬鹿だけど、どこか放っておけないくて…迷惑なほど性格の優しい女と付き合えればいいかな」
女「それって…」
男「ま、そんな女がいればの話だけどな…といっても、ここから出れるわけないから無駄なことさ」
女「私は…」
男「ん?」
女「私がもしここから出れたら…他人なんて興味ない感じで、愛想も悪いんだけど、いつもどこか寂しげな声の人の傍にいてあげたいです」
男「…へぇ…お前みたいな奴が傍にいたらそいつは大層迷惑だろうな」
女「迷惑で結構ですっ、私が一緒にいたいと思うからいたいんですからっ!」
男「ふふ…でも」
女「はい?」
男「その男はきっと幸せだろうな」
女「…はいっ、ぜったい幸せですよ!」
誰か>>1の続きを…
>>287
ジレンマのことか?
ジレンマのことか?
男「ここにきて2年になるが、お前みたいなやつ初めてだよ」
女「あ、それって喜んでいいことですか?」
男「好きにしてくれ…」
女「えへへ、やったぁ」
男「ほんとお前は変わってる奴だな」
女「でも、そんな変わった奴と付き合ってる男さんも変わってる人ですよ」
男「……ああ、そうかもな」
女「変わってるコンビの結成ですね」
男「一日で解散だな」
女「あうっ!」
男「それじゃ、俺は寝るぞ」
女「もう少し話しません?」
男「俺が眠い、じゃ…おやすみ」
女「冷たい人ですねぇ…おやすみなさい」
女「あ、それって喜んでいいことですか?」
男「好きにしてくれ…」
女「えへへ、やったぁ」
男「ほんとお前は変わってる奴だな」
女「でも、そんな変わった奴と付き合ってる男さんも変わってる人ですよ」
男「……ああ、そうかもな」
女「変わってるコンビの結成ですね」
男「一日で解散だな」
女「あうっ!」
男「それじゃ、俺は寝るぞ」
女「もう少し話しません?」
男「俺が眠い、じゃ…おやすみ」
女「冷たい人ですねぇ…おやすみなさい」
男「……女、起きてるか?」
女「………」
男「起きてるなら、そのまま聞いてくれ」
「…俺とあの看守は兄弟なんだ。看守は…弟は俺なんかと違って出来のいい奴だった」
「当然、両親にもずいぶん可愛がられてたよ」
「ある日さ、サークルの飲み会でかなり酔っ払って帰ってきたんだよ」
「俺の父親ってかなりの厳父で、そんな弟をみて辛辣な言葉を言ったわけ」
「そしたら弟もキレてさ、近くに置いてあった灰皿で父親の頭を殴って、殺したんだ」
「父親と弟の騒ぎを聞いて、二階から降りてきた母親はその現場をみて倒れたらしく、弟は倒れた母親も殴って殺した」
「そして弟もその場に倒れた」
「弟が目を覚ましたとき、その場には両親の遺体とそれを見下ろす兄の姿」
「自分が殺したことなんて分かるわけもなく、弟はすぐに警察に通報したよ」
「だから、俺は弟の殺人を自分がやったことにした」
「俺も…お前のとこにいた男と似てるんだよ、ほんと馬鹿な人間だと思う」
「でも、後悔はしてない…これは俺がこうなるべくしてなった事だと思ってる、運命ってやつだな」
「…これを人に話すのはお前で最初だ…そして、最後だと思う」
「ごめんな、こんな話して…おやすみ」
女「………」
女「………ばか」
女「………」
男「起きてるなら、そのまま聞いてくれ」
「…俺とあの看守は兄弟なんだ。看守は…弟は俺なんかと違って出来のいい奴だった」
「当然、両親にもずいぶん可愛がられてたよ」
「ある日さ、サークルの飲み会でかなり酔っ払って帰ってきたんだよ」
「俺の父親ってかなりの厳父で、そんな弟をみて辛辣な言葉を言ったわけ」
「そしたら弟もキレてさ、近くに置いてあった灰皿で父親の頭を殴って、殺したんだ」
「父親と弟の騒ぎを聞いて、二階から降りてきた母親はその現場をみて倒れたらしく、弟は倒れた母親も殴って殺した」
「そして弟もその場に倒れた」
「弟が目を覚ましたとき、その場には両親の遺体とそれを見下ろす兄の姿」
「自分が殺したことなんて分かるわけもなく、弟はすぐに警察に通報したよ」
「だから、俺は弟の殺人を自分がやったことにした」
「俺も…お前のとこにいた男と似てるんだよ、ほんと馬鹿な人間だと思う」
「でも、後悔はしてない…これは俺がこうなるべくしてなった事だと思ってる、運命ってやつだな」
「…これを人に話すのはお前で最初だ…そして、最後だと思う」
「ごめんな、こんな話して…おやすみ」
女「………」
女「………ばか」
男「女…朝だぞ…おい」
「………」
男「おい、女…! 朝だぞ、起きろっ! おい、聞いてんのかっ!」
「………」
男「そんな…嘘だろ…いくらなんでも……早すぎる……まだ、まだ…ッ! くっ…!」
女「あ、あの…男さん」
男「女ッ!」
女「…ごめんなさい、まさか泣いてしまうなんて…」
男「ば、馬鹿言うなよ! 泣いてるは、はず、ないだろっ!」
女「男さんは私なんかよりも、ずっとずっと優しい人ですね」
男「………」
女「その優しさを、忘れないで大切にしてくださいね」
男「…女?」
女「私、今日死刑執行みたいです」
「………」
男「おい、女…! 朝だぞ、起きろっ! おい、聞いてんのかっ!」
「………」
男「そんな…嘘だろ…いくらなんでも……早すぎる……まだ、まだ…ッ! くっ…!」
女「あ、あの…男さん」
男「女ッ!」
女「…ごめんなさい、まさか泣いてしまうなんて…」
男「ば、馬鹿言うなよ! 泣いてるは、はず、ないだろっ!」
女「男さんは私なんかよりも、ずっとずっと優しい人ですね」
男「………」
女「その優しさを、忘れないで大切にしてくださいね」
男「…女?」
女「私、今日死刑執行みたいです」
>>1はもう来ねぇの?
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