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    元スレ京太郎「俺が三年生?」初美「もっと傍にいてもいいですかー?」

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    401 = 1 :




    『何故、衣に黙って行っちゃったの!』

    京太郎「もう寝てたし、朝も早かったからな」

    『衣も共に行きたかったのに!』

    京太郎「連れてったら一人旅じゃなくなるだろ」

    『む~、衣は邪魔者?』

    京太郎「まさか」

    『なら!』

    京太郎「それでも、一人になりたい時ってのはあるもんなんだよ」

    『……それが家族でも?』

    京太郎「そうだ。そしてそれを察してやるのが大人ってやつだな」

    『なるほど……うん、衣も察したよ』

    京太郎「また熱い手のひら返しだ」

    402 = 1 :



    京太郎「でもまぁ、帰ったらイヤってほど一緒にいてやるよ」

    『それは真実?』

    京太郎「そんなことでウソは言わないっての」

    『そっか……うん、やっぱり家族は一緒にいるべきだ』

    京太郎「ま、これで半分ってとこだな」

    『半分?』

    京太郎「ああ、残りは帰ってからにしとくよ」

    『気になる……けど、待ってる。それがいい女というものらしいから』

    京太郎「お、わかってるじゃないか」

    『ふふん、衣はもう大人だからな』

    京太郎「そういうのは好き嫌いをなくしてから言おうな」

    『こ、衣に好き嫌いなんて……ないよ?』

    京太郎「はいはい。そこらへんは帰った時の楽しみにしとくよ」

    『う、うん……ハギヨシに相談しなきゃっ』ピッ


    京太郎「さて、どうするかな、残り半分」

    京太郎「今更愛の告白なんて恥ずかしいしな」

    京太郎「……ま、おいおい考えるか」プルルル


    『龍門渕透華』


    京太郎「……まためんどそうな」


    403 = 1 :




    「……」ソワソワ


    「お、チビッ子がなんかソワソワしてるな」

    「今日ね、京太郎くんが帰ってくるんだって」

    「なるほどね、それで国広くんも」

    「なに?」

    「いーや、なんでも?」


    京太郎「ただいまー」


    「きょうたろー!」

    京太郎「って、お前らだけ? 寂しいなぁ」

    「お勤めごくろーさん」

    京太郎「遊び歩いてただけだっての」

    「おかえり。無事帰ってきたね」

    京太郎「そんな滅多なことがあってたまるか」

    「じゃ、透華たちも呼んでくるね」

    京太郎「ああ、頼むわ。お土産渡したいし」

    「ね、残り半分って?」クイクイ

    京太郎「うっ……きっちり覚えてたか」

    404 = 1 :



    京太郎(おいおい考えようと思ってたけど、結局なんも考えてない……)


    「お、土産話? オレも聞こうかな」

    京太郎「それは後だ、後。今は……とりあえずこいつ借りてくぞ」ヒョイ

    「わっ」

    「……あ、そういう感じね」

    京太郎「そういうことだ」

    「ま、頑張ってきな」

    京太郎「声援どーも」


    「きょうたろー、どこ行くの?」

    京太郎「邪魔が入らない場所かな」


    405 = 1 :




    京太郎「……」

    「?」

    京太郎「うーむ……」

    「憂い事?」

    京太郎「そうだな……」


    京太郎(ここはシンプルに……いや、変化球で攻めるか?)

    京太郎(でも、こいつにはそういうのはあんまり効かなさそうだよな)

    京太郎(ええい、なんでもいいから一言――)


    「よしよし」ギュッ

    京太郎「……なんか珍しいことされてるな」

    「衣もこどもの時は、こうやって母上に抱かれてたから」

    京太郎「そうか……」

    406 = 1 :



    京太郎(よりにもよって子供扱いか……)

    京太郎(いや、つまらない意地の方がよっぽど子供か)


    京太郎「衣……俺と家族にならないか」

    「もう、そうじゃないの?」

    京太郎「そうだけど、そうじゃない。お前が言うところの……赤縄の契だっけ?」

    「夫婦になるということ?」

    京太郎「単刀直入に言えばな……って、なんか驚きが少ないな」

    「だって、衣はずっとそう思っていたから」


    「でも、きょうたろーからそう言ってくれたのは……うん、心嬉しいことだ」

    407 = 1 :



    京太郎「……衣」

    「なに?」

    京太郎「前からしたいって言ってたアレ、してみるか?」

    「ちゅーのこと?」

    京太郎「今度はおでこじゃなくて、こっちにさ」

    「うん……したい」

    京太郎「じゃあ、こっち向いて目つぶって」

    「むっ、またおでこにしたりしない?」

    京太郎「しねーって。これはまぁ、大人の作法みたいなもんだ」

    「大人の……うん、わかったよ」

    京太郎「それじゃあ――」

    「んんっ――」


    京太郎「――どうだった?」

    「……タルタルソースの味がした」

    京太郎「ははっ、そりゃこっち来る前にエビフライ食べたからな」

    「エビフライ!」

    京太郎「色気より食い気って感じか、しょうがないな」


    京太郎「よし、せっかくだから全員でファミレスでも行くか!」


    408 = 1 :




    京太郎(――なんてことがあってからもう数年)


    京太郎「うわぁ……もう死にそう」

    ハギヨシ「そう言えるうちはまだ大丈夫ですよ」ドサッ

    京太郎「この書類の山は……」

    ハギヨシ「昼までに目を通しておいてください。相手の会社の資料です」

    京太郎「もう全部かなぐり捨てたい……」

    ハギヨシ「大丈夫、君はたった一日で岩を砕けるようになったじゃないですか」

    京太郎「今だにそれをできるようになったってのが信じられませんよ」

    ハギヨシ「不可能だと思えることを乗り越えるのは人の意思です。つまりは気合」

    京太郎「根性出してやれってことですね」

    ハギヨシ「ええ、君ならできますよ。社長」

    京太郎「ホント、どうしてこうなった……」


    409 = 1 :




    京太郎『……俺に会社を一つ任せると?』

    透華『その通りですわ』

    京太郎『失礼ですが、お嬢様はアホでいらっしゃいますか?』

    透華『……喧嘩なら買いますわよ?』

    京太郎『だってお前、いきなり執事に社長やれってバカだろ』

    透華『アホとバカはそちらですわ』

    京太郎『……喧嘩なら買うぞ?』

    透華『ともかく、これはもう決定事項ですわ』

    京太郎『マジかよ……何考えてんだよ』

    透華『衣の伴侶たるあなたは、我が龍門渕家に名を連ねる者。それなりの立場と責任を負ってもらいますわ』

    京太郎『名門こわい……』

    透華『心配せずとも、ハギヨシを秘書につけます』

    京太郎『やばいな、それだけでなんとかなりそうな気がしてきた』


    410 = 1 :




    京太郎(これでハギヨシさんがいなかったら、どんな酷いことになってたか……)

    京太郎(ハギヨシさんもハギヨシさんでスパルタ気味だけど)


    「きょうたろー!」


    ハギヨシ「衣様、おはようございます」

    「うむ、おはようハギヨシ」

    京太郎「また遊びに来たのか?」

    「ううん、今日は忘れ物を届けに来たよ。はい」

    京太郎「携帯? あ、置きっぱなしだったか」

    「まったく、きょうたろーは衣がいないとダメだな」

    京太郎「はいはい、どーも」グニグニ

    「ふみゅ」

    411 = 1 :



    ハギヨシ「少し休憩にしましょうか。お茶を入れてきます」

    「衣はすぐ帰るから」

    ハギヨシ「そうですか……かしこまりました」

    「きょうたろー、耳貸して」

    京太郎「なんだ?」

    「あのね――」


    「……ちゃった」


    京太郎「……そうか」

    「それじゃ」

    ハギヨシ「下までお送りします」

    「ううん、衣は一人で大丈夫だから。じゃあ、また後に」


    412 = 1 :



    京太郎「……資料、取ってもらっていいですか?」

    ハギヨシ「おや、やる気が出ましたね」

    京太郎「どうも家族が増えたみたいで」


    『きょうたろーのこども、できちゃった』


    京太郎「それはもう、頑張っとかないと格好がつかないですからね」

    ハギヨシ「そうですか……なにはともあれ、おめでとう」

    京太郎「さて、やりますか!」




    『エンディング――家族が増えた日』

    413 = 1 :

    っちゅーわけで終了

    安価取りたいんですけど、人いますかね?

    414 :

    うす

    415 :

    はい

    417 :

    おるよ

    418 :

    はい

    422 :

    おいっす

    423 = 1 :

    それじゃ、この中からお好きなのをどうぞ
    済がついてるのは選べません


    個別

    大星淡 済
    天江衣 済
    桧森誓子 済
    姉帯豊音 済
    三尋木咏 済
    神代小蒔 済
    ネリー・ヴィルサラーゼ 済
    宮永照  済
    エイスリン・ウィッシュアート
    白水哩 済
    竹井久
    福路美穂子
    松実玄
    薄墨初美
    滝見春
    石戸霞
    園城寺怜
    真屋由暉子 済
    清水谷竜華
    鶴田姫子


    特殊

    久照
    久美穂子
    小蒔霞
    哩姫
    怜竜


    27分まで

    424 = 415 :

    425 = 419 :

    クロチャー

    426 = 420 :

    美穂子

    427 = 418 :

    竜華

    428 = 421 :

    美穂子

    429 = 417 :

    エイスリン

    430 = 422 :

    クロチャー

    431 = 414 :

    初美

    432 :

    433 = 390 :

    初美

    434 = 1 :

    締切
    割ってきます

    435 = 1 :

    コンマ判定

    怜:1-10
    玄:11-30
    美穂子:31-50
    竜華:51-60
    エイスリン:61-70
    初美:71-90
    春:91-00


    直下

    436 = 415 :

    437 = 1 :

    はっさんで了解

    それじゃ、おやすみなさい

    443 = 422 :

    おつおつ

    446 :

    はっちゃんで88でゾロ目で……期待できそうですね

    447 :

    おつおつ
    はっちゃんついにきたか!!

    448 :

    待ってましたぜ

    449 :

    おひさし!

    もうちょっとしたら始めます

    450 :

    んじゃ、そろそろ始めます


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