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早苗「19歳差って……よくよく考えると、凄いわよね」
早苗「ねえ、そう思わない? ねえ、瑞樹ちゃーん」
瑞樹「――プハーッ! お酒が足りないわ! お酒が!」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、19歳差って、凄くない?」
武内P「す、すみません……よく、わかりません」
早苗「19歳差……19歳って、美波ちゃんよ?」
早苗「文香ちゃんや、フレデリカちゃんに、仁奈ちゃんを足すでしょ?」
早苗「パンパカパーン! はい、28さーい! いえーい!」
楓「いえーい♪」
瑞樹「生よ! 生! ビールが欲しいわ、ビールが!」
武内P「……」
早苗「ねえ、そう思わない? ねえ、瑞樹ちゃーん」
瑞樹「――プハーッ! お酒が足りないわ! お酒が!」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、19歳差って、凄くない?」
武内P「す、すみません……よく、わかりません」
早苗「19歳差……19歳って、美波ちゃんよ?」
早苗「文香ちゃんや、フレデリカちゃんに、仁奈ちゃんを足すでしょ?」
早苗「パンパカパーン! はい、28さーい! いえーい!」
楓「いえーい♪」
瑞樹「生よ! 生! ビールが欲しいわ、ビールが!」
武内P「……」
早苗「あっ、やっと来たわルービーが……はい、どーもー!」
早苗「それでね? ちょっと、算数の問題なんだけどね?」
瑞樹「もうやめて! やめて、早苗ちゃん! 瑞樹怖いわ!」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、算数得意?」
武内P「この地鶏の炭焼きは……絶品ですね」
早苗「へえ?……んっ、美味しい! この黒いの、炭なのかしら?」
早苗「あたしが、もう明日にでも出産したとするでしょ?」
早苗「それで、子供が9歳になった時、あたしは何歳でしょ~うかっ!」
楓「はーい♪ わかりませーん♪」
瑞樹「あー! あー! 問題が聞こえなかったわ! 聞こえなーい!」
武内P「……」
早苗「それでね? ちょっと、算数の問題なんだけどね?」
瑞樹「もうやめて! やめて、早苗ちゃん! 瑞樹怖いわ!」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、算数得意?」
武内P「この地鶏の炭焼きは……絶品ですね」
早苗「へえ?……んっ、美味しい! この黒いの、炭なのかしら?」
早苗「あたしが、もう明日にでも出産したとするでしょ?」
早苗「それで、子供が9歳になった時、あたしは何歳でしょ~うかっ!」
楓「はーい♪ わかりませーん♪」
瑞樹「あー! あー! 問題が聞こえなかったわ! 聞こえなーい!」
武内P「……」
早苗「まあ……あたしも、アイドルになるとは思ってなかったわよ?」
早苗「それでなんだけど……何歳に結婚したいと思ってた?」
瑞樹「24歳」
早苗「瑞樹ちゃん、ガチな回答ありがとう」
武内P「私は……年齢は、考えた事もありませんでした」
早苗「男の人って、割とそういう人多いみたいね」
瑞樹「24歳! 24歳!」
バンバン!
早苗「テーブル揺れてる揺れてる」
早苗「ちなみにあたしは、ぼんやり二十代前半かなー、って感じ」
楓「私は……新婚旅行は、温泉が良いなと思ってます」
早苗「それでなんだけど……何歳に結婚したいと思ってた?」
瑞樹「24歳」
早苗「瑞樹ちゃん、ガチな回答ありがとう」
武内P「私は……年齢は、考えた事もありませんでした」
早苗「男の人って、割とそういう人多いみたいね」
瑞樹「24歳! 24歳!」
バンバン!
早苗「テーブル揺れてる揺れてる」
早苗「ちなみにあたしは、ぼんやり二十代前半かなー、って感じ」
楓「私は……新婚旅行は、温泉が良いなと思ってます」
早苗「んぐっんぐっ……プハーッ! 怖い事、言っていい?」
早苗「あたしも言いたくないけど、ホラ、夏だし」
瑞樹「ちょっと待って。お酒が来てからに……あっ、来た来た!」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、目が死んでるわよ?」
武内P「……んぐんぐっ……すみません、善処します」
早苗「……」
早苗「アラサー」
瑞樹「早苗ちゃん! 早苗ちゃーん!」
早苗「瑞樹ちゃん!」
早苗・瑞樹「カンパーイ! んぐんぐんぐっ……プハーッ!」
ドンッ!
楓「ふふっ! 二人共、良い飲みっぷりですね♪」
武内P「チーズ餃子……うん、美味い」
早苗「あたしも言いたくないけど、ホラ、夏だし」
瑞樹「ちょっと待って。お酒が来てからに……あっ、来た来た!」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、目が死んでるわよ?」
武内P「……んぐんぐっ……すみません、善処します」
早苗「……」
早苗「アラサー」
瑞樹「早苗ちゃん! 早苗ちゃーん!」
早苗「瑞樹ちゃん!」
早苗・瑞樹「カンパーイ! んぐんぐんぐっ……プハーッ!」
ドンッ!
楓「ふふっ! 二人共、良い飲みっぷりですね♪」
武内P「チーズ餃子……うん、美味い」
早苗「ぅさらにぃ! 怖い事、言っていい!?」
早苗「あたしも言いたくないけど! 夏だし!? 夏だしぃ!?」
瑞樹「わかるわ! どんと来いよ、早苗ちゃん!」
早苗「ねえ! ちょっとキミ! 元気!?」
武内P「すみません……わかりません……わかりません」
早苗「……」
早苗「スーパーのお惣菜コーナーで、さ」
早苗「割引シールを見た時の……謎の親近感」
瑞樹「わ・か・る・わぁー! 10%のよね!? ねっ!?」
楓「……んっ。この日本酒、とってもフルーティー」
武内P「次は……ウィスキーにしようと、そう、思います」
早苗「あたしも言いたくないけど! 夏だし!? 夏だしぃ!?」
瑞樹「わかるわ! どんと来いよ、早苗ちゃん!」
早苗「ねえ! ちょっとキミ! 元気!?」
武内P「すみません……わかりません……わかりません」
早苗「……」
早苗「スーパーのお惣菜コーナーで、さ」
早苗「割引シールを見た時の……謎の親近感」
瑞樹「わ・か・る・わぁー! 10%のよね!? ねっ!?」
楓「……んっ。この日本酒、とってもフルーティー」
武内P「次は……ウィスキーにしようと、そう、思います」
早苗「それでね? 割引されたのを一つ手に取るでしょ?」
早苗「でも……売り場には、まだまだ残ってるのよ」
瑞樹「わかるわ。そして、30%から……半額になって、そして……」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、見える?」
武内P「……えっ?」
早苗「あたし、何%のシールがついてる?」
武内P「……そう、ですね」
武内P「片桐さんの笑顔の輝きは……」
武内P「――いつでも、120%だと、そう、思います」
早苗「あたしが金出さなきゃ駄目ってか!?」
武内P「っ!? 誤解です!」
瑞樹「あっははははは!」
楓「まあ! とってもお得ですね♪」
早苗「でも……売り場には、まだまだ残ってるのよ」
瑞樹「わかるわ。そして、30%から……半額になって、そして……」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、見える?」
武内P「……えっ?」
早苗「あたし、何%のシールがついてる?」
武内P「……そう、ですね」
武内P「片桐さんの笑顔の輝きは……」
武内P「――いつでも、120%だと、そう、思います」
早苗「あたしが金出さなきゃ駄目ってか!?」
武内P「っ!? 誤解です!」
瑞樹「あっははははは!」
楓「まあ! とってもお得ですね♪」
早苗「……と、まぁ、冗談はこのくらいにして」
早苗「あたしって、結婚出来ると思う?」
瑞樹「やめなさい早苗ちゃん……やめて!」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、出来ると思う?」
武内P「笑顔です」
早苗「うん」
早苗「……うん?」
武内P「……笑顔で、頑張ってください」
早苗「んっ、んっ? うん?」
楓「一緒に、笑顔で!」
早苗「うん」
早苗「あたしって、結婚出来ると思う?」
瑞樹「やめなさい早苗ちゃん……やめて!」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、出来ると思う?」
武内P「笑顔です」
早苗「うん」
早苗「……うん?」
武内P「……笑顔で、頑張ってください」
早苗「んっ、んっ? うん?」
楓「一緒に、笑顔で!」
早苗「うん」
早苗「んぐっ……プハッ」
早苗「アイドルを続けてたら……結婚出来なさそうじゃない?」
瑞樹「わかるわ」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、どう思う?」
武内P「……そう、ですね」
武内P「皆さんは、とても素晴らしいアイドルでいらっしゃいます」
武内P「私は……そんな、皆さんの笑顔を見続けていきたい、と」
武内P「……そう、思います」
楓「……ふふっ! ファンの方達と、一緒に……ですね♪」
早苗「楓ちゃん! 騙されちゃ駄目! 罠よ!」
瑞樹「この男! 今、思いっきり会社側の発言したわ!」
早苗「アイドルを続けてたら……結婚出来なさそうじゃない?」
瑞樹「わかるわ」
早苗「ねえ、ちょっとキミ、どう思う?」
武内P「……そう、ですね」
武内P「皆さんは、とても素晴らしいアイドルでいらっしゃいます」
武内P「私は……そんな、皆さんの笑顔を見続けていきたい、と」
武内P「……そう、思います」
楓「……ふふっ! ファンの方達と、一緒に……ですね♪」
早苗「楓ちゃん! 騙されちゃ駄目! 罠よ!」
瑞樹「この男! 今、思いっきり会社側の発言したわ!」
早苗「あたしの担当もだけど、いっつもそう!」
早苗「そんな感じで、なんかこう……フワフワっと話を終わらすの!」
瑞樹「わかるわ! いい感じになりました……完! なのよね!」
瑞樹「ひどいわ! 女の子をそうやって誑かして!」
武内P「っ!? 待ってください!」
早苗・瑞樹「女の子! でしょ!?」
武内P「その発言に引っかかったのではなく!」
武内P「誑かすという表現は、あまりにも!」
武内P「せめて、その、こう……」
楓「騙し騙し?」
武内P「! それ――では、ありませんよ!?」
早苗「そんな感じで、なんかこう……フワフワっと話を終わらすの!」
瑞樹「わかるわ! いい感じになりました……完! なのよね!」
瑞樹「ひどいわ! 女の子をそうやって誑かして!」
武内P「っ!? 待ってください!」
早苗・瑞樹「女の子! でしょ!?」
武内P「その発言に引っかかったのではなく!」
武内P「誑かすという表現は、あまりにも!」
武内P「せめて、その、こう……」
楓「騙し騙し?」
武内P「! それ――では、ありませんよ!?」
武内P「わ……わかりました」
武内P「では、その様な不満があるようだと、担当者に――」
早苗・瑞樹「――待って」
武内P「えっ?」
早苗「今のは、ホラ……ここだけの話だから」
瑞樹「そうよ。なんか、その……変にせっつくみたいで」
早苗・瑞樹「は、恥ずかしいし?///」
楓「まあ、真っ赤な顔で……大分酔ってます?」
武内P「……」
武内P「では、その様な不満があるようだと、担当者に――」
早苗・瑞樹「――待って」
武内P「えっ?」
早苗「今のは、ホラ……ここだけの話だから」
瑞樹「そうよ。なんか、その……変にせっつくみたいで」
早苗・瑞樹「は、恥ずかしいし?///」
楓「まあ、真っ赤な顔で……大分酔ってます?」
武内P「……」
武内P「……成る程」
武内P「不満が、きちんと担当には伝わっていない、と」
武内P「そういう事ですね?」
早苗「まあ、そりゃ……言う時は言うけど」
瑞樹「こういう不満を言っても……ねえ」
武内P「……成る程」
早苗「だってホラ、キミって……なんか丁度良いのよ」
瑞樹「わかるわ。こう……んー、何て言えば良いのかしら」
武内P「……」
武内P「サンドバッグ、ですか?」
早苗・瑞樹「それ!」
早苗・瑞樹「……」
早苗・瑞樹「いや、違くて」
楓「サンドバッグ……サンド、三度バック……うーん」
武内P「……」
武内P「不満が、きちんと担当には伝わっていない、と」
武内P「そういう事ですね?」
早苗「まあ、そりゃ……言う時は言うけど」
瑞樹「こういう不満を言っても……ねえ」
武内P「……成る程」
早苗「だってホラ、キミって……なんか丁度良いのよ」
瑞樹「わかるわ。こう……んー、何て言えば良いのかしら」
武内P「……」
武内P「サンドバッグ、ですか?」
早苗・瑞樹「それ!」
早苗・瑞樹「……」
早苗・瑞樹「いや、違くて」
楓「サンドバッグ……サンド、三度バック……うーん」
武内P「……」
武内P「……いえ、問題ありません」
武内P「お二人の、笑顔のためでしたら」
武内P「私は……んぐんぐんぐっ……プハーッ!」
武内P「……問題ありません」
早苗・瑞樹「あ、そう?」
武内P「待ってください!」
武内P「あのっ! 普通でしたら、踏みとどまる場面では!?」
早苗「だって、問題ないんでしょ?」
瑞樹「ええ、そう聞こえたわ」
武内P「っ! あの、ですね――……」
早苗・瑞樹「何?」
武内P「……」
武内P「何も言っていません」
楓「あっ!」
楓「ふふっ! サンドバッグから、砂がたく、さんドバッと出る……うふふっ!」
おわり
武内P「お二人の、笑顔のためでしたら」
武内P「私は……んぐんぐんぐっ……プハーッ!」
武内P「……問題ありません」
早苗・瑞樹「あ、そう?」
武内P「待ってください!」
武内P「あのっ! 普通でしたら、踏みとどまる場面では!?」
早苗「だって、問題ないんでしょ?」
瑞樹「ええ、そう聞こえたわ」
武内P「っ! あの、ですね――……」
早苗・瑞樹「何?」
武内P「……」
武内P「何も言っていません」
楓「あっ!」
楓「ふふっ! サンドバッグから、砂がたく、さんドバッと出る……うふふっ!」
おわり
なんだかんだ担当と宜しくやってんじゃねーか
なら楓さんの反応も残当
なら楓さんの反応も残当
酒が入るとついポロッと出ちゃうよな
「そういえば、こないだホテルで」とか。プレイ内容までは流石にないが
「そういえば、こないだホテルで」とか。プレイ内容までは流石にないが
>>718
女だけだと彼氏のチンポのサイズとか話してるんやで
女だけだと彼氏のチンポのサイズとか話してるんやで
「――って、プロデューサーは言ったよねぇ」
潮風が、気持ちよく頬と鼻をくすぐってくる。
落ち着くはずの海の匂いと景色。
ああ、それなのに……何ということでしょう!
防波堤を歩いてくるキミの、その顔!
「にゃはははは!」
いつも、あたしが何処かへ行く度に見つけてくれる。
そして、ため息をつきながらでも、手を差し伸べてくれる。
そんなプロデューサーに、あたしは甘えていた。
顔も思考も……ううん、似ている所を探す方が面倒なのに、
あたしは、普通の女の子みたいに、父親に甘える気分を味わっていた。
「……」
でも、プロデューサーは――ダッドじゃない。
そんな事はわかりきってるし、誰に言われるまでも無い。
けれど、志希ちゃんは寂しかったのです、グスン!
……な~んて、言ってる場合じゃなさそう。
「ねえ……本気?」
そんなはずは無いと思いたいけど、確かめずにはいられない。
答えはもうすぐ出るけれど、一刻も早く、知りたい。
「あたし、アイドルなんだけどにゃ~?」
可能ならば、回避したい。
ううん、全力で回避すべきだと思うんだよね。
そのためなら、あたしはどんな手でも使う。
……そう、ちょっと危険なお薬を使ってでも、ね。
「へのつっぱりは、いらんですよ」
言葉の意味はわからないけど、とにかく凄い自信だ。
交渉決裂……う~ん、これは仕方ないかにゃ~。
そう思って、ポケットの中に手を差し入れた瞬間――
「へっ?」
――あたしの視界は反転していた。
さっきまで眺めていた水平線は、上下逆さま。
踏みしめていたコンクリートの地面は、遥か遠く――真下にある。
それでさ、嫌でもわかっちゃったんだよね~。
プロデューサーは、あたしを一瞬でキン肉バスターの大勢に持ち込んだ、って。
「48の殺人技の一つ!」
耳元で、必殺技に入るまえの口上が高らかに告げられた。
いつものあたしなら、わざわざ間近に迫ってくれたプロデューサーの匂いを嗅いでたよ。
なんだか落ち着く匂いがするんだよねぇ。
――でも、そんな事も言ってられない。
「――!」
あたしは、一瞬で思考する。
キン肉バスター――別名、五所蹂躙絡み。
相手を掴んだまま上空に飛び上がり、両手で相手の両足をホールド。
そして、自分の首と相手の首をフックして、着地時の衝撃で首、股関節、背骨にダメージを与える技。
んっふっふ! 気まぐれ真面目な志希ちゃんは、ここまで調べ上げていたのでーす♪
キン肉バスターの弱点。
あたしにも実行可能な、首のフックを外し――
「――!?――!?」
――外れなくない!?
っていうかイタタタタタタタ!
もう、この体勢で十分痛いんだけど!?
だけど、あたしは焦らない。
キン肉バスターをかけられるのは初めてだけど、調査は終わってる。
にゃはは! 弱点のある必殺技なんて、看板に偽りありだよん♪
首のフックが外れなくても、他にも破り方は存在するからオッケー!
6を返せば、9に――
「――!?――!?」
――ならなくない!?
ホーリーシット! ってイタタタタタタ!
裂けちゃう裂けちゃう股が裂けちゃう!
それでも、志希ちゃんはアセラナーイ♪
このお薬を使えば、体勢を解くことが出来るからねん♪
あたしもちょ~っと吸い込んでトリップしちゃうけど! にゃははー!
まっ、キミと一緒ならそれも悪くないと思うあたしなのでした!
お薬を取り出――
「――!?――!?」
――せない!?
右手がポケットから抜けないんだけど、えっとえっイタタタタタ!
プロデューサー、ギブ! ギブアーップ! ギブアーップ!
落下していく中、あたしの左手が空を切り続けた。
ジャッジメントペナルティーもそうだけど、かけてくる相手が超人だからこそフェイバリットたりえるのである
「キン肉――」
このままじゃ、あたしは再起不能になる。
そうなったら、あたしはどうするんだろう。
両手は破壊されないから、実験は出来るかな。
少し面倒な手順が増えるけど、そっちは平気。
でも、アイドルは続けられなくなる。
この技は、アイドルとしてのあたしを完膚なきまでに破壊する。
スクラップになった体じゃ、続けられる程甘い世界じゃないもんねぇ。
……ちょっと前までは、気になる程度だったんだけどさ。
今ではもう、あたしの探究心が騒いではしゃいで仕方ないのでーす♪
「――!――!」
みっともないとは思わないよ。
だ~って、これしか無いんだもん!
技の成功率をほんの少しでも下げる方法。
それは――
「――!――!」
――左手をパタパタさせる……だっけでーす♪ にゃっははは♪
地面が、迫る。
衝撃が、来る。
破壊が、訪れる――
「……キン肉バスター、破れたり」
――事は、無かった。
落下は、いつの間にか止まっていた。
プロデューサーは……技を中止したのだ。
でも、どうして? なんで?
「最後まで、諦めない心」
あたしの心の中を察したかの様に、プロデューサーが言った。
「その心の輝きが、技を中止させた」
その声は、とても穏やか。
「……綺麗な海だ」
でも、ホールドはそのまま。
「――!――!~~!」
あまりの痛みに、声が出ない。
「……」
波の音、潮の香り、プロデューサーの匂い、穏やかな空気。
それに痛みが加わって、シェイクして……とりあえず痛い!
「――!――!」
ホールドされたままの状態で、横目でプロデューサーの顔を見る。
その表情は、あたしが今まで見たこと無い程優しくて、満足げ。
ふ~ん? キミって、そういう顔もするんだ、新発見!
それを導き出すために必要なのは、何かにゃイタタタタタタ!
「……」
プロデューサーは、ふっと微笑むと、踵を返した。
その行動が意味するのは、一つ。
「――!?――!?」
あたしをキン肉バスターの体勢にホールドしたまま、連れ帰るつもり!?
ちょ~っと待とう! 落ち着こーう!
あたし、思いっきりパンツ丸見えだよん!? 良いの!?
ちょっと、そのプロデュースは大胆すぎるんじゃないかとイタタタタタタ!
「――!――!」
とにかく降ろして! おーろーしーてー!
暴れてホールドを解こうとしても、まるでビクともしない。
っていうかキミ、あたしが暴れるたびにちょっとホールド強くしてない!?
どうしてこの体勢で安定させようとしてるの!? ホワイ!
「――!?――!?」
キミが何を考えてるか、あたしにはわからない!
あたしがギフテッドだから、わからないの!?
「友情は、成長の遅い植物である」
何か言い出した!
「それが友情という名の花を咲かすまでは」
この言葉が、答えを導き出すためのピースって事!?
「幾度かの試練・困難の打撃を受けて堪えねばならぬ――」
……なるほど。
「――!――!――!」
関係なーい! キミ、何となく言ったよね!?
・ ・ ・
「……」
あれから、あたしの疾走癖はなりを潜めていた。
だから、今日のこれはちょっとしたミス。
……を装った、サボタージュだったんだよね。
あたしは、誰にも縛られなーい♪
「話し合いをしよーう♪ うん、それが良いよ♪」
な~んて、そんな言い訳はお見通しだよねー!
キミの表情……そして、漂ってくる匂いでわかるよん♪
また、あたしにキン肉バスターをかけるつもりだね?
だけど、あたしは成長したのでーす! いえーい!
「やっぱりさ、あたしみたいな美人にキン肉バスターは良くないって~」
言葉を放ちながら、予め手に持っておいた秘密のお薬の蓋に指をかける。
あとは、これを開けて床に落とせば万事解決!
空気中に散布された成分が鼻腔を通り、即座に全身の筋肉を弛緩させる。
副作用という副作用は……あたしも立ってられなくなるくらいかな、にゃははは!
「――はっ?」
瞬きをした、その一瞬。
その一瞬の内に、プロデューサーは『P』のマスクを被っていた。
それが何を意味するのか、あたしは何とな~くわかっちゃったんだよね。
だから、お薬の瓶が壊れないように、そっと床に置く。
「話し合いをしよう! プリーズ! プリ~~ズッ!」
アメリカのスラムでも感じなかった、危険。
両手を上げて抵抗の意思が無いことを必死でアピール!
「へのつっぱりは、いらんですよ」
言葉の意味はわからないけど、とにかく凄い自信だ!
「っ!」
咄嗟に、プロデューサーに背を向けて走りだした瞬間――
「ターンオーバー!」
――あたしの視界は反転し、体は宙高く浮いていた。
プロデューサーは、あたしを一瞬でターンオーバー・キン肉バスターの体勢に持ち込んだのだ。
だけど、技の入り際でロックが甘い。
外すことは出来ないけど、一言くらいは発する事が出来るよん!
「なんでキン肉バスターなの!?」
おわり
「……」
あれから、あたしの疾走癖はなりを潜めていた。
だから、今日のこれはちょっとしたミス。
……を装った、サボタージュだったんだよね。
あたしは、誰にも縛られなーい♪
「話し合いをしよーう♪ うん、それが良いよ♪」
な~んて、そんな言い訳はお見通しだよねー!
キミの表情……そして、漂ってくる匂いでわかるよん♪
また、あたしにキン肉バスターをかけるつもりだね?
だけど、あたしは成長したのでーす! いえーい!
「やっぱりさ、あたしみたいな美人にキン肉バスターは良くないって~」
言葉を放ちながら、予め手に持っておいた秘密のお薬の蓋に指をかける。
あとは、これを開けて床に落とせば万事解決!
空気中に散布された成分が鼻腔を通り、即座に全身の筋肉を弛緩させる。
副作用という副作用は……あたしも立ってられなくなるくらいかな、にゃははは!
「――はっ?」
瞬きをした、その一瞬。
その一瞬の内に、プロデューサーは『P』のマスクを被っていた。
それが何を意味するのか、あたしは何とな~くわかっちゃったんだよね。
だから、お薬の瓶が壊れないように、そっと床に置く。
「話し合いをしよう! プリーズ! プリ~~ズッ!」
アメリカのスラムでも感じなかった、危険。
両手を上げて抵抗の意思が無いことを必死でアピール!
「へのつっぱりは、いらんですよ」
言葉の意味はわからないけど、とにかく凄い自信だ!
「っ!」
咄嗟に、プロデューサーに背を向けて走りだした瞬間――
「ターンオーバー!」
――あたしの視界は反転し、体は宙高く浮いていた。
プロデューサーは、あたしを一瞬でターンオーバー・キン肉バスターの体勢に持ち込んだのだ。
だけど、技の入り際でロックが甘い。
外すことは出来ないけど、一言くらいは発する事が出来るよん!
「なんでキン肉バスターなの!?」
おわり
言葉の意味はわからないけど、とにかく凄い自信だ!
この一文だけでもう笑える
この一文だけでもう笑える
キン肉Pでよかったぜ
シルバーPだったらとんでもないことになっていた
シルバーPだったらとんでもないことになっていた
そこら辺の動物には嫌われるのにアイドルのペットには異常に懐かれる武内P?
アーニャ「ダー」
武内P「あの……何か、あったのでしょうか?」
アーニャ「ニェート、ありません」
武内P「では、何故……クローネを辞めたい、と?」
アーニャ「何もないから、です」
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「あの……何か、あったのでしょうか?」
アーニャ「ニェート、ありません」
武内P「では、何故……クローネを辞めたい、と?」
アーニャ「何もないから、です」
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「クローネに……何もない、ですか?」
アーニャ「イズヴィニーチェ、すみません、少し、言い方が悪かったですね?」
武内P「……」
アーニャ「私は、クローネでソロ曲を発表しました」
武内P「はい。とても、素晴らしい出来だったと思います」
アーニャ「スパシーバ、ありがとう、ございます」
アーニャ「でも、ソロ曲、です」
武内P「……」
武内P「……なるほど」
アーニャ「イズヴィニーチェ、すみません、少し、言い方が悪かったですね?」
武内P「……」
アーニャ「私は、クローネでソロ曲を発表しました」
武内P「はい。とても、素晴らしい出来だったと思います」
アーニャ「スパシーバ、ありがとう、ございます」
アーニャ「でも、ソロ曲、です」
武内P「……」
武内P「……なるほど」
武内P「クローネでの……ユニットがあると思っていた、と」
アーニャ「ダー」
アーニャ「クローネの皆と作るステージは、とっても楽しい、です」
アーニャ「リンは、トライアドで……とっても、輝いています」
アーニャ「でも……私は、ソロです」
アーニャ「シトー? シトシトー? どうして、ですか?」
武内P「あ、アナスタシアさん! 落ち着いてください!」
アーニャ「……プラスチーチェ……ごめんなさい」
武内P「……」
アーニャ「……」
アーニャ「ダー」
アーニャ「クローネの皆と作るステージは、とっても楽しい、です」
アーニャ「リンは、トライアドで……とっても、輝いています」
アーニャ「でも……私は、ソロです」
アーニャ「シトー? シトシトー? どうして、ですか?」
武内P「あ、アナスタシアさん! 落ち着いてください!」
アーニャ「……プラスチーチェ……ごめんなさい」
武内P「……」
アーニャ「……」
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