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    元スレ新ジャンル「無頼娘」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    301 = 294 :

    「そうまでして自分を追い詰めて、綱渡りのような生活をする事になにか意味が?」
    「わたしからすりゃあ組織に従属して窮屈な毎日を送る人生に意味を見いだせないね」
    「相容れない、そういいことかな」
    「君は君の道を、わたしはわたしの道を」
    「たまにまともなこと言うな。ちょっと見直したよ」
    「惚れ直した?」
    「ノーコメで」

    302 = 294 :

    「今日の相手は強かった。久々に痺れる読み合いだったよ」
    「金にがめついわけじゃなく、本当に勝負を楽しんでるね、君は」
    「それが唯一、人と心を通わせる手段。頭を下げて機嫌を取るだけが人間関係じゃない」
    「…歪んでいるね。君も、俺も」

    303 = 272 :

    相も変わらず難しい新ジャンルさねに。

    304 = 294 :

    「珍しく落ち込んでるな」
    「取引先と上手く行かなくてな。上からも下からも責められて散々だ」
    「そうか…わたしは自分のせいで誰かが困ったりするのはごめんだな。自分だけで十分だ」
    「優しいんだな」
    「ある意味傲慢さ」

    306 = 294 :

    「久々に会いに来たのに不機嫌そうだな」
    「今日は負け、負け。そして2日目。厄日か?」
    「日頃の行いがなんとやら、じゃないかな?」
    「わたしは日々イエスキリストに祈りを捧げコーランを欠かさず読んでいるのに」
    「そりゃイスラムの聖典だ」
    「宗教には疎くてね」
    「どこまで本当やら」
    「あー腹いてぇ…」

    307 = 294 :

    「しかし女性一人で野宿というのも危険だろうに」
    「じゃあ何か?一緒に寝てくれる?」
    「そんな勇気もないけど放っておけないね」
    「…半端な気持ちで人を救おうとするな。それは相手を傷つけるだけだ」
    「わかった。じゃあ一緒に寝ようか」
    「やだよ気持ち悪い」
    「即答かよ」

    308 = 294 :

    「あいつがこないのもまた珍しいな」

    「…空は青く、日は高く、か」

    見上げた空に
    幾千の羽
    小さな祈りを乗せて
    舞い上がれ

    「…歌はいいねぇ」

    309 = 294 :

    「いい声してるじゃないか」
    「聞いてたのか」
    「歌手でも目指せばどうかな?今からでも間に合うさ」
    「人前に立つのは苦手でね」
    「かわいいとこあるじゃない」
    「殴っていいか」
    「勘弁」

    310 = 294 :

    「遊びほうけているときふと我に返るように、仕事の最中自分がなにをしてるのかわからなくなる事があるよ」
    「だけどそれは君が選んだこと。社会に属し、そして組織に身を置くこと」
    「どこかで道をまちがえたかな?」
    「大切なのは仕事ができるとか特別な能力があるかじゃない。自分の望んだ自分になれたか、さ」
    「…小難しい事は苦手でね」
    「わたしもだ」
    「どうだか」

    311 = 294 :

    「何もかも捨てて、思うまま自由に生きてみたかった」
    「自分の事を話すのは珍しいね。どんな風の吹き回しかな」
    「なんでかな、君にはわたしを理解してほしい、そんな気になっただけさ」
    「…申し訳ないがやはりお互いに相手の生き方は理解出来ないだろうね」
    「…そうか…ま、あそうだろう、なぁ」
    「いい歳して泣くなよ」
    「うるさいこっちみるな」

    312 = 294 :

    「ワイルドだが随分豪華な食事だな」
    「たまには贅沢もしたくなる」
    「まさかとは思うが、盗んだんじゃないよな」
    「ああその手があったか。まあこれは自分で狩りに行った」
    「言わなきゃよかったな。ついでに言うならそれは密漁って言うんだよ」
    「自分でとったのに犯罪になるの?」
    「知らないのか」
    「私にもわからない事くらいある」
    「気をつけな。正しいのは自分だけじゃない。一つもらうね」
    「あってめぇこの…」
    「ウニは生に限る」

    313 = 294 :

    「雷怖い雷怖い」
    「意外な弱点が」
    「大きい音は苦手だ。突発的だからなおさら驚く」
    「ゴロゴローぴしゃー」
    「うわぁぁぁってアホか」
    「そんだけ余裕あるなら大丈夫だ」
    「気ぐらい紛らわさせろ」
    「あれって空気が音速で膨張したときの音らしいよ」
    「いや知らんし…」

    320 :

    坂上真綾ヴォイスで再生される

    321 = 294 :

    寝ちまった

    322 = 266 :

    あげ

    324 = 268 :

    あげ

    326 = 294 :

    「女性の喫煙はあまり感心しないな」
    「男女差別反対ー」
    「元気な赤ちゃん生めないぞ」
    「そういう欲は捨てた。まあ相手が金出してどうしても、て言うなら考える」
    「ギャンブルはもう止めないがそれだけは止めなさい」
    「じゃあなにか?君が生活保証してくれんの?」
    「そういったことを頻繁にしているようなら考える」
    「じゃあ結婚しよう」
    「喜んで」
    「やだよ気持ち悪い」
    「言うと思った」
    「だろ」

    327 = 268 :

    328 :

    今北星ゅ

    329 :

    まだやってるのかよ

    いいぞもっとやれ

    330 = 266 :

    あげ

    332 = 268 :

    >>331
    それで描いてくれる絵師キボン

    333 = 266 :

    335 :

    「で、これはどういうつもりだ」
    「つもりも何も…ただのダンボールの山だが」
    「そうか嫌がらせか」
    「生活の足しにでもなればと」
    「成る程嫌がらせなんだな」
    「だって生活大変そうだし」
    「お前が思ってるような生き方はしてないっ!!」
    「あれ?俺怒られるような事した!?」
    「そもそも無頼として お前の情けを借りる訳にはいかないし」
    「そうか残念だな 酒も持って帰るか」

    「まぁ待とうか」

    336 = 268 :

    「いたた…」
    「どうしたその怪我!?」
    「麻雀負けてバックレようとしたら、捕まってフルボッコされたー」
    「とりあえず血ぃ拭え。そんで治療してやるからうちにこい」
    「ううん、今男んちいったら男にも迷惑かけちゃう」
    「気にすんな。俺はお前の巣になるって決めたんだから」
    「怖いお兄さん来るぞ?」
    「そんときゃ一緒に逃げりゃいい」
    「じゃあ、頼んだ」
    「軽っ」
    「私もお前に頼るようになっちゃったのかな。無頼失格だね」
    「よいよい、俺としちゃそっちのが嬉しい」
    「男ー」
    「ん、何?」
    「ありがとなー」
    「いいってことよ」

    337 = 319 :

    >>331
    ブラクラのバラライカ……

    339 = 268 :

    >>338
    さいで
    お呼びじゃなかった?

    340 :

    >>339
    お呼びである

    341 = 317 :

    >>339
    ずっと待ってた

    342 = 334 :

    おかえりなさい

    344 = 268 :

    「なんかさー」
    「段ボールから顔だけ出してどうした」
    「こーして見ると私って、女スネークみたいじゃね?」
    「ソリッドスネーク知ってんのか」
    「まあね。でもそういえば、潜伏する系のヤバい仕事はやったことないなー」
    「あーあ、某宗教とか某利権団体とか、危ないとこに潜伏して取材してみてー」
    「お前にゃ段ボールハウスがお似合いだ」
    「うー、まあ私のことを心配しての発言だと受け取っておこう」
    「そうそう」ばんばん
    「我が家を叩くなー、壊れるー」

    345 :

    優秀な作家さん達にマジで感謝。しかも‥最初の頃に比べたら、格段にレベルが上がった気がする。
    応援してまっせ♪

    347 = 268 :

    「男、ちょっとこい」
    「ん?」
    「ブランコ乗るから、背中押してくれ」
    「なんでまたブランコに?」
    「後で教える。今は背中を押すだけでいい」
    「……?」

    ----キィッ、キィッ

    「………」
    「後で教えるとか言いながら、なんで黙る」
    「うるさい、今考え中なんだから静かにしろ」
    「…へーへー」
    「……」
    「……」

    349 = 268 :

    キィッ、キィッ

    「……男ー」
    「あ?何だよ」
    「お前は一体、私のどこに惚れたんだ?」
    「さあね……わかんねー」
    「自分でも、分かんないのか」
    「そうだな。ただよ」
    「ただ?」
    「俺よりしっかりしてるくせに、俺よりふらふら生きてるお前を見てると、
      なんかこう、妙な気分になることは多々あったな」
    「妙な気分…?」
    「おう。恥ずかしいのを覚悟で言っちまうと、これが愛しいって感じなのかなとか、思ったりした」
    「プッ…」
    「笑うなっ!」
    「ごめん、でもその顔で愛しいって……ブフッ」
    「笑うなっつうの!」
    「ごめん、本当にごめん」

    350 = 268 :

    キィッ、キィッ

    「笑ってごめんよ…」クスクス
    「クスクス言いながら謝られても、説得力ねーよ」
    「いやーね、私には恋とか愛とか無縁だと思ってたから、ついね」
    「私って根っからの無頼性じゃん。だから誰かに好意を向けられても、冗談みたいにしか思えないんだよね」
    「自分で聞いたくせに……」
    「悪い悪い」


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