元スレ京太郎「俺が三年生?」初美「もっと傍にいてもいいですかー?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
851 = 821 :
いるよ
852 :
はい
853 = 1 :
それじゃ、この中からお好きなのをどうぞ
済がついてるのは選べません
個別
大星淡 済
天江衣 済
桧森誓子 済
姉帯豊音 済
三尋木咏 済
神代小蒔 済
ネリー・ヴィルサラーゼ 済
宮永照 済
エイスリン・ウィッシュアート
白水哩 済
竹井久
福路美穂子 済
松実玄 済
薄墨初美 済
滝見春 済
石戸霞
園城寺怜 済
真屋由暉子 済
清水谷竜華
鶴田姫子 済
特殊
久照
久美穂子
小蒔霞
哩姫
怜竜
51分まで
854 = 849 :
竜華
855 = 852 :
霞
856 = 848 :
哩姫
857 = 850 :
エイスリン
858 = 1 :
締切
割ってきます
859 = 1 :
コンマ判定
竜華:1-25
霞:26-50
哩姫:51-75
エイスリン:76-00
直下
860 = 848 :
あ
861 :
はい
862 = 1 :
園城寺さんに引き続いて清水谷さんで
それじゃ、眠いので寝ます
864 = 850 :
乙でした
866 = 852 :
おつおつ
868 :
乙
この調子だとヒッサはトリを務めることになりそうだな
870 :
期待してます!
871 :
怜ちゃんの幸せそうな未来がみれて満足です...ありがとう....
872 :
待ってますぜ
873 :
おひさし!
先週は残業地獄で糞忙しかったですね!
というわけで風呂上がったら始めます
874 :
んじゃあ、そろそろ開始します
875 = 1 :
京太郎「実際さ、自分に気があるって子に返事する時って、どうすればいいんだろうな」
誠「それってイエスとノー、どっちなんすか?」
京太郎「そりゃあ――」
誠「待った待った! やっぱ言わないで!」
京太郎「んだよ、これからって時に」
誠「それどっちのパターンでもダメージ喰らうんですよっ」
京太郎「お前さ、合コンの時のあの子とはどうなったんだよ」
誠「この前DVD借りました」
京太郎「なるほど」
誠「それとCD借りました」
京太郎「そうか」
誠「あと漫画も借りました」
京太郎「一緒に出掛けたりは?」
誠「ま、まだですけど」
京太郎「まぁ……頑張れ?」
誠「えぇ!? もっとなんかこう、アドバイスとかはないんすか!?」
京太郎「そんなもん俺が聞きたいっての」
誠「……ところでさっきの質問、答えはどっちなんですかね?」
京太郎「……両方だよ」
誠「ちくしょー! この女誑しっ」
876 = 1 :
京太郎「って言われてもよ、俺だってその気があってそうなったわけじゃないんだけどな」
一太「自分がそうだっていう自覚はありと」
京太郎「……色々と状況証拠を突きつけられればな」
一太「それでその気がないって言うなら、ある意味存在自体が罪だね」
京太郎「ゲームのラスボスか主人公のキャッチフレーズだな」
一太「いい加減なんとかしなよ」
京太郎「言われなくても」
一太「そうだろうね」
京太郎「わかってるなら聞くなよ」
一太「ぼくなりの老婆心かな。下手したら刺されそうだし」
京太郎「はは、そんなわけない……と思いたい」
一太「思いっきり不安なんじゃないか」
京太郎「だってよ、答えを出すってことは、白黒はっきりさせるってことだぞ?」
一太「本当に決めたのか」
京太郎「残念ながらお前の好みとは正反対だけどな」
一太「ということは……君の好みにピッタリってことだ」
京太郎「実は三尋木プロが好みなんだ」
一太「ウソ言うな! はやりんが好きって言ってたろ!」
京太郎「そうだ。俺は巨乳が好きだ。そしてその正反対ってことは……」
一太「……違うよ? ロリコンとかじゃないから」
京太郎「俺はまだ何も言ってないからな」
877 = 1 :
ハギヨシ「そういうことならば、まずは余計な修飾を省くべきですね」
京太郎「ド真ん中ストレートってことですか?」
ハギヨシ「そういった言葉にこそ気持ちが乗る。私はそう思います」
京太郎「なるほど」
ハギヨシ「とは言っても、君には無用なアドバイスかもしれませんが」
京太郎「いいや、参考になりますよ。いい追い風になりました」
ハギヨシ「君の考えの後押しができたのなら、結構なことです」
京太郎「だって色々考えたけど、結局そうなるんですよね」
ハギヨシ「あるいは、行動で示すとか」
京太郎「なるほど……って、一歩間違えたらセクハラになりません?」
ハギヨシ「それを君が言うのは今更ですね」
京太郎「ちょっ、ひどいな!」
ハギヨシ「冗談ですよ。ですが、案ずるより産むが易しという言葉もあります」
京太郎「あれこれ心配するよりやってみろってことですね」
ハギヨシ「私にも経験があります。君と出会う前の話ですが」
京太郎「ハギヨシさんにも?」
ハギヨシ「難所のカーブを前にして相手と横並び。そこで思い切ってアクセルを踏んだ結果、私は勝ちました」
京太郎「……」
878 = 1 :
京太郎(俺と出会う前って、まだ免許持ってないんじゃ……)
京太郎(いや、深く考えるのはよそう)
ハギヨシ「そうだ、今度またドライブに行きませんか?」
京太郎「いいですけど、その時は俺が運転します」
ハギヨシ「……そうですか」シュン
879 = 1 :
竜華「う~ん、これどない思う?」
怜「ちょい派手すぎ? 装飾多いっちゅーか」
竜華「そう? じゃあ色の方で調整してみよか」
怜「あ、せやったらこっちがええんとちゃう?」
竜華「たしかに。じゃあ早速試着やな、セーラ」
セーラ「……まだ続くの?」
竜華「だって、ねぇ?」
怜「せっかくの晴れ舞台やし?」
セーラ「もうなんでもええやんか……」
竜華「良くない!」
セーラ「うわっ」
怜「せやせや、何事も初めては一回きりなんやで?」
竜華「怜、なんか言い方やらしい」
怜「逆説、そこに思いいたる竜華の方がやらしいと」
竜華「や、やらしくないっ」
セーラ「なんでそないな話になるねん」
880 = 1 :
セーラ「なぁ、今日はこれぐらいにしてもう――」
竜華「なんか用事あった?」
セーラ「ま、まあ……」
怜「そか、残念やな……」
セーラ「あ、明日ならまだ時間取れたかもしれへんけど」
怜「おお、せやったらフナQ来れるって言っとったわ」
セーラ「はぁ!?」
竜華「なら明日みんなでまた来る?」
セーラ「う、うぅ……」
怜「さて、どないする?」
セーラ「……わかった、もう好きにしたらええやん」
怜「ほな、買い物続行やな」
竜華「あれ、セーラ用事は?」
怜「たった今キャンセルになりましたと」
881 = 1 :
セーラ「……」グッタリ
竜華「うん、ええんやない?」
怜「本人死にそうやなぁ」
竜華「ちょい張り切りすぎたかな?」
怜「まぁ、フナQよりは良かったんやない?」
セーラ「……ともかく、これでもう終わりやな」
竜華「お疲れ様」
怜「疲れたー、どっか寄ってかへん?」
セーラ「雀荘とか!」
怜「却下ー」
セーラ「なんでや!」
怜「疲れたとこにさらに疲れに行ってどないすんねん」
竜華「麻雀打ったら甘いもん欲しくなるし」
セーラ「じゃあラーメンでも」
怜「年頃の女三人でラーメンてどない思う?」
竜華「うーん、今は気分やないかな。お昼の後やし」
セーラ「じゃあカツ丼」
怜「ジューシーやなぁ、衣にタレが染み込んどるわぁ……考えるだけで満腹」
竜華「ちょっと重いなぁ」
セーラ「わかった! ステーキ!」
怜「せやから昼済ませたばっかやっちゅーねん」
882 = 1 :
怜「ともかく、ガッツリ系は×」
セーラ「しゃあないなぁ……お好み焼き」
竜華「もろ炭水化物やない?」
怜「というわけで次」
セーラ「……もうファミレス行こか」
883 = 1 :
竜華「ん~、つっかれたぁ」
怜「結局雀荘来てもうた……」
セーラ「いやぁ、楽しかった!」
竜華「セーラ絶好調だったやん」
怜「おかげでえらい目あった……」
セーラ「気合が足りないんやろ、気合」
怜「体育会系、もしくは戦闘民族やな」
竜華「うちも楽しかったけど」
怜「ここでのまさかの裏切り!?」
セーラ「今まで散々打ってきたやん。今更一度や二度変わらへんって」
怜「せやろか?」
セーラ「せやせや」
セーラ「ま、これでしばらく打ちおさめやからな」
竜華「そか、セーラもプロ入りしたら、もうおいそれと打たれへんね」
怜「……プレミア付くかな? もっぺん打っとく?」
セーラ「おう!」
884 = 1 :
セーラ「ほな、そろそろ帰るわー」
怜「そう言って彼女は二度と……」
竜華「こらこら、変なモノローグ入れない」
怜「愛宕の洋榎に負けんようになー」
セーラ「誰が負けるかっ」
竜華「活躍、楽しみにしてるから」
セーラ「任せとけ!」
竜華「……元気でね」
怜「って、これで最後っちゅーわけでもなし、変な雰囲気やめよか」
セーラ「せやせや、今生の別れでもなし」
怜「竜華雰囲気出しすぎ」
竜華「そ、そう?」
885 = 1 :
セーラ「ま、二人も頑張ってや」
竜華「せやな、四月から大学生やし」
セーラ「そっちもやけど、あと一つ」
怜「というと?」
セーラ「須賀」
竜華「――っ」
怜「あー、なるなる」
セーラ「いてこましたれ!」
886 = 1 :
セーラ「んじゃ」
竜華「……んじゃって、なんやねん」
怜「最後にえらい爆弾投げ込んできたなぁ」
竜華「しかもいてこますって……」
怜「二人でやっちゃう?」
竜華「やっちゃうって、なにを?」
怜「須賀くんと三人でらんこ――むがっ」
竜華「こ、こらっ」
怜「むー、むー!」
怜「はぁ、はぁ……竜華に殺される」
竜華「ごめん、つい……」
怜「お詫びに金一封」
竜華「膝枕でええかな?」
怜「許す」
887 = 1 :
怜「あ~、これやこれ」スリスリ
竜華「そのまんま寝んといてな」
怜「無理かもー」
竜華「せやったら向こう半年お預けやな」
怜「鬼畜ー」
怜「……竜華」
竜華「なに?」
怜「須賀くんがどうするかはわからへんけど、竜華やったら納得できる……かも」
竜華「……」
怜「なーんて、後出しのうちがなに言うてんねんっちゅー話やけど」
竜華「……関係あらへんよ」
怜「そか」
竜華「うん」
888 = 1 :
怜『須賀くんがどうするかはわからへんけど、竜華やったら納得できる……かも』
竜華「……うちも同じなんかな?」
竜華「怜と須賀くんなら……」ジワッ
竜華「あかん、やめよ。泣きそうになってきた……」
竜華「はぁ……会いたいなぁ」
竜華「一緒に出かけて、手ぇつないで、ご飯食べて、服見たり」
竜華「あと、この前の続き……え、えっちなこととか」
竜華「……」カァァ
竜華「ううぅ~~」ゴロゴロ
889 = 1 :
怜「はぁ~、ようやっと黄金週間!」
竜華「あっという間やったなぁ」
怜「軽ーく一ヶ月ぐらい時間飛んだような気ぃするわ」
竜華「光陰矢の如し?」
怜「気づいたらお婆ちゃんやで。孫に囲まれて大往生みたいな」
竜華「人生設計バッチリやん」
怜「明るい未来が見えたとこで、明日どないする?」
竜華「久しぶりにセーラ帰ってくるし、フナQたちも夕方から予定空けとるって」
怜「ならうちらは一足先に合流しよか」
竜華「こっち着くのは昼前やから……朝起きれる?」
怜「……前向きに善処します」メソラシ
竜華「もう、連休入ったからって生活習慣乱したらあかんよ?」
怜「うわー、竜華がおかんみたいなこと言うー……って、割といつものことかも」
890 = 1 :
怜「さて、そろそろおつやの時間やけど」
竜華「お通夜やなくておやつね」
怜「残念なことにこれから病院やねん」
竜華「うちは夕方から家族でお出かけかな?」
怜「お婆ちゃんと?」
竜華「お母さんも。珍しく時間取れたって」
怜「ええやん。たまには甘えてこれば?」
竜華「迷惑やないかなぁ」
怜「かまへんかまへん。竜華そっくりで胸大きいし」
竜華「それ関係あらへんから」
怜「じゃあ、竜華によく似てエロいし?」
竜華「もっと違うからっ」
怜「あ、なるほど。竜華がお母さんに似とるっちゅーことやな」
竜華「せやから違うって!」
891 = 1 :
竜華「……そないエロいかなぁ?」
竜華「自分やとようわからへんけど……」
竜華「須賀くんにやらしいて思われへんかな?」
竜華「でも、やらしいほうが好きなら……」
「竜華ー?」
竜華「な、なにっ!?」ビクッ
「そろそろ行くよー」
竜華「うんっ、すぐ行くから!」
892 = 1 :
京太郎「やってきてしまったぜ……」
京太郎「会うまでの流れはともかく、伝えることはシンプルに」
京太郎「……好き、付き合ってください、愛してる、俺のものになれよ……って、俺は一体何様だよ」
京太郎「ハギヨシさんの言うとおり、ちょっとアクションを起こしてみるとか」
京太郎「抱きしめる……まではいかなくても、手ぐらい握ってみるか?」
京太郎「あとはしっかりと目を合わせて……」
京太郎「なーんてシミュレーションしても、今すぐってわけでもないからな」
京太郎「もういい時間だし、飯食って宿探して、それからでいいだろ」
京太郎「そうと決まれば――ん?」
893 = 1 :
「……」
京太郎「あれ、もしかして清水谷か?」
京太郎「マジかよ……どんなエンカウント率だ」
京太郎「……いや、いい機会だろ」
京太郎「よし、行くか!」
京太郎「よう、久しぶり」
「ええっと……私?」
京太郎「なんかいつもと雰囲気違うけど、清水谷だよな?」
「ええまあ、はい」
京太郎「早速で悪いけどさ」ギュッ
「あら?」
京太郎「好きだ」
「あはは、もしかしてナンパ?」
京太郎「俺はそんな軽い気持ちじゃなくて――」
894 = 1 :
竜華「須賀、くん?」
「あ、竜華」
京太郎「ん?」
竜華「なんで、お母さんと……」
京太郎「え?」
「あはは、ナンパされちゃった」
竜華「な、ナンパ!?」
京太郎「……マジかよ」
895 = 1 :
竜華「……」ムスッ
京太郎「……あのさ」
竜華「……お母さんを口説くなんて」ジトッ
京太郎「いや、それ誤解な」
竜華「手、握ってた」
京太郎「だから、間違ったんだってば」
竜華「須賀くん、色んな子と仲良しやん……」
京太郎「それはちが……うとは言えないな」
竜華「せやから、やっぱお母さんをナンパしとったんやなって……」
京太郎「あーもう……なんでそんな似てるんだか」
京太郎(伝えることを伝える前に、誤解をなんとかしないとな)
896 = 1 :
京太郎「清水谷」
竜華「……なに」
京太郎「悪かった、さっきはさ」
竜華「ええよ、もう」
京太郎「良くない。だって勘違いしてるだろ」
竜華「勘違いもなにも……」
京太郎「お前と間違った」
竜華「……え?」
京太郎「あんまり似てるもんだから、間違って声かけたんだよ」
竜華「それって……うちをナンパしようとしたってこと?」
京太郎「いや、そんな軽い気持ちじゃなくってさ」
897 = 1 :
京太郎「……好きだ」
竜華「隙間?」
京太郎「……」ガシッ
竜華「えっ」
京太郎「す・き・だ! 英語で言うとI love you!」
竜華「わ、発音ええなぁ」
京太郎「そりゃあ、はとこに鍛えられて……って違う!」
竜華「せやけど、いきなりそない言われたら……」モジモジ
京太郎「今更かっ」
898 = 1 :
京太郎「……というわけで、好きです」
竜華「ほ、ほんまに?」
京太郎「本当の本当に、本気も本気で」
竜華「うちでええの? 竹井さんとか、福路さんとか……怜も」
京太郎「お前がいいんだ」
竜華「そか……」ギュッ
竜華「もうちょい、こうしててもええかな?」
京太郎「いいけど、俺が我慢できなくなるまでな」
竜華「我慢?」
京太郎「色々あたって、柔らかいから」
竜華「色々、柔らかい……あっ」カァァ
899 = 1 :
竜華「え、えっちな気分になっちゃった?」
京太郎「なりそう、ってかなる」
竜華「……ええよ、別に」
京太郎「それは嬉しいけど、家族と出かけてたんじゃないのか?」
竜華「あ……そうやった」ブーブー
京太郎「メールじゃないか?」
竜華「ん……お母さん?」
京太郎「戻ってこいって?」
竜華「そうやなくて……外泊、許可されちゃった」
京太郎「マジかー」
京太郎「……」
竜華「……」
京太郎「なぁ」
竜華「な、なに?」
京太郎「これから泊まる場所探すんだけど、一緒にどう?」
竜華「あわわ……ぜ、是非っ」
900 = 1 :
竜華「えへへ……ね、気持ちええかな?」
京太郎「んー、胸で顔見えない」
竜華「もう、せっかく膝枕しとんのに……京くん」
京太郎「……京くん?」
竜華「うん。色々してもうたし……」モジモジ
京太郎「それに、そういう関係だしってか」
竜華「竜ちゃんって呼んでもええよ?」
京太郎「……竜ちゃん?」
竜華「ダメ?」
京太郎「なんつーか、どっかの芸人みたい」
竜華「そうかな? 竹井さんとか羨ましかったんやけど」
京太郎「久ちゃんが?」
竜華「そう、それ」
京太郎「……」
みんなの評価 : ○
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