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    元スレ新ジャンル「採点娘」

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    1 :

    「女、俺と付き合わない?」

    「全くひねりが無い、30点」

    2 :

    そこは長秀さんだろ

    3 :

    まんちよ様じゃないか!

    4 :

    む、娘…?

    5 :

    新ジャンルスレでも見たことあるががんばれ

    6 :

    ????「採点オバサンは不細工でごじゃる」

    10 :

    採点ババアかわいいだろ!

    11 :

    採点ババアにいきなり点数つけられたらぶん殴りたくなるだろ

    12 :

    ガチャ

    幼馴染「起床。今日も一人で早起きできず、私の手を煩わせる。0点」

    幼馴染「整頓。汚い。昨日の朝も私が掃除したのにまた散らかしたまま寝た。0点」

    幼馴染「準備。課題が机の上。しかも終わってない。0点」

    幼馴染「寝相。毛布が床に落ちてる。これでは風邪をひく。0点」

    幼馴染「寝顔……」

    「……」 すやすや

    幼馴染「……100点」

    13 :

    >>12
    続けたまえ

    14 = 12 :

    「……」 すやすや

    幼馴染「……」

    「……」 すやすや

    幼馴染「はっ。そろそろ起こさないと遅刻してしまう。それは0点」

    「……」 すやすや

    幼馴染「起きて」

    ゆさゆさ

    「ん……」

    幼馴染「起きて」

    ぷにぷに

    「んー……」

    幼馴染「反応。今日も鈍い。10点」

    ぷにぷに

    15 :

    「あんたんちのテレビ小さい。30点」

    「あんたの私服ださい。5点」

    「私のテスト…………0点。…ふえぇ」

    「大丈夫だって」ナデナデ

    「女子への慰め方がなってない。10点…」グスン

    16 :

    精米娘「あなたのお米(真性包茎)を精米さしてあげましょう」

    18 :

    織田信奈にそんなのいなかったっけ

    19 = 12 :

    「ふわ……あふ……」

    幼馴染「欠伸。みっともない。30点。家族と私以外には見せない方がいい」

    「あ、おはよー……」

    幼馴染「挨拶。はきはきしてない。50点。おはようございます」

    「んー……。眠い……」 ぼー…

    幼馴染「状態。すっきり目覚めてない。50点。顔を洗ってきなさい。歯磨きも」

    「んー……」 よたよた

    幼馴染「足取り。危なっかしい。10点。転ばないように隣りで支える」 そっ

    20 = 12 :

    「……」 ばしゃばしゃ

    「ふう! すっきりした!」

    幼馴染「覚醒。脳の活動は正常。90点」

    「……」 ごしごし

    「……」 むぐむぐ ぺっ

    「よし! 歯磨き終わり!」

    幼馴染「見せて」 ぐいっ

    「あっ」

    幼馴染「……」 じー…

    「あー……」

    幼馴染「口内。歯磨きが不十分。10点。じっとしてて」 すっ ごしごし

    「あー……」

    幼馴染「これで100点。口をゆすいで」

    「……」 むぐむぐ ぺっ

    21 = 12 :

    「いつも悪いわねぇ」

    幼馴染「お義母さん。今朝も綺麗。100点。いいえ、慣れてますから」

    「さっきも聞いたけど嬉しいわ。ありがとう」 にこ

    幼馴染「お義母さんは常に100点ですから。その笑顔も100点です」

    「あなたみたいなしっかりした子が子供なら安心なんだけどね。いっそのことうちの子供にならない?」

    幼馴染「100点の提案ですね。後数年待ってください」

    「いただきまーす」

    幼馴染「今のやり取りは照れるところ。0点」

    22 = 12 :

    幼馴染「朝食。トースト、ジャム、ソーセージ、レタス、目玉焼き、牛乳。100点」

    「……」 もしょもしょ

    幼馴染「作法。そのハムスターのような食べ方は幼すぎる。40点」

    「そう?」

    幼馴染「でもかわいいから差し引きで60点」

    「じゃ、このままでいいや」

    「ふふ、あまあまねぇ」

    幼馴染「反省。確かに厳しく指導した方がためになる。20点」

    「……」 もしょもしょ

    幼馴染「……明日から指導する」

    23 :

    もちろん男はショタっぽいんだよな?

    24 :

    25 :

    スターオーシャンのこれなら満点ねの人が真っ先に思い浮かんだ

    26 = 12 :

    「お待たせ」

    幼馴染「準備。のんびりしすぎ。30点。急がないと……あ」

    「何?」

    幼馴染「身だしなみ。寝癖が残ってる。50点」 さっ

    幼馴染「直った。これで100点」

    「ありがとう。いってきます」

    幼馴染「いってきます、お義母さん」

    「いってらっしゃい」

    幼馴染「出発。時間以外は問題なし。60点」

    28 = 12 :

    幼馴染「天候。快晴。渇いた微風。90点」

    「気持ちいいね」

    幼馴染「時刻。通常の速度でもなんとか始業に間に合う。60点」

    「うん。……あ。あの家……」

    幼馴染「どうしたの?」

    「わん! わん!」

    幼馴染「!?」

    「犬飼ったんだ。尻尾振ってるよ。かわいいなぁ」

    幼馴染「い、犬……。0点……」 びくびく

    29 = 23 :

    かわいい

    30 = 12 :

    「えー? かわいいと思うけど」

    幼馴染「知ってるでしょ? 昔マイナス100点の犬に噛まれた……」 びくびく

    「わん!」

    幼馴染「ひっ!」 びくっ

    幼馴染「0点! 0点!」

    「わん!」

    幼馴染「ひぃ……」 びくびく

    「それじゃ、早く通り過ぎよう」

    幼馴染「む、無理……」

    「ちゃんと鎖に繋がれてるし門も閉まってるよ。ほら、『状況。絶対安全。100点』。だよ」

    幼馴染「それでも無理」

    「うーん……別の道から行くと遅刻しちゃうかも。遅刻は0点でしょ?」

    幼馴染「0点でも無理」

    32 :

    もっとだ!

    33 = 12 :

    「……わかった。こうしよう」 ぎゅっ

    幼馴染「!」

    「手、繋いでてあげるからがんばって」

    幼馴染「う、うん……」

    「行こう」

    幼馴染「……」 びくびく

    「わん! わん!」

    幼馴染「っ……!」 ギュッ! ギリギリ…

    (痛い……)

    幼馴染「絶対安全。100点。絶対安全。100点」 ぶつぶつ

    「大丈夫」

    幼馴染「……」

    「大丈夫だから」

    幼馴染「うん……」

    幼馴染(安心。100点)

    34 :

    千年処女かと思った

    35 = 12 :

    「犬、見えなくなったよ。もう大丈夫」

    幼馴染「うん。状況。完全に安全。100点」

    「……」

    幼馴染「何?」

    「ううん、なんでもない」

    (もう手を繋ぐ必要ないんじゃ……)

    幼馴染(手。大きい。温かい。100点)

    36 = 12 :

    「なんとか間に合ったね」

    幼馴染「余裕。ほとんどなし。60点」

    幼馴染(でも嬉しいことがあったから100点)

    先生「授業を始める前に課題を回収するぞー」

    「げ……」

    (昨日わからない所で投げたままだった……)

    幼馴染「怠慢。自業自得。0点」

    38 :

    かわいいけど、惨事でいたらウザい135698点

    39 = 12 :

    キーンコーンカーンコーン

    「やっと昼休み……。お腹空いた……」

    幼馴染「体調。食欲は健康の証明。70点」

    「弁当……え?」

    幼馴染「忘れたの?」

    「うん……。しょうがない。売店行ってくる」

    幼馴染「待って。売店のパンでは栄養が偏る。50点」

    「そんなこと言っても、断食だと0点じゃないか。死んじゃうよ」

    幼馴染「私のお弁当を半分食べていい。いつも量が多くて持ち帰って夕食に加えてるから」

    「え? だったら量減らしなよ。ありがたいけど」

    幼馴染(こんな日のために多めにしておいてよかった)

    40 = 32 :

    幼馴染ちゃんの健気さ120点

    41 :

    幼馴染で倍率ドン

    42 = 38 :

    DD新聞社副社長
    の顔思い浮かべながら開いたら思ったより可愛くてびっくりした

    43 = 12 :

    「あ……箸はどうしよう」

    幼馴染「もう一組持ってきてる」 すっ

    「え? なんで箸まで」

    幼馴染「予備。私の準備は常に100点」

    「まぁ、いいや。いただきます」 ぱくっ

    幼馴染「……」

    「……」 もぐもぐ

    幼馴染「……何点?」

    「100点。美味しいよ」

    幼馴染「そう」 ほっ

    幼馴染「……お義母さんのとどっちが美味しい?」

    「うーん……母さんかな?」

    幼馴染「お義母さんは120点か……」

    44 = 32 :

    この男は3点

    45 = 12 :

    (疲れた……。課題も補習もこの世からなくなればいいのに)

    幼馴染「遅刻」

    「え?」

    幼馴染「待ちくたびれた。0点」

    「先に帰ってって言ったのに」

    幼馴染「思慮。0点。……一人だと犬の所を通れない」

    「少しくらい遠回りでも別の道を通ればいいじゃないか」

    幼馴染「思慮。100点。その手があった。全然気づかなかった。嘘じゃない」

    「帰ろうか」

    幼馴染「うん」

    46 :

    バガボンドの伊藤一刀斎

    47 :

    10点審査員ってのがあった

    48 = 12 :

    幼馴染「そろそろ犬の所。……手を繋いでくれれば通れる」 すっ

    「え? だから別の道を通れば……」

    幼馴染「楽しみにしていた100点のテレビ番組がもうすぐ始まる。それだと間に合わない」

    「そっか。わかった……あれ? 犬、いないや」

    幼馴染「え」

    「散歩かな? よかった。普通に通れるね」

    幼馴染(犬。空気読めてない。マイナス100点)

    49 = 12 :

    「わん! わん!」

    幼馴染「うひゃあっ!?」 だきっ

    「うわっ」

    おばさん「あら、驚かせちゃってごめんなさいね。人懐っこい子で、誰にでもじゃれようとしちゃうのよ」

    「わん! わん!」

    幼馴染「ひいぃ……!」 ぎゅー!

    「気にしないでください。むしろありがとう」

    「わふ?」

    50 = 12 :

    「ほら、おばさんが犬を家の中に入れてくれたよ。もう大丈夫だって」

    幼馴染「うう……」 ぎゅー

    「これじゃ歩けないよ。急がないとテレビ始まっちゃうよ」

    幼馴染「そんなの存在しない……」 ぎゅー

    「えっ」

    幼馴染「うえぇ……」 ぎゅー

    (……しばらくこのままでいいか)


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