元スレ提督「何かがおかしい……」
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701 = 638 :
大井「は~……至福」
大淀「ほほう。それは良かったですね」ゴゴゴゴゴゴ
大井「あっ」
―――――――――――
(神主)提督「大井、着替え終わった……ってあれ? 大淀じゃないか」
大淀「はい提督。大井さんなら急な用事を思い出したとの事で部屋に戻りました。今日はもう戻らないそうです」
提督「えっ、そうなのか? せっかく着替えたのに……」
大淀「残念でしたね。でも提督、とてもお似合いですよ」
提督「そうか?」
大淀「はい」
702 = 638 :
大淀(提督のコスプレ……最高ですね!)
大淀(大井さんから没収した写真も良い物です)
提督「ふむ。だが大井が居ないんじゃこの格好も意味無いな。着替えてこよう」
大淀「そうですか。では一枚だけ写真を撮りますね」
提督「お前もか……(困惑)」
その後、どうやってか提督のコスプレ写真は複製され、多くの艦娘に行き渡る事となった。
それを知った、とある重雷装巡洋艦は歯軋りする程に悔しがったという。
【看病:大井編】→【強制終了】
703 = 638 :
【看病:鳳翔編】
提督「さて、鳳翔で最後か」
鳳翔「宜しくお願いします」
提督「しかし騒がしくも楽しい日々だった。まあ最初は風邪で倒れてたわけだが」
鳳翔「具合が良くなって何よりです。あの、私も何か賑やかな事をした方が良いですか?」
提督「いやいや、無理にしなくても良い。鳳翔と静かな日を過ごすのも良いものだ」
鳳翔「ふふ、ありがとうございます」
提督(他の娘達とは違う、圧倒的な余裕が感じられる。流石は鎮守府のお艦)
提督(鳳翔は耐性がある方なんだな)
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鳳翔(どうしましょう……提督が元気になったのは喜ばしい事なんだけど……)
鳳翔(こ、こんなに距離が近いと恥ずかしいわ。顔、赤くなってないかしら……?)
鳳翔(男の人との会話は秋雲ちゃんの本を読んで勉強したけど、何処となく不安だし……)
鳳翔(……いえ、何を弱気になっているの鳳翔。空母のみんなの見本となるべき私がここでうろたえる訳にはいかない)
鳳翔(既に何人もの空母が鼻血を出して倒れている今、私がしっかりしなくちゃ!)
提督「鳳翔?」
鳳翔「ひゃい!」
提督「(ひゃいって言った……)ボーッとしてるようだが、大丈夫か?」
鳳翔「は、はい! 大丈夫です!」
705 = 638 :
ここで切ります。ありがとうございました
706 :
乙
いいところで切るなぁ
707 :
おつおつ
708 :
>鳳翔(男の人との会話は秋雲ちゃんの本を読んで勉強したけど、何処となく不安だし……)
この教材はww
710 :
おつ
711 :
わこつー
712 :
提督「そ、そうか。では何をして過ごそうか」
鳳翔「ではその、膝枕でも如何ですか?」
提督「膝枕か」
鳳翔「はい。夕雲ちゃんにはしてあげたようですし、私は提督にしようかと」
提督(鳳翔の膝枕……素晴らしい寝心地なんだろうな)
提督「じゃあ頼めるか?」
鳳翔「ではこちらにどうぞ」
提督「うむ。邪魔するぞ」ヨッコラセ
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提督(おお~、思った通り寝心地が良いなぁ)
鳳翔(提督の顔がこんな近くに……本で見た光景だわ)
鳳翔「寝づらくはないですか?」
提督「全然。それよりも気持ちが良いな」ウットリ
鳳翔(カワイイ。ナデナデしてあげたいです)
鳳翔「とても嬉しいです。そのまま眠っても良いんですよ?」ナデナデ
提督「何だか勿体無い気もするんだが……それに鳳翔もつまらないだろう」
鳳翔「そんな事はないですよ? 提督の寝顔を見るのも楽しいですから」ナデナデ
714 = 638 :
提督「趣味が悪いぞコイツめ」ホホナデ
鳳翔「ひゃん」
鳳翔(て、提督の手が私の頬にそ、添えられて……!)ハナヂツー
鳳翔(ッ! ……あ、危ない。空母の見本たる者、鼻血をコントロールする事ぐらいは……)フキフキ
提督「どうした鳳翔」
鳳翔「な、何でもありません。提督は気にせず、ゆっくりしていて下さい」
提督(薄ら赤い手の甲……あっ)
提督(まあ言わないでおこう。気配りも大事だ)
提督「では鳳翔、御言葉に甘えて少しだけ眠るぞ?」
715 = 638 :
鳳翔「はい。ゆっくり休んで下さいね」ナデナデ
提督「ああ……襲い来る睡魔には、逆らえんな……」
提督「…………」スヤスヤ
鳳翔(可愛い寝顔です。写真撮りたいですね)
???『私達が撮りましょうか鳳翔さん』
鳳翔「あ、貴女達は!」
赤城「そう、鳳翔さんを慕う我等空母機動部隊です! 皆さん、用意は良いですか!」
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加賀「カメラ、準備完了よ」
飛龍「ビデオA、何時でも行けるわ!」REC
蒼龍「ビデオBもオッケーです!」REC
翔鶴「瑞鶴、連写機能ってどうやるのかしら?」
瑞鶴「えっと、ここをこうして……」
加賀「早くしなさい五航戦」
瑞鶴「分かってるわよ! 加賀さんこそ失敗しないでよね!」
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加賀「誰に言っているのかしら?」ギロッ
赤城「ほら、加賀さんと瑞鶴さんも喧嘩をしないで」
鳳翔(急に賑やかになったわね……)
鳳翔「あの、みんな。出来るだけ声量は……」シーッ
瑞鶴「ご、ごめんなさい……」
加賀「くっ……」
飛龍「いやぁ、それにしても提督無防備過ぎでしょ」REC
蒼龍(別の鎮守府の私も言ってたけど、食べちゃいたい)REC
翔鶴「…………」パシャパシャパシャパシャ
瑞鶴「翔鶴姉がもうスマホを使いこなしてる……」
赤城「加賀さん、なるべくそそるモノをお願いしますね」
加賀「心配要らないわ」ハナヂツー
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鳳翔「出来たら私にも少し……」
赤城「勿論ですとも」
瑞鶴「提督さん起きてたらなぁ、例の写真みたいにコスプレとかしてくれたかな?」
蒼龍「それだとこうして寝顔が撮れないんだけど……悩ましいわね」REC
翔鶴「私はこれで満足です」パシャパシャパシャパシャ
飛龍「容量大丈夫?」REC
-敵、接近-
赤城「――ッ! 皆さん撤退です! 見張りの彩雲が敵影を捉えました!」
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加賀「くっ……! こんな良い時に撤退だなんて……!」
飛龍「大淀さんにしばかれるより勘弁です!」
蒼龍「今は逃げよう! 生きてればまた来られるから!(撮影的な意味で)」
翔鶴「で、でも何処から逃げるんですか!」
瑞鶴「表が駄目なら、窓からしかないでしょ翔鶴姉!」
赤城「撤退!」
―――――――――――
提督「んあ……だいぶ寝てしまったか?」
鳳翔「いえ、三十分程ですからそんなに経っていませんよ」
提督「そうか。心地良い時間はあっと言う間に経つものだな」
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鳳翔(あの後大淀さんが鬼のような表情で乗り込んできたけど……あの娘達無事かしら)
鳳翔「どうしますか? まだお休みになられますか?」
提督「そうだな……目を覚ますがてら、外を少し歩こうと思うが」
鳳翔「出歩いて大丈夫なんですか?」
提督「心配要らない。風邪は治ってるし、大淀が皆に俺が休暇を取っていると通達は済んでいる」
鳳翔「そうですか。ではお邪魔でなければ私もお付き合いします」
提督「邪魔なもんか」
鳳翔(散歩とは言え、提督と一緒に歩くなんて……緊張するわ)
721 :
―――――――――――
提督「天津風じゃないが、良い風だな。陽気も暖かい」
鳳翔「提督は最近部屋にこもりっぱなしでしたからね」
提督「ああ、やはり風邪なんぞひくもんじゃないな。身体が鈍ってしょうがない」
鳳翔「でも無理は禁物ですよ。ぶり返しが一番怖いんですから」
提督「分かっているとも。だがこうして鳳翔と歩くなんて初めてだな」
鳳翔「そうですね。こうして提督と歩けてとても嬉しいです」
鳳翔(緊張感を悟られないようにするのも大変だけど……)
提督「嬉しい事を言ってくれる。俺も出来れば皆とこうしたいんだが……ほら、かなり大変だろう?」
鳳翔「ふふっ、そうですね」
鳳翔(私も正直言って大変なんですが……)
722 = 638 :
提督「皆ももう少し鳳翔のように耐性を持ってくれると良いんだがなぁ」
鳳翔「そんな、買いかぶり過ぎですよ」
提督「いやいや、その落ち着きを少しでも皆に分けたいぐらいだ」
鳳翔「そんな事……それに提督だって、最近ガラリと変わられましたよ」
提督「俺が?」
鳳翔「はい。以前の提督は、その、艦娘にというか、女性全てに警戒心を持っているような方でした」
提督「警戒……あ」
提督(……そうか。何で考え付かなかったんだ俺は)
提督(俺がここに居るって事は、本来俺が居るべき世界にここの世界の俺が居るかもしれないって事じゃないか)
提督(大丈夫だろうな、ここの世界の俺。元の世界ではここでの常識が非常識だからなぁ)
723 = 638 :
鳳翔「けれど今はこうして私達と打ち解けてくれています。嬉しいですが、不安でもあるんです」
鳳翔「また急に、変わったりはしませんよね? 提督」
提督(不安げな表情だ……)
提督(帰る世界がある以上、下手な安心感を持たせるのは残酷だが……)
提督「鳳翔」
鳳翔「あっ……」
鳳翔(て、提督が両手で私の肩を……!!)
提督「心配するな。俺は俺、変わらないよ。だから笑顔に戻ってくれ」
724 = 638 :
鳳翔「提督……」ウットリ
鳳翔(これはもう……駄目ね……)
提督「ああ」
鳳翔「私……我慢してきましたが、もう限界です……」ハナヂツー
提督「えっ」
鳳翔「……くはッ!」ハナヂブー
提督「」チノシャワー
提督「結局こうなるのか! 鳳翔おおおおおお!!」
【看病:鳳翔編】→【良い話からの鮮血END】
725 = 638 :
―――――――――――
提督(今日から提督としての仕事再開だ。大淀に負担をかけた分、頑張らなくては)
提督(だがそろそろ元の世界へどう戻るかの方法を模索する時かもな。ここの世界を堪能したと言えば堪能したし)
提督(鳳翔にはああ言ったが、元の世界にここの世界の俺が居る事を考えると不安しかない)
提督(しかしなぁ……異世界から戻る方法なんて皆目検討も付かん)
提督(う~ん。何かいつもと違うところとかあったかな?)
提督「ここに来た最初の日は慣れない早起きが出来て、それからテレビをつけて……」ピッ
726 = 638 :
『夏も間近! 魅惑の水着特集!』
『ここが穴場! 海水浴スポット』
提督(予想通り、男は水着でも完全ガードか)
提督(……って、うお!? 女性が胸を隠してない!? 半ヌーディストビーチ状態じゃないか!)
提督「…………」電源OFF
提督「…………」
提督「提督たるもの、深海棲艦を倒さずして元の世界に戻れるか!」
提督「もう少しここで頑張ってみよう。うん」
to be continued...?
727 = 638 :
これまでお付き合い頂き、ありがとうございます。
一先ず、この鎮守府での物語を終わりとします。読んで下さった方々には感謝です。
新しく書く際には、また読んでくれると嬉しいです。
続編は未定ですが、次は完全コメディでも書いてみたい。艦これ最高です。
では。
728 :
乙でした
729 :
乙
楽しませてもらいました
731 :
おつなのん
732 :
面白かったずい
出来ればまた続き読みたいずい
乙ずい
733 :
逆転世界でも水着でブラはつけるんじゃね?巨乳は
734 :
女性:ブラは着けても乳首は隠さない
男性:乳首を重点的に保護した水着、セクシーな人は乳首だけ隠す
735 :
大層乙であった
736 :
大淀でしゃばりすぎでつまらないな
737 :
この手の話はストッパーがいるからつまらなくなる
しかも毎回毎回いいとこで止めに来てウザいしな
主人公やヒロインがヤりたい放題してる方が遥かに楽しい
738 :
じゃあストッパー無しで自分で書いてどうぞ
739 :
まだこのまま行けた気もするが面白かった乙
740 :
おつおつ
741 :
おつピョン!
742 :
乙
気が向いたらこの続きを書いて
743 :
乙でした
744 :
元の世界にいる貞操観念強い提督の苦労話も見てみたい。
745 :
乙です。
続きも気になるけど、元の世界に行った(?)異世界提督の物語も気になるな。
746 :
まとめから来ました。
面白かったんで是非続きをお願いしたいです。
あと、↑でもあるような元世界の提督の苦労話も是非。
748 :
なっぎ
749 :
つっよ
750 :
しっ!
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