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    元スレレッド「人見知りを克服しなくては…」

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    251 = 243 :

    セレビィ「忘れちゃうのはしょうがないことなんだよ」

    セレビィ「だってないことを覚えてるなんて無理なことでしょ」

    ナツメ「それはたしかに…」

    レッド「…なあ、あの子はグリーンのところで生活するのが嫌だったのか?」

    セレビィ「ううん、すごく楽しそうだったよ」

    セレビィ「二人も他の子どもたちと変わらず平等に育ててたし」

    レッド「じゃあなんで過去を変えたりしたの?」

    セレビィ「……」

    セレビィ「そうだよねー、それはわたしにもわかんないなー」

    252 :

    セレビィ「そんなことよりー」

    セレビィ「君たちはやりたいこととかあるの?」

    セレビィ「これからは私も知らないからさ、少し気になるな」

    レッド「やりたいことか…」

    レッド「今まで通りでいいと思ってるけどな」

    セレビィ「何言ってんの、子どもができたらそうは言ってられないよ」

    セレビィ「あの子はかなりのおてんばだからね」

    ナツメ「でもそんな何年先かもわからないし…」

    253 = 252 :

    セレビィ「一年後だよ、正確には一年もないけど」

    セレビィ「あの子も言ってたでしょ、また一年後って」

    ナツメ「たしかに言ってたけど、あれは一年後にまた来るってものだと…」

    セレビィ「いやわかってるでしょ、自分たちの子どもなんだから」

    セレビィ「ほら、先週のあれだよ」

    セレビィ「がんばってたじゃんか」

    レッド「ああ、あれか」

    ナツメ「あれね」

    レッド「……」

    ナツメ「……」

    レッド「!」

    ナツメ「!?」

    254 = 252 :

    レッド「な…なんのことだろ…?」

    ナツメ「さ、さあ?わからないわ」

    セレビィ「今あれって言ったじゃん」

    レッド「いや、あれはなんとなく」

    ナツメ「私も」

    セレビィ「?」

    セレビィ「もしかして子どもの作り方わからずにやってたの?」

    セレビィ「子どもってペリッパーが運んできたりするわけじゃないんだよ」

    レッド「それはわかってる」

    255 = 252 :

    セレビィ「ふむ…」

    セレビィ「よし、じゃあわたしが今後のために人の繁殖行動というものを教えてあげよう」

    レッド「いや、いい…」

    セレビィ「ほんとに?」

    レッド「うん」

    セレビィ「そっか」

    セレビィ「聞きたくなったら言ってね」

    ナツメ「聞くときはたぶん来ないと思うけど…」

    256 = 252 :

    レッド「てか…なんでその…」

    レッド「えっと、先週…したってわかったんだ…?」

    セレビィ「なにを?」

    レッド「話の流れでわかれよ」

    セレビィ「ああ、はいはい」

    セレビィ「それはもちろん見てたからだよ」

    レッド「ミ…ミテタ…?」

    ナツメ「……」

    セレビィ「あ、そうだ、あの子には見せてないよ」

    セレビィ「先に寝かせといたんだ」

    セレビィ「へへー、気が利くでしょ」

    257 = 252 :

    レッド「……」

    ナツメ「……」

    セレビィ「えっとそれでー、なんの話だっけ」

    セレビィ「ああ、そうそう」

    セレビィ「これからどうするか…だったよね」

    レッド「他人に教えるべきでないようなことはバレないようにするよ…」

    ナツメ「そうね…常に油断しないでおくようにする…」

    セレビィ「うんうん」

    セレビィ「二人ともこれからの目標ができて、よかったね」

    258 :

    まってる

    259 :

    3日後

    ピンポーン

    ナツメ「はーい」

    コトネ「おはようございまーす」

    ナツメ「ああ、待ってたわよ

    ナツメ「入って入って」

    コトネ「はーい、おじゃましまーす」

    260 = 259 :

    コトネ「何かあったんですか?」

    コトネ「急にまた撮影がしたいだなんて」

    ナツメ「急にじゃないわよ、前から考えてたし」

    コトネ「そうですか、まあナツメさんならいつ言ってもOKでしょうから関係ないと思いますけどね」

    コトネ「わかりました、すぐにポケウッドの方に連絡します」

    ナツメ「うん、ありがと」

    ナツメ「でもその前に…」

    ナツメ「レッドから今すぐ離れなさい」

    コトネ「はーい…」

    レッド「いや、俺は別に…」

    ナツメ「私がだめなの」

    261 = 259 :

    コトネ「じゃあこっちで」ちょこん

    ナツメ「なんで私の方に…」

    コトネ「いいじゃないですか」

    ナツメ「…はぁ、まあいいわ」

    セレビィ「ねえねえ、ナツメ、レッド」

    コトネ「!」

    コトネ「ナ…ナツメさん…!」

    コトネ「このポケモン…まさか…」

    レッド「あ、そういえばコトネちゃんは見るの初めてか」

    コトネ「どうして、こんなポケモンがここに?」

    ナツメ「いろいろあってね…」

    262 = 259 :

    セレビィ「わたしは何度か君と会ってるけどね」

    コトネ「なっ…なんと」

    レッド「……」

    ナツメ「……」

    セレビィ「なに?二人のその顔」

    レッド「いや…」

    ナツメ「うん…なんでも…」

    セレビィ「言っとくけど、わたしはこの子のことはよく知らないよ」

    セレビィ「わたしが知ってるのはわたしのパートナーのことだけ」

    セレビィ「あの子の親である君たちも見てるけど、それは最近だけだから」

    263 = 259 :

    コトネ「あの…私なんのことだか全然わからないんですけど」

    ナツメ「んー…ごめんね、これはないしょ」

    コトネ「ぶー…」

    コトネ「レッドさん」

    レッド「いや、俺も言えないよ」

    セレビィ「じゃあわたしが教えてあげよう」

    レッド「なんでだよ」

    264 = 259 :

    翌日・ポケウッド

    シュンッ

    ナツメ「お疲れ様フーディン」

    ナツメ「コトネ、フーディンをポケモンセンターへ」

    コトネ「はーい、行ってきまーす」

    レッド「テレポートってほんと便利だよな、一瞬でこんなところまで来れるなんて」

    セレビィ「うむ、わたしもそれぐらいできればいいのだが…」

    レッド「……」

    ナツメ「……」

    レッド「なんで出て来てるんだよ」

    セレビィ「別に隠れろなんて言われてないし、言われたところでわたしはパートナーのあの子以外の指示は聞くつもりはない」

    セレビィ「ここはおもしろそうだ、じっとしているのはもったいない」

    セレビィ「しかもここでは君はトップクラスの女優だそうじゃないか」

    ナツメ「ま…まあ…自分で言うのもなんだけど…人気はあるかな」

    セレビィ「そこでだ、わたしも映画に出たい!」

    セレビィ「君から頼んでくれ」

    265 = 259 :

    ナツメ「ダメに決まってるでしょ」

    セレビィ「なぜだ」

    ナツメ「あなたが出るとなるとメチャクチャになる気がする…」

    ナツメ「カメラ壊したりとか…」

    セレビィ「しないよ、したとしても過去に戻って止めればいいだけじゃん」

    ナツメ「過去に戻ってまた壊しそう…」

    セレビィ「もう、信用ないな~」

    ナツメ「とにかくダメなものはダメ、あきらめなさい」

    セレビィ「ぶー」

    266 = 259 :

    メロエッタ「お困りのようね」

    ♪The Imperial March

    レッド「なんだ?急にどこからか音楽が」

    セレビィ「こ、このBGMはまさか…!」

    メロエッタ「久しぶりね、タマネギ」

    セレビィ「ハ…ハツネ…!」

    レッド「あれってポケモン…?」

    ナツメ「たしか…メロエッタ…幻のポケモンよ」

    レッド「へー、すげー」

    267 = 259 :

    監督「お、おーい、メロエッタさーん」

    メロエッタ「気やすくワタクシの名前を呼ぶな、ヒゲ」

    ナツメ「監督」

    監督「おお、ナツメ君来てくれたんだね」

    ナツメ「はい、急にすいません」

    監督「いやいや、いいんだよ、君ならいつでも大歓迎だ」

    監督「それとちょうどいい、今回君の映画に出てもらうメロエッタさんだ」

    監督「キョウヘイ君が見つけてくれたんだよ」

    セレビィ「なぬー!ハツネが映画に出るだと!」

    268 = 259 :

    監督「なっなななななななななんと!もしやセレビィ!」

    ナツメ「ええ…いろいろありまして

    メロエッタ「当然」

    メロエッタ「ワタクシは生まれながらの大女優」

    メロエッタ「そのワタクシ主役の映画を撮るというのは至極当然のこと」

    メロエッタ「もしあなたも出たいのならワタクシからこのヒゲに言ってやってもいいわよ」

    セレビィ「ほんとに?出たい出たい!」

    メロエッタ「ということよヒゲ、タマネギを映画に出してあげなさい」

    メロエッタ「主役からの命令よ」

    監督「あ…まあそれは僕からお願いしたいぐらいだからいいけど…」

    監督「主役はこのナツメ君なんだけど」

    269 = 259 :

    メロエッタ「……」

    メロエッタ「なにぃぃぃぃ!?」

    キョウヘイ「監督、危ない!」ドンッ

    ゲシッ

    キョウヘイ「ぐへえ」

    監督「キョウヘイ君!」

    キョウヘイ「大丈夫でしたか監督、メロエッタと監督がいなくなったと思って探してたんですよ」

    メロエッタ「ちょうどいいところに来たじゃない、これはどういうこと?説明しなさい」

    キョウヘイ「ど、どういうこととは…?」

    ぐにっ

    キョウヘイ「い、痛いです、ありがとうございます!」

    キョウヘイ「ただ踏む場所をもうちょっと変えてもらえると…頬だと話にくいので」

    ふみっ

    キョウヘイ「ぎゃあああああああ目がああああああ!」

    270 = 259 :

    メロエッタ「可愛い後輩のお願いを聞いてあげてと頼まれたから来たのに」

    メロエッタ「話が違うじゃないの」

    ぎゅるん

    メイ「いった~…よくも私の目を…」

    メロエッタ「さっきの子が悪いんでしょ」

    メロエッタ「おいヒゲ、ワタクシを主役にしなさい」

    監督「えっ…で、でももうシナリオは…」

    メロエッタ「ワタクシを主役にすればもっとすばらしい映画を撮らせてあげるわ」

    監督「だから…」

    271 = 259 :

    メロエッタ「しかたないわね、これを見れば自分から書き直すでしょうね」♪The Imperial March

    ピカッ

    監督「なんだ!?メロエッタさんの目が光って…」

    セレビィ「あれはハツネのやつ…」

    レッド「何が起こるんだ?」

    セレビィ「集合だよ」

    レッド「集合?」

    セレビィ「わたしたち別名とBGMを与えられたマスコット600族にのみ許された技だ」

    ナツメ「なんかわけのわからない言葉が…」

    セレビィ「別名とBGMが与えられるのはその種族の中でもトップの者のみ」

    セレビィ「つまりわたしのようなセレビィの中でトップにたつセレビィには別名とBGMがあるのよ」

    セレビィ「ちなみにわたしはタマネギ、あのメロエッタにはハツネという名前を与えられている」

    レッド「タマネギ…」

    セレビィ「ちなみにBGMは常に流れていて本人の意思で大きくしたり小さくしたりできる」

    レッド「じゃあ今も流れてるの?」

    セレビィ「うん」♪Born to Be Wild

    レッド「ミュートにして」

    272 = 259 :

    ぷわんっ

    ナツメ「見て、何か輪っかがでてきた」

    ♪Volare

    レッド「音楽が…」

    セレビィ「基本みんな目立ちたがりだから登場するときは音大きくするよ」

    レッド「うざいな」

    フーパ「 お で ま し ~ 」

    監督「う、うおおおおおおフーパだぁぁぁ!!」

    メロエッタ「うっさいヒゲ」

    フーパ「ハツネに呼ばれたから何かと思えば~、どこここ~?」

    メロエッタ「ワタクシのための映画を撮る場所よ」

    フーパ「へー、映画かー、いいなーおれも出たい」

    メロエッタ「ええ、脇役で出してあげる」

    273 = 259 :

    メロエッタ「それよりクギヤマ、どうして呼んだかわかるでしょ」

    フーパ「はいはい、他のメンバーを呼ぶんでしょ」

    フーパ「その代わりおれも映画だしてよ主役で」

    メロエッタ「主役はワタクシよ」

    フーパ「ええー」

    フーパ「あ、そうだじゃあ多数決とろう、みんなに聞けばいいんだよ」

    メロエッタ「望むところよ」

    メロエッタ「ワタクシが勝つのはもうわかってるけどね」

    レッド「またああいうのがいっぱい出てくるのか?」

    セレビィ「うん、みんな水を目の前にしたモヒカンみたいに元気でいいやつだからちょっとにぎやかになるかもね」

    274 = 259 :

    フーパ「おでまし~!」

    ♪Baroque Hoedown

    ジラーチ「ひゃっは~!」ドヒューン

    レッド「ぐおっ」

    ナツメ「レッド!?」

    ジラーチ「ふははははは、おまえもろーにんぎょうにしてやろうか!」

    レッド「いった…なんだこいつ」

    レッド「おまえも…ってなんか聞いたことあるような…」

    ジラーチ「おまえも?ク〇リンのことかー!」

    レッド「ほんとになんなんだこいつ」

    275 = 259 :

    セレビィ「クギヤマ、ニシキノなんて一番ややこしいやつを何で最初に出すの」

    ジラーチ「そーだそーだ、何考えてんだバカ」

    フーパ「一括でやっちゃったから順番はおれにもわからないの」

    フーパ「それとアホは黙っとれ」

    ジラーチ「アホって言われてるよ、言い返しな」

    セレビィ「わたしじゃなくてあんたに言われてるのよ」

    ジラーチ「じゃあ君はなんなんだ」

    セレビィ「わたし?わたしは何もないわよ」

    ジラーチ「よし、ならボクのアホとクギヤマのバカをたしてアホバカと呼んであげよう

    セレビィ「誰がアホバカだ!」

    メロエッタ「やれやれ、低能どもが」

    276 = 259 :

    セレビィ「誰が低能だー!」

    フーパ「こいつらと一緒にすんじゃねー!」

    ジラーチ「きゃっほーい」

    メロエッタ「ワタクシとやるというの?いい度胸ね」

    ぽかぽかぽかどこぽか

    ナツメ「どうする?なんか始めちゃったけど」

    レッド「おもしろそうだし、もうちょっと見とこうよ」

    レッド「あの監督も楽しそうだし」

    277 = 259 :

    ♪We Will Rock You

    ナツメ「また音楽が…」

    コトネ「どうしたんですか?」

    ナツメ「コトネ!?」

    ナツメ「音楽が鳴って現れたってことはまさかコトネってポケモン…!」

    コトネ「へ?…何を言ってるんですか?」

    キョウヘイ「コトネさんってポケモンだったんですか!」

    キョウヘイ「モンスターボール!えい!えい!」

    キョウヘイ「おこ」

    ドスッ

    キョウヘイ「った…」どさっ

    コトネ「何やってんの、あんた」

    278 = 259 :

    コトネ「何なんです?この音楽…どこから流れて」

    マナフィ「ねえねえ、そこの」

    ナツメ「あれ?どこからか声が」

    マナフィ「こっちこっち、BGMと声が聞こえるでしょ」

    レッド「この辺だな…」

    マナフィ「そうそう、そこそこ」

    マナフィ「見下げてごらん」

    レッド「わっ」

    マナフィ「わざとらしい」

    279 = 259 :

    レッド「ナツメこれは?」

    ナツメ「えっとマナフィね」

    マナフィ「むむ、なんだその薄い反応は」

    マナフィ「ぼく幻のポケモンだよ、もっと驚きなよ」

    レッド「まああそこにいっぱいいるから」

    ぽかぼこぽこぽこメキョッぽこぽか

    マナフィ「わあ、みんな何してるのー?」

    マナフィ「ぼくもまぜてー!」

    ぱかぽこぽこ

    メロエッタ「ハ、ハンカチ!あんたまで!」

    コトネ「何ですかあれ?」

    ナツメ「世の中知らなくても何の影響もないことってあるのよ」

    280 :

    コトネ「ってなんかあれすごくないですか!」

    コトネ「全部本物ですよね…!」

    ジラーチ「うんもちろんそうだよ」

    コトネ「うわっ」

    コトネ「ジ、ジラーチだ…!」

    ナツメ「あの中にいたはずじゃ?」

    ジラーチ「ふはは、一体いつからボクがあの中にいると錯覚していた」

    ナツメ「飛び込んで行っていたように見えたけど…」

    ジラーチ「うん、飽きたから今ここに来たところ」

    ナツメ「じゃあ錯覚じゃなくて本当にいたんじゃないの」

    281 = 280 :

    ♪Because We Can

    レッド「また音楽が…」

    コトネ「はいどーもって出てきそうですね」

    ナツメ「ていうか何匹でてくるの?」

    ジラーチ「ボクたちは全部で11匹だから…」

    ジラーチ「えっとえっと…」

    ジラーチ「あと7匹だ!」

    ナツメ「11匹か…今から出てくるのあわせてあと6匹ね」

    ナツメ「いつ撮影できるのかな…」

    282 = 280 :

    ビクティニ「あれあれ~?みんな何してるの?」

    ジラーチ「コンバトラー、久しぶりー」

    ビクティニ「わお、ニシキノじゃないかー」

    ジラーチ「あっいいこと思いついた、ボクっててんさ~い!」

    ビクティニ「なになに?僕にも教えて~」

    ジラーチ「えっとね、ボクがコンバトラーを背中合わせでかついで、とっしーん」

    ジラーチ「そのときにVなんとかをやるんだ」

    ビクティニ「おーけーおーけー!やろーやろー!」

    283 = 280 :

    ジラーチ「いっくぞーっ!」

    ビクティニ「いっけー!」

    ジラーチ「うおおおお」テクテクテクテクテク

    ビクティニ「Vじぇねれ~~~と!」

    メロエッタ「!」

    メロエッタ「ス、ストップストップ!」

    メロエッタ「一回やめなさい!あれ!あれを見なさい!」

    メロエッタ「アホ二人が…」

    ドキャーン

    ジラーチ「勝った!第2部完!」

    284 :

    コンバトラーは草

    285 :

    そこそこ面白い

    286 :

    メロエッタ「なに…かってに…終わらしてくれてんのよ!」

    セレビィ「……」ぴくぴく←効果抜群

    マナフィ「わお、おもしろいアトラクションだったね、あはははは」

    マナフィ「次ぼくにやらせてよ」

    ビクティニ「おーけーおーけー」

    ジラーチ「じゃあボクが‎上になるよ」

    ジラーチ「とうっ」ちょこん

    マナフィ「せや~~」

    メロエッタ「またやるというのね…」

    メロエッタ「よろしい、ならば戦争だ」

    287 = 286 :

    メロエッタ「ワタクシを怒らせたこと…後悔させてやるわ!」♪The Imperial March

    ジラーチ「うお~」

    ♪It's My Life

    マーシャドー「やめないかお前たち」ガシッ

    メロエッタ「クリキン…!」

    マナフィ「もー!なんでとめるのさ!」

    ジラーチ「そーだそーだ!」

    マーシャドー「醜いことをやめろと言っているのだ」

    マーシャドー「集合があったから何があるのかと思えば…」

    マーシャドー「こんなことなら俺は帰るぞ」クルッ

    288 = 286 :

    ♪Rhythm And Police

    マギアナ「まあまあお待ちなさい」グイッ

    マーシャドー「ふがっ」

    マギアナ「こうして久しぶりに集まったのですよ」

    マギアナ「少しはゆっくりしたらどうですか」

    ♪Wedding March Part. 2

    ディアンシー「そ・れ・に」

    ディアンシー「一番偉いアタクシに挨拶もなしに帰るなんて失礼じゃなくて?」

    マーシャドー「お前ら…」

    289 = 286 :

    マギアナ「一番偉い?」

    マギアナ「一番偉くないの間違いではないですか」

    マギアナ「まったく…クリキンを止めるということで珍しく意見が一致したと思えば」

    マギアナ「プリプリ、あなたにはお笑いのセンスはないのですから無理に笑わせようとしなくてよいのですよ」

    ディアンシー「お笑い?アタクシが?」

    ディアンシー「キューアールほどではないわよ」

    ディアンシー「嫌よね、嫉妬なんて」

    マギアナ「まあすごい、あなた嫉妬なんて言葉知ってらしたの」

    マギアナ「100年前とは比べものにならないほどの成長じゃない」

    マギアナ「私感動しましたわ」

    290 = 286 :

    セレビィ「……」

    レッド「おい、大丈夫か…?」

    セレビィ「う…」

    ナツメ「レッド、これを」

    レッド「ああ、ありがとう」

    レッド「ほら、回復の薬だ」シュー

    セレビィ「ふぅ…」

    セレビィ「ありがとう、助かったよ」

    291 = 286 :

    セレビィ「ふむ、だいぶ集まってるね」

    セレビィ「……」きょろきょろ

    セレビィ「あとはギアナとバニラだけか」

    レッド「なあお前たちの仲間ってあんまり仲良くないのか?」

    セレビィ「仲が良くないかって?」

    セレビィ「わたしたちはたまたま幻のポケモンに生まれて」

    セレビィ「たまたまその種族の頂点に立ったポケモンの集まりにすぎないからね」

    セレビィ「仲間意識というものはあるかもしれないが、親しいというほどではないかな」

    セレビィ「みんなでピクニックにいったり、プレゼント交換したり、一緒にお菓子作ったり」

    セレビィ「そういや温泉旅行にも行ったな、あとは…言い出すとキリがないけどその程度の関係だよ」

    ナツメ「結構仲はいいのでは…?」

    292 = 286 :

    レッド「じゃあ誰が一番仲がいいんだ?」

    セレビィ「そうだな…バニラかな」

    セレビィ「唯一の同じ草タイプだし」

    ♪Misirlou

    セレビィ「あ、ちょうど来たみたいだね」

    レッド「だんだん便利だとすら思えてきたよ、このシステム」

    シェイミ「……」てくてく

    シェイミ「…すー」

    シェイミ「イエエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェイ!!」

    293 = 286 :

    セレビィ「やあバニラ」

    シェイミ「タマネギか」

    ナツメ「声渋っ…」

    シェイミ「今回の集合の目的はなんなんだ?」

    シェイミ「ワガハイも暇ではないのだがな」

    セレビィ「全員そろってからハツネが言ってくれるよ」

    シェイミ「……」きょろきょろ

    シェイミ「あとはギアナか」

    シェイミ「ふん、相変わらず勝手なやつだ、いつもあいつが最後じゃねえか」

    294 = 286 :

    ミュウ「くすくす」

    レッド「ん?何か言った、ナツメ?」

    ナツメ「いや、何も」

    レッド「じゃあコトネちゃん?」

    コトネ「私も何も言ってないです」

    コトネ「これじゃないですか?」

    キョウヘイ「……」シーン

    コトネ「違うみたいですね」

    ミュウ「くすくす」ひょい

    レッド「!」

    ナツメ「レッドの帽子が浮いてる」

    295 = 286 :

    ミュウ「そろそろいいかな」

    ♪He's a Pirate

    ミュウ「くすくす」

    シェイミ「この音楽、それにこのいけすかねえ笑い方…」

    セレビィ「ギアナだ…」

    ミュウ「ミューはここだよー」

    ミュウ「みんな久しぶりだねー」

    ミュウ「くすくす」

    ミュウ「この帽子いいね!君の?」

    レッド「ああ」

    ミュウ「ミューにくれない?」

    レッド「だめ」

    296 = 286 :

    ミュウ「どうしても?」スイー

    レッド「うん」

    レッド「ていうか返せ」

    ミュウ「今日の朝ごはん何食べた?」

    レッド「は…?」

    ミュウ「好きなネクタイの色は?」

    レッド「?」

    ミュウ「なんでスキンヘッドにしないの?」

    レッド「??」

    ミュウ「アマゾンのアラグヮリ河流域で起こる河の水が逆流してしまう自然現象を何という?」

    レッド「???」

    297 = 286 :

    ミュウ「くすくす」

    セレビィ「もうそのぐらいにしときな」

    セレビィ「ギアナはね、人が困惑する顔を見るのが大好きなんだ」

    ミュウ「うん、君の顔おもしろかったよ」

    ミュウ「これは楽しませてくれたお礼、君にあげるよ」

    レッド「あ、どうも…」

    レッド「ってこれ俺の帽子だよ」

    ミュウ「くすくす」

    298 :

    キャラ濃すぎませんかね…(歓喜)

    299 :

    ポロロッカ!

    300 :

    メロエッタ「全員そろったわね」

    マーシャドー「何があるというのだ、早く言え」

    メロエッタ「あなたたちの意見を聞きたくて集まってもらったのよ」

    メロエッタ「映画の主役には誰がふさわしいかをね」

    メロエッタ「ワタクシかそれとも」

    ジラーチ「主役といえばやっぱりボクだよね」

    マナフィ「じゃあぼくも主役やるー」

    マーシャドー「そういうことなら俺に任せておけばいいんだ」

    シェイミ「落ちつけお前たち、この中で誰が一番…といえばワガハイしかおらぬだろう」

    ミュウ「ノンノンノン、一番ってなるとファーストであるミューだよね」

    ビクティニ「なら僕と一緒にやろうよ」

    ディアンシー「黙りなさい、わき役たちよアタクシこそが主役よ」

    マギアナ「あら、あなたはせいぜいエキストラじゃなくて?」


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