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元スレ武内P「『次はお前だ』」
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未央「じゃあ、背の高い人は全員タイプって事?」
卯月「ふえっ!? ぜ、全員って訳じゃ、ないですけど……」
凛「プロデューサーって言う位だから、身長だけじゃないんでしょ?」
卯月「それは、えっとですね……身長以外だったら、ですね」
卯月「やっぱり……歳上って、良いなぁ、って」
卯月「歳上! 歳上の人って、大人だなぁって!」
武内P「……」
卯月「ふえっ!? ぜ、全員って訳じゃ、ないですけど……」
凛「プロデューサーって言う位だから、身長だけじゃないんでしょ?」
卯月「それは、えっとですね……身長以外だったら、ですね」
卯月「やっぱり……歳上って、良いなぁ、って」
卯月「歳上! 歳上の人って、大人だなぁって!」
武内P「……」
卯月「歳上の人って、憧れちゃいますよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……私らからすれば、結構大人だもんね」
卯月「凛ちゃん! 凛ちゃんも、歳上の人って素敵だと思いません!?」
凛「……まあ、悪くないかな」
卯月「人生経験も豊富で、リードしてくれそうで……」
卯月「だから! 歳上のプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……私らからすれば、結構大人だもんね」
卯月「凛ちゃん! 凛ちゃんも、歳上の人って素敵だと思いません!?」
凛「……まあ、悪くないかな」
卯月「人生経験も豊富で、リードしてくれそうで……」
卯月「だから! 歳上のプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「でもさ? 私らより背が高くて歳上って、かなり当てはまるよ?」
卯月「へうっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「ねえ、卯月。他にも、理由があったりするんじゃないの?」
卯月「それは、えっとですね……他の理由は、ですね」
卯月「その……低い声って、安心するなぁ、って」
卯月「低い声! 低い声って、ホッとするなぁって!」
武内P「……」
卯月「へうっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「ねえ、卯月。他にも、理由があったりするんじゃないの?」
卯月「それは、えっとですね……他の理由は、ですね」
卯月「その……低い声って、安心するなぁ、って」
卯月「低い声! 低い声って、ホッとするなぁって!」
武内P「……」
卯月「男の人の低い声って、なんかホッとしますよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……高い声よりは、安心するよね」
卯月「頑張ってください、って低い声で言われると、頑張るぞーってなるよね!?」
凛「……まあ、そうだね」
卯月「聞いてて落ち着く、ホッとする低い声……」
卯月「だから! 声が低いプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……高い声よりは、安心するよね」
卯月「頑張ってください、って低い声で言われると、頑張るぞーってなるよね!?」
凛「……まあ、そうだね」
卯月「聞いてて落ち着く、ホッとする低い声……」
卯月「だから! 声が低いプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「でもさ? 低い声の人って言うのも、結構居るよ?」
卯月「へあっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「卯月? 本当は、まだ理由があったりするんでしょ?」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……話し方が丁寧なのって、良いなぁ、って」
卯月「話し方! 話し方が丁寧って、誠実そうだなぁって!」
武内P「……」
卯月「へあっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「卯月? 本当は、まだ理由があったりするんでしょ?」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……話し方が丁寧なのって、良いなぁ、って」
卯月「話し方! 話し方が丁寧って、誠実そうだなぁって!」
武内P「……」
卯月「私達の方が年下なのに、丁寧な話し方されますよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……誠実さが、伝わってくるよね」
卯月「凛ちゃん! その口調が、ふとした瞬間砕けた口調になったら!?」
凛「……何それ? 凄く良いよ、それ」
卯月「誰に対しても、丁寧な口調で接する……」
卯月「だから! 丁寧な口調のプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……誠実さが、伝わってくるよね」
卯月「凛ちゃん! その口調が、ふとした瞬間砕けた口調になったら!?」
凛「……何それ? 凄く良いよ、それ」
卯月「誰に対しても、丁寧な口調で接する……」
卯月「だから! 丁寧な口調のプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「でもさ? 丁寧な口調なのって、仕事だからじゃん?」
卯月「ふぐっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「なんだか、まだまだ他にも理由がありそう。卯月、聞かせてよ」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……ちょっと不器用なのも、良いなぁ、って」
卯月「不器用! 少し不器用なのって、可愛いなぁって!」
武内P「……」
卯月「ふぐっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「なんだか、まだまだ他にも理由がありそう。卯月、聞かせてよ」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……ちょっと不器用なのも、良いなぁ、って」
卯月「不器用! 少し不器用なのって、可愛いなぁって!」
武内P「……」
卯月「完璧すぎるより、そういう欠点がある方が良いですよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……とっつきにくさは、なくなるよね」
卯月「そういう欠点を私が補ってあげられたらって、思っちゃいますよね!?」
凛「……卯月は凄いね、今、そう思うようになったもん」
卯月「完璧じゃなく、ちょっと不器用……」
卯月「だから! ちょっと不器用なプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……とっつきにくさは、なくなるよね」
卯月「そういう欠点を私が補ってあげられたらって、思っちゃいますよね!?」
凛「……卯月は凄いね、今、そう思うようになったもん」
卯月「完璧じゃなく、ちょっと不器用……」
卯月「だから! ちょっと不器用なプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「でもさ? 誰にだって、欠点っていうのはあるものだよ?」
卯月「ひうっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「良い所ばかりじゃなく、悪い所にも目を向けるのは大切だよ、未央」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……見慣れたら顔も、凛々しいなぁ、って」
卯月「顔! 怖いんじゃなく、凛々しいなぁって!」
武内P「……」
卯月「ひうっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「良い所ばかりじゃなく、悪い所にも目を向けるのは大切だよ、未央」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……見慣れたら顔も、凛々しいなぁ、って」
卯月「顔! 怖いんじゃなく、凛々しいなぁって!」
武内P「……」
卯月「凛々しいだけじゃなく、その、愛嬌もありますよね!? ねっ!?」
未央「あっ、わかる」
卯月「皆が怖いって言ってる時、わかってないなぁ~って、思っちゃいません!?」
凛「それは思わないかな。だって、相手が増えたら困るし」
卯月「怖くなんかない、凛々しくて、可愛い顔……」
卯月「だから! そんな顔をしたプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「あっ、わかる」
卯月「皆が怖いって言ってる時、わかってないなぁ~って、思っちゃいません!?」
凛「それは思わないかな。だって、相手が増えたら困るし」
卯月「怖くなんかない、凛々しくて、可愛い顔……」
卯月「だから! そんな顔をしたプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「でもさ? 見慣れたら、誰の顔だって良い所が見えてくるよ?」
卯月「はわっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「確かに、それはそうだね。それを言い出したら、まだまだありそう」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……性格が、好きだなぁ、って」
卯月「性格! 誠実で、不器用で、それで……とっても優しい性格が好きだなぁって!」
武内P「……」
卯月「はわっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「確かに、それはそうだね。それを言い出したら、まだまだありそう」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……性格が、好きだなぁ、って」
卯月「性格! 誠実で、不器用で、それで……とっても優しい性格が好きだなぁって!」
武内P「……」
卯月「やっぱり、性格って大事ですよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……って言うか、好きって言っちゃってるけど!?」
卯月「好きなタイプ! タイプ的に好きな性格な私のタイプな頑張ります!」
凛「卯月!? ねえ……私達、友達だよね?」
卯月「あわっ、わ、とにかく性格! 中身です! 頑張ります!」
卯月「だから! 頑張ります! 島村卯月、頑張ります!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……って言うか、好きって言っちゃってるけど!?」
卯月「好きなタイプ! タイプ的に好きな性格な私のタイプな頑張ります!」
凛「卯月!? ねえ……私達、友達だよね?」
卯月「あわっ、わ、とにかく性格! 中身です! 頑張ります!」
卯月「だから! 頑張ります! 島村卯月、頑張ります!」
武内P「……」
卯月「もっ、もう良いですよね!? ねっ、ねっ!?」
未央「そっ、そうだね! もうやめようか、この話!」
凛「ちょっと待って、ハッキリさせておきたんだけど」
未央「でもさ!? 曖昧なままの方が良い事ってあるよ!?」
卯月「はいっ! そ、そうです、その通りです!」
凛「ねえ、今のを聞いて、どう思ったの?」
武内P「……」
未央・卯月・凛「……」
未央「そっ、そうだね! もうやめようか、この話!」
凛「ちょっと待って、ハッキリさせておきたんだけど」
未央「でもさ!? 曖昧なままの方が良い事ってあるよ!?」
卯月「はいっ! そ、そうです、その通りです!」
凛「ねえ、今のを聞いて、どう思ったの?」
武内P「……」
未央・卯月・凛「……」
武内P「今の島村さんの話を聞いて……ですか」
凛「うん、そう」
卯月「りっ、凛ちゃん!?」
未央「しぶりん!?」
武内P「そう……ですね」
武内P「私は不器用ではないので、タイプとは少し違いますね」
未央・卯月・凛「えっ?」
武内P「えっ?」
凛「うん、そう」
卯月「りっ、凛ちゃん!?」
未央「しぶりん!?」
武内P「そう……ですね」
武内P「私は不器用ではないので、タイプとは少し違いますね」
未央・卯月・凛「えっ?」
武内P「えっ?」
卯月「ぷっ、プロデューサーさんは……自分が、器用だと思ってるんですか?」
武内P「は、はい……自分では、そう、思っているのですが」
未央「思い違いも甚だしいよ!? そう思ってるのプロデューサーだけだよ!?」
武内P「えっ!? 待ってください! 皆さん、私が不器用だと!?」
凛「思ってるに決まってるでしょ!? ふざけないでよ!」
武内P「……!?」
未央・卯月・凛「……!」
武内P「……検討します」
未央・卯月・凛「はいっ!?」
武内P「は、はい……自分では、そう、思っているのですが」
未央「思い違いも甚だしいよ!? そう思ってるのプロデューサーだけだよ!?」
武内P「えっ!? 待ってください! 皆さん、私が不器用だと!?」
凛「思ってるに決まってるでしょ!? ふざけないでよ!」
武内P「……!?」
未央・卯月・凛「……!」
武内P「……検討します」
未央・卯月・凛「はいっ!?」
未央「いやいや、待って!? 何をどう検討するの!?」
武内P「まずは、皆さんが私を不器用と思っているか、調査をしようと考えています」
卯月「その発想が既に不器用ですよ、プロデューサーさん!」
武内P「えっ? あの……そう、でしょうか?」
凛「ねえ! 調査って、聞き込みでもするつもり!?」
武内P「っ!? それは、誤解です!」
武内P「きちん……器用に、アンケート用紙を作成します!」
未央「そういう器用じゃないって!」
卯月「……でも、ちょっと必死なプロデューサーさんって可愛いですよね?」
凛「うん、わかる」
武内P「まずは、皆さんが私を不器用と思っているか、調査をしようと考えています」
卯月「その発想が既に不器用ですよ、プロデューサーさん!」
武内P「えっ? あの……そう、でしょうか?」
凛「ねえ! 調査って、聞き込みでもするつもり!?」
武内P「っ!? それは、誤解です!」
武内P「きちん……器用に、アンケート用紙を作成します!」
未央「そういう器用じゃないって!」
卯月「……でも、ちょっと必死なプロデューサーさんって可愛いですよね?」
凛「うん、わかる」
卯月「たまに、こうやって可愛い一面を見せるのも良いですよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……微笑ましくは、あるよね」
卯月「普段しっかりしてる人の、こういう所を見ると……キュンキュンしますよね!?」
凛「うん、する……と言うか、してる」
武内P「確かに、私は島村さんの言うタイプに近いようです」
武内P「ですが……不器用だとは、思いません」
卯月「その……頑固な所も、魅力だなぁ、って」
未央「普通だったら、欠点に見えるのにね」
凛「……まあ、悪くないかな」
武内P「私は、器用なタイプです」
おわり
未央「ま、まぁ……微笑ましくは、あるよね」
卯月「普段しっかりしてる人の、こういう所を見ると……キュンキュンしますよね!?」
凛「うん、する……と言うか、してる」
武内P「確かに、私は島村さんの言うタイプに近いようです」
武内P「ですが……不器用だとは、思いません」
卯月「その……頑固な所も、魅力だなぁ、って」
未央「普通だったら、欠点に見えるのにね」
凛「……まあ、悪くないかな」
武内P「私は、器用なタイプです」
おわり
まさかウサミン式多段階墓穴掘削法をシンデレラガールがするとは・・・
ああ開祖もこの間シンデレラガールズになったから問題ないか
ああ開祖もこの間シンデレラガールズになったから問題ないか
年少組に続いてスキンシップをお願いしたい、きらりんをください!
ありす「はい、そうです」
武内P「それで……私に、相談とは?」
ありす「どうしたら、文香さんのような大人の女性になれますか?」
武内P「それは……本人にお聞きになるのが、一番だと思いますが」
ありす「聞いても、優しく微笑むだけなんです!」
ありす「そこがまた、素敵だと思いますけど!」
武内P「……」
武内P「それで……私に、相談とは?」
ありす「どうしたら、文香さんのような大人の女性になれますか?」
武内P「それは……本人にお聞きになるのが、一番だと思いますが」
ありす「聞いても、優しく微笑むだけなんです!」
ありす「そこがまた、素敵だと思いますけど!」
武内P「……」
武内P「焦る必要は、無いと思いますが」
ありす「焦ってるわけじゃありません」
ありす「明確な目標がある場合、そこに至る方法を知っておきたいだけです」
ありす「そこで、私は考えたんです」
ありす「プロデューサーという職業は、そういった事を考察するプロだ、と」
武内P「……」
ありす「お願いします!」
ありす「私、文香さんのような素敵な女性になりたいんです!」
武内P「……」
ありす「焦ってるわけじゃありません」
ありす「明確な目標がある場合、そこに至る方法を知っておきたいだけです」
ありす「そこで、私は考えたんです」
ありす「プロデューサーという職業は、そういった事を考察するプロだ、と」
武内P「……」
ありす「お願いします!」
ありす「私、文香さんのような素敵な女性になりたいんです!」
武内P「……」
武内P「そうですね……では、鷺沢さんは、どのような方ですか?」
ありす「えっ? 文香さんの事は、知ってますよね?」
武内P「……申し訳ありません、言葉が足りませんでした」
武内P「橘さんから見て、鷺沢さんはどのような方ですか?」
ありす「はい! まず、胸が大きいです!」
武内P「なるほど」
武内P「まずは、胸が大き……」
武内P「……」
武内P「っ!?」
ありす「えっ? 文香さんの事は、知ってますよね?」
武内P「……申し訳ありません、言葉が足りませんでした」
武内P「橘さんから見て、鷺沢さんはどのような方ですか?」
ありす「はい! まず、胸が大きいです!」
武内P「なるほど」
武内P「まずは、胸が大き……」
武内P「……」
武内P「っ!?」
武内P「たっ、橘さん!? あの、橘さん!?」
ありす「? どうかしましたか?」
武内P「最初に上げる点が、そこなのですか!?」
ありす「えっ? 文香さん、胸が大きいですよね?」
武内P「そ、それは……はい、そうですね」
ありす「第一印象というのは、とても大事です」
ありす「隣で見ているとわかるんです」
ありす「ほとんどの人が、文香さんに会ったら最初に胸を見てます」
ありす「視線が、胸→顔→胸、と、最終的にやっぱり胸にいきます」
武内P「は……はあ」
ありす「? どうかしましたか?」
武内P「最初に上げる点が、そこなのですか!?」
ありす「えっ? 文香さん、胸が大きいですよね?」
武内P「そ、それは……はい、そうですね」
ありす「第一印象というのは、とても大事です」
ありす「隣で見ているとわかるんです」
ありす「ほとんどの人が、文香さんに会ったら最初に胸を見てます」
ありす「視線が、胸→顔→胸、と、最終的にやっぱり胸にいきます」
武内P「は……はあ」
武内P「で、では……橘さんは、スタイルが良くなりたい、と」
ありす「はい、そうです」
ありす「アイドルとしても、スタイルの良さはメリットにもなりますから」
武内P「ほ、他には! 他には、何かありますか?」
ありす「当然あります!」
武内P「そ、そちらを聞かせて頂けますか!?」
ありす「はい! 体が、とっても柔らかいんです!」
武内P「なるほど」
武内P「体が、とても柔らかい……」
武内P「……」
武内P「っ!? それは、どういった意味でしょうか!?」
ありす「はい、そうです」
ありす「アイドルとしても、スタイルの良さはメリットにもなりますから」
武内P「ほ、他には! 他には、何かありますか?」
ありす「当然あります!」
武内P「そ、そちらを聞かせて頂けますか!?」
ありす「はい! 体が、とっても柔らかいんです!」
武内P「なるほど」
武内P「体が、とても柔らかい……」
武内P「……」
武内P「っ!? それは、どういった意味でしょうか!?」
武内P「関節が柔らかいと、そう言う意味では……」
ありす「ありませんよ?」
武内P「……です、よね」
ありす「細身なのに、お肌がしっとりしてて、柔らかいんです」
武内P「は……はあ」
ありす「文香さんが、ふみふみと呼ばれる理由はですね」
ありす「文香さんの触り心地が、ふにふに……ふみふみ」
ありす「とってもふみふみしていて、気持ち良いからだと思うんです」
武内P「待ってください! それは、恐らく違います!」
ありす「ありませんよ?」
武内P「……です、よね」
ありす「細身なのに、お肌がしっとりしてて、柔らかいんです」
武内P「は……はあ」
ありす「文香さんが、ふみふみと呼ばれる理由はですね」
ありす「文香さんの触り心地が、ふにふに……ふみふみ」
ありす「とってもふみふみしていて、気持ち良いからだと思うんです」
武内P「待ってください! それは、恐らく違います!」
武内P「と、とりあえず、ですね!」
武内P「身体的特徴ではなく、内面に関してはどうですか!?」
ありす「勿論、沢山あります!」
武内P「そ、そちらを聞かせて頂けますか?」
ありす「はい、構いませんよ!」ムフー!
ありす「文香さんは、どんな時でも冷静さを失いません!」
ありす「常に冷静に状況を分析し、的確な判断を下します!」
ありす「これは恐らく、文香さんの読書量の賜物です!」
武内P「なるほど」
武内P「常に冷静、と……」
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「身体的特徴ではなく、内面に関してはどうですか!?」
ありす「勿論、沢山あります!」
武内P「そ、そちらを聞かせて頂けますか?」
ありす「はい、構いませんよ!」ムフー!
ありす「文香さんは、どんな時でも冷静さを失いません!」
ありす「常に冷静に状況を分析し、的確な判断を下します!」
ありす「これは恐らく、文香さんの読書量の賜物です!」
武内P「なるほど」
武内P「常に冷静、と……」
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「確かに、鷺沢さんは穏やかな方だと……そう、思いますが」
ありす「はい! 柔らかな午後の日差しの様な方です!」
武内P「ですが、その……そこまで完璧な方、でしょうか?」
ありす「えっ?」
武内P「彼女も、冷静でいられない場面も、あると思うのですが……」
ありす「……確かに、以前の舞踏会では、緊張で調子を崩していまいました」
ありす「でも! それは、体が心について行けなくなっただけです!」
ありす「今の文香さんは、レッスンを重ねて、体力もつきました!」
ありす「健全なる精神は、健全なる肉体に宿ると言います」
ありす「つまり! 今の文香さんは、完璧な女性です!」
武内P「……」
ありす「はい! 柔らかな午後の日差しの様な方です!」
武内P「ですが、その……そこまで完璧な方、でしょうか?」
ありす「えっ?」
武内P「彼女も、冷静でいられない場面も、あると思うのですが……」
ありす「……確かに、以前の舞踏会では、緊張で調子を崩していまいました」
ありす「でも! それは、体が心について行けなくなっただけです!」
ありす「今の文香さんは、レッスンを重ねて、体力もつきました!」
ありす「健全なる精神は、健全なる肉体に宿ると言います」
ありす「つまり! 今の文香さんは、完璧な女性です!」
武内P「……」
武内P「……橘さんが、鷺沢さんを慕っている事は、わかりました」
ありす「はい! 私は、文香さんのようになりたいんです!」
武内P「――ですが」
ありす「?」
武内P「橘さんの、鷺沢さんに抱いているイメージ」
武内P「それは、橘さんの主観が入りすぎているのでは、無いでしょうか?」
武内P「確かに、彼女は素晴らしい方だと、そう思います」
武内P「しかし……貴女が思っている程、完璧では無いかと」
ありす「そっ、そんな事ありません!」
ありす「文香さんは、心・技・体の全てを兼ね備えています!」
武内P「……」
ありす「はい! 私は、文香さんのようになりたいんです!」
武内P「――ですが」
ありす「?」
武内P「橘さんの、鷺沢さんに抱いているイメージ」
武内P「それは、橘さんの主観が入りすぎているのでは、無いでしょうか?」
武内P「確かに、彼女は素晴らしい方だと、そう思います」
武内P「しかし……貴女が思っている程、完璧では無いかと」
ありす「そっ、そんな事ありません!」
ありす「文香さんは、心・技・体の全てを兼ね備えています!」
武内P「……」
武内P「……わかりました」
ありす「! やっぱり、文香さんは完璧ですよね!?」
武内P「橘さん。貴女は、彼女が常に冷静だと……そう、思っているのですね?」
ありす「っ! だから、そう言ってるじゃないですか!」
武内P「……では、一日だけ、時間をくださいますか」
ありす「? どうしてですか?」
武内P「理想像を追い求めるのは、悪いことではありません」
武内P「しかし、何事も、過ぎたるは及ばざるが如しと、そう、言います」
武内P「……鷺沢さんも、理想を重ね続けられるのも、負担になるかと」
ありす「……何をする気ですか?」
武内P「明日、物凄く落ち着かない様子の鷺沢さんをご覧にいれます」
ありす「!?」
ありす「! やっぱり、文香さんは完璧ですよね!?」
武内P「橘さん。貴女は、彼女が常に冷静だと……そう、思っているのですね?」
ありす「っ! だから、そう言ってるじゃないですか!」
武内P「……では、一日だけ、時間をくださいますか」
ありす「? どうしてですか?」
武内P「理想像を追い求めるのは、悪いことではありません」
武内P「しかし、何事も、過ぎたるは及ばざるが如しと、そう、言います」
武内P「……鷺沢さんも、理想を重ね続けられるのも、負担になるかと」
ありす「……何をする気ですか?」
武内P「明日、物凄く落ち着かない様子の鷺沢さんをご覧にいれます」
ありす「!?」
・ ・ ・
コンコンッ! コンコンッ!
武内P「どうぞ」
ガチャッ!
ありす「おはようございます!」
武内P「おはようございます、橘さん」
ありす「貴方は、文香さんに何をしたんですか!?」
ありす「クローネのプロジェクトルームで……文香さん、ずっとソワソワしてるんです!」
武内P「昨日、彼女の帰り際に、本を数冊お貸ししました」
ありす「本を貸した……? それで、どうしてあんなに……?」
武内P「巻の最後で非常に盛り上がり、早く続きを読みたいと、そう、思う」
武内P「その次の巻を抜いて」
ありす「……」
ありす「はい?」
コンコンッ! コンコンッ!
武内P「どうぞ」
ガチャッ!
ありす「おはようございます!」
武内P「おはようございます、橘さん」
ありす「貴方は、文香さんに何をしたんですか!?」
ありす「クローネのプロジェクトルームで……文香さん、ずっとソワソワしてるんです!」
武内P「昨日、彼女の帰り際に、本を数冊お貸ししました」
ありす「本を貸した……? それで、どうしてあんなに……?」
武内P「巻の最後で非常に盛り上がり、早く続きを読みたいと、そう、思う」
武内P「その次の巻を抜いて」
ありす「……」
ありす「はい?」
ありす「えっ、と……それだけですか?」
武内P「はい、それだけです」
ありす「読みたい続きが読めなくて、ソワソワしてる?」
武内P「ええ、そうなりますね」
ありす「何を言ってるんですか!」
ありす「文香さんが、それだけであんなにソワソワする筈が――」
コココココココココココココココココッ!!
ありす「ひっ!? ドアが……なっ、何!?」
武内P「ノックの音、ですね」
ありす「ノック!? 工事が始まったかと思いましたよ!?」
武内P「はい、それだけです」
ありす「読みたい続きが読めなくて、ソワソワしてる?」
武内P「ええ、そうなりますね」
ありす「何を言ってるんですか!」
ありす「文香さんが、それだけであんなにソワソワする筈が――」
コココココココココココココココココッ!!
ありす「ひっ!? ドアが……なっ、何!?」
武内P「ノックの音、ですね」
ありす「ノック!? 工事が始まったかと思いましたよ!?」
コココココココココココココココココッ!!
武内P「恐らく、鷺沢さんでしょう」
ありす「文香さんが!? そんなの、有り得ません!」
武内P「……」
武内P「どうぞ」
…ガチャッ
文香「……失礼、します」
ありす「えっ……本当に、文香さん……?」
ありす「他に誰も居ない……い、今のノックを文香さんが……?」
文香「……」
ありす「……!?」
武内P「恐らく、鷺沢さんでしょう」
ありす「文香さんが!? そんなの、有り得ません!」
武内P「……」
武内P「どうぞ」
…ガチャッ
文香「……失礼、します」
ありす「えっ……本当に、文香さん……?」
ありす「他に誰も居ない……い、今のノックを文香さんが……?」
文香「……」
ありす「……!?」
武内P「おはようございます、鷺沢さん」
文香「おはよう……ございます」
文香「昨日は、本を貸して頂き……ありがとう、ございました」
武内P「いえ、ああ言った内容のものが、好みかと思いましたので」
文香「はい……とても、楽しく……読ませて頂きました」
ありす「! やっぱり、さっきのノックは何かの間違いです!」
ありす「文香さんは、とっても素敵な大人の女性です!」
文香「しかし……途中の巻が、抜けていたのです、が」
武内P「ああ、それは……申し訳ありませんでした」
文香「……いえ、お気になさらず」
武内P「……」
文香「……」
文香「……」ソワッ
ありす「……ん?」
文香「おはよう……ございます」
文香「昨日は、本を貸して頂き……ありがとう、ございました」
武内P「いえ、ああ言った内容のものが、好みかと思いましたので」
文香「はい……とても、楽しく……読ませて頂きました」
ありす「! やっぱり、さっきのノックは何かの間違いです!」
ありす「文香さんは、とっても素敵な大人の女性です!」
文香「しかし……途中の巻が、抜けていたのです、が」
武内P「ああ、それは……申し訳ありませんでした」
文香「……いえ、お気になさらず」
武内P「……」
文香「……」
文香「……」ソワッ
ありす「……ん?」
文香「あ、あの……それで、ですね」ソワソワ
武内P「はい、何か?」
文香「抜けていた巻は、今、手元にあるのでしょうか……?」ソワソワ
文香「宜しければ……お貸し頂けると、嬉しいのです……が」ソワソワ
武内P「――ああ、申し訳ありません」
文香「……!?」ガーン!
文香「今、手元に無いの、ですか……!?」ブルブルッ
文香「わ、わた、私に……まだ、我慢をしろと……!?」ガクガクッ
文香「あんなにも……あんなにも、続きが気になる所まで読ませておいて……!?」ガタガタッ!
ありす「ふっ、文香さん!?」
武内P「――今、確認してみます」
文香「おっ、お願いします……!」パッ!
ありす「……!?」
武内P「はい、何か?」
文香「抜けていた巻は、今、手元にあるのでしょうか……?」ソワソワ
文香「宜しければ……お貸し頂けると、嬉しいのです……が」ソワソワ
武内P「――ああ、申し訳ありません」
文香「……!?」ガーン!
文香「今、手元に無いの、ですか……!?」ブルブルッ
文香「わ、わた、私に……まだ、我慢をしろと……!?」ガクガクッ
文香「あんなにも……あんなにも、続きが気になる所まで読ませておいて……!?」ガタガタッ!
ありす「ふっ、文香さん!?」
武内P「――今、確認してみます」
文香「おっ、お願いします……!」パッ!
ありす「……!?」
文香「申し訳……ありません」ソワソワ
武内P「こちらこそ、申し訳ありませんでした」
文香「い、いえ……貴方が謝る必要は、ありません」ソワソワ
文香「むしろ、あの様な素敵な書を教えてくださった事に……感謝しています」ソワソワ
武内P「……ん?」
文香「ん……!?」ガーン!
文香「無かったの、ですか……!?」ブルブルッ
文香「そ、そんな……探しても、何処にも置いていなかったのに……!?」ガクガクッ
文香「わた、私は……今日、あの物語の続きを読めな、読めな、読め……!?」ガタガタッ!
ありす「文香さ――んっ!?」
武内P「――ああ、鞄の下の方に、入っていました」
文香「!」ペカーッ!
ありす「……?」
武内P「こちらこそ、申し訳ありませんでした」
文香「い、いえ……貴方が謝る必要は、ありません」ソワソワ
文香「むしろ、あの様な素敵な書を教えてくださった事に……感謝しています」ソワソワ
武内P「……ん?」
文香「ん……!?」ガーン!
文香「無かったの、ですか……!?」ブルブルッ
文香「そ、そんな……探しても、何処にも置いていなかったのに……!?」ガクガクッ
文香「わた、私は……今日、あの物語の続きを読めな、読めな、読め……!?」ガタガタッ!
ありす「文香さ――んっ!?」
武内P「――ああ、鞄の下の方に、入っていました」
文香「!」ペカーッ!
ありす「……?」
武内P「鷺沢さん、どうぞ」
文香「……!」ペカーッ!
武内P「そこまで、続きが気になってしまいましたか?」
文香「……!……!」コクコクコクコクコクコクコクッ!
武内P「落ち着いてください、鷺沢さん」
武内P「頷きすぎて、髪の毛がバッサバッサいっています」
文香「ここで……読む……うぅ?」
武内P「はい、構いませんよ」
文香「っ――!」
スタスタスタスタ、ポスンッ
文香「……」
…ペラッ
ありす「……」
文香「……!」ペカーッ!
武内P「そこまで、続きが気になってしまいましたか?」
文香「……!……!」コクコクコクコクコクコクコクッ!
武内P「落ち着いてください、鷺沢さん」
武内P「頷きすぎて、髪の毛がバッサバッサいっています」
文香「ここで……読む……うぅ?」
武内P「はい、構いませんよ」
文香「っ――!」
スタスタスタスタ、ポスンッ
文香「……」
…ペラッ
ありす「……」
武内P「――と、この様に」
武内P「鷺沢さんも、常に冷静で居るわけではありません」
ありす「そう……みたいですね」
武内P「しかし……そういった所もまた、魅力なのでは無いでしょうか」
ありす「!」
ありす「はい! 文香さんは大人の女性ですけど……その」
ありす「さっきの文香さんも、えっと……可愛いと、思いました」
武内P「目標があるのは、素晴らしいことです」
武内P「ですが、その目標をハッキリと見定める事もまた、重要です」
ありす「……はいっ!」ニコッ
武内P「良い、笑顔です」
武内P「鷺沢さんも、常に冷静で居るわけではありません」
ありす「そう……みたいですね」
武内P「しかし……そういった所もまた、魅力なのでは無いでしょうか」
ありす「!」
ありす「はい! 文香さんは大人の女性ですけど……その」
ありす「さっきの文香さんも、えっと……可愛いと、思いました」
武内P「目標があるのは、素晴らしいことです」
武内P「ですが、その目標をハッキリと見定める事もまた、重要です」
ありす「……はいっ!」ニコッ
武内P「良い、笑顔です」
ありす「……すみません、文香さん」
ありす「私……私の中の勝手なイメージを文香さんに重ねていました」
ありす「……でも」
ありす「今日こうやって、新しい一面を見て!」
ありす「増々、文香さんのような、素敵な女性になりたいと思いました!」
ありす「だから、その……」
ありす「……これからも、よろしくお願いします!」
文香「……」
…ペラッ
ありす「あ……あの、文香さん……?」
武内P「恐らく……今は、何を言っても耳に入らないかと」
ありす「……」
ありす「私……私の中の勝手なイメージを文香さんに重ねていました」
ありす「……でも」
ありす「今日こうやって、新しい一面を見て!」
ありす「増々、文香さんのような、素敵な女性になりたいと思いました!」
ありす「だから、その……」
ありす「……これからも、よろしくお願いします!」
文香「……」
…ペラッ
ありす「あ……あの、文香さん……?」
武内P「恐らく……今は、何を言っても耳に入らないかと」
ありす「……」
武内P「鷺沢さんは、今……本に集中していますから」
ありす「……だったら、仕方ありませんよね」
武内P「はい」
ありす「それじゃあ、最初の話に戻るんですけど」
武内P「えっ?」
ありす「胸を大きくするのに、良い方法はありますか?」
ありす「出来れば、ふにふにした触り心地になる方法も」
武内P「……」
武内P「誤魔化し……切れなかった……!?」
ありす「……だったら、仕方ありませんよね」
武内P「はい」
ありす「それじゃあ、最初の話に戻るんですけど」
武内P「えっ?」
ありす「胸を大きくするのに、良い方法はありますか?」
ありす「出来れば、ふにふにした触り心地になる方法も」
武内P「……」
武内P「誤魔化し……切れなかった……!?」
ありす「外見的な女性らしさも、重要だと思います」
武内P「それに関しては、その……ですね」
武内P「……申し訳、ありません」
武内P「私では、力になれそうに……ありません」
ありす「そう……ですか」ションボリ
ありす「それじゃあ、もう一人の憧れの女性――」
ありす「美波さんに、聞いてみることにします」
武内P「なるほど」
武内P「……」
武内P「待ってください」
武内P「それに関しては、その……ですね」
武内P「……申し訳、ありません」
武内P「私では、力になれそうに……ありません」
ありす「そう……ですか」ションボリ
ありす「それじゃあ、もう一人の憧れの女性――」
ありす「美波さんに、聞いてみることにします」
武内P「なるほど」
武内P「……」
武内P「待ってください」
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