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元スレ武内P「あだ名を考えてきました」

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801 = 770 :

書きます


武内P「今週末の予定、ですか」

802 = 770 :

未央「うん、空いてる?」

武内P「確認してみます……はい、土曜日の夜でしたら」

未央「オッケー。今度は、中華料理だっけ?」

武内P「はい……とても、楽しみです」フッ

未央「……良い、笑顔です――なーんてね!」

武内P「……」


「ねえ、卯月……何、あれ……!?」

卯月「わかりません……わかりません……!」

803 = 770 :

未央「――お待たせ、二人共っ!」

「未央、説明して」

未央「へっ? 何が?」

卯月「さっきの、プロデューサーさんとのやり取りです!」

未央「あー、あれ?」


未央「週末の予定を確認してただけだよ?」


凛・卯月「!?」

804 = 770 :

「週末の予定って……ねえ、本当なの、それ」

未央「えっ? しぶりんも、しまむーも見てたよね?」

卯月「みっ、見てましたけど……で、でもっ!」

未央「中華良いよねぇ、中華! たまに食べたくなるよね!」

「未央っ! 何考えてるの!?」

卯月「しゅ、週末、プロデューサーさんと行くんですか!?」


未央「行かないよ?」


凛・卯月「……」

凛・卯月「えっ?」

805 :

大人なちゃんみおなんてちゃんみおやない、ただの本田さんや!

806 = 770 :

「……ねえ、どういう事? なんで、予定を聞いたの?」

未央「えっ、知りたい? 知りたいの?」

卯月「しっ、知りたいです! 教えてください、未央ちゃん!」

未央「本当に? 本当に、知りたいって言うの?」

凛・卯月「……!」コクリ

未央「いやまぁ、大した話じゃないんだけどね?」


未央「プロデューサーが、うちの兄貴と弟と出かけるからさ」

未央「へへっ! 予定を聞いてくれって頼まれたんだ!」


凛・卯月「……」

凛・卯月「えっ?」

807 = 770 :

「……どういう事? 四人で出かけるって事?」

未央「四人?」

卯月「プロデューサーさんと、お兄さんと、弟くんと、未央ちゃんの……」

未央「ブッブー! しまむー、はっずれー!」

「? どっちか片方とだけ、って事?」

卯月「どういう事なんですか、未央ちゃん!」


未央「私は、そのお出かけメンバーに含まれませーん! イエーイ!」


凛・卯月「……」

凛・卯月「えっ?」

808 = 770 :

「えっ、ちょっと待って……何が何だか」

卯月「お兄さんと、弟くんと、プロデューサーさんの……三人?」

未央「三人」

「……未央は?」

未央「家でゴハンを食べますよ?」

卯月「あの、一緒に……行かないんですか?」

未央「行きたいよ?」

未央・卯月・凛「……」


卯月・凛「……さあ、レッスンに――」


未央「聞いてよ!! 最初の勢いで、根掘り葉掘り聞いてよ!」


卯月・凛「……」

809 :

「未央、とりあえずレッスンが終わってからにしよう」

未央「しぶりんさんよぉ! 今日はレッスン無いよねぇ!?」

卯月「あっ! そろそろお仕事の時間じゃないですか?」

未央「しまむーさんよぉ! 午後はフリーですね、って言ってたよねぇ!?」

卯月・凛「……」

未央「聞いて?」

卯月「い……嫌です……絶対悲しい気持ちになりますもん!」

「ねえ、話す必要があるとは思えないんだけど、未央?」


未央「あれはねぇ、私が辞めるって言った時からの話でさ」


卯月・凛「止まる気が無い!?」

810 = 809 :

未央「雨の中、傘も差さずにプロデューサーが来てくれてさ」

未央「だから、もう全身ずぶ濡れだったんだよね」

「……」

未央「そんな状態でさ、はい帰ってくださーい、って訳にいかないじゃん?」

未央「家に寄ってって、ってなるよね? ね?」

卯月「……」

未央「それでね、ちょっと目を離した隙にさ」


未央「……なんか、弟がプロデューサーの事‘兄貴’って呼ぶようになってた」


卯月・凛「!?」

811 = 809 :

「なんで!? ちょっと目を離した隙に、どうしてそうなるの!?」

未央「あはは、私にもわかりませーん! ぷいーん!」

卯月「未央ちゃん!? あの、しっかりしてください、未央ちゃん!」

未央「私が辞めるってー、言った時ー、家族全員心配してくれてー」

未央「弟もー、なんかプロデューサーに対して怒っててー」

未央「生意気だけど、ああ、私のために怒ってくれるんだなー、って思ってー」


未央「――たのに! 急展開がすぎるよ! ちょろすぎだよ、家の弟!」

ダンッ!


卯月・凛「……」

812 = 809 :

未央「はーい、未央ちゃん劇場始まりまーす!」

「い、いや……良いよ、やめて」

未央「――姉ちゃん。兄っ、プロデューサーさんを困らすなよな」

卯月「やめてください! やめてください!」

未央「――次に困らせたら、俺が代わりにアイドルになるから」

卯月・凛「なんで!?」


未央「――そうすれば、へへっ、一緒に居られ……いやっ、なんでもない!」


卯月・凛「とんでもない!」


「どうしてそうなったの!?」

未央「わかりませーん! ぷいーん!」

卯月「未央ちゃん、しっかり!」

813 = 809 :

「まあ、でも……その程度なら、まだ」

未央「それがさ、最近は私の化粧品がちょっと減ってるんだよね」

卯月「みっ、未央ちゃんの勘違いですよ! きっと!」

未央「あはは、そうかな?……本当に、そう思う?」

卯月・凛「……」

未央「ねえねえ? 勘違いかな? ねえねえねえねえ?」

卯月・凛「……!」コクリ

未央「そっか! 勘違いか!」


未央「はい、それじゃあ次は家の兄貴の話に移ります」


卯月・凛「!?」

814 = 809 :

「そっ、その前に場所を移さない!?」

卯月「はいっ! 凛ちゃん、ナイスアイディアです!」

未央「なんで?」

「ほっ、ほら! プロデューサーの仕事の邪魔になるし!」

未央「ヘッドホンしてるし、LIVEの映像確認してるから平気だよ」

卯月「っ! で、でもっ! とにかく、違う所に行きましょう!」

未央「なんで?」

卯月・凛「……」


未央「……聞いて?」


卯月・凛「……」

815 :

弟はホモ、はっきりわかんだね

816 = 809 :

未央「……まあ、兄貴の方はそんなに詳しく知らないんだけどねっ!」

卯月・凛「……ほっ」

未央「聞いても、大事な思い出だから話したくないって言われちゃってさ☆」

卯月・凛「ほあっ!?」

未央「どう思う? ねえねえ、どう思う?」

「ど、どう、って……」

卯月「……!」ブルブル

「う、卯月? どうしたの? 震えてるけど――」


卯月「おっ、お先に失礼し――」

ガシッ!

未央「しまむー? どこ行くの?」

卯月「は、離し……ママ――ッ! 助けてママ――ッ!」


未央「私の兄弟は、どこへ行こうとしているの?」

817 = 809 :

  ・  ・  ・

未央「――まっ、そんな感じで、仲が良いみたいなんだよね!」

「……ふ、ふーん。まあ、悪くない……んじゃない、の」

卯月「は、はい……仲良しなのは、良い事ですよ……ね」

未央「そうだよねっ! 私達みたいにさっ!」ニコッ!

「う、うん……そうだね」…ニコ

卯月「は……はいっ!」…ニコ


未央「――それで、ここからが本題なんだけどね?」


卯月・凛「!?」

818 = 809 :

「もう良いって、未央! わかったから、もう十分だから!」

未央「なんかさ、兄弟間でルールが作られてるみたいでさ」

卯月「み、耳……! 耳を塞がなきゃ……!」

バッ!

未央「うん、それでね?」

グググッ…!

卯月「す、凄い力……!?」


未央「プロデューサーと会う時は、二人っきりじゃ駄目なんだってさ」

未央「あっはは! なんでだろうね?」


卯月・凛「……!?」

未央「なんで?」

卯月・凛「……」

未央「……」

819 = 809 :

未央「ねえ、しまむー。うちの兄弟、何を考えてるのかな?」

卯月「わ、私……一人っ子なので……わっ、わかりません!」

未央「ねえ、しぶりん。うちの兄弟、何を考えてるのかな?」

「わ、私も……ハナコは犬だし……その、メスだし」

未央「メス顔?」

卯月・凛「言ってない言ってない!」

未央「……」

卯月・凛「……」


未央「――まっ! そんなわけで、三人で出かけてるみたいなんだ!」


卯月・凛「……」

820 = 809 :

「……ふーん……そう、なんだ」

未央「私も行きたいって言っても、断られちゃってさー!」

卯月「アイドルだからって……プロデューサーさんに、ですよね?」

未央「どっちだと思う?」

ガシッ!

卯月「えっ!? あの、なんで手を掴んで……!?」

未央「しまむー、どっちが断ってると思う?」

卯月「あっ、が……頑張ります! 頑張ります!」

「っ! 卯月、落ち着いて! 頑張っても何にも解決しないから!」

卯月「頑張ります! 頑張ります! 島村卯月、頑張りますっ!」

「未央っ! 手を離してっ!」

未央「……」

…パッ


未央・卯月・凛「……」

821 :

なにこれ一人だけ仲間外れとか未央ちゃんせつない……

822 = 809 :

未央「……まあ、そんな感じ」

「ねえ……どうして未央が予定を聞いてるの」

未央「……自分で聞くのは、迷惑かもだし照れくさいって言ってた」

卯月「えうぅ……ママ……ママぁ……!」グスグス!

「……ねえ、未央」

未央「何? しぶりん」


「プロデューサーって、週末の予定……空いてるのかな?」


未央「? さっき、土曜日の夜は空いてるって……」


「未央、もう一度聞くよ」

「プロデューサーの週末の予定、空いてるの?」


未央「しぶりん……何を言って――」

未央「――っ!?」

823 :

この分じゃ新田弟も

824 = 809 :

「確認するよ? 予定調整は、未央がしてるんだよね?」

未央「うん……うんっ!」

「つまり、まだ週末の予定は伝わってないんだよね?」

未央「そう……そうだよ、しぶりん!」

「……最後にもう一度だけ聞くけどさ」


「プロデューサーの、週末の予定は?」


未央「――確認してみないと、わからないなぁ!」

「そうだよね。‘ちゃんと’確認しないと」


卯月「……?」

卯月「はい?」

825 = 809 :

「とりあえず、私から聞くよ」

未央「オッケー! 任せたよ、しぶりん!」

卯月「へっ? あの、どういう事ですか?」

「大丈夫、卯月は心配しなくていいから」

卯月「は……はい……?」

未央「しぶりん! 健闘を祈る!」

「……うん」


「行くよ――蒼い風が、駆け抜けるように」


「……」

未央・卯月「……」

「……」

未央・卯月・凛「……」

未央「あの……行かないの?」


「……」

826 = 809 :

「……うん、行くから……ちょっと待って」

卯月「凛ちゃん?」

未央「あの……もしかしてだけど、しぶりん……」

「何? 週末空いてるか聞くだけでしょ? だから? それが?」

未央「……ビビってる?」

「えっ? どうしてそう思うの? なんで? は? 意味がわからない」

未央「完全にビビってるじゃん! どうした!? しぶりん、どうした!?」

「別に? ただ、ちょっと思ったんだけど」


「週末空いてるか聞くって……なんか、意味深じゃない?」


未央「ヘタレ!!!!!!!!!」

827 = 809 :

未央「今更何言って……しぶりん!?」

「だ、だってしょうがないでしょ!」

「聞いたら迷惑かもだし、その……なんだか照れくさいな、って」

未央「その言い訳、家の兄弟と一緒だからね!?」

卯月「えっと……凛ちゃん、可愛いですっ♪」

「も、もう! からかわないで!」

未央「~~っ! しまむー! しまむーは、聞けるよね!?」

未央「聞いた上で、いい感じにこう……予定をスッと入れたり!」

卯月「ふえっ!? ど、どうしてですか!?」

卯月「私の予定とプロデューサーさんの予定に、どんな関係が……?」


未央「……!?」

828 = 809 :

未央「……プロデューサー! プロデューサー!」

武内P「っ!? は、はい!」

未央「週末の予定、ちょっとキャンセルで!」

武内P「えっ?」

未央「しぶりんとしまむー、ヤバいよ!? 良いの!?」

武内P「や、ヤバい……ですか?」

未央「家の兄弟と遊んでる場合じゃないよ! マジで!」

武内P「あの……そう、なのですか?」


凛・卯月「……?」


未央「ほら! ヤバさがわかってないもん!」

829 = 809 :

未央「今週末は、二人のために使って! 良い!?」

武内P「は……はい!」

「えっ? プロデューサー……良いの?」

卯月「どこかに連れて行って……貰えるんですか?」

武内P「はい……本田さんが、ここまで仰るのでしたら」

武内P「本当に必要なことなのだと、そう、思います」

凛・卯月「……!」パアァ!

未央「家の兄貴達も、仕事関係だって言えば納得するから」

武内P「そう……ですね」


武内P「本田さんの、ご家庭での様子を聞くのも……楽しみだったのですが」


未央「――ふえっ?」

未央「プロデューサー? ねえ、それって……ど、どういう意味?///」

武内P「? そのままの意味ですが……」

未央「……あ、はい///」

830 = 815 :

ちゃんみおが救われた…だと?

831 = 809 :

未央「そ、そっか……私の話とか、してるんだ」

武内P「はい。共通の、話題ですので」

未央「ふっ……ふーん……へー」

武内P「とても、楽しいご家庭だと、聞いています」

未央「じゃ、じゃあさ! 私からも、話してあげるよ!」

武内P「本田さんからも、ですか?」

未央「うんっ! 週末に! ゆっくり、ね!」

武内P「……はい、わかりました」


武内P「来週末の予定を確認してみます」


未央「……うんっ///」

未央「……」


未央「今週末の予定に私も入れてよ!」



おわり

832 = 809 :

ダリフラと交互に書くだけでクッソ新鮮な気分で書けますね!
寝ます
おやすみなさい

833 :

乙、今回は第三者のせいか大人しい印象やな

834 :

もし兄や弟と竿兄妹とかになったらどんな気持ちなんやろなあ

835 = 821 :


人は慌ててる人を見るとかえって冷静になれるというが似たようなことが変態の世界でもあるのかもしれない

836 = 809 :

書きます


武内P「男手が欲しい、ですか」

837 = 809 :

「うん。お父さんだけじゃ、手が足りないみたいで」

武内P「力仕事、でしょうか?」

「そうだね。結構大きな鉢もあるみたい」

武内P「……」

「それでさ、力仕事が得意な人のツテとか……無い?」


武内P「その……私で、よろしければ」


「……」

「プロデューサーが?」

838 = 809 :

  ・  ・  ・

「――って、なってね?」ニマニマ


未央「しまむー、今日はこの後予定ある?」

卯月「あっ、ちょっと買いたい物があったんです!」

未央「おっ、何々?」

卯月「えっとですね」


「ふうううぅぅぅん!」ジタバタ!


未央・卯月「……」

839 = 809 :

未央「……ねえ、しぶりん」

「何? どうしたの、残念なものを見る目してるけど」

卯月「……あのですね、凛ちゃん」

「ちょっと、卯月までどうしたの?」


未央・卯月「その話、何回目!?」


「……」

「…………何回目?」


未央「私達だけでも、もう二桁は聞いてるからね!?」

卯月「最初から最後まで、かなり正確に覚えちゃいましたもん!」


「そう?……なんか、うん、照れるね///」


未央・卯月「……!」

840 = 809 :

「でもさ、印象に残った事って、何度も話したくならない?」

未央「聞かされる方の身にもなっておくれ!」

「……楽しい、かな」

卯月「考えた結果の結論がそれですか、凛ちゃん!?」

「うん」


「今でも……ハッキリ思い出せるよ」

「あの時の――」


未央「はいはい、ストップストップ!」

卯月「いつも、そうやって流れで話し始めるんですから、もう!」


「……」

841 = 815 :

おばあちゃん…

842 = 809 :

「……ちょっと位良いでしょ、別に」

未央「ちょっとじゃないんだって! わかって!?」

「……納得出来ない」

卯月「このやり取りも、五回目位でしましたからね!?」


「うん。八回目でもしたと思う」


未央「話した時の事まで覚えてるじゃん!」

卯月「いい思い出なのは! いい思い出なのは十分伝わりましたから!」


「そう? まだ、全部伝えてない気がするんだけど」

「だから、また最初から――」


未央・卯月「やめてぇ!」

843 = 809 :

未央「力仕事してる姿に、キュンとしたって話でしょ!?」

「ちょっと……キュンとか、そんなんじゃないから」テレテレ

卯月「袖まくりした時に見えた腕に、ドキッとしたんですよね!?」

「ドキッとなんて……別に、してないってば」テレテレ

未央「――あれ? なんだろ、この感じ――……とか言ってたじゃん!」

「言ってないよ、そんなの」

卯月「言ってました! この耳で聞きましたから!」


「――あれ? なんだろう、この感じ――だから」


未央・卯月「誤差!」

844 :

未央「お母さんに、その時からかわれたんだよね!」

「そうなんだよね。別に、そんなんじゃないのに」テレテレ

卯月「お父さんとちょっと似てるわね、って言われたんですよね!?」

「私は、プロデューサーの方が……って、何言わせるの!///」テレテレ


「……初めてに言っておくけどね」

「プロデューサーは、その……そんなんじゃないから///」


未央「じゃあ、どんなんなのさ!?」

卯月「わかりません……! 私、もうわかりません……!」

845 :

これでも初回はみんなでキャーキャー言ってたんやろなって

846 = 844 :

未央「そりゃね!? 最初に聞いた時は盛り上がったよ!」

卯月「私達だって、アイドルの前に女の子ですもん!」

未央「だけどさ、二回目、三回目って聞いてってさ!?」

卯月「凛ちゃん、この話を全部で何回したんですか!?」

「何回って……どうだろ」


「多分、三桁いくかいかないか位じゃない?」


未央・卯月「狂気!」

「えっ?……そんなに、嬉しそうに話してた?」

未央・卯月「……」


未央・卯月「ノー、狂喜! イエス、狂気!」

847 :

仮に1日3回だとして1ヶ月以上
ガムだって百回噛んだら味がしなくなるだろうに

848 = 844 :

未央「あのさ、しぶりん! 自分が何してるかわかってる!?」

「何って……何だろ? おすそ分け……かな?」

卯月「幸せを分けて回ってるつもりだったんですか!?」

「幸せって……ちょっと、やめてよ///」


「あっ、プロデューサーとお父さんが一緒に飲みに行ったみたいでさ」

「それで、お父さんもプロデューサーを気に入ったみたいなんだよね」

「ねえ、どんな話をしたと思う?」

「二人共あんまり喋る方じゃないから、想像がつかなくて」


未央「本人に聞いて!?」

卯月「しかも、この話ももう五回目ですからね!?」

849 = 844 :

「……なんだか、二人共冷たくない?」

未央「逆だよ! 物凄くあったかい反応してるからね!?」

「そんな事無い。文香は、何度も聞いてくれてる」

卯月「何度もって……あの、何回話したんですか?」


「……」

「……四十回ちょっと?」


未央「えぐい! それはえぐいよ、しぶりん!」


「……あ、五十回いってるかも」


卯月「最大の被害者じゃないですかぁ!」

850 = 844 :

「こう、本を読みながら、ずっと聞いてくれるんだよ」

未央「……しぶりん、それ、聞いてn」

卯月「しーっ! 未央ちゃん、しーっ、です!」ヒソヒソ

未央「あ、うん、そうだね」

「そういえば、文香は最近――」


「力仕事をする姿も、素敵なのですね」

「――とか、言うようになったんだよ」


未央「……いやあの、しぶりん?」

卯月「凛ちゃん? あの……良いんですか?」


「? 何が?」


未央・卯月「何が!?」 


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