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    元スレ新?ジャンル「見捨てられ不安」

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    101 = 40 :

    ブーブブブブー

    「…電話?………誰だ、この番号」

    教授『男か?学籍番号068-S23009?』
    「はい、男です…って、教授?なんの用ですか?…ていうか、なんで俺の番号を」
    教授『事務に聞いた…で、用件なんだが…』

    102 = 77 :

    >>93いや何でもない>>95はスルーしてくれ

    103 :

    >>1の文才に嫉妬wwwww
    がんがって!!

    104 = 40 :


    「レポート、けっこう早く終わったねぇ」
    「ああ…」
    「私のおかげ?」
    「…そうだな」
    「えへへ…ね、夏休みって、どうするの?…実家に帰る?」
    「いや…盆には帰るかもしれんが、いつも帰ってないしな」
    「良かったぁ。じゃあ、夏休みはさ、ずっと二人きりで過ごそ?」
    「…お前、夏休み、どうするんだ?」
    「え?…だから、二人で」
    「教授から電話あった」
    「あ………そう」
    「卒論、前倒しでやるって、夏休みはフィールドワークの行程組んでたって」
    「…うん」
    「でも、最近、お前に電話つながらなくて、計画できないって…お前、着信拒否してるって」
    「…うん」
    「…どういうこと、だよ?自分で、研究したいって、なんとか学って言ってただろ…どうして…」
    「……だって…呼び出されて、教授と話してたら、男くん、どこか行っちゃうでしょ?」
    「………」
    「そんなことよりさ、夏休みどうする?海とか山とか行ってもいいけど、疲れるしさ、二人きりで部屋でダラダラ過ごすっていうのも…」
    「………」

    107 = 100 :

    もひとつ支援

    108 = 40 :

    (ええっと…着替え、とりあえず、これだけあればいいか…)

    「ZzzZzz…ふゅ?…男くん?」
    「あ…起こしちゃったか?悪い、まだ寝てていいぞ」
    「…その荷物、なに?」
    「あ…いや、ちょっとな」
    「どこか、行くの?」
    「えっと…」
    「わ、私も行くっ」
    「いや、それ無理だから…」
    「…男くん、一人で行くの?私を置いて?」
    「まぁ、そうなる…案外早く帰ってくるかもしれないし、長くても3週間くらいらしい」
    「『絶対に捨てない』って言ったじゃない…」
    「捨てるわけじゃ…」
    「やだ…行かないで、置いていかないで、なんでもするから」
    「帰ってくるから」
    「ウソ…ウソだよ。帰ってこないもん、男くんも私を置いてくっ」
    「…信じてくれないか?」
    「どうして?私の何がダメ?…どうしたら、男くん、離れて…ヤだ…」
    「…ごめん、な」

    109 = 66 :

    ヤンデレ路線はやめてえええ

    110 = 103 :

    男いい奴すぎがんばれ

    111 :

    妹萌の人かな?

    112 = 40 :

    「………」

    (男くん…どこにいるの?)

    (…電話、つながらない)

    (…メールもない)

    (…捨てないって言ってくれたのに)

    (…信じたかったのに)

    (………やっぱり、私は要らない子なんだ)

    113 = 40 :

    「…おとこ、くん」

    114 = 40 :

    男友「あれ?女ちゃん?夏休みだってのに、どうして大学?」
    「男友くんこそ…」
    男友「え?いや、俺はサークルが………って、やせたね…というか、やつれた?」
    「…そうかな。ごはん、ちゃんと食べてるけど…たまに吐いちゃうし…」
    男友「夏バテ?消化にいいものとか食べた方がいいよ?」
    「うん…」
    男友「あと、本気でヤバイって思ったら病院行くんだよ?」
    「大丈夫だよ…」
    男友「マジで大丈夫?…男と連絡取ってる?」
    「…おとこ?」
    男友「え?そう、男」
    「………おとこ、くん?」
    男友「そう」
    「それ、誰?」

    115 = 100 :

    ほほぅ……
    wktk

    117 :

    続けて

    118 = 40 :

    「えぅ…」

    (…気持ち悪い)

    (………お腹からっぽなのに…まだ気持ち悪い…)

    (…お掃除、しないと)

    (きれいにしないと…おこられる…)

    「………っく……よし…」

    119 = 40 :

    (………何もすることない)

    (どうしよう…今日も図書館?)

    (…大学で散歩?)

    (…教授のとこ……は行きづらいし)

    (ネットの掲示板にでもなにか書き込んで…)

    (………せっかくの夏休みなのにな)

    (…もうそろそろ3週間か)

    (………3週間?…なにが?)

    120 = 40 :

    「…冷蔵庫、空かぁ」

    (何か買いに行かないとな…)

    (…億劫)

    「…はぁっ」

    ピンポーン

    「…誰だろ、新聞屋さん?」

    122 = 40 :

    ピンポーン

    (…もしかして)

    (………もしかして)

    ガチャ

    「男くんっ!!」

    新聞屋「へ?」
    「あ…」
    新聞屋「あ…どーも毎朝新聞ですけど」
    「………」
    新聞屋「…あ、あのぉ、三ヶ月でいいんですけどぉ」
    「………男くん」
    新聞屋「今なら、洗剤とかつきますよ?」
    「………」

    123 = 40 :

    ピンポーン

    ガチャ

    「………」
    新聞屋「あ、あのですね、今ならこちらの蚊取り線香もセットで」

    ガチャ

    124 = 40 :

    ピンポーン

    「男くん…」

    「会いたいよ…」

    「一人はイヤだよ…さみしいよ…」

    「捨てないでくれるって…どこにも行かないって…好きだって…」

    ピンポーン

    「…こんなに、こんなに男くん、好きなのにっ」

    ピンポーン

    「………」

    ピンポーン

    ガチャ

    「うるさぁいっ!!!」
    「え…」

    125 = 40 :

    「よっと…」

    ガッ

    (開いてない………しかも、カギがない)

    (中に女いたらいいけど…まさか実家に帰ったりしてないよなぁ)

    ピンポーン

    (………あ、でも電気のメータ回ってるし…誰か中にいるよな)

    ピンポーン

    (…いざとなったら、大家に………でも、とりあえず、女に)

    ピンポーン

    「うるさぁいっ!!!」
    「え…」

    126 = 117 :

    寝ちゃったか?

    127 = 40 :

    「あ………男、くん?」
    「…た、ただいま」
    「おかえりなさい…」
    「あ、うん…あのさ」
    「ええっとね、さっきのは、その…新聞屋さんが」
    「え?」
    「ごめっ…なんでもない」
    「とりあえず、上がってもいい?」
    「う、うん…男くんの部屋だし」


    おさるさんにひっかかりますた…

    128 = 117 :

    そうか。頑張れ
    俺は寝るからあとは誰か任せた

    129 = 40 :

    「…あ、あのね」
    「お前、顔色悪くないか?」
    「え?あ…うん、大丈夫」
    「そ、そうか?」
    「うん…」
    「………えっとな、その」
    「…よかったぁ」
    「うん?」
    「男くん…帰ってきてくれた」
    「…言ったろ?帰ってくるって」
    「うん。でも良かったぁ…もう、どこにも行かないで…ずっと、ずっと、ここにいて」
    「………」
    「男くん?」
    「俺が、どこに行ってたとか気にならないのか?」
    「…いいよ、そんなこと。ね、それよりさ」
    「昨日までバイトしてた。男友の紹介で」
    「え?…どうして?お金が要るんだったら、言ってくれたら」
    「これ、買うため」
    「…?」
    「………その、受け取って欲しい」

    131 = 40 :

    「…ゆびわ?」
    「そう、指輪…バイト代で買ってきた」
    「………こんなものために?…私は、こんなっ…ただ、男くんが傍にいてくれたらっ」
    「こんなものって…まぁ、そうかもしれんが………もう一つ」
    「…封筒?」
    「…こっちは、役場でもらってきただけ」
    「………これ」
    「その…半分は埋めた。あとは好きにしてもらっていい」
    「…この指輪って?」
    「…たぶん、薬指が一番サイズ合うと思う……右でも左でも」
    「待って…どういうこと?」
    「………俺、口下手だし、そういうの口で伝えるの、苦手だから」
    「で、でも…これって」
    「俺さ、お前の望むみたいな、ずっと一緒って無理だと思うんだ」
    「…え?」
    「お前だって、わかってるだろ?…就職したら、四六時中一緒ってわけにはいかないし
     …来年だって、卒論とかで、ずっと一緒にいられるわけじゃない」

    132 = 40 :

    「…でも、それでも私は」
    「不安、か?」
    「…うん」
    「傍に、いなくちゃ、信じられないか?俺を」
    「………」
    「俺は、お前のこと、こんなに好きなのに?」
    「…こんなにって?」
    「………一度しか言わないから、よく聞け」
    「うん…」
    「…俺は、お前のこと、他の誰にも渡したくない、ずっと傍にいて欲しい、お前を幸せにしたい」
    「…」
    「…端的に言うと、結婚したいくらい好きってことだ。証拠は今渡したもの」
    「………けっこん?」
    「…大学、卒業したらさ、結婚、しないか」

    134 = 40 :

    「…な、なんで」
    「なんでって…今、言ったとおり…確かに学生の分際でとは思うんだけど」
    「どうして、私なんか」
    「前言ったろ?好きなもんは好きなんだって」
    「でも…」
    「俺さ、バカだったんだ」
    「え」
    「…お前の傍にさえいれば、お前は笑ってくれるって、幸せになってくれるって思ってた」
    「…そうだよ。私は、あなたさえ」
    「動物の研究、したいんだよな?よくわからんけど」
    「………でも、そんなのより」
    「俺は、お前の傍にいるから」
    「え?」
    「…なんていうか、体は必ずしも隣にいないかもしれんけど、心は、いつも寄り添うから」
    「………」
    「だから、お前は安心して、自分の好きなこと、楽しいことをして幸せになって」
    「心?」
    「…まぁ、心っていうか…心?」
    「………信じるよ」
    「…いいのか?」
    「うん。…たぶん、信じられる」
    「………そうか」
    「ねぇ、私は、この指輪を見るたびに、この指輪を指で撫でるたびに、あなたを感じていいんだよね」
    「あ、ああ」
    「…あなたが、男くんが私のこと好きだって。私が薬指を見るたびに、男くんに好きって言ってもらう妄想を見てもいいの?」
    「…妄想じゃない。………いつも、俺は、その、そう…思ってる」
    「だったら、私は耐えられるよ。さみしくても、不安でも…短い間なら」
    「…そうか」
    「うん…」

    135 = 40 :

    「男くん」
    「…なんだ?」
    「これ」
    「…って、いや、これは返品は困る」
    「ふふっ…違うよ。そうじゃなくて、男くんに…はめてほしいなって」
    「指輪を?」
    「左手と右手どっちがいい?」
    「…左手で」
    「はい」
    「………………………入った」
    「…ホントにぴったりだね」
    「いいんだよな?」
    「え?」
    「…俺で、いいんだな?」
    「それは…なんで今さら」
    「………お前、俺のこと好きか?」
    「…うん。…って、なんでそんなわかりきったこと」
    「…いや、だって、俺、わからんし」
    「好きかどうかわかんないのは、男くんの方じゃない………未だにキスさえしてくれないし!」
    「そ、そりゃ…お前『捨てないでくれるなら、何されてもいい』とかしか言われないし」
    「…は?」
    「『俺のこと好きだからキスして欲しい』とでも言ってくれれば、俺だってだな」
    「…男くんのこと好きだから、キス、して」
    「………」
    「私は、言ったよ?」
    「………」
    「………どうして、しないの?」
    「…お前な、せめて目をつむるとか、そういう」
    「………ん」
    「………」

    136 :

    何故だろう
    死亡フラグを感じる

    137 = 40 :

    ねぇ、男くん、不思議だね

    この指輪、冷たい石と金属だけど、あたたかいよ

    あなたのぬくもりが感じられるよ

    一人じゃないって信じられる

    あなたはここにいる

    138 :

    ばるばるばるばるばる

    139 :

    プープーッ!!キキーッ!!ドムス!!!!!!!




    ぴーぽーぱーもー……

    140 :

    バルバルバルバルバルバル  って見た事ある

    142 = 40 :

    キーンコーンカーンコーン

    「…さてと」
    「男くんっ!どこに行くのっ?」
    「あ、いや、便所」
    「私も行く」
    「…男子トイレには入れないだろ」
    「…トイレの前で待ってる」
    「トイレ待ちされるのって、けっこう恥ずかしいんだが」
    「…恥ずかしくてもいいじゃない」
    「…あのな」
    「ずっと一緒にいてくれるって言った」
    「…言ったけど」
    男友「………お前ら進歩がないな」

    143 = 40 :

    おしまひ

    144 = 141 :

    >>143
    ええぇ乙


    ガズボズボ……

    145 = 76 :

    >>1乙!!
    楽しかったぜ!!

    146 = 140 :

    その効果音出てきたスレのタイトルが出てこない・・・


    >>1

    147 = 40 :

    おわりっす。

    最後の方、眠くて全く見直さず送信しまくってましたけど、大丈夫でしょうか。
    大きな自己矛盾を抱えてないでしょうか。
    まぁ、人間矛盾してるのがタテとホコなので良しとしましょう。


    ボダですね。ボダです。

    そして>>20で明かされる伏線。ベタベタですね。ベタベタです。

    ヤンデレを書いているつもりはないんですが…ヤンデレ?

    ただの重くてウザい女です…すいません…街で見かけたら、大切にしてあげてください

    妹萌のひとです

    なんだ…おまいらはそんなに死亡フラグ的バットエンドが好きなのか?
    それともバルバルバルバルが好きなのか?
    ていうか、ヘリコプター飛ばしてぇっ

    ガズボズボってなんでしょう…ボクはちっちゃいのでわかりません…


    支援・保守・読者の皆々様、感謝です!
    もう、いい感じに朝ですね!眠いっ!
    では、学生以下の方々は素敵な夏休みを、それ以外の方は変わり映えのない素敵な日常をお過ごし下さい。

    おやすみなさいー

    148 = 141 :

    >>147
    お兄ちゃんがガズボズボを教えてあげるよ……?さあこっちおいで……


    >>146
    「お兄ちゃんのガズボズボ入ってくるよぉ」みたいな

    149 :

    共依存ですね、分かります。私にもそんな時期もありまsた。
    支援

    150 = 149 :

    支援したとたん消えるなばか


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