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元スレ新ジャンル「囚人二人」
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すまん寝てた。寝てるうちに、書いてたもう一方の
ハイスペックハグが落ちてしまったーよ
女「ねえ、今どこにいる?」
男「ん? 部屋にいるに決まってるだろ?」
女「そうじゃなくて。部屋のどこにいるの?」
男「当ててみな? 退屈しのぎにはなるかもしれんぜ」
女「わかるわけないじゃん」
男「お? 俺にはおまえがいる場所がわかるんだがな」
女「へ? ど、どうやって? まさか、こっち見てる?」
男「見てねえよ。でも、これだけ背中があったかけりゃ、
俺と背中合わせに座ってることくらいわかるさ」
女「う……それは、その」
男「あれ? もしかして、当たっちまった?
半分くらい冗談だったんだが……」
女「……へ?」
男「そーかそーか、女も俺のぬくもりが恋しいってのかー。
かわいー奴だな、はっは」
女「このっ……またアンタはそうやって調子に――」
男「そんで、おまえはまたそうやって照れ隠し、と。
はっは」
ハイスペックハグが落ちてしまったーよ
女「ねえ、今どこにいる?」
男「ん? 部屋にいるに決まってるだろ?」
女「そうじゃなくて。部屋のどこにいるの?」
男「当ててみな? 退屈しのぎにはなるかもしれんぜ」
女「わかるわけないじゃん」
男「お? 俺にはおまえがいる場所がわかるんだがな」
女「へ? ど、どうやって? まさか、こっち見てる?」
男「見てねえよ。でも、これだけ背中があったかけりゃ、
俺と背中合わせに座ってることくらいわかるさ」
女「う……それは、その」
男「あれ? もしかして、当たっちまった?
半分くらい冗談だったんだが……」
女「……へ?」
男「そーかそーか、女も俺のぬくもりが恋しいってのかー。
かわいー奴だな、はっは」
女「このっ……またアンタはそうやって調子に――」
男「そんで、おまえはまたそうやって照れ隠し、と。
はっは」
>>1おかえりー。
wktk
wktk
>>1待ってたよ
男「殺したよ」
女「……え?」
男「たくさん殺した」
女「そっか。死刑の判決くらうぐらいだもんね」
男「どいつもこいつも、クズばっかりだった。俺も含めて」
女「……どういうこと?」
男「俺はおまえとは違う。殺したい奴を、殺す気で殺した」
女「ちがう。そうじゃない」
男「……復讐」
女「……なんて?」
男「やんちゃやってた頃の話さ。カラダばっかりでかくなって、
中身はガキとなんにも変わってなかった頃の話」
女「うん……」
男「大切な仲間たちがいたんだ。毎日毎日バカばっかりやってよ、
そりゃあ楽しかったもんさ……
よう。日本に今どれだけの裏社会があるか、知ってるか?」
女「まあ、ある程度はね。わたしもそこにいた」
男「非合法に、だが公然となされてる取り引きってのは、世界中にある。
クスリだとか人身売買だとか、そりゃあやべえ取り引きさ。人を
不幸にしかしないたぐいの、な。
それをさぐれば次の日には東京湾に浮くってことも珍しくはねえ」
女「それを、やってたっていうの?」
男「世界を変えられるんだって、本気で思ってた。バカだったよ、本当に。
だがある日、そのやんちゃが過ぎた。裏の組織に、俺たちがやってる
ことをかぎつけられて――」
女「……もういいよ。だいたい、わかった」
男「俺以外はみんな殺されたよ。なんで生き残れたのかが不思議なくらいだ。
……みんないい奴ばっかりだった。許せなかった。だから……
殺したよ。たくさん殺した」
女「……え?」
男「たくさん殺した」
女「そっか。死刑の判決くらうぐらいだもんね」
男「どいつもこいつも、クズばっかりだった。俺も含めて」
女「……どういうこと?」
男「俺はおまえとは違う。殺したい奴を、殺す気で殺した」
女「ちがう。そうじゃない」
男「……復讐」
女「……なんて?」
男「やんちゃやってた頃の話さ。カラダばっかりでかくなって、
中身はガキとなんにも変わってなかった頃の話」
女「うん……」
男「大切な仲間たちがいたんだ。毎日毎日バカばっかりやってよ、
そりゃあ楽しかったもんさ……
よう。日本に今どれだけの裏社会があるか、知ってるか?」
女「まあ、ある程度はね。わたしもそこにいた」
男「非合法に、だが公然となされてる取り引きってのは、世界中にある。
クスリだとか人身売買だとか、そりゃあやべえ取り引きさ。人を
不幸にしかしないたぐいの、な。
それをさぐれば次の日には東京湾に浮くってことも珍しくはねえ」
女「それを、やってたっていうの?」
男「世界を変えられるんだって、本気で思ってた。バカだったよ、本当に。
だがある日、そのやんちゃが過ぎた。裏の組織に、俺たちがやってる
ことをかぎつけられて――」
女「……もういいよ。だいたい、わかった」
男「俺以外はみんな殺されたよ。なんで生き残れたのかが不思議なくらいだ。
……みんないい奴ばっかりだった。許せなかった。だから……
殺したよ。たくさん殺した」
女「……そっか」
男「すげえ後悔してる。やんちゃやってた頃のこともそうだけどよ、
組織の奴らを皆殺しにしてやるって決めてから、本当に後悔した。
奴ら、すげえ数なんだよ。その中には普段から活動してるわけ
じゃない奴もいた。もしかしたら、無関係だった奴も殺しちまった
かもしれない。
それでも、どうしても許せなくて――」
女「……うん」
男「殺しまくったよ。組織が壊滅するまで。
だから、俺は今ここにいる」
女「わかった」
男「終わった後は、警察から逃げる気力も残ってなかった。
シリアルキラーってのもよ、楽じゃねえんだ……
何人も何人も殺さなきゃいけないのに、その間警察に捕まっちゃいけねえ、
相手に負けちゃいけねえ、人目に触れるわけにもいかねえから
食料の調達もままならねえ、おまけに俺はまだ罪の意識ってやつを
持ち合わせていてそれをおさえつけなきゃならねえとくる」
男「すげえ後悔してる。やんちゃやってた頃のこともそうだけどよ、
組織の奴らを皆殺しにしてやるって決めてから、本当に後悔した。
奴ら、すげえ数なんだよ。その中には普段から活動してるわけ
じゃない奴もいた。もしかしたら、無関係だった奴も殺しちまった
かもしれない。
それでも、どうしても許せなくて――」
女「……うん」
男「殺しまくったよ。組織が壊滅するまで。
だから、俺は今ここにいる」
女「わかった」
男「終わった後は、警察から逃げる気力も残ってなかった。
シリアルキラーってのもよ、楽じゃねえんだ……
何人も何人も殺さなきゃいけないのに、その間警察に捕まっちゃいけねえ、
相手に負けちゃいけねえ、人目に触れるわけにもいかねえから
食料の調達もままならねえ、おまけに俺はまだ罪の意識ってやつを
持ち合わせていてそれをおさえつけなきゃならねえとくる」
>>167
女「……知ってる。わたしも似たようなものだったから」
男「本当、ろくなもんじゃなかったよ。こんなことをするためにここまで
生きてきたわけじゃ――」
女「――もう、いいよ」
男「…………っ」
女「わたし、今日はもう寝るね。夜も遅いし、眠くなっちゃった」
男「…………」
女「じゃ、また明日ね」
男「…………
悪い。でもその前に、聞いてくれよ」
女「……ん?」
男「俺な。隣にいるのがおまえで、本当によかったと思ってる」
女「あっそ。なにいきなり恥ずかしいコト言ってんの」
男「へへ」
女「……わたしもよ」
女「……知ってる。わたしも似たようなものだったから」
男「本当、ろくなもんじゃなかったよ。こんなことをするためにここまで
生きてきたわけじゃ――」
女「――もう、いいよ」
男「…………っ」
女「わたし、今日はもう寝るね。夜も遅いし、眠くなっちゃった」
男「…………」
女「じゃ、また明日ね」
男「…………
悪い。でもその前に、聞いてくれよ」
女「……ん?」
男「俺な。隣にいるのがおまえで、本当によかったと思ってる」
女「あっそ。なにいきなり恥ずかしいコト言ってんの」
男「へへ」
女「……わたしもよ」
最後、鬱ENDになるんだったら
ハッピーENDも考えて欲しいな
ハッピーENDも考えて欲しいな
女「ねえ」
男「なんだ?」
女「わたしね。もしかしたら、あんたの顔を
知ってるかもしれない」
男「……はあ? なんでだよ?」
女「あんたが言ってた裏組織ってさ。表向きには
まっとうな職業についてる人ばっかりで
構成されてたんじゃない?」
男「そのはずだが……」
女「だから、世間から見ればなんのつながりもない
人たちが次々と殺されてくっていう事件だった」
男「……ああ。もしかして」
女「凶悪この上ない無差別殺人犯。顔写真つきで
指名手配されるのも、不思議はない……よね?」
男「なるほどなー……って、おいなんだよソレ!
なんか不公平だぞ?」
女「べつに不公平でもなんでもないでしょ。
見たかったらいつでもその穴からどうぞって
言ってんじゃん」
男「ううっ……そ、想像は……」
女「自由なんだったねー。ま、好きにしたらいいよ」
男「なんだ?」
女「わたしね。もしかしたら、あんたの顔を
知ってるかもしれない」
男「……はあ? なんでだよ?」
女「あんたが言ってた裏組織ってさ。表向きには
まっとうな職業についてる人ばっかりで
構成されてたんじゃない?」
男「そのはずだが……」
女「だから、世間から見ればなんのつながりもない
人たちが次々と殺されてくっていう事件だった」
男「……ああ。もしかして」
女「凶悪この上ない無差別殺人犯。顔写真つきで
指名手配されるのも、不思議はない……よね?」
男「なるほどなー……って、おいなんだよソレ!
なんか不公平だぞ?」
女「べつに不公平でもなんでもないでしょ。
見たかったらいつでもその穴からどうぞって
言ってんじゃん」
男「ううっ……そ、想像は……」
女「自由なんだったねー。ま、好きにしたらいいよ」
女「もしも、さ」
男「ん?」
女「もしも、仮に、ありえないことなんだけど――」
男「えらくもったいぶるな。なんなんだよ」
女「独房にいる二人の囚人がさ。恋に落ちたら、
どうなるんだろう?」
男「……おおう。おまえ、とうとう――」
女「仮定の話だって言ってんでしょ!?」
男「うお!? てめ、声がでけえ!」
男「ん?」
女「もしも、仮に、ありえないことなんだけど――」
男「えらくもったいぶるな。なんなんだよ」
女「独房にいる二人の囚人がさ。恋に落ちたら、
どうなるんだろう?」
男「……おおう。おまえ、とうとう――」
女「仮定の話だって言ってんでしょ!?」
男「うお!? てめ、声がでけえ!」
>>172
女「で、どうなると思うわけ?」
男「どうって、言われてもな。そりゃあ、男が
奇跡の怪力でこの壁をぶち抜いて女を救い出し、
看守どもをちぎっては投げちぎっては投げて脱出、
ふたりは遠い島に逃れて幸せに暮らす。
ほら、ハッピーエンドだ」
女「……真剣に答えてほしいんだけど」
男「ありゃ? 仮定の話じゃなかったのか?」
女「……その、まあ、そうなんだけど……」
男「まあいいや。真剣に答えるとすりゃあこうだ。
べつに、どうにもならねえ。二人は顔を合わせる
ことすらねえ。
天国で――いや、地獄で仲良く暮らすしかねえな」
女「……そっか。そうだよね……」
女「で、どうなると思うわけ?」
男「どうって、言われてもな。そりゃあ、男が
奇跡の怪力でこの壁をぶち抜いて女を救い出し、
看守どもをちぎっては投げちぎっては投げて脱出、
ふたりは遠い島に逃れて幸せに暮らす。
ほら、ハッピーエンドだ」
女「……真剣に答えてほしいんだけど」
男「ありゃ? 仮定の話じゃなかったのか?」
女「……その、まあ、そうなんだけど……」
男「まあいいや。真剣に答えるとすりゃあこうだ。
べつに、どうにもならねえ。二人は顔を合わせる
ことすらねえ。
天国で――いや、地獄で仲良く暮らすしかねえな」
女「……そっか。そうだよね……」
支援したいが寝る。明日もありますように。そして救いのある鬱エンドでありますように。
女「男はさ。いいよね」
男「……なんでだ?」
女「仲間が、いたんでしょ」
男「まあ、な」
女「お互いに信頼しあってさ。よっぽど大切にしてたんだよね。
それをなくした時に、男が人生捨てるくらいに」
男「…………」
女「わたし、そういう人いないから。わたしのこと大切にして
くれてると思ってた人は、ただわたしを利用してただけ
だから。わたしも、ただ捨てられたくないだけ、ひとりに
なりたくなくて言いなりになってただけだから」
男「……なあ、女よ」
女「……ん?」
男「めったなことは言うもんじゃねえさ。おまえが知らないだけで、
おまえを必要としてる人ってのがいるのかもしれない」
女「……この壁の、むこうに?」
男「さあ、な」
女「…………」
男「…………」
女「……せなか、あったかいね」
男「……そうだな」
男「……なんでだ?」
女「仲間が、いたんでしょ」
男「まあ、な」
女「お互いに信頼しあってさ。よっぽど大切にしてたんだよね。
それをなくした時に、男が人生捨てるくらいに」
男「…………」
女「わたし、そういう人いないから。わたしのこと大切にして
くれてると思ってた人は、ただわたしを利用してただけ
だから。わたしも、ただ捨てられたくないだけ、ひとりに
なりたくなくて言いなりになってただけだから」
男「……なあ、女よ」
女「……ん?」
男「めったなことは言うもんじゃねえさ。おまえが知らないだけで、
おまえを必要としてる人ってのがいるのかもしれない」
女「……この壁の、むこうに?」
男「さあ、な」
女「…………」
男「…………」
女「……せなか、あったかいね」
男「……そうだな」
女「ねえ。こないだ、一回くらい抱かれてみたかったって
言ったじゃん」
男「ああ」
女「わたしね……その、ヘンなこと言うんだけどさ……」
男「んー? どうした?」
女「その一回が……あんただったらいいなって……
思ってたり、するんだ」
男「ぶッ。な、いきなり何言い出しやがるッ」
女「……べつにおかしくないでしょ」
男「おかしいって。だってそれ、おまえ、アレだそのさっきの」
女「何混乱してんの。みっともない」
男「うっせ。そりゃ驚くわ」
女「なんでよ」
男「なんでって……そりゃおまえ、これまでの態度とか――」
女「……だってさ。あんたと話してたら安心するし。
一人で裏の組織を壊滅させられるほど頭が切れて、仲間を
大切にして、そのくせ妙に子供っぽくてほっとけないし。
写真を見る限り顔だって悪くない、体格もそこそこいいし。
ずっとこうやって話してれば情も移るし」
男「……ううむ。そう言ってくれるのは嬉しいんだが、
唐突すぎてちょっと困るな」
女「実現しないってわかってたから、言えた。それだけが、
残念だよ。ホントにね」
男「俺もだ。気持ちだけ、ありがたくいただいておくさ」
言ったじゃん」
男「ああ」
女「わたしね……その、ヘンなこと言うんだけどさ……」
男「んー? どうした?」
女「その一回が……あんただったらいいなって……
思ってたり、するんだ」
男「ぶッ。な、いきなり何言い出しやがるッ」
女「……べつにおかしくないでしょ」
男「おかしいって。だってそれ、おまえ、アレだそのさっきの」
女「何混乱してんの。みっともない」
男「うっせ。そりゃ驚くわ」
女「なんでよ」
男「なんでって……そりゃおまえ、これまでの態度とか――」
女「……だってさ。あんたと話してたら安心するし。
一人で裏の組織を壊滅させられるほど頭が切れて、仲間を
大切にして、そのくせ妙に子供っぽくてほっとけないし。
写真を見る限り顔だって悪くない、体格もそこそこいいし。
ずっとこうやって話してれば情も移るし」
男「……ううむ。そう言ってくれるのは嬉しいんだが、
唐突すぎてちょっと困るな」
女「実現しないってわかってたから、言えた。それだけが、
残念だよ。ホントにね」
男「俺もだ。気持ちだけ、ありがたくいただいておくさ」
俺は今までこれほどストーリーを分岐させられる
ノベルゲームの形式がうらやましくなったことはない
ウツダシノウ
ノベルゲームの形式がうらやましくなったことはない
ウツダシノウ
追い付いた
男と女しかいないこの閉塞感が新ジャンルスレの醍醐味だと思うんですよ
男と女しかいないこの閉塞感が新ジャンルスレの醍醐味だと思うんですよ
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