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    元スレ新?ジャンル「見捨てられ不安」

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    601 = 557 :

    「…ツキコさん」
    「え?」
    「…私の母」
    「………ああ、お袋さんの名前か」
    「うん。私ね、ツキコさんのこと、『おかあさん』って呼んだことないの」
    「………え」
    「変だよねぇ。…ずっとね、物心ついたときから、お世話してくれるのは、お手伝いさんで…
     ウチに“母親”はいなかったの。実際、ずっと、同じ家に住んでる人っていう印象しかなかったし」
    「………それって」
    「…興味なかったんだって。私に。…で、私も興味持てなかったから、母に…。
     だからね、『どんなひと?』って聞かれても、答えられないの。」
    「…父親は?」
    「そっちもよく知らない。生きてるのか、死んでるのか…ツキコさんに聞いたら教えてくれるかもしれないけど。
     あんまり、話したことないし…」

    603 = 592 :

    二次元モードに切り替えて読んだらよかった
    もっとやれ

    604 = 557 :

    「…それが変だって、思ってなくて。でもね、テレビとか周りの子どもの話とか聞くと、やっぱり違ってて」
    「………」
    「…でね、動物園って、あるらしいって聞いて。クラスの子は、休みの日に家族で行くんだって。
     どんなところなんだろうって、調べて…どんな動物がいるのかなって調べて」
    「…それで動物を?」
    「うん。そしたら、なんか詳しくなっちゃって、好きになってた」
    「………」
    「私にとって、動物園って、たぶん幸せな家族の象徴みたいなものなんだって思う」
    「…お袋さんとは、最近、会ってないのか」
    「……うん。顔合わせても、気まずいだけだし…それに、お金は十分振り込んでくれるし、感謝してる」
    「………」
    「…小さい頃に一度ね、一緒に買い物に行ったことがあるの、ツキコさんと。
     ツキコさん、全っ然、歩調合わせてくれなくて、何度も置いていかれそうになって…最後には置いていかれて」
    「………」
    「そんなこともあって、子どものころから漠然と『自分は誰にも必要とされてないんだなぁ』って思ってて…
     でも、それでもいいかなって。だって、私も誰かを必要としなかったから」
    「…俺は」
    「でもね、大学に入って…ほんとにひょんなとこで男くんに会って……好きになって…
     …男くんが傍にいてくれないのはイヤになって………一人が、怖くなって…
     嫌われたくないって…捨てられたくないって…そう、思えるようになって」

    605 = 557 :

    「女、こっち来い」
    「………え」
    「…抱きしめてやるから、こっち、来いって…ほら」
    「……うん」
    「…よっと」
    「………」
    「…あのさ、少なくとも俺にはお前が必要だから」
    「………うん」
    「お前を、要らなくなんかならないから」
    「…うんっ」
    「…ずっと、傍にいるからさ」
    「ありがと」
    「………今すぐは無理だけど、いつかさ、子どもつくろう?」
    「…子ども?」
    「でさ、みんなで動物園行ったりさ…俺が、父さんにして欲しかったこと、お前が、お袋さんにして欲しかったこと
     全部、子どもにしてやろう?」
    「……うん」
    「…お前が憧れてた幸せな家族になるんだ」
    「………なりたい」
    「今よりも、もっと幸せになろう?な?」
    「…男くんと……子どもと…幸せ…」
    「そうだ。だから、だからさ、ずっと俺の傍で笑ってろ。いいな?」
    「…うん……うんっ」

    606 = 563 :

    ……ふぅ   もう寝るか

    607 = 557 :

    「………観覧車、あっという間だったね」
    「…ま、小さいしな」
    「もっと、乗ってたかった」
    「まぁ、また来たらいいだろ?」
    「…また…いいの?」
    「お前が望むなら、何度だって」
    「えっと…じゃあ、明日っ!」
    「…いいよ。どうせ、明日も特にやることないしな」
    「観覧車も」
    「わかった。何度でも一緒に乗ってやる」
    「えと、えっと、明日もお弁当、食べてくれる?」
    「言われなくても」
    「…それから…えっと」
    「さ、時間だ。そろそろ、出てかないと怒られるぞー」
    「あ…うん」
    「さ、帰ったら、晩メシだなー今日の晩メシはなんだろなー」
    「…うーん、何にしようかなぁ」
    「魚、食いたいな、魚」
    「あ、そうだね、魚いいね」
    「よしっ!じゃあ、魚で!帰るぞー!」

    608 = 557 :

    どーぶつ園編 おしまい

    609 = 581 :

    ようやく…寝られるのかな…?
    気になる…

    610 = 557 :

    「ふぅ…いい湯だった。女、入っていいぞー」
    「あ、あの…」
    「………なんで、首輪つき?」
    「えと…わんわん」
    「………」
    「…わん?」
    「………いや、どうして首輪?」
    「…男くん、犬、飼いたいって」
    「……そりゃ、言ったけど」
    「でも、ほら、ここ、ペット禁止だし」
    「…そうだな」
    「だから、気分だけでもって……迷惑だった?」
    「いや、そんなことは」
    「じゃ、はい、リード」
    「はい…って」
    「えっと、おさんぽ気分?」
    「…おさ…んぽ?」
    「わんわん」
    「………………あ、あの」
    「わん?…あ、耳とか着けた方がいいのかな?」
    「いや、そうじゃなくて」

    611 :

    ごめん…勃起しちゃった

    612 = 578 :

    早く、早く続きを

    613 = 581 :

    続いてたあああぁぁ

    首輪なつかしいww

    614 = 557 :

    「…わん?」
    「………とりあえず、四つんばいで上目遣いはやめろ」
    「え?」
    「…二足歩行でいい」
    「でも、私、今、わんこ」
    「いや、人間だろ…服着てる犬とかいないだろ……たまに着せられてるのはいるけど」
    「…脱ぐ?」
    「ちがっ…そ、そういうことじゃなくてっ!」
    「ん゛っ!!……こほっこほっ」
    「わ、悪いっ!そ、その、今のはわざと、リード引っぱったんじゃなくて」
    「…こほっ……ううん、大丈夫…それより、その、一度、リード放してもらわないと、ちゃんと脱げない」
    「だから脱がなくていいっ!」
    「うー…わんわんっ」
    「わんわん、じゃない…」

    615 = 578 :

    ……ふぅ

    616 = 557 :

    「わんわんっ」
    「………」
    「わんわんわんっ」
    「…お手」
    「わんっ!」
    「…おかわり」
    「わんっ!」
    「伏せ」
    「わふっ!」
    「ちんち……」
    「わん?」
    「な、なんでもないっ!………っていうか、見るなっ!見つめんなっ!!」

    617 = 557 :

    「わん……男くん」
    「…そろそろ、飽きたか?」
    「ううん。そうじゃなくて、わんこがちゃんと芸したら、褒めてくれないと」
    「…いや、お前、犬じゃないし」
    「そういう気分なの。せっかく、ちゃんとお手したのに、褒めてくれないとグレる」
    「………わかった」
    「わんわん」
    「………お手」
    「わんっ!」
    「………」
    「………」
    「………よしよし」
    「えへへへ…」
    「よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」
    「ふわっ…や、お、男くん、やりすぎっ……わ、わわわわわわ」

    618 :

    やばいこれやばい

    619 = 557 :

    「…うー…髪ぼさぼさ…」
    「…参ったか」
    「うー…」
    「な、なんだよ」
    「………」
    「…な、なにか」
    「………れろっ」
    「……な、舐めっ!?」
    「…ちゅっ……」
    「なにするっ」
    「…わんこなんだから、ご主人様、舐めるの愛情表現だもん」
    「ごっ…ご主人様とか言うなっ」
    「ご主人様」
    「い、言うなというにっ」
    「…こういうの好き?」
    「なななにをキミは言って」

    620 = 557 :


    やめます…ちょっと寝ます…これ以上いくと限りなくエロスに…
    やっぱり、眠いときに、この手のもの書くのは危険ですね…このへんでやめときましょう。

    連日、保守・支援ありがとうございます。
    こんなよくわからんモノを垂れ流せるのはひとえに皆さまのおかげです。

    他の書き手の方々、いや、もう、俺なんか無視して、書いちゃってくださいよぅ…
    続き読みたいし…

    では、おやすみなさい…

    起きて、スレがまだあったら、てきとーに何か短いの書きまくります…

    622 = 581 :

    ちょおおおwww
    なんて生殺しいいいいい!
    いや、逆にこれくらいのほうが風情があっていいのかもしれないな
    ゴメン、意味わかんね

    乙です!

    623 = 584 :

    あああああああんんんんんんんん なま殺しはマジ勘弁してください…

    625 :

    この2人のエロは暗転朝チュンでもいいと思う俺ガイル

    632 :

    朝からおっきおき

    633 = 585 :

    634 :

    しゅ

    635 :

    追い付いた,読むのに2~3時間かかった。

    でも面白かったからたまにはこんな時間の潰し方もいいもんかな


    >>1
    おつ。寝る前保守

    636 :

    追い付きついでに保守

    637 :

    >>620
    >>386だけどまだ用事が残っとる。帰ってレス数が余ってるようならまた書くっす。

    638 = 567 :

    生殺しですな

    639 = 567 :

    ええい絵師はまだか

    641 :

    90分かけておいついたf^_^;
    最初はこの女がウザいって思ったし、男を見ても「こんな男なんかいねーし。やっぱフィクションだわ」と思った。
    でも段々と状況が分かるにつれ、この二人の世界に引き込まれている。
    なんか理想的に感じてきた。
    というかノンフィクションな気がしてきた。

    642 :

    今日もイイね~
    読んでて目から汗が出そうになるのは
    なんでなんだぜ?

    644 = 634 :

    ほす

    645 :

    追い付いた~!

    この手のスレ初めて全部読んでるわ


    1以外の書き手さんも頑張ってくれ

    646 :

    初めて新ジャンルで勃起した

    647 :

    犬プレイは反則だろ、正直勃起した


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