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男「なんなんですか、先輩…屋上なんかに呼び出して」
女「あー…うん」
男「いま就業時間だし、俺、VIP物産に見積もり今日までに出さないと…って聞いてます?」
女「うん…」
男「先輩?…どうしたんですか?元気ないじゃないですか」
女「…あのね」
男「はい」
女「………できちゃった」
男「…は?」
女「てへ♪」
男「………」
女「…あ、もちろん、赤ちゃんのことね」
男「………」
女「あー…うん」
男「いま就業時間だし、俺、VIP物産に見積もり今日までに出さないと…って聞いてます?」
女「うん…」
男「先輩?…どうしたんですか?元気ないじゃないですか」
女「…あのね」
男「はい」
女「………できちゃった」
男「…は?」
女「てへ♪」
男「………」
女「…あ、もちろん、赤ちゃんのことね」
男「………」
男「えっと、おめでとうございます?」
女「ありがと」
男「………」
女「?」
男「あ、あの、つかぬことをお聞きしますが…それって、誰のなんでしょう?」
女「誰の子…って、キミねぇ、この状況でそういうこと言う?確実に女の子泣かせるセリフだよ?」
男「…は?」
女「…忘れちゃったんだ、あの夜のこと」
男「えぇっ!?」
女「あんなに激しくお互いを求め合ったっていうのに」
男「え?え?え?……えぇぇ!?」
女「…忘れ、ちゃった?」
男「………………………」
女「………いや、そんな真剣に考えられても」
男「す、すいませんっ!すぐ思い出しますっ!ええと…」
女「え?…もしかして、ホントに酔ったイキオイとかでやっちゃった覚えがある?私が覚えてないだけ?」
男「は?」
女「いや、軽いジョークだし」
男「…泣いていいですか?」
女「ありがと」
男「………」
女「?」
男「あ、あの、つかぬことをお聞きしますが…それって、誰のなんでしょう?」
女「誰の子…って、キミねぇ、この状況でそういうこと言う?確実に女の子泣かせるセリフだよ?」
男「…は?」
女「…忘れちゃったんだ、あの夜のこと」
男「えぇっ!?」
女「あんなに激しくお互いを求め合ったっていうのに」
男「え?え?え?……えぇぇ!?」
女「…忘れ、ちゃった?」
男「………………………」
女「………いや、そんな真剣に考えられても」
男「す、すいませんっ!すぐ思い出しますっ!ええと…」
女「え?…もしかして、ホントに酔ったイキオイとかでやっちゃった覚えがある?私が覚えてないだけ?」
男「は?」
女「いや、軽いジョークだし」
男「…泣いていいですか?」
男「…で、誰の子どもなんですか?」
女「お兄ちゃん」
男「………」
女「いや、今度は冗談じゃないから」
男「…ええと、近親相姦?」
女「まさか」
男「……あの、先輩、仕事戻ってもいいですか?わりと忙しいんで」
女「簡単に言うと、兄さんと義姉さんに子どもできなくて、子宮貸したの」
男「………」
女「マジよ?代理母ってやつ」
男「………」
女「どしたの?」
男「…えっと、こういうとき、どういうリアクションしたらいいのかとか」
女「まぁ、こないだ会社やすんでたのも、ちょろっと病院とか行っててね」
男「…流すし」
女「つまりは、そういうことなの」
男「………どういうことなのかと」
女「お兄ちゃん」
男「………」
女「いや、今度は冗談じゃないから」
男「…ええと、近親相姦?」
女「まさか」
男「……あの、先輩、仕事戻ってもいいですか?わりと忙しいんで」
女「簡単に言うと、兄さんと義姉さんに子どもできなくて、子宮貸したの」
男「………」
女「マジよ?代理母ってやつ」
男「………」
女「どしたの?」
男「…えっと、こういうとき、どういうリアクションしたらいいのかとか」
女「まぁ、こないだ会社やすんでたのも、ちょろっと病院とか行っててね」
男「…流すし」
女「つまりは、そういうことなの」
男「………どういうことなのかと」
男「…先輩」
女「なに?質問?専門的なことは私にはわかんないわよ」
男「まぁ、質問といえば、そうなんですけど…なんで、俺に?」
女「ん?どゆこと?」
男「いや、だから、なんで俺に、わざわざこんなこと話すのかと」
女「それは………」
男「…?」
女「………」
男「先輩?」
女「…不安、だったから、かな?…だから、キミに…」
男「え?」
女「………」
男「…お、俺に?」
女「なーんてねっ!」
男「え?」
女「んなわけないじゃん?冗談よ冗談。ほら、もう少ししたら、私、産休入るし。
んで、仕事の引継ぎとか、どうせキミだから、早めに教えといた方がいいかなって」
男「………ちょ、ちょっと待って下さい?俺、そんな自分の仕事でいっぱいいっぱい精一杯な」
女「大丈夫だって~…ちょっと無理すればなんとかなるから………そういえばVIP物産さんの見積もりいいの?」
男「な…うわっ…ヤバっ…」
女「〆切破ると、あそこの担当さん厳しいよ~」
男「なんて理不尽…」
女「なに?質問?専門的なことは私にはわかんないわよ」
男「まぁ、質問といえば、そうなんですけど…なんで、俺に?」
女「ん?どゆこと?」
男「いや、だから、なんで俺に、わざわざこんなこと話すのかと」
女「それは………」
男「…?」
女「………」
男「先輩?」
女「…不安、だったから、かな?…だから、キミに…」
男「え?」
女「………」
男「…お、俺に?」
女「なーんてねっ!」
男「え?」
女「んなわけないじゃん?冗談よ冗談。ほら、もう少ししたら、私、産休入るし。
んで、仕事の引継ぎとか、どうせキミだから、早めに教えといた方がいいかなって」
男「………ちょ、ちょっと待って下さい?俺、そんな自分の仕事でいっぱいいっぱい精一杯な」
女「大丈夫だって~…ちょっと無理すればなんとかなるから………そういえばVIP物産さんの見積もりいいの?」
男「な…うわっ…ヤバっ…」
女「〆切破ると、あそこの担当さん厳しいよ~」
男「なんて理不尽…」
男(うぅ…先輩、マジで仕事押し付けて、産休とりやがった……ていうか、なんでこんな時期から休暇取れるんだ…うちの会社)
男(……もう2時だし…もしかして、今日から毎晩残業?…やってられない…)
男(…やっと…着いた…もう寝よう…今日はぐっすり寝よう…うん…明日休みだし…)
ガチャ
男(…あれ?今朝カギ閉め忘れたっけ?)
女「あ、おかえり~。遅かったね」
男「…なんで、先輩」
女「こらこら、帰ってきたら『ただいま』でしょうが」
男「た…ただいま?」
女「はい、おかえりなさい」
男「はぁ………じゃなくて、どうして先輩が」
女「まぁ、玄関で立ち話もなんだし、あがりなさいよ」
男「ここ、俺のアパート…」
女「ま、ま、固いこと言わずに~」
女「はい、麦茶」
男「どうも………じゃなくて、あの…どうして俺の部屋に」
女「ん?管理人さんにキミの妹だって言ったら開けてくれたよ」
男「いや、それは無理が」
女「うん。すぐバレちゃって。…でも、管理人さんが小指立てて
『わかってる…わかってるさ、男のコレだろ?…しかたねぇなぁ』って」
男「なにがわかったのか」
女「…にしても汚い部屋ねぇ」
男「すいません…出て行ってください」
女「あ、大丈夫、食費はちゃんと自分で出すから」
男「はぁ………じゃない。ちょっと待って下さい?まさか、ここに住むとか」
女「そうそう。ここに住もうかなって」
男「………」
女「エロゲーとかで、よくある展開?」
男「え?…まぁ………って、なにをそんなエロゲって」
女「…『えっちなお姉さんと中出しコスプレ喫茶』は…まぁ良いとして
『快感レイプ~獣のように犯して~』はどうよ?」
男「な、なにを見たのですか?」
女「まぁ…妊婦モノのエロDVDとかないみたいだし…あったら、速攻で帰ってたけど」
男「………」
女「まぁ、男の子だし?…人に言えない性癖の一つ二つ?」
男「…俺、ちょっと風呂場で泣いて来てもいいですか?」
男「どうも………じゃなくて、あの…どうして俺の部屋に」
女「ん?管理人さんにキミの妹だって言ったら開けてくれたよ」
男「いや、それは無理が」
女「うん。すぐバレちゃって。…でも、管理人さんが小指立てて
『わかってる…わかってるさ、男のコレだろ?…しかたねぇなぁ』って」
男「なにがわかったのか」
女「…にしても汚い部屋ねぇ」
男「すいません…出て行ってください」
女「あ、大丈夫、食費はちゃんと自分で出すから」
男「はぁ………じゃない。ちょっと待って下さい?まさか、ここに住むとか」
女「そうそう。ここに住もうかなって」
男「………」
女「エロゲーとかで、よくある展開?」
男「え?…まぁ………って、なにをそんなエロゲって」
女「…『えっちなお姉さんと中出しコスプレ喫茶』は…まぁ良いとして
『快感レイプ~獣のように犯して~』はどうよ?」
男「な、なにを見たのですか?」
女「まぁ…妊婦モノのエロDVDとかないみたいだし…あったら、速攻で帰ってたけど」
男「………」
女「まぁ、男の子だし?…人に言えない性癖の一つ二つ?」
男「…俺、ちょっと風呂場で泣いて来てもいいですか?」
男「……それで、なにしに来たんですか」
女「だから、今日からお世話になりますって」
男「…いや、わけわかりませんですぜ?」
女「語尾、乱れてるよ?」
男「わけがわかりません」
女「いや、だって、産休じゃん?おなか、これからどんどん大きくなるじゃん?不便じゃん?」
男「実家に帰ってください」
女「イヤよ。実家は…遠いし」
男「というか、俺をなんだと思って」
女「便利な後輩」
男「…そこはウソでも頼れる後輩とか言ってみませんか?」
女「いや、キミ、頼れるかどうかと言われれば、ちょっと…」
男「なんなんですか…」
女「だから、今日からお世話になりますって」
男「…いや、わけわかりませんですぜ?」
女「語尾、乱れてるよ?」
男「わけがわかりません」
女「いや、だって、産休じゃん?おなか、これからどんどん大きくなるじゃん?不便じゃん?」
男「実家に帰ってください」
女「イヤよ。実家は…遠いし」
男「というか、俺をなんだと思って」
女「便利な後輩」
男「…そこはウソでも頼れる後輩とか言ってみませんか?」
女「いや、キミ、頼れるかどうかと言われれば、ちょっと…」
男「なんなんですか…」
男「ていうかですね…なんというか…ふぁぁあ……ええとですね」
女「眠そうね」
男「眠いですよ…誰かさんのおかげで仕事が一気に増えまして」
女「それはよかったわね。仕事があるっていいことよ?」
男「…そうですか」
女「寝たら?もう遅いし」
男「いや、寝たいですけど…先輩が」
女「ほら、ちゃんと寝袋、買ってきたし」
男「………本気なんですか?」
女「うん。本気だって。今日から産まれるまで…えっと、4ヶ月くらい?お世話になるよ」
男「…だとしても、寝袋って」
女「だって、キミ、布団二組も持ってないでしょ?」
男「そりゃ…ないですけど」
女「さすがに一緒に寝るのは、キミがオオカミさんになるかもだし?」
男「まぁ…その可能性は否定できませんが」
女「そーゆーわけ」
男「でもですね…先輩、おなかに子どもがいて、大事な体なんですから」
女「そうね…私も夜更かししない方がいいよねぇ」
男「いや、そうじゃなくて…寝袋なんて」
女「じゃ、寝るから…ベッド借りるね」
男「はい………って、先輩?」
女「あ、寝袋、遠慮しないで使っていいから。じゃ、おやすみ~」
男「はい、おやすみなさい………いや、あの、先輩?先輩?」
女「ZzzZzzZzz…」
男「………寝るか」
女「眠そうね」
男「眠いですよ…誰かさんのおかげで仕事が一気に増えまして」
女「それはよかったわね。仕事があるっていいことよ?」
男「…そうですか」
女「寝たら?もう遅いし」
男「いや、寝たいですけど…先輩が」
女「ほら、ちゃんと寝袋、買ってきたし」
男「………本気なんですか?」
女「うん。本気だって。今日から産まれるまで…えっと、4ヶ月くらい?お世話になるよ」
男「…だとしても、寝袋って」
女「だって、キミ、布団二組も持ってないでしょ?」
男「そりゃ…ないですけど」
女「さすがに一緒に寝るのは、キミがオオカミさんになるかもだし?」
男「まぁ…その可能性は否定できませんが」
女「そーゆーわけ」
男「でもですね…先輩、おなかに子どもがいて、大事な体なんですから」
女「そうね…私も夜更かししない方がいいよねぇ」
男「いや、そうじゃなくて…寝袋なんて」
女「じゃ、寝るから…ベッド借りるね」
男「はい………って、先輩?」
女「あ、寝袋、遠慮しないで使っていいから。じゃ、おやすみ~」
男「はい、おやすみなさい………いや、あの、先輩?先輩?」
女「ZzzZzzZzz…」
男「………寝るか」
コケコッコー
男(…朝か……うぅ…体のあちこちが痛い…なんで俺、床で寝て…寝袋?)
女「あ…やっと、起きた。おはよう」
男「………ああ、そうでしたね…」
女「おはよう」
男「…おはようございます」
女「よしよし。挨拶は大事だからね」
男「はぁ…」
女「さて、私はすぐにでも朝ごはんが食べたいんだけど?」
男「あ、はい、すぐ用意します………って、あの、先輩?」
女「おなかすいたー!だいたい、今まで起きるの待っててあげたんだから、起きたらテキパキ行動しなさいっ!」
男「す、すいませんっ!すぐにっ!」
女「15分以内っ」
男「了解っ!」
男(…朝か……うぅ…体のあちこちが痛い…なんで俺、床で寝て…寝袋?)
女「あ…やっと、起きた。おはよう」
男「………ああ、そうでしたね…」
女「おはよう」
男「…おはようございます」
女「よしよし。挨拶は大事だからね」
男「はぁ…」
女「さて、私はすぐにでも朝ごはんが食べたいんだけど?」
男「あ、はい、すぐ用意します………って、あの、先輩?」
女「おなかすいたー!だいたい、今まで起きるの待っててあげたんだから、起きたらテキパキ行動しなさいっ!」
男「す、すいませんっ!すぐにっ!」
女「15分以内っ」
男「了解っ!」
亀だが…
>女「まぁ…妊婦モノのエロDVDとかないみたいだし…あったら、速攻で帰ってたけど」
正直グサリとキタ。
母乳フェチ一本化するように心掛けようと思う。
>女「まぁ…妊婦モノのエロDVDとかないみたいだし…あったら、速攻で帰ってたけど」
正直グサリとキタ。
母乳フェチ一本化するように心掛けようと思う。
女「…へぇ、ちゃんと料理するひとだったんだ」
男「まぁ…普通に」
女「調味料とか、けっこう揃ってるから、もしかしたらとは思ったんだけど」
男「俺のプライバシーはどこまで侵されているのでしょうか……
…ていうか、そういう場合って恋人の可能性とか考えないんですか?」
女「…いるの?」
男「…そりゃ、いませんけど」
女「……だよねぇ、ふふっ」
男「…そこで笑われるのって、ちょっと傷つきます」
女「あーごめんごめん。…彼女いないって聞いて、安心したから」
男「安心?………えっと、それって」
女「だって、彼女来るたびに、キミを外に追い出すの忍びないし」
男「そうですよね……でも、そういう場合、出て行くの先輩ですよね?」
女「なにを!こんなか弱い妊婦を捕まえて…見なさい、このおなかをっ!!ほらっ!!」
男「…って、見せるなっ!見せないで下さいよっ!!」
女「………いや、おなかくらいで恥ずかしがらないでよ…」
男「まぁ…普通に」
女「調味料とか、けっこう揃ってるから、もしかしたらとは思ったんだけど」
男「俺のプライバシーはどこまで侵されているのでしょうか……
…ていうか、そういう場合って恋人の可能性とか考えないんですか?」
女「…いるの?」
男「…そりゃ、いませんけど」
女「……だよねぇ、ふふっ」
男「…そこで笑われるのって、ちょっと傷つきます」
女「あーごめんごめん。…彼女いないって聞いて、安心したから」
男「安心?………えっと、それって」
女「だって、彼女来るたびに、キミを外に追い出すの忍びないし」
男「そうですよね……でも、そういう場合、出て行くの先輩ですよね?」
女「なにを!こんなか弱い妊婦を捕まえて…見なさい、このおなかをっ!!ほらっ!!」
男「…って、見せるなっ!見せないで下さいよっ!!」
女「………いや、おなかくらいで恥ずかしがらないでよ…」
男「…先輩」
女「太りましたねとか言うなよ?」
男「………」
女「けっこう大きくなってるでしょ?こないだ病院行ったら男の子かもだって」
男「…へぇ、そういうの、もうわかるんですね」
女「うん。まぁ、産まれてみたら、女の子だったりするかもしれないけどね。…最近、けっこう動いてるのよ」
男「…動いてるんですか?」
女「そう」
男「へぇ、さわってみてもいいですか?」
女「…え?」
男「あ…あ、いや、その、すいません、今のはナシで、すいません」
女「……いいよ。さわってみて?」
男「………でも、しかし」
女「いいってば、ほら」
男「わわっ……あ…………………………今、うごいてます?」
女「ううん、今は全然」
男「………でも、ここに、いるんですよね、赤ちゃん…」
女「うん……ふふっ…もう、しゃべりかけたら聞こえるかもね」
男「そうなんですか?」
女「どうだろ?………ほらほら~これがパパの手ですよ~」
男「なっ!?…わ、わわわっ」
女「あらら~パパは恥ずかしがり屋さんですね~」
男「あ、あああのせ、先輩っ!?手、はなして」
女「…キミはホントにおもしろいよねぇ」
女「太りましたねとか言うなよ?」
男「………」
女「けっこう大きくなってるでしょ?こないだ病院行ったら男の子かもだって」
男「…へぇ、そういうの、もうわかるんですね」
女「うん。まぁ、産まれてみたら、女の子だったりするかもしれないけどね。…最近、けっこう動いてるのよ」
男「…動いてるんですか?」
女「そう」
男「へぇ、さわってみてもいいですか?」
女「…え?」
男「あ…あ、いや、その、すいません、今のはナシで、すいません」
女「……いいよ。さわってみて?」
男「………でも、しかし」
女「いいってば、ほら」
男「わわっ……あ…………………………今、うごいてます?」
女「ううん、今は全然」
男「………でも、ここに、いるんですよね、赤ちゃん…」
女「うん……ふふっ…もう、しゃべりかけたら聞こえるかもね」
男「そうなんですか?」
女「どうだろ?………ほらほら~これがパパの手ですよ~」
男「なっ!?…わ、わわわっ」
女「あらら~パパは恥ずかしがり屋さんですね~」
男「あ、あああのせ、先輩っ!?手、はなして」
女「…キミはホントにおもしろいよねぇ」
男「…ところで、先輩」
女「あ、うん。もうおなか一杯。ごちそうさま」
男「いや、それはまぁ、予想以上に食べてましたし」
女「二人分だからね~」
男「そうですね………じゃなくて、ご実家に帰った方がいいんじゃないですか?」
女「ん?なんで?」
男「だって、俺、平日仕事ですし、何かあったとしても役に立たないですよ?」
女「でもねぇ…私、実家苦手なのよねぇ…義姉さんとか気つかわなきゃだし」
男「苦手って…だいたい、お兄さん夫婦の子どもでしょ?だったら…」
女「ええい、うるさいっ」
男「え」
女「昨日、言ったでしょ?実家遠いの!飛行機で2時間のあとにバス2時間の田舎なの!」
男「あ、まぁ…聞いたような」
女「このおなかで、そんな遠出して、もしおなかの子どもになにかあったらどうするの!」
男「え…いや……それは」
女「いつも言ってるでしょう?リスク管理は徹底してないと、いざというときに足元をすくわれるのは自分自身なのよ?」
男「はい…あの、でも」
女「でも、じゃない」
男「は、はい」
女「いい?だいたいこうして…ちょっと聞いてるの?」
男「は、はいっ」
女「あ、うん。もうおなか一杯。ごちそうさま」
男「いや、それはまぁ、予想以上に食べてましたし」
女「二人分だからね~」
男「そうですね………じゃなくて、ご実家に帰った方がいいんじゃないですか?」
女「ん?なんで?」
男「だって、俺、平日仕事ですし、何かあったとしても役に立たないですよ?」
女「でもねぇ…私、実家苦手なのよねぇ…義姉さんとか気つかわなきゃだし」
男「苦手って…だいたい、お兄さん夫婦の子どもでしょ?だったら…」
女「ええい、うるさいっ」
男「え」
女「昨日、言ったでしょ?実家遠いの!飛行機で2時間のあとにバス2時間の田舎なの!」
男「あ、まぁ…聞いたような」
女「このおなかで、そんな遠出して、もしおなかの子どもになにかあったらどうするの!」
男「え…いや……それは」
女「いつも言ってるでしょう?リスク管理は徹底してないと、いざというときに足元をすくわれるのは自分自身なのよ?」
男「はい…あの、でも」
女「でも、じゃない」
男「は、はい」
女「いい?だいたいこうして…ちょっと聞いてるの?」
男「は、はいっ」
女「…というわけで、私はここに住む。キミは私の世話をする。オーケー?」
男「はい………って、あれ?」
女「よし。とりあえず、今日は部屋の清掃から。徹底的にやれとは言わないけど、衛生面に心配がなくなるくらいにはやってね」
男「はぁ…」
女「うんうん、よろしい」
男「…ところで、先輩」
女「なに?あ、病院とかは自分で勝手に行くから」
男「いや、そうでなく…えっと、俺、なにか気をつけたほうがいいことってあるんでしょうか?」
女「…どゆこと?」
男「あの食事とか…すっぱいものが食べたいとか?」
女「………」
男「…先輩?」
女「やっぱり、キミって…」
男「はい?」
女「ううん、なんでもない。そうねぇ…お昼はあっさりしたものがいいなぁ…」
男「?……あっさりですか」
女「うん。任せる」
男「はい………って、あれ?」
女「よし。とりあえず、今日は部屋の清掃から。徹底的にやれとは言わないけど、衛生面に心配がなくなるくらいにはやってね」
男「はぁ…」
女「うんうん、よろしい」
男「…ところで、先輩」
女「なに?あ、病院とかは自分で勝手に行くから」
男「いや、そうでなく…えっと、俺、なにか気をつけたほうがいいことってあるんでしょうか?」
女「…どゆこと?」
男「あの食事とか…すっぱいものが食べたいとか?」
女「………」
男「…先輩?」
女「やっぱり、キミって…」
男「はい?」
女「ううん、なんでもない。そうねぇ…お昼はあっさりしたものがいいなぁ…」
男「?……あっさりですか」
女「うん。任せる」
女「…うぅ、腰がいたい」
男「………そうですか」
女「…『そうですか』じゃないでしょう」
男「ええと、お気の毒に?」
女「マッサージしなさい」
男「………あ、先輩、今日、鶏肉が安いらしいですよ?シチューなんかどうですか?」
女「いいわね~」
男「じゃあ、今晩はシチューで」
女「うんうん」
男「で、では、俺は今晩のシチューの構想を練らなくてはならないので」
女「…はぁっ……腰、痛いなぁ…」
男「………」
女「姿勢悪かったかなぁ…あーすっごく痛い…あー、痛いなぁ…」
男「わかりました…マッサージ、すればいいんですよね……」
女「うん、お願い」
男「………はい」
男「………そうですか」
女「…『そうですか』じゃないでしょう」
男「ええと、お気の毒に?」
女「マッサージしなさい」
男「………あ、先輩、今日、鶏肉が安いらしいですよ?シチューなんかどうですか?」
女「いいわね~」
男「じゃあ、今晩はシチューで」
女「うんうん」
男「で、では、俺は今晩のシチューの構想を練らなくてはならないので」
女「…はぁっ……腰、痛いなぁ…」
男「………」
女「姿勢悪かったかなぁ…あーすっごく痛い…あー、痛いなぁ…」
男「わかりました…マッサージ、すればいいんですよね……」
女「うん、お願い」
男「………はい」
男「………」
女「暑そうねぇ」
男「…はい」
女「クーラーつける?」
男「…いいです。先輩、おなか冷やすのダメでしょ」
女「……まぁ、そうだけど」
男「扇風機、使います…たしか小さいのが…」
女「………うん」
女「暑そうねぇ」
男「…はい」
女「クーラーつける?」
男「…いいです。先輩、おなか冷やすのダメでしょ」
女「……まぁ、そうだけど」
男「扇風機、使います…たしか小さいのが…」
女「………うん」
女「うーん…今日もこの子は元気っぽいなぁ」
男「あ…今動いてるんですか?」
女「うん、そんな感じ」
男「へぇ…」
女「さわってみる?」
男「い、いいえ、けっこうですっ」
女「遠慮しなくてもいいのに」
男「いや、遠慮とかでなく」
女「私とキミの大事な子どもじゃない~♪」
男「そ、そのっ」
女「だから、冗談だって」
男「わ、わかってますよぅ」
男「あ…今動いてるんですか?」
女「うん、そんな感じ」
男「へぇ…」
女「さわってみる?」
男「い、いいえ、けっこうですっ」
女「遠慮しなくてもいいのに」
男「いや、遠慮とかでなく」
女「私とキミの大事な子どもじゃない~♪」
男「そ、そのっ」
女「だから、冗談だって」
男「わ、わかってますよぅ」
女「ねぇねぇ…これって、左クリックするだけ?」
男「へ?…あ、そうですね、あと、途中に選択肢があるので………って、何してるんですかっ!!」
女「『奇蹟は起きないから奇蹟』…かぁ、けっこう深いよねぇ」
男「ええ…もういいですよ…」
女「ところで、いつになったらエロくなるの?」
男「最後の方にちょっとだけ」
女「ふーん…めんどくさいね」
男「いや、エロがメインじゃないんですって、そのゲーム」
女「エロゲーじゃん」
男「違うんですよっ…まぁ、確かにエロはありますけど、えとシナリオをですね」
女「あーはいはい、とりあえず読んでるから、黙ってて」
男「…はい」
男「へ?…あ、そうですね、あと、途中に選択肢があるので………って、何してるんですかっ!!」
女「『奇蹟は起きないから奇蹟』…かぁ、けっこう深いよねぇ」
男「ええ…もういいですよ…」
女「ところで、いつになったらエロくなるの?」
男「最後の方にちょっとだけ」
女「ふーん…めんどくさいね」
男「いや、エロがメインじゃないんですって、そのゲーム」
女「エロゲーじゃん」
男「違うんですよっ…まぁ、確かにエロはありますけど、えとシナリオをですね」
女「あーはいはい、とりあえず読んでるから、黙ってて」
男「…はい」
女「ごちそうさま。おいしかったよ、シチュー」
男「あ…えっと、おそまつさまです」
女「うん。ホントおいしいよ。毎日食べても、きっと飽きないね」
男「そ、そうですか?」
女「うんうん。というわけで、私は、さっきのエロゲーの続きしてるから」
男「…あ、後から、仕事でパソコン使うんで」
女「家庭に仕事を持ち込むなんて無粋ねぇ」
男「…誰のせいでしょうか」
女「キミの仕事が遅いせいでしょ?」
男「そうですね…」
女「そんな気を落とさないで、手伝ってあげるから、ね?」
男「…ありがとうございます」
男「あ…えっと、おそまつさまです」
女「うん。ホントおいしいよ。毎日食べても、きっと飽きないね」
男「そ、そうですか?」
女「うんうん。というわけで、私は、さっきのエロゲーの続きしてるから」
男「…あ、後から、仕事でパソコン使うんで」
女「家庭に仕事を持ち込むなんて無粋ねぇ」
男「…誰のせいでしょうか」
女「キミの仕事が遅いせいでしょ?」
男「そうですね…」
女「そんな気を落とさないで、手伝ってあげるから、ね?」
男「…ありがとうございます」
>>37
カノソ?
カノソ?
女「Zzz……んぅ?」
女(…のど渇いた………ん?明るい?……パソコンか…)
男「ZzzZzzZzz」
女「…おーい、こんなとこで寝てると風邪引くよ?」
男「ZzzZzzZzz」
女(………とりあえず、お茶飲も)
女「………」
男「ZzzZzzZzz」
女(…書類は………うん、できてるね。保存、終了っと……さて)
男「ZzzZzzZzz」
女(…なんで、ここまで寝顔がかわいいかな…起こせないじゃん…)
男「ZzzZzzZzz」
女「………………ごめんね」
男「ZzzZzzZzz」
女「…おーい起きろー起きろー起きろー!!」
男「へ……あ、せんぱい?」
女「寝るなら、ちゃんと布団で寝なさい」
男「あ……ふぁい…そう…すねぇ………」
女「え?あ…」
男「では、おやす…なさ………ZzzZzzZzz」
女「ちょ、ちょっと………あの、ベッド…」
男「ZzzZzzZzz」
女「…まぁ、いっかぁ………おやすみ」
男「ZzzZzzZzz」
女(…のど渇いた………ん?明るい?……パソコンか…)
男「ZzzZzzZzz」
女「…おーい、こんなとこで寝てると風邪引くよ?」
男「ZzzZzzZzz」
女(………とりあえず、お茶飲も)
女「………」
男「ZzzZzzZzz」
女(…書類は………うん、できてるね。保存、終了っと……さて)
男「ZzzZzzZzz」
女(…なんで、ここまで寝顔がかわいいかな…起こせないじゃん…)
男「ZzzZzzZzz」
女「………………ごめんね」
男「ZzzZzzZzz」
女「…おーい起きろー起きろー起きろー!!」
男「へ……あ、せんぱい?」
女「寝るなら、ちゃんと布団で寝なさい」
男「あ……ふぁい…そう…すねぇ………」
女「え?あ…」
男「では、おやす…なさ………ZzzZzzZzz」
女「ちょ、ちょっと………あの、ベッド…」
男「ZzzZzzZzz」
女「…まぁ、いっかぁ………おやすみ」
男「ZzzZzzZzz」
コケコッコーッコッコ
男(…ん…朝かぁ………ん?)
女「ZzzZzzZzz」
男「っ!?」
女「ZzzZzzZzz」
男(………そ、そうだ、先輩、ウチにいるんだった…そう、そして俺はベッドをとられて…)
女「ZzzZzzZzz」
男(…なんで、一緒に寝てるんだ?……もしかして、俺、昨日の夜………そ、そんなまさか)
女「ZzzZzzZzz」
男(………先輩、寝てるし、今のうちに…寝袋に…)
女「ZzzZz…んぅ?」
男「………ども」
女「…おはよう」
男「…おはようございます」
女「今何時?」
男「7時です」
女「そ。…じゃあ、私、もう少し寝てるから、ごはん…朝ごはん…」
男「え?あ、はい…朝ごはんですね…わかりました」
女「よろしくー……Zzz」
男「………よ、よし、朝ごはん、作るか」
男(…ん…朝かぁ………ん?)
女「ZzzZzzZzz」
男「っ!?」
女「ZzzZzzZzz」
男(………そ、そうだ、先輩、ウチにいるんだった…そう、そして俺はベッドをとられて…)
女「ZzzZzzZzz」
男(…なんで、一緒に寝てるんだ?……もしかして、俺、昨日の夜………そ、そんなまさか)
女「ZzzZzzZzz」
男(………先輩、寝てるし、今のうちに…寝袋に…)
女「ZzzZz…んぅ?」
男「………ども」
女「…おはよう」
男「…おはようございます」
女「今何時?」
男「7時です」
女「そ。…じゃあ、私、もう少し寝てるから、ごはん…朝ごはん…」
男「え?あ、はい…朝ごはんですね…わかりました」
女「よろしくー……Zzz」
男「………よ、よし、朝ごはん、作るか」
女「♪~♪~なにげなく出会って~♪」
男「…なにを歌って」
女「ん~?胎教だよ。歌とかうたってあげるといいんだって」
男「あ…そうなんですね」
女「そうそう。あ、キミも歌う?知ってるでしょ?」
男「…そりゃ、まぁ」
女「じゃあ、一緒に」
男「あ、いや、その、俺、音痴だし」
女「そう?…ほんとは父親の声、聞かせてあげるのもいいらしいんだけど」
男「………あの」
女「冗談冗談~…なんとなく気があって~♪」
男(………ていうか、歌ってる曲がエロゲの曲っていうのはどうなんだろう…胎教的に…問題ないよなぁ、きっと)
男「…なにを歌って」
女「ん~?胎教だよ。歌とかうたってあげるといいんだって」
男「あ…そうなんですね」
女「そうそう。あ、キミも歌う?知ってるでしょ?」
男「…そりゃ、まぁ」
女「じゃあ、一緒に」
男「あ、いや、その、俺、音痴だし」
女「そう?…ほんとは父親の声、聞かせてあげるのもいいらしいんだけど」
男「………あの」
女「冗談冗談~…なんとなく気があって~♪」
男(………ていうか、歌ってる曲がエロゲの曲っていうのはどうなんだろう…胎教的に…問題ないよなぁ、きっと)
ガチャ
女「おかえりなさい、あ・な・たっ」
男「………」
女「ご飯にする?お風呂にする?それとも…お・そ・う・じ?」
男「…ご飯を作ってから、風呂を洗います。掃除は土曜日にまとめてやります」
女「うん。任せたー」
男「………ていうか、ホントに何もしませんね、先輩」
女「この子を育てるのに精一杯で…あ、今日もお弁当おいしかったよー」
男「…そうですか。それはよかったです」
女「ねぇねぇ、聞いてよ!さっきね、初めて2ゲットできたの!」
男「…精一杯はどこに行ったんですか」
女「おかえりなさい、あ・な・たっ」
男「………」
女「ご飯にする?お風呂にする?それとも…お・そ・う・じ?」
男「…ご飯を作ってから、風呂を洗います。掃除は土曜日にまとめてやります」
女「うん。任せたー」
男「………ていうか、ホントに何もしませんね、先輩」
女「この子を育てるのに精一杯で…あ、今日もお弁当おいしかったよー」
男「…そうですか。それはよかったです」
女「ねぇねぇ、聞いてよ!さっきね、初めて2ゲットできたの!」
男「…精一杯はどこに行ったんですか」
病気の彼女にノーパソあげたら2ちゃんにハマって2ゲトしてて、しんだ彼女のかわりに2ゲトするコピペ思い出した
TV『…日本で最も大きい島は?』
女「北海道っ!!」
男「いや、違うでしょう……って、それ、どうしたんですか?」
女「え?」
男「その、右足のすねの」
女「あれ?…キミって足フェチだったっけ?生足よりストッキング派?」
男「な、なななにを………って、そうじゃなくて、ケガしてるじゃないですか」
女「あー…これ?かすり傷よ。ちょっと…その、病院にいくときに、転んじゃっただけで」
男「なにしてるんですかっ!」
女「え、だ、大丈夫!母子ともに健康だし!」
男「今回は、大丈夫だったかもしれないけど…重心とか変わってるんですから」
女「あー…うん」
男「………病院の日って、土日じゃダメなんですか?」
女「え?…たぶん開いてるから、いいけど」
男「次から付き添いますから」
女「えぇっ!…別にいいよ、そんな」
男「付き添います。何かあってからじゃ遅いじゃないですか」
女「あー……いや、これから、注意するから。安全を心がけて、安全第一で安全に歩くから」
男「いいえ。だって、先輩、『なにかあったときに困る』から俺のとこに来たんでしょう?」
女「…そんなこと言ったっけ?」
女「北海道っ!!」
男「いや、違うでしょう……って、それ、どうしたんですか?」
女「え?」
男「その、右足のすねの」
女「あれ?…キミって足フェチだったっけ?生足よりストッキング派?」
男「な、なななにを………って、そうじゃなくて、ケガしてるじゃないですか」
女「あー…これ?かすり傷よ。ちょっと…その、病院にいくときに、転んじゃっただけで」
男「なにしてるんですかっ!」
女「え、だ、大丈夫!母子ともに健康だし!」
男「今回は、大丈夫だったかもしれないけど…重心とか変わってるんですから」
女「あー…うん」
男「………病院の日って、土日じゃダメなんですか?」
女「え?…たぶん開いてるから、いいけど」
男「次から付き添いますから」
女「えぇっ!…別にいいよ、そんな」
男「付き添います。何かあってからじゃ遅いじゃないですか」
女「あー……いや、これから、注意するから。安全を心がけて、安全第一で安全に歩くから」
男「いいえ。だって、先輩、『なにかあったときに困る』から俺のとこに来たんでしょう?」
女「…そんなこと言ったっけ?」
男「とにかく、病院とか外に出るときは付き添いますから。勝手に出歩くのもやめてください。運動なら、部屋の中うろついて下さい」
女「拉致軟禁?」
男「…お願いします」
女「………しかたないなぁ」
男「すいません」
女「いいよ。…心配してもらうの悪くないし」
男「………は?」
女「キミが心配してくれて嬉しいって、言ってるの」
男「………………そ、そうですか?」
女「うんっ!…とっても嬉しいよ」
男「…あ、そ、それじゃ、その、俺、風呂…風呂、入ってきます!」
女「一緒に入る?」
男「~~っ!?」
女「冗談だってー」
男「…わ、わかってますって」
女「拉致軟禁?」
男「…お願いします」
女「………しかたないなぁ」
男「すいません」
女「いいよ。…心配してもらうの悪くないし」
男「………は?」
女「キミが心配してくれて嬉しいって、言ってるの」
男「………………そ、そうですか?」
女「うんっ!…とっても嬉しいよ」
男「…あ、そ、それじゃ、その、俺、風呂…風呂、入ってきます!」
女「一緒に入る?」
男「~~っ!?」
女「冗談だってー」
男「…わ、わかってますって」
ピンポーン
女「…ホントに来た」
男「…へ?なにがですか?………こんな時間に珍しいなぁ」
ガチャ
男「はーい、どちらさまですか?」
女兄「…どうも、あの、私、こちらでお世話になっている…」
女「…兄さん」
男「え」
女「…ホントに来た」
男「…へ?なにがですか?………こんな時間に珍しいなぁ」
ガチャ
男「はーい、どちらさまですか?」
女兄「…どうも、あの、私、こちらでお世話になっている…」
女「…兄さん」
男「え」
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