元スレ新ジャンル「代理母」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
男「なんなんですか、先輩…屋上なんかに呼び出して」
女「あー…うん」
男「いま就業時間だし、俺、VIP物産に見積もり今日までに出さないと…って聞いてます?」
女「うん…」
男「先輩?…どうしたんですか?元気ないじゃないですか」
女「…あのね」
男「はい」
女「………できちゃった」
男「…は?」
女「てへ♪」
男「………」
女「…あ、もちろん、赤ちゃんのことね」
男「………」
2 :
ビッチ
3 = 1 :
男「えっと、おめでとうございます?」
女「ありがと」
男「………」
女「?」
男「あ、あの、つかぬことをお聞きしますが…それって、誰のなんでしょう?」
女「誰の子…って、キミねぇ、この状況でそういうこと言う?確実に女の子泣かせるセリフだよ?」
男「…は?」
女「…忘れちゃったんだ、あの夜のこと」
男「えぇっ!?」
女「あんなに激しくお互いを求め合ったっていうのに」
男「え?え?え?……えぇぇ!?」
女「…忘れ、ちゃった?」
男「………………………」
女「………いや、そんな真剣に考えられても」
男「す、すいませんっ!すぐ思い出しますっ!ええと…」
女「え?…もしかして、ホントに酔ったイキオイとかでやっちゃった覚えがある?私が覚えてないだけ?」
男「は?」
女「いや、軽いジョークだし」
男「…泣いていいですか?」
4 = 1 :
男「…で、誰の子どもなんですか?」
女「お兄ちゃん」
男「………」
女「いや、今度は冗談じゃないから」
男「…ええと、近親相姦?」
女「まさか」
男「……あの、先輩、仕事戻ってもいいですか?わりと忙しいんで」
女「簡単に言うと、兄さんと義姉さんに子どもできなくて、子宮貸したの」
男「………」
女「マジよ?代理母ってやつ」
男「………」
女「どしたの?」
男「…えっと、こういうとき、どういうリアクションしたらいいのかとか」
女「まぁ、こないだ会社やすんでたのも、ちょろっと病院とか行っててね」
男「…流すし」
女「つまりは、そういうことなの」
男「………どういうことなのかと」
5 = 1 :
男「…先輩」
女「なに?質問?専門的なことは私にはわかんないわよ」
男「まぁ、質問といえば、そうなんですけど…なんで、俺に?」
女「ん?どゆこと?」
男「いや、だから、なんで俺に、わざわざこんなこと話すのかと」
女「それは………」
男「…?」
女「………」
男「先輩?」
女「…不安、だったから、かな?…だから、キミに…」
男「え?」
女「………」
男「…お、俺に?」
女「なーんてねっ!」
男「え?」
女「んなわけないじゃん?冗談よ冗談。ほら、もう少ししたら、私、産休入るし。
んで、仕事の引継ぎとか、どうせキミだから、早めに教えといた方がいいかなって」
男「………ちょ、ちょっと待って下さい?俺、そんな自分の仕事でいっぱいいっぱい精一杯な」
女「大丈夫だって~…ちょっと無理すればなんとかなるから………そういえばVIP物産さんの見積もりいいの?」
男「な…うわっ…ヤバっ…」
女「〆切破ると、あそこの担当さん厳しいよ~」
男「なんて理不尽…」
6 = 1 :
男(うぅ…先輩、マジで仕事押し付けて、産休とりやがった……ていうか、なんでこんな時期から休暇取れるんだ…うちの会社)
男(……もう2時だし…もしかして、今日から毎晩残業?…やってられない…)
男(…やっと…着いた…もう寝よう…今日はぐっすり寝よう…うん…明日休みだし…)
ガチャ
男(…あれ?今朝カギ閉め忘れたっけ?)
女「あ、おかえり~。遅かったね」
男「…なんで、先輩」
女「こらこら、帰ってきたら『ただいま』でしょうが」
男「た…ただいま?」
女「はい、おかえりなさい」
男「はぁ………じゃなくて、どうして先輩が」
女「まぁ、玄関で立ち話もなんだし、あがりなさいよ」
男「ここ、俺のアパート…」
女「ま、ま、固いこと言わずに~」
7 :
ほほう
8 = 1 :
女「はい、麦茶」
男「どうも………じゃなくて、あの…どうして俺の部屋に」
女「ん?管理人さんにキミの妹だって言ったら開けてくれたよ」
男「いや、それは無理が」
女「うん。すぐバレちゃって。…でも、管理人さんが小指立てて
『わかってる…わかってるさ、男のコレだろ?…しかたねぇなぁ』って」
男「なにがわかったのか」
女「…にしても汚い部屋ねぇ」
男「すいません…出て行ってください」
女「あ、大丈夫、食費はちゃんと自分で出すから」
男「はぁ………じゃない。ちょっと待って下さい?まさか、ここに住むとか」
女「そうそう。ここに住もうかなって」
男「………」
女「エロゲーとかで、よくある展開?」
男「え?…まぁ………って、なにをそんなエロゲって」
女「…『えっちなお姉さんと中出しコスプレ喫茶』は…まぁ良いとして
『快感レイプ~獣のように犯して~』はどうよ?」
男「な、なにを見たのですか?」
女「まぁ…妊婦モノのエロDVDとかないみたいだし…あったら、速攻で帰ってたけど」
男「………」
女「まぁ、男の子だし?…人に言えない性癖の一つ二つ?」
男「…俺、ちょっと風呂場で泣いて来てもいいですか?」
9 = 1 :
男「……それで、なにしに来たんですか」
女「だから、今日からお世話になりますって」
男「…いや、わけわかりませんですぜ?」
女「語尾、乱れてるよ?」
男「わけがわかりません」
女「いや、だって、産休じゃん?おなか、これからどんどん大きくなるじゃん?不便じゃん?」
男「実家に帰ってください」
女「イヤよ。実家は…遠いし」
男「というか、俺をなんだと思って」
女「便利な後輩」
男「…そこはウソでも頼れる後輩とか言ってみませんか?」
女「いや、キミ、頼れるかどうかと言われれば、ちょっと…」
男「なんなんですか…」
10 :
好きよこういうの
12 = 1 :
男「ていうかですね…なんというか…ふぁぁあ……ええとですね」
女「眠そうね」
男「眠いですよ…誰かさんのおかげで仕事が一気に増えまして」
女「それはよかったわね。仕事があるっていいことよ?」
男「…そうですか」
女「寝たら?もう遅いし」
男「いや、寝たいですけど…先輩が」
女「ほら、ちゃんと寝袋、買ってきたし」
男「………本気なんですか?」
女「うん。本気だって。今日から産まれるまで…えっと、4ヶ月くらい?お世話になるよ」
男「…だとしても、寝袋って」
女「だって、キミ、布団二組も持ってないでしょ?」
男「そりゃ…ないですけど」
女「さすがに一緒に寝るのは、キミがオオカミさんになるかもだし?」
男「まぁ…その可能性は否定できませんが」
女「そーゆーわけ」
男「でもですね…先輩、おなかに子どもがいて、大事な体なんですから」
女「そうね…私も夜更かししない方がいいよねぇ」
男「いや、そうじゃなくて…寝袋なんて」
女「じゃ、寝るから…ベッド借りるね」
男「はい………って、先輩?」
女「あ、寝袋、遠慮しないで使っていいから。じゃ、おやすみ~」
男「はい、おやすみなさい………いや、あの、先輩?先輩?」
女「ZzzZzzZzz…」
男「………寝るか」
14 = 1 :
コケコッコー
男(…朝か……うぅ…体のあちこちが痛い…なんで俺、床で寝て…寝袋?)
女「あ…やっと、起きた。おはよう」
男「………ああ、そうでしたね…」
女「おはよう」
男「…おはようございます」
女「よしよし。挨拶は大事だからね」
男「はぁ…」
女「さて、私はすぐにでも朝ごはんが食べたいんだけど?」
男「あ、はい、すぐ用意します………って、あの、先輩?」
女「おなかすいたー!だいたい、今まで起きるの待っててあげたんだから、起きたらテキパキ行動しなさいっ!」
男「す、すいませんっ!すぐにっ!」
女「15分以内っ」
男「了解っ!」
15 = 13 :
なんかイライラしてきた
16 :
亀だが…
>女「まぁ…妊婦モノのエロDVDとかないみたいだし…あったら、速攻で帰ってたけど」
正直グサリとキタ。
母乳フェチ一本化するように心掛けようと思う。
17 :
>>15
奇遇だな。俺もだ。
徹底的に理詰めで反論して追い出してぇ
18 :
19 = 13 :
でも期待
21 = 1 :
女「…へぇ、ちゃんと料理するひとだったんだ」
男「まぁ…普通に」
女「調味料とか、けっこう揃ってるから、もしかしたらとは思ったんだけど」
男「俺のプライバシーはどこまで侵されているのでしょうか……
…ていうか、そういう場合って恋人の可能性とか考えないんですか?」
女「…いるの?」
男「…そりゃ、いませんけど」
女「……だよねぇ、ふふっ」
男「…そこで笑われるのって、ちょっと傷つきます」
女「あーごめんごめん。…彼女いないって聞いて、安心したから」
男「安心?………えっと、それって」
女「だって、彼女来るたびに、キミを外に追い出すの忍びないし」
男「そうですよね……でも、そういう場合、出て行くの先輩ですよね?」
女「なにを!こんなか弱い妊婦を捕まえて…見なさい、このおなかをっ!!ほらっ!!」
男「…って、見せるなっ!見せないで下さいよっ!!」
女「………いや、おなかくらいで恥ずかしがらないでよ…」
22 = 16 :
投下ペース遅いね。
書き溜めしてないのかな
23 = 13 :
続きまだかよい?
24 = 1 :
男「…先輩」
女「太りましたねとか言うなよ?」
男「………」
女「けっこう大きくなってるでしょ?こないだ病院行ったら男の子かもだって」
男「…へぇ、そういうの、もうわかるんですね」
女「うん。まぁ、産まれてみたら、女の子だったりするかもしれないけどね。…最近、けっこう動いてるのよ」
男「…動いてるんですか?」
女「そう」
男「へぇ、さわってみてもいいですか?」
女「…え?」
男「あ…あ、いや、その、すいません、今のはナシで、すいません」
女「……いいよ。さわってみて?」
男「………でも、しかし」
女「いいってば、ほら」
男「わわっ……あ…………………………今、うごいてます?」
女「ううん、今は全然」
男「………でも、ここに、いるんですよね、赤ちゃん…」
女「うん……ふふっ…もう、しゃべりかけたら聞こえるかもね」
男「そうなんですか?」
女「どうだろ?………ほらほら~これがパパの手ですよ~」
男「なっ!?…わ、わわわっ」
女「あらら~パパは恥ずかしがり屋さんですね~」
男「あ、あああのせ、先輩っ!?手、はなして」
女「…キミはホントにおもしろいよねぇ」
26 = 13 :
なぜこうものびないのだ
27 :
初産で代理母ってならかなりキツいよな
28 = 1 :
男「…ところで、先輩」
女「あ、うん。もうおなか一杯。ごちそうさま」
男「いや、それはまぁ、予想以上に食べてましたし」
女「二人分だからね~」
男「そうですね………じゃなくて、ご実家に帰った方がいいんじゃないですか?」
女「ん?なんで?」
男「だって、俺、平日仕事ですし、何かあったとしても役に立たないですよ?」
女「でもねぇ…私、実家苦手なのよねぇ…義姉さんとか気つかわなきゃだし」
男「苦手って…だいたい、お兄さん夫婦の子どもでしょ?だったら…」
女「ええい、うるさいっ」
男「え」
女「昨日、言ったでしょ?実家遠いの!飛行機で2時間のあとにバス2時間の田舎なの!」
男「あ、まぁ…聞いたような」
女「このおなかで、そんな遠出して、もしおなかの子どもになにかあったらどうするの!」
男「え…いや……それは」
女「いつも言ってるでしょう?リスク管理は徹底してないと、いざというときに足元をすくわれるのは自分自身なのよ?」
男「はい…あの、でも」
女「でも、じゃない」
男「は、はい」
女「いい?だいたいこうして…ちょっと聞いてるの?」
男「は、はいっ」
29 = 1 :
女「…というわけで、私はここに住む。キミは私の世話をする。オーケー?」
男「はい………って、あれ?」
女「よし。とりあえず、今日は部屋の清掃から。徹底的にやれとは言わないけど、衛生面に心配がなくなるくらいにはやってね」
男「はぁ…」
女「うんうん、よろしい」
男「…ところで、先輩」
女「なに?あ、病院とかは自分で勝手に行くから」
男「いや、そうでなく…えっと、俺、なにか気をつけたほうがいいことってあるんでしょうか?」
女「…どゆこと?」
男「あの食事とか…すっぱいものが食べたいとか?」
女「………」
男「…先輩?」
女「やっぱり、キミって…」
男「はい?」
女「ううん、なんでもない。そうねぇ…お昼はあっさりしたものがいいなぁ…」
男「?……あっさりですか」
女「うん。任せる」
30 :
>女「やっぱり、キミって…」
!!??
31 = 1 :
女「…うぅ、腰がいたい」
男「………そうですか」
女「…『そうですか』じゃないでしょう」
男「ええと、お気の毒に?」
女「マッサージしなさい」
男「………あ、先輩、今日、鶏肉が安いらしいですよ?シチューなんかどうですか?」
女「いいわね~」
男「じゃあ、今晩はシチューで」
女「うんうん」
男「で、では、俺は今晩のシチューの構想を練らなくてはならないので」
女「…はぁっ……腰、痛いなぁ…」
男「………」
女「姿勢悪かったかなぁ…あーすっごく痛い…あー、痛いなぁ…」
男「わかりました…マッサージ、すればいいんですよね……」
女「うん、お願い」
男「………はい」
33 = 1 :
男「………」
女「暑そうねぇ」
男「…はい」
女「クーラーつける?」
男「…いいです。先輩、おなか冷やすのダメでしょ」
女「……まぁ、そうだけど」
男「扇風機、使います…たしか小さいのが…」
女「………うん」
35 = 1 :
女「うーん…今日もこの子は元気っぽいなぁ」
男「あ…今動いてるんですか?」
女「うん、そんな感じ」
男「へぇ…」
女「さわってみる?」
男「い、いいえ、けっこうですっ」
女「遠慮しなくてもいいのに」
男「いや、遠慮とかでなく」
女「私とキミの大事な子どもじゃない~♪」
男「そ、そのっ」
女「だから、冗談だって」
男「わ、わかってますよぅ」
36 :
実は男の子供だったってオチだな
37 = 1 :
女「ねぇねぇ…これって、左クリックするだけ?」
男「へ?…あ、そうですね、あと、途中に選択肢があるので………って、何してるんですかっ!!」
女「『奇蹟は起きないから奇蹟』…かぁ、けっこう深いよねぇ」
男「ええ…もういいですよ…」
女「ところで、いつになったらエロくなるの?」
男「最後の方にちょっとだけ」
女「ふーん…めんどくさいね」
男「いや、エロがメインじゃないんですって、そのゲーム」
女「エロゲーじゃん」
男「違うんですよっ…まぁ、確かにエロはありますけど、えとシナリオをですね」
女「あーはいはい、とりあえず読んでるから、黙ってて」
男「…はい」
38 = 1 :
女「ごちそうさま。おいしかったよ、シチュー」
男「あ…えっと、おそまつさまです」
女「うん。ホントおいしいよ。毎日食べても、きっと飽きないね」
男「そ、そうですか?」
女「うんうん。というわけで、私は、さっきのエロゲーの続きしてるから」
男「…あ、後から、仕事でパソコン使うんで」
女「家庭に仕事を持ち込むなんて無粋ねぇ」
男「…誰のせいでしょうか」
女「キミの仕事が遅いせいでしょ?」
男「そうですね…」
女「そんな気を落とさないで、手伝ってあげるから、ね?」
男「…ありがとうございます」
40 = 1 :
女「Zzz……んぅ?」
女(…のど渇いた………ん?明るい?……パソコンか…)
男「ZzzZzzZzz」
女「…おーい、こんなとこで寝てると風邪引くよ?」
男「ZzzZzzZzz」
女(………とりあえず、お茶飲も)
女「………」
男「ZzzZzzZzz」
女(…書類は………うん、できてるね。保存、終了っと……さて)
男「ZzzZzzZzz」
女(…なんで、ここまで寝顔がかわいいかな…起こせないじゃん…)
男「ZzzZzzZzz」
女「………………ごめんね」
男「ZzzZzzZzz」
女「…おーい起きろー起きろー起きろー!!」
男「へ……あ、せんぱい?」
女「寝るなら、ちゃんと布団で寝なさい」
男「あ……ふぁい…そう…すねぇ………」
女「え?あ…」
男「では、おやす…なさ………ZzzZzzZzz」
女「ちょ、ちょっと………あの、ベッド…」
男「ZzzZzzZzz」
女「…まぁ、いっかぁ………おやすみ」
男「ZzzZzzZzz」
42 = 1 :
コケコッコーッコッコ
男(…ん…朝かぁ………ん?)
女「ZzzZzzZzz」
男「っ!?」
女「ZzzZzzZzz」
男(………そ、そうだ、先輩、ウチにいるんだった…そう、そして俺はベッドをとられて…)
女「ZzzZzzZzz」
男(…なんで、一緒に寝てるんだ?……もしかして、俺、昨日の夜………そ、そんなまさか)
女「ZzzZzzZzz」
男(………先輩、寝てるし、今のうちに…寝袋に…)
女「ZzzZz…んぅ?」
男「………ども」
女「…おはよう」
男「…おはようございます」
女「今何時?」
男「7時です」
女「そ。…じゃあ、私、もう少し寝てるから、ごはん…朝ごはん…」
男「え?あ、はい…朝ごはんですね…わかりました」
女「よろしくー……Zzz」
男「………よ、よし、朝ごはん、作るか」
45 = 1 :
女「♪~♪~なにげなく出会って~♪」
男「…なにを歌って」
女「ん~?胎教だよ。歌とかうたってあげるといいんだって」
男「あ…そうなんですね」
女「そうそう。あ、キミも歌う?知ってるでしょ?」
男「…そりゃ、まぁ」
女「じゃあ、一緒に」
男「あ、いや、その、俺、音痴だし」
女「そう?…ほんとは父親の声、聞かせてあげるのもいいらしいんだけど」
男「………あの」
女「冗談冗談~…なんとなく気があって~♪」
男(………ていうか、歌ってる曲がエロゲの曲っていうのはどうなんだろう…胎教的に…問題ないよなぁ、きっと)
46 = 1 :
ガチャ
女「おかえりなさい、あ・な・たっ」
男「………」
女「ご飯にする?お風呂にする?それとも…お・そ・う・じ?」
男「…ご飯を作ってから、風呂を洗います。掃除は土曜日にまとめてやります」
女「うん。任せたー」
男「………ていうか、ホントに何もしませんね、先輩」
女「この子を育てるのに精一杯で…あ、今日もお弁当おいしかったよー」
男「…そうですか。それはよかったです」
女「ねぇねぇ、聞いてよ!さっきね、初めて2ゲットできたの!」
男「…精一杯はどこに行ったんですか」
47 = 43 :
病気の彼女にノーパソあげたら2ちゃんにハマって2ゲトしてて、しんだ彼女のかわりに2ゲトするコピペ思い出した
48 = 1 :
TV『…日本で最も大きい島は?』
女「北海道っ!!」
男「いや、違うでしょう……って、それ、どうしたんですか?」
女「え?」
男「その、右足のすねの」
女「あれ?…キミって足フェチだったっけ?生足よりストッキング派?」
男「な、なななにを………って、そうじゃなくて、ケガしてるじゃないですか」
女「あー…これ?かすり傷よ。ちょっと…その、病院にいくときに、転んじゃっただけで」
男「なにしてるんですかっ!」
女「え、だ、大丈夫!母子ともに健康だし!」
男「今回は、大丈夫だったかもしれないけど…重心とか変わってるんですから」
女「あー…うん」
男「………病院の日って、土日じゃダメなんですか?」
女「え?…たぶん開いてるから、いいけど」
男「次から付き添いますから」
女「えぇっ!…別にいいよ、そんな」
男「付き添います。何かあってからじゃ遅いじゃないですか」
女「あー……いや、これから、注意するから。安全を心がけて、安全第一で安全に歩くから」
男「いいえ。だって、先輩、『なにかあったときに困る』から俺のとこに来たんでしょう?」
女「…そんなこと言ったっけ?」
49 = 1 :
男「とにかく、病院とか外に出るときは付き添いますから。勝手に出歩くのもやめてください。運動なら、部屋の中うろついて下さい」
女「拉致軟禁?」
男「…お願いします」
女「………しかたないなぁ」
男「すいません」
女「いいよ。…心配してもらうの悪くないし」
男「………は?」
女「キミが心配してくれて嬉しいって、言ってるの」
男「………………そ、そうですか?」
女「うんっ!…とっても嬉しいよ」
男「…あ、そ、それじゃ、その、俺、風呂…風呂、入ってきます!」
女「一緒に入る?」
男「~~っ!?」
女「冗談だってー」
男「…わ、わかってますって」
50 = 1 :
ピンポーン
女「…ホントに来た」
男「…へ?なにがですか?………こんな時間に珍しいなぁ」
ガチャ
男「はーい、どちらさまですか?」
女兄「…どうも、あの、私、こちらでお世話になっている…」
女「…兄さん」
男「え」
みんなの評価 : ☆
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